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20世紀ノスタルジア

  • posted at:2006-03-29
  • written by:砂月(すなつき)
にじゅっせいきのすたるじあ
Office Shirous
配給:大映
製作年:1997年
公開日:1997年7月26日
監督:原将人
企画:佐々木史朗 井上義久
製作:西村隆 佐藤美由紀
プロデューサー:梨木友徳
脚本:中島吾郎 原将人
音楽:原将人
撮影:馬場順一
ビデオ撮影:広末涼子 圓島努 余貴美子 根岸吉太郎 馬場順一 粂田剛 原将人
美術:丸尾知行
照明:金子高士
録音:浦田和治
編集:宮島竜治
衣装デザイン:小川久美子
ヘアメイク:佐藤光栄
スクリプター:生田透子
助監督:佐藤英明 粂田剛 押田興将
音響効果:岡瀬晶彦
ネガ編集:三陽編集室
タイミング:山岡秀雄
製作調整:澤井克一
製作主任:金子堅太郎
出演:広末涼子 圓島努 余貴美子 多田亜沙美 根岸吉太郎
アメリカンビスタ カラー 93分

桜木高校2年の放送部員・遠山杏は、大慌てで放送室に駆け込んだ。昼休みの時間を利用して校内に流す「桜木高校ニュース!」の内容が予定と違っていたからだ。杏は直ちに放送を中断した。担当の部員が内容をチェックせずに流したそのビデオは、杏が夏休みを利用して同級生の片岡徹と一緒に撮影した未完成の映画素材だった。その映像を面白がって観ていた放送部顧問の北村嘉代先生は映画を完成させるようにと杏に言った。徹が突然オーストラリアへ旅立ってしまったため、部室のロッカーには録画済のビデオテープが山のように詰まれていた。

夏休みを使ってビデオカメラの練習をしていた杏は、清洲橋の上で風景を撮影していた。そこに話しかけてきたのが徹だった。徹はニューヨークからきた天才ビデオアーティストということで転入時に学校中の話題になったが、人との付き合いを苦手にしていたため周りの生徒は彼を避けていた。

自称未来からやってきた宇宙人の徹は、エーテル体の宇宙人=ポルックス第7惑星宇宙生命文化研究所の調査員「チュンセ」がボディ・ジャックし、地球の文化についてレポートしていると杏に言った。そして徹の体の中では分裂が始まっており、彼女にもう一人の宇宙人のための体を貸して欲しいと言った。杏は半信半疑ながら両手を差し出し徹の手に触れると、彼女の体の中に「何か」が入り込んできたような気がした。その宇宙人の名前は「ポウセ」と言った。「ポウセ」は、「チュンセ」と徹が共同で作ろうとしているSF映画の手伝いをすることになった。

あれから数ヶ月が経った清洲橋の上で、杏は再び撮影を始めた。

屋台的映画館
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プロフィール

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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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