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花のあすか組!

  • posted at:2015-04-29
  • written by:砂月(すなつき)
はなのあすかぐみ
角川春樹事務所
配給:東宝
製作年:1988年
公開日:1988年8月13日 併映「ぼくらの七日間戦争」
監督:崔洋一
製作:角川春樹
プロデューサー:佐藤和之 大川裕 古賀宗岳
原作:高口里純
脚本:崔洋一
撮影:浜田毅
美術:今村力
録音:上田武志
照明:山口利雄
編集:西東清明
助監督:長谷川計二
製作主任:山田稔
音楽:佐久間正英
音楽プロデューサー:石川光
主題歌:「サティスファクション」ザ・ローリング・ストーンズ
記録:渋谷康子
装置:杉本喜作
装飾:若松孝市
撮影効果:平山茂
音響効果:原尚
演技事務:石毛好夫
衣裳:江橋綾子
ヘア・メイク:松倉はるみ
衣裳コーディネーター:林洋子
擬斗:横山稔
スチール:遠藤功成
宣伝:桜井弘道
現像:東映化学
協力:東映東京撮影所
出演:つみきみほ 武田久美子 松田洋治 美加理 川下敦史
アメリカンビスタ カラー 100分

199X年、ニューカブキタウンはドラッグと暴力にあふれ、ストリートギャング「レッドノーズゴッド」、少女秘密結社「GROUP-HIBARI」、新宿第4分署「PB-4」の三者に支配されていた。ある夜、レッドノーズゴッドが若者たちに赤玉という名のドラッグを売り捌いていると、いつもは見て見ぬふりをしている悪徳K官がPB-4を率いてやってきた。K官が逮捕するぞと脅すと、アーサーはしてみろよと赤玉の入った包みを投げて挑発した。それを合図に仲間たちが包みを次々と投げ始めるとK官はその場を後にしたが、他の警官たちは恥ずかしげもなくそれを拾い始めたのだった。それを見た若者たちが赤玉欲しさに群がると突然警察車両が爆発した。乗る直前で命拾いしたK官は、それがレッドノーズゴッドの仕業だと考え逮捕しようとした。一触即発となる中、あすかという少女が手榴弾を破裂させて混乱させると赤玉を積んだ車を奪って逃走した。リーダのトキはGROUP-HIBARIのナンバー2であるヨーコに詰め寄るが、彼女は白を切った。あすかは次にK官の弟がマネージャーを務める売春クラブに殴り込み騒動を起こした。すると従業員として先に潜り込んでいた相棒のミコがそれを利用して金庫を破り中の金をごっそりと持ち出した。

GROUP-HIBARIのリーダー・HIBARIの屋敷にはK官とトキが呼び出されていた。今回の事件の発端となったのはGROUP-HIBARIにいたあすかであり、そのせいでトキは車とともに赤玉を盗まれ、K官は7人の部下を病院送りにされ、彼の弟は店を潰された。だがHIBARIは勝手に出て行ったあすかに対する責任はないと言った。あすかをGROUP-HIBARIに連れてきたのはヨーコであり、ミコはヨーコの妹だった。HIBARIの側近である春日は彼女を責めるが、ヨーコは何も知らないんですと涙ながらに言った。するとHIBARIはお前があすかを殺れと命じた。他団体との関係悪化を恐れた彼女は内々に事を収めることにしたのだ。

屋台的映画館
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バーバー吉野

  • posted at:2014-07-12
  • written by:砂月(すなつき)
ばーばーよしの
PFFパートナーズ(ぴあ=TBS=TOKYO FM=日活=IMAGICA)
配給:ユーロスペース
製作年:2003年
公開日:2004年04月10日
監督:荻上直子
製作:矢内廣 中村雅哉 児島守弘 黒坂修 高野力
プロデューサー:天野真弓
ラインプロデューサ:池原健
脚本:荻上直子
撮影:上野彰吾
照明:鳥越正夫
録音:阿部茂 林大輔
整音:加藤大和
編集:普嶋信一
美術:松塚隆史
装飾:中澤正英
衣裳:松川好伸
メイク:宮崎智子
助監督:天野修敬
製作担当:服部公一
スクリプター:西岡容子
音楽監修:井出博子
出演:もたいまさこ 米田良 大川翔太 村松諒 宮尾真之介
アメリカンビスタ カラー 96分

山間部にある田舎町の神ノゑ町では、古くからの伝統が代々受け継がれてきた。この町には「山の日」という一日だけ行われる行事がある。それは夏の間に日照りや大雨が続かないように、山の神にお供えとお祈りをするのだ。そのときに小学生が山に向かって合唱をするのだが、参加するのは男子のみと決められていた。山の神が女性であることから、女子が混じっていると嫉妬して機嫌を損ねてしまう恐れがあるからだった。

神ノゑ小学校に通う男子生徒は、全員「吉野ガリ」と呼ばれる前髪を眉毛の上辺りできっちりと切りそろえたマッシュルームカットにしなければならなかった。昔からの言い伝えでは、裏山に山の神に仕える天狗が住んでいて、その天狗がたまに悪さをして町の少年をさらって行った。頭を悩ませた町の人たちは、天狗の目を欺くために子供の髪型を同じにした。その話が100年以上も言い伝えられてきたため、神ノゑ町の住民はそれが当然のことだと思っていた。散髪は、代々続く町唯一の床屋「バーバー吉野」の吉野良子が一手に引き受けていた。良子の温厚で真面目な人柄は町内の人たちから信頼されており、いつの間にか風紀係のような役割も果たすようになっていた。

ある日、良子の長男・慶太のクラスに東京からの転校生がやってきた。坂上洋介は茶髪のイケメン。都会的なセンスに女子たちの視線は釘付けになり、男子たちは嫉妬した。放課後、家が学校から近いという理由で、慶太は北野先生から洋介に町の案内をするように言われた。渋々引き受けた慶太はいろいろと説明しながら歩いたが、洋介は興味ない様子だった。やがて慶太の家に着くと、洋介はある疑問を口にした。山の日のために男子が何故みな同じ髪型をしなければならないのかと。すると店内から良子が出てきて、町の人と仲良くなるためにはすぐにでも髪型を変えた方がいいと言った。今ならお客がいないからと強引に店内に引き込もうとしていたときにやってきたのは、慶太が恋心を抱く上杉真央とその友達だった。私たちが代わりに町を案内するわと洋介を連れて行ったため、その場に残された慶太は面白くなかった。

屋台的映画館

配達されない三通の手紙

  • posted at:2014-02-01
  • written by:砂月(すなつき)
はいたつされないさんつうのてがみ
松竹
配給:松竹
製作年:1979年
公開日:1979年10月6日
監督:野村芳太郎
製作:野村芳太郎 織田明 田中康義
原作:エラリー・クイーン
脚本:新藤兼人
撮影:川又昂
美術:森田郷平
音楽:芥川也寸志
録音:山本忠彦
調音:松本隆司
照明:小林松太郎
編集:太田和夫
スチール:金田正
監督助手:大嶺俊順
装置:横手輝雄
装飾:磯崎昇
衣裳:松竹衣裳
スタイリスト:原由美子
現像:東洋現像所
進行:副田稔
製作主任:吉岡博史
出演:栗原小巻 片岡孝夫 神崎愛 蟇目良 松坂慶子
アメリカンビスタ カラー 131分

山口県萩市の名家・唐沢家にロバート・フジクラ、通称ボブと名乗る青年が訪ねてきた。彼は長門銀行頭取・唐沢光政の甥に当たり、日本文化の研究のためにアメリカからやってきたのだ。その夜は月に一度開かれる晩餐会で、ボブは皆から歓迎された。そこに遅れて現れたのは光政の次女・紀子だったが、気分が冴えずに自室へすぐ戻ってしまった。しばらく滞在することになったボブに与えられたのは、3年前に紀子と婚約者・藤村敏行の新居となるはずだった一軒家だった。二人の結婚が決まったことで光政はその家を建てたのだが、結婚式当日に藤村は突然失踪したのだ。この出来事で心に深い傷を負った紀子は、それ以来塞ぎ込むようになった。 ある日、姉・麗子からの電話で藤村が町に戻ってきたことを知った紀子は興奮してじっとしていられず、母・すみ江が止めるのも聞かずに家を飛び出した。魂のぬけたような生活をしていた紀子が自分を取り戻したことを妹の恵子は喜び、麗子が経営するスナックまで車で送って行った。恵子は地方検事の峰岸と婚約していたが、紀子のことが心配で結婚に踏み切れないでいた。 藤村と破談をした原因が自分にあると考えていた紀子は、彼と長い時間話し合った末に結婚することに決めた。だが父親から反対されることは目に見えていた。そこで紀子は藤村とともの帰宅すると、光政に反対ならばこの家を出て行くと言い放ったのだ。困った光政は、過去三年間に起こったことを全て水に流す変わりに、監視目的で藤村を銀行で働かせること、新居で暮らすことを結婚の条件にした。

結婚式当日、唐沢家にやってきたのは麗子だった。留守番をしていたボブは驚き、早く式場に行くようにと促したが、彼女は招待されていなかったのだ。7年前、萩に公演に来ていた新劇の役者と恋に落ちた麗子は駆け落ちし、光政から勘当された。結局1年ほどで捨てられ、今も独身を貫いていたのだった。ボブは麗子や恵子と関わるうちに、藤村や唐沢家にまつわる様々な事情を知ることになった。それからしばらく経ったある日、唐沢家を訪れたのは藤村の妹・智子だった。彼の両親は既に他界し血のつながりがあるものは智子しかいなかったが、何故か藤村は彼女を結婚式に呼ばなかったのだ。家族が増えたことを喜ぶ紀子と違い、藤村の表情は暗かった。 紀子たちが新婚旅行に行っている間に届いた荷物は、智子が使っている新居の二階の部屋に置かれたままになっていた。ボブと恵子が一階の奥の部屋へ荷物を運んでいたとき、紀子が誤って何冊かの本を落としてしまった。慌てて拾い上げようとした一冊の間から封をしていない封筒が覗いていたため、紀子は気になって中に入っていた三通の手紙を読んだ。恵子が荷物の置き場所を聞くために戻ってくると、紀子は青ざめて座っていた。

屋台的映画館

花と嵐とギャング

  • posted at:2013-01-13
  • written by:砂月(すなつき)
はなとあらしとぎゃんぐ
ニュー東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1961年
公開日:1961年6月23日 併映「風来坊探偵 岬を渡る黒い風 」
監督:石井輝男
企画:斎藤安代 吉田達
原作:藤原審爾
脚本:佐治乾
撮影:星島一郎
録音:小松忠之
照明:原田政重
美術:近藤照男
音楽:三保敬太郎
編集:鈴木寛
助監督:鷹森立一
進行主任:白浜汎城
出演:高倉健 江原眞二郎 曽根晴美 小宮光江 鶴田浩二
シネマスコープ モノクロ 83分

日本に戻ってきたギャングの香港ジョーが空港を出ると、二人の男に挟まれた。彼らは用意した車に乗せようとドアを開けるが、そこには先回りしたスマイリー健が拳銃を構えて待っていたのだった。健が一人を殴って気絶させると、ジョーも加勢した。何だ?こいつらはと健が尋ねると、これが欲しかったんだろうとジョーは持っていたバッグを示した。翌日、札束の入ったそのバッグを持って河北組を訪れたジョーは、空港で会った二人組が会長からの護衛だったことを知った。恐縮するジョーは健が出所したことを伝え、兄弟分である彼とツンパが良からぬことを企んでいるに違いないと忠告した。すると河北は、お前の妹・佐和の亭主だからどうしたらいいと逆に質問した。それを聞いたジョーは、仕事は仕事だから自分には関係ないと言った。話し終えたジョーが立ち去ろうとすると、河北はお前の弟に仕事をさせると言った。その仕事の内容を尋ねると、組の若い者がブツをちょろまかしたため、17歳の正夫に始末を任せるというのだ。彼はやはり自分とは関係ないと答えたが、そうは言ったものの心配になり弟の仕事現場へ行った。ブツを売ってカタギになろうとした男に正夫は銃を構えたが、怖くて引き金を引くことは出来なかった。見兼ねたジョーは早くやらねえかと声をかけ、震えてちゃ当たらないと銃を奪った。そして男に近づき2、3発殴ると正夫の方に向き直り、こいつがくたばるのを見て行くかというと、彼は恐れをなしてその場を去った。正夫の姿が見えなくなるとジョーは懐から血を拭くためのハンカチを取り出し、怖かったら二度とつまらない真似はやめろと渡した。

健は妻の佐和に近々大きなヤマがあることを明かした。それが銀行相手だとわかると佐和は一人、二人じゃ出来やしないし、大勢だと分け前が減ると指摘した。横浜でバー・ベラミを経営している佐和はこの商売が潮時だと考えていた。大きな仕事をして足を洗い、ブラジルにいる友人のもとへ行くことも一つの選択肢だと考えていた彼女は、自分と健、ツンパ、正夫の他に仲の悪いウイスパーと楽隊を加えることで、仕事のあとで二人が殺しあえば分け前が増えるし、ツンパに払わなければもっと増えると提案した。すると健もいいアイデアだと納得した。今回の仕事は3年間刑務所に入っていた健のためにツンパが考え出したことだが、今度も割りを食うのではないかと疑っていたのだ。

屋台的映画館

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル

  • posted at:2012-07-02
  • written by:砂月(すなつき)
はなだしょうねんしゆうれいとひみつのとんねる
映画「花田少年史」製作委員会(日本テレビ放送網=光和インターナショナル=バップ=読売テレビ=読売新聞=報知新聞=読売エージェンシー=松竹)札幌テレビ放送=宮城テレビ放送=中京テレビ放送=広島テレビ放送=福岡放送
配給:松竹
製作年:2006年
公開日:2006年8月19日
監督:水田伸生
企画製作:鈴木光
製作:高田真治 平井文宏 西垣慎一郎 中村仁 松本輝起
エグゼクティブプロデューサー:奥田誠治
プロデューサー:原田文宏 佐藤貴博
原作:一色まこと
脚本:大森寿美男
音楽:岩代太郎
音楽プロデューサー:長崎行男 高桑晶子
主題歌:「愛しさと心の壁」サンボマスター
撮影:藤石修
美術:小澤秀高
録音:小野寺修
照明:上田なりゆき
編集:田中愼二
装飾:西渕浩祐
助監督:城本俊治 相沢淳
製作担当:宿崎恵造
テクニカルスーパーバイザー:都築正文
VFXプロデューサー:篠田学 高瀬巌
VFXスーパーバイザー:進威志 稲葉貞則 小田一生
製作プロダクション:光和インターナショナル
企画製作:日本テレビ放送網 光和インターナショナル
出演:須賀健太 篠原涼子 西村雅彦 北村一輝 安藤希
アメリカンビスタ カラー 123分

ある日の小さな港町。この町に続くトンネルを通過中のトラックが急停車した。出口付近にセーラー服を着た少女が立っていたからだ。いくら怒鳴っても少女がそこを退こうとしないため、いらだった運転手はクラクションを何度も鳴らした。すると彼女はトラックに向かって走り出すと姿を消し、掌だけがフロントガラスに貼りついたのだった。驚いた運転手はアクセルを踏み込むとトンネルを脱出した。猛スピードで走るトラックの前に現れたのは道を横切ろうとした自転車だった。運転手は慌ててハンドルを切ったが間に合わなかった。

小学3年生のわんぱく坊主・花田一路は学校から帰るとおやつの種無しぶどう・デラウェアにかぶりつきながらテレビのスイッチを入れた。ところが画面は歪みっぱなしでまともに見ることが出来なかったため、怒った一路は母・寿枝の大切なギターでテレビを叩いたのだった。青春の思い出であるギターの無残な姿を見た寿枝は激怒し二人はいつものように大喧嘩を始めた。騒動から逃げ出した一路は、近所にいた親友の村上壮太を引き連れて遊びに出掛けたのだった。

道路に横たわる一路、知らせを聞いて駆けつける家族たち。彼はその様子を上空から眺めていた。一路は天国へ旅立とうとしていたのだ。光が差す方へ向かおうとしたそのとき、行っちゃダメだと足を引っ張ったのは、トンネルの少女・香取聖子だった。聖子は、一路の髪を引っ掴むと彼を下界へ投げ飛ばしたのだった。 病院に運ばれた一路の意識レベルは低く、このまま昏睡状態が続く可能性があった。医師から説明を受けうろたえる寿枝の目の前で一路はむっくりと起き上がった。

一路は陽気なタクシー運転手の父・大路郎、明るくてたくましい母・寿枝、クールな中学生の姉・徳子、冗談好きな祖父・徳路郎の四人に囲まれた賑やかな家庭に育った。その日の夕食は一路の話題で盛り上がった。そんな中、寿枝は運転手の奥さんから聞いた奇妙な話をした。運転手はトンネルの中でセーラー服を着た幽霊に遭遇したというのだ。それを聞いた大路郎はもうそんな歳になったのかと言った。トンネルには以前から小さな女の子の幽霊が出るという噂があったが、その後ランドセルを背負う姿を目撃した者がいたことや今回のセーラー服姿が確認されたことで、大路郎はこの世に未練を残した幽霊が成長しているのではないかと考えていたのだ。一路は、その娘のおかげで戻ることが出来たんだと力説したが、家族は誰も信じようとはしなかった。 その夜、一路の前に現れたのは近所でタバコ屋を営む吉川の婆ちゃんだった。彼女は最近拾った犬の面倒を見て欲しいと言った。自分ですればいいだろ一路が突き放すと、それが出来ないからこうして頼みに来たんじゃないかと言って婆ちゃんは涙を流したのだ。その頃、吉川家では婆ちゃんが急死した。一路は事故以来、幽霊の姿が見えるという不思議な能力を持つようになっていたのだ。

屋台的映画館

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