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超力戦隊オーレンジャー

  • posted at:2015-09-13
  • written by:砂月(すなつき)
きょうりょくせんたいおーれんじゃー
東映=東映ビデオ
配給:東映
製作年:1995年
公開日:1995年4月15日 併映「人造人間ハカイダー」「重甲ビーファイター」
監督:こばやしよしあき
製作:渡邊亮徳
企画:吉川進
プロデューサー:鈴木武幸 高寺成紀
原作:八手三郎
脚本:上原正三
音楽:横山菁児
主題歌:「オーレ!オーレンジャー」速水けんたろう
撮影:いのくままさお
照明:磯山忠雄
美術:安井丸男
録音:石川孝
編集:成島一城
記録:高山秀子
選曲:宮葉勝行
音楽アドバイザー:秋本彰
音響効果:大泉音映
計測:黒須健雄
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:東京衣裳新社
装飾:装美社
装置:東映美術センター 紀和美建
企画協力:企画者104
キャラクターデザイン:阿部統 森木靖泰
資料担当:葛西おと
造型:レインボー造型企画 前澤範
ミニチュア:アルファ企画 東陽モデル ミューロン
視覚効果:映画工房 沖満 長部恭平
現像:東映化学
技術協力:東通
カースタント:タケシレーシング
オートバイ協力:スズキ株式会社
アクション監督:山岡淳二
アクション:横山一敏 竹内康博 中川清人 武智健二 村上利恵 中川素州 藤田健次郎 橋本恵子 大西修 森美昭
助監督:諸田敏
進行主任:小迫進
製作デスク:岩永恭一郎
製作担当:藤田佳紀
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 尾上克郎
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 林方谷
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 木植健次
特撮監督:佛田洋
製作協力:東映テレビプロダクション
宣伝協力:テレビ朝日
製作協力:バンダイ
出演:宍戸勝 正岡邦夫 合田雅吏 麻生あゆみ 珠緒
アメリカンビスタ カラー 40分

地球を支配し人間の奴隷化を企むマシン帝国バラノイア。皇帝一家の召使い・アチャは、皇帝バッカスフンドと皇妃ヒステリアの子息・皇子ブルドントに映画「機械帝国の世紀」を撮らせるために専用の撮影所「ブルドントスタジオ」を用意した。このSFX超大作映画は人類の滅亡と機械帝国の勝利を描くというものだった。アチャは映画に出演する俳優をスカウトするためにマシン獣・カメラトリックを使って健太、清、浩の三人組を誘拐した。そしてセスナ機からチラシを撒き追加の出演者を集めるした。

東京C地区ポイント370で小学生の失踪事件が発生し、通報を受けたオーレンジャーの星野吾郎と二条樹里は現場に急行した。同じ頃、空から降ってきたチラシを小学生の美佐子が拾った。風の音を聞くことが好きな彼女は芸能界に興味がなかったが、ギャラが1000万円と聞き考えが変わった。美佐子の傍にカメラトリックが飛んできたため吾郎は危ないと呼び掛けるが、目の前でまるでビデオカメラに写し盗られたように姿を消してしまった。吾郎はU.A.O.H.(国際空軍防衛部隊)本部の三浦尚之参謀長に報告するとU.A.ビハイクルで飛び去るカメラトリックを追跡した。

美佐子が姿を現したのはブルドントスタジオの入り口だった。そこにはクラスメイトの健太たちもおり、何故自分たちがここにいるのかと疑問を口にしていると迎えのワゴン車がやってきた。4人が連れてこられたのは屋内のスタジオで、待っていたアチャは厳しいオーディションをくぐり抜けて選ばれた皆さんが明日のムービースターだと言った。早速出演していただきますとヘッドマウントディスプレイを配りベンチに座らせた。すると美佐子たちはバーチャルリアリティーの世界に引き込まれた。同じ頃、三浦が怪電波の発信源を特定し、オーレンジャーの5人(吾郎、四日市昌平、三田裕司、二条樹里、丸尾桃)はブルドントスタジオへの潜入を開始した。

屋台的映画館
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ちょうしんせいふらっしゅまんだいぎゃくてんたいたんぼーい
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年3月14日 併映「グリム童話 金の鳥」「新メイプルタウン物語 パームタウン編」
監督:山田稔 東條昭平
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:田中公平
主題歌:「超新星フラッシュマン」北原拓
・・・:「ファイティングポーズ フラッシュマン」北原拓
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:川西隆
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:成島一城
製作担当:山本康郎
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:斉藤りさ
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:東京衣裳
装飾:装美社
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ (株)オートラマ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 藤田泰男
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:垂水藤太 植村喜八郎 石渡康浩 中村容子 吉田真弓
アメリカンビスタ カラー 30分

様々な生体改造実験を行い凶悪化する改造実験帝国メス。彼らの前に宇宙中の生物が恐れると言われる暗黒のハンターのサー・カウラーが現れた。辺境宇宙での生物狩りに飽きたカウラーが最強の獲物を探し求めていたところ、メスが地球で苦戦していることを知りやってきたのだ。彼は部下の中でも腕利きの四人衆(バウラ、ケラオ、ハグ、ホウ)と、右腕として宇宙中を荒らし回った獣戦士ザ・ズコンダを呼び寄せた。

地球歴1966年に地球の5人の子供がさらわれたが、それを行ったのがサー・カウラーだった。5人の戦士たち(ジン、ダイ、ブン、サラ、ルー)は20年前の真実を聞くために捜し出すが、カウラーは容赦なく攻撃しズコンダを放った。ズコンダはコンビナートを襲って熱エネルギーを吸収すると二体に分裂した。5人はフラッシュマンに変身したが、カウラーと二体のズコンダ、そして四人衆とも戦うことになり、不利と見るや一時退避した。

ズコンダが送電線の鉄塔から電気を吸収しているとフラッシュマンが現れた。だがそれはカウラーが仕掛けた罠だった。レッドフラッシュがプリズムシューターを放ちズコンダが怯んだ隙に5つの武器を合体させたローリングバルカンで攻撃した。エネルギー弾は命中しズコンダは消滅したが、そのエネルギーがズコンダを分裂させたのだった。巨大エネルギー生命体・クラーゲンによって巨大化した二体のズコンダに対抗するために巨大ロボ・フラッシュキングを呼び出したフラッシュマンだったが、一度に左右の攻撃を防がねばならず苦戦した。そこに現れたのは彼らをサポートする高性能ロボット・マグが操縦する巨大戦闘母艦・スターコンドルで、ビームで応戦する間にフラッシュキングはキングミサイルを発射した。連続攻撃にも怯まないズコンダに対しコズモソードで必殺技・スーパーコズモフラッシュを繰り出した。一体目を一閃すると返す刀で二体目の体を貫くが、爆発する瞬間に抱きつかれ倒れたフラッシュキングは左腕と左脚を失った。心配したマグがいくら呼び掛けても応答はなかった。フラッシュマンは死んでしまったのだろうか。

屋台的映画館

超新星フラッシュマン

  • posted at:2014-12-19
  • written by:砂月(すなつき)
ちょうしんせいふらっしゅまん
東映
配給:東映
製作年:1986年
公開日:1986年3月15日 併映「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争」「キン肉マン ニューヨーク危機一髪!」「キャプテン翼 明日に向って走れ!」
監督:山田稔
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:田中公平
主題歌:「超新星フラッシュマン」北原拓
・・・:「ファイティングポーズ フラッシュマン」北原拓
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:成島一城
製作担当:山本康郎
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:斉藤りさ
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
撮影協力:群馬サファリパーク
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 藤田泰男
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:垂水藤太 植村喜八郎 石渡康浩 中村容子 吉田真弓
アメリカンビスタ カラー 20分

遥か昔から宇宙を放浪し生命が存在する惑星で生体改造実験を行う改造実験帝国メス。大帝のラー・デウスは大博士のリー・ケフレンと組み、宇宙生物と地球生物の遺伝子を利用して最強かつ最高の改造生命体を造る野望に燃えていた。そのためには様々な動物のサンプルが必要になることから彼らはこども動物園の小動物にも目をつけたのだった。兵士ゾロー率いる準幹部のウルクとキルトは子供を追いやると片っ端から動物を捕まえて行った。その頃、フラッシュマンはメスの本拠である改造実験基地ラボーの行方を追っていた。レッドフラッシュはスーパーバイク・フラッシュホークで岩場を走っていたが、突然現れた獣戦士ザ・ガラゴスに攻撃された。プリズムシューターで応戦するもガラゴスは驚異の跳躍力を活かした攻撃を繰り出した。ガラゴスは長距離の異動も可能で、ゾローが足止めをした他の4人のところにも現れると攻撃を仕掛けた。豹のジャンプ力、ゴリラのパワー、クモの動き、獲物を逃さない鷹の目、イルカの素早さを持つガラゴスの前にフラッシュマンは敗れた。

地球歴1966年、メスの指揮下にあるエイリアンハンターの一団は地球上の生物の収集を行ったが、その中の5人の子供がフラッシュ星人に助け出され星系の5つの星に分かれて育てられた。それから20年後、自分たちをさらったメスが地球侵略を進めていることを知ると、生まれ故郷である地球を守るためにフラッシュ星のテクノロジーとそれぞれの能力を活かし超新星フラッシュマンとして戦うことに決めた。

命からがら貨物列車に逃げ込んだ5人(ジン、ダイ、ブン、サラ、ルー)だったが、ガラゴスは彼らの居場所を突き止めた。何故ならガラゴスは犬の嗅覚まで持っていたのだ。戦いの場を地上に移して仕切り直すが、仔犬を見たガラゴスは突然動揺しパニックに陥って逃げ出した。不思議がってサラが仔犬を抱き上げると子供たちがやってきた。その犬はポチといい、団地で飼えない動物たちをこども動物園で飼育していた。メスの狙いが小動物にまで及んでいることを知ったジンは怒りに震えるが、そこに現れた幹部のレー・ワンダやレー・ネフェルはポチまでも奪い取ろうとした。

屋台的映画館

チーム・バチスタの栄光

  • posted at:2013-02-17
  • written by:砂月(すなつき)
ちーむばちすたのえいこう
TBS=東宝=「このミス大賞」連合=MBS=CBC=RKB=HBC=S・D・P=朝日新聞社=TCエンタテインメント=クロスメディア
配給:東宝
製作年:2008年
公開日:2008年2月9日
監督:中村義洋
製作:加藤嘉一 島谷能成 劒重徹 當麻佳成 細野義朗 林尚樹 松田英紀 溝口博史 後藤尚雄 仲尾雅至
エグゼクティブプロデューサー:間瀬泰宏
企画:市川南
プロデューサー:佐倉寛二郎 山内章弘
ラインプロデューサー:橋口一成
原作:海堂尊
脚本:斉藤ひろし 蒔田光治
撮影:佐々木原保志
音楽:佐藤直紀
主題歌:「You’re my sunshine」EXILE
照明:祷宮信
録音:小野寺修
美術:部谷京子
編集:阿部亙英
キャスティング:空閑由美子
装飾:小池直実
スクリプター:柳沼由加里
助監督:高野敏幸
制作担当:畑山佳津子
出演:竹内結子 阿部寛 吉川晃司 池内博之 玉山鉄二
アメリカンビスタ カラー 118分

心臓移植が困難な拡張型心筋症の患者には、難易度の高いバチスタ手術が行われる。バチスタ手術とは拡張した左心室の心筋を切り取り、形を整えた後に縫い縮める方法である。一般的な成功率が6割程だったが、東城大学付属病院の外科医・桐生恭一は着任して一年の間に26回の手術を連続で成功させた。評判は全国に知れ渡り患者が各地から集まって来たが、桐生率いる「チーム・バチスタ」は何故かその後、三例の失敗を重ねた。事態を重く見た桐生が病院長の高階権太に相談をした結果、内部調査が行われることになった。高階は有働喜三郎神経内科学教室教授に調査を依頼したが、彼は私用を理由に職務を心療内科不定愁訴外来医(愚痴外来と呼ばれることが多い)の田口公子に押し付けたのだった。本来、このような調査はリスクマネジメント委員会が担当するのだが、事を大袈裟にしたくない高階は公子に調査を一任した。専門知識がない者を起用したことは、物事を客観的に捉えることが出来るからだった。

「チーム・バチスタ」はリーダーで執刀医の桐生の他に、彼の右腕と呼ばれる第一助手の垣谷雄次、第二助手の酒井利樹、麻酔医の氷室貢一郎、人工心肺を操作する臨床工学技士の羽場貴之、看護師の星野響子、病理医の鳴海涼の七人で構成されている。27回目以降の手術のうち、ケース27、29、30でいずれも成人の患者が死亡したが、何故かケース28の子供の患者だけ成功していた。公子は個別に聞き取り調査を行い、寿退職した響子に替わって入った大友直美が手術の流れに微妙な狂いを生じさせているという証言を垣谷から得た。彼女が加わったのはケース27からだったが、酒井の見解は違った。器械出しが替わったからといって手術が失敗するはずがなく、桐生のペースに付いて行けない垣谷の方に問題があると言うのだ。垣谷は次期助教授の呼び声が高かったが、アメリカから桐生が来たことでその立場が危うくなった。つまり手術の失敗を一番喜んでいるのは垣谷だと酒井は言った。一方で垣谷と同じ考え方をする者もいた。それは自分の未熟さを責める直美だった。彼女は響子との力量差がチームのリズムを狂わせ、患者を死に追い込んだのだと思い悩んでいた。公子は羽場にも直美のことを尋ねてみたが、人工心肺装置の操作に夢中でわからないという答えが返って来た。

ドクターヘリでアガピ・アルノイドという西アフリカの少年兵が急患として運ばれて来た。政府軍に撃たれ重傷を負った少年は国境なき医療団によって一命を取り留めたが、重い拡張型の心筋症が見つかった。反政府ゲリラということでアメリカが治療を拒否したことで「チーム・バチスタ」に白羽の矢が立ったのだ。そんな中、公子は忙しい氷室を捉まえ、術死が起きる前と後で何か違いがないかと尋ねた。氷室は思い当たることは何もないと答えたが、次は子供だから大丈夫じゃないかなと付け加えた。万が一の場合、国際問題に発展することも考えられたが、桐生は子供への手術で失敗をしたことがなかったからだ。切除した心筋から一部を切り取って凍らせ、薄切した部位を顕微鏡で見て確認を行うのが病理医・鳴海の仕事だ。公子は失敗した三例について尋ねたが、鳴海はナッシングでパーフェクトだと答えた。彼の右腕には大きな切り傷があり、それを不思議そうに眺める公子に気付いた鳴海は、外科医時代の不注意で出来たことを話し始めた。鳴海は桐生の義理の弟で、アメリカにいたときからチームを組んでいたが、細かい作業が困難になったことを理由に病理医へ転身したのだ。鳴海は三例の術死を殺人だと考えていた。

桐生の直属の上司で臓器統御外科の黒崎誠一郎教授が立ち会う中、ケース31は行われた。手術は困難を極めたが無事に終わり、公子はホッと胸を撫で下ろした。問題は何も見つからなかったという内容の報告書を提出し、いつもの日々に戻った公子のもとへ現れたのは、厚生労働省大臣官房付・白鳥圭輔だった。高階とは古くからの付き合いだという白鳥は、一連の術死は医療事故に見せかけた殺人だと断言した。

屋台的映画館

地球防衛軍

  • posted at:2012-01-28
  • written by:砂月(すなつき)
ちきゅうぼうえいぐん
東宝
配給:東宝
製作年:1957年
公開日:1957年12月26日 併映「サザエさんの青春」
監督:本多猪四郎
制作:田中友幸
原作:丘見丈二郎
潤色:香山滋
脚本:木村武
撮影:小泉一
美術:安倍輝明
録音:宮崎正信
照明:岸田九一郎
音楽:伊福部昭
監督助手:梶田興治
編集:岩下廣一
現像:東洋現像所
制作担当者:坂本泰明
特殊技術・撮影:荒木秀三郎 有川貞昌
特殊技術・美術:渡辺明
特殊技術・照明:城田正雄
特殊技術・合成:向山宏
特技監督:円谷英二
出演:佐原健二 白川由美 河内桃子 平田明彦 志村喬
シネマスコープ カラー 88分

天体物理学者の白石亮一は、富士山麓に近い小さな村に移り住んでいた。夜通し行われる村祭りの夜、遊びに来ていた同僚の渥美譲治は亮一に岩本広子と一緒に踊れよと促した。すると二人の間は気まずい雰囲気になり、亮一は境内の外へ歩いて行った。彼のあとを追いかけた譲治は、広子との婚約を解消した理由を聞き出そうとした。すると亮一はしばらくこの村で暮らすから誰とも結婚をする気はないと言った。天体物理学者をやる者がここにいてどうするんだと尋ねたとき、亮一は向こうの山で火事が起きていることに気付いた。そして先に帰れと譲治にいうとその方向に走って行った。山火事は木の根元から火が立ち上るという奇妙な燃え方をしていた。亮一はその後、姿を消した。

亮一の様子を譲治に見に行かせたのは天体物理学の権威・安達賢治郎博士だった。預かった封筒には論文が入っており、安達はタイトルを見るなり相変わらずだなと言った。その「ミステロイドの研究」という論文は、火星と土星の間にある小さな星の群れはかつて一つの遊星だったという持論で、彼はその星をミステロイドと呼んでいた。だが途中までしか書いておらず、安達は自尊心の強い男が珍しいと首をひねった。そのとき譲治が勤める大学から村が大きな地滑りを起こしているという連絡が入った。心配になった譲治は再び村に戻ることにしたが、車中でこの地震は人工的なものかもしれないという話を警察官から聞き、不安にかられた。現場では壊れた神社の鳥居が本来とは違う場所で見つかったり、前日に見られた放射能の反応が極端に下がるなど奇妙なことが多発していた。譲治は警察官とともに山火事の現場に向かったが、その途中でジープのタイヤが焦げてパンクした。熱を持った地面にガイガーカウンターを向けると放射能の反応があり、原因を調べているうちに突然目の前の山が崩れ巨大なロボットが出現した。譲治たちは光線を放つロボットから命からがら逃げ出した。富士中央警察署は対策本部を置き、防衛隊に出動要請を行った。ロボットが次々と街を破壊して行く中、防衛隊は防御線を張って住民を避難、誘導した。そして火炎放射器やロケット砲などで応戦すると川の方へ誘い込み、鉄橋もろとも爆破した。落下したロボットは大破し活動を停止した。

天体望遠鏡で月を観測していた安達は、月の裏側に不思議な現象が起きていることに気付いた。それは亮一の論文に書かれていたことと一致していたのだ。安達は訪ねてきた譲治に写真を見せ、飛行物体が月、人工衛星、地球を往復しているという論文の内容を説明した。すると譲治も、亮一の妹・江津子と避難する際に三機の円盤を見たことを明かした。驚いた安達はマスコミを通じて全世界に情報を発信した。

屋台的映画館

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