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うた魂(たま)♪

  • posted at:2009-08-05
  • written by:砂月(すなつき)
うたたま
「うた魂♪」製作委員会(日活=文化放送=朝日新聞社)
配給:日活
製作年:2008年
公開日:2008年4月5日
監督:田中誠
製作:佐藤直樹
製作代表:小餅憲一 後藤尚雄
エクゼクティブプロデューサー:馬場清
プロデューサー:有重陽一 野間清恵 川上竜生
アソシエイトプロデューサー:山本章
脚本:栗原裕光 田中誠
撮影監督:鈴木一博
音楽:林祐介
音楽プロデューサー:和田亨
主題歌:「青い鳥」ゴスペラーズ
美術:新田隆之
録音:岩倉雅之
編集:大永昌弘
装飾:松田光畝
キャスティング:おおずさわこ
スクリプター:田口良子
助監督:野本史生
製作担当:大沢忠生
製作プロダクション:日活撮影所
出演:夏帆 ゴリ 徳永えり 亜希子 薬師丸ひろ子
アメリカンビスタ カラー 120分

北海道・函館の七浜高校に通う2年B組の荻野かすみは、合唱部に所属しソプラノパートリーダーを務めている。彼女は自分が歌う姿と声に心底惚れ込んでいたが、それと同じくらい好きだったのがイケメン生徒会長の牧村純一だった。純一から放課後に校舎の屋上で会えないかと言われたかすみは、それが彼からの告白だと信じて疑わなかった。受験勉強のために三年生が引退した合唱部では、アルトパートリーダーの松本楓が部長に、ピアノ伴奏担当の野村ミズキが副部長に就任することになった。新体制での練習が始まったが、思った以上に時間が延びてしまい、純一のことを心配したかすみは早めに切り上げて屋上へ向かった。ところが純一の話は告白ではなかった。数日後に行われる合唱コンクールの北海道予選壮行会で歌うかすみの写真が撮りたいというのだ。落胆するかすみだったが、遠まわしな告白かもしれないと解釈した彼女は一瞬にして立ち直った。かすみの頭の中では、歌っているあたし=美しいもの=美への賛美=あたしへの愛情表現となっていた。

一学期の終了日で壮行会当日、かすみは感情豊かに歌い上げ、純一はその表情を激写した。純一に呼び出されたかすみは、写真を受け取り思わずつぶやいた。うそ、あたし歌ってるときこんな顔してるの?。純一からは産卵中のシャケみたいな顔でユーモラスじゃんと笑われ、さらに生徒会新聞・七浜タイムスに写真が載ったことで歌唱中の顔を知らないのは自分だけだということがわかりショックを受けた。激怒したかすみはD組に乗り込み、純一に張り手を食らわせた。コンクールの予選は一ヵ月後に迫っていたが、鏡に映る自分の表情が気になり練習に集中出来なくなっていた。彼女は練習を途中で抜け出して帰宅しようとしていたが、純一に思いを寄せる青柳レナからも追い討ちを掛けられ自信を失った。夏休みに入ったがかすみは練習に参加しようとはしなかった。一週間経ったある日、登校した彼女は合唱部の顧問で産休代員の瀬沼裕子に退部を申し出た。相談を受けた裕子は、自分の人生なのだから辞めたいなら辞めるのもありかなとあっさり承諾した。その条件として明日行われる七浜七夕祭りの合唱祭に出場し、部員たちに自分の口で説明するように言った。

ラストステージは必要だという裕子の言葉を受けたかすみは、気持ちの整理がつかないまま合唱祭に出場することになった。しかし本番になっても彼女の表情は冴えず、下を向いてばかりだった。かすみを心配した楓とミズキは、カッコ悪いからもう人前で歌いたくないという彼女の言葉を聞いてショックを受けた。放っておいて欲しいと逃げるかすみとそれを追いかける楓たちは、突如ヤンキーたちに取り囲まれた。彼らは湯の川学院高校の合唱部だった。部長の権藤洋は七浜高校のパフォーマンスに賛辞を贈ったが、正直負ける気がしねえんだよ、オーディエンスのハートをわしづかみに出来るのは俺たちの方なんだよと吼えた。そして去り際にかすみを指差した権藤は、あんな歌い方は歌への冒涜だと言った。ステージに立った湯の川学院は尾崎豊の「15の夜」を熱くソウルフルに歌い上げ、かすみはその迫力に心を揺り動かされていた。彼らは気持ちが入らなければ歌やオーディエンスに失礼だという理由で心から共感できる歌しか歌わなかった。合唱を終えた権藤は、かすみを海岸に連れて行くと歌に一番大切なものは何かと尋ねた。彼女は正しい音程や発声方法だと答えたが、権藤はそんなテクニカルなことではなく、「フルチン」の心になって声を出せと言った。

屋台的映画館
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海のトリトン

  • posted at:2007-01-05
  • written by:砂月(すなつき)
うみのとりとん
オフィス・アカデミー
配給:東映
製作年:1979年
公開日:1979年7月14日
演出:富野喜幸
プロデューサー:西崎義展 黒川慶二郎
原作:手塚治虫
作画監督:羽根章悦
美術監督:伊藤主計 牧野光成
音響監督:浦上靖夫
音楽担当:松原武俊
音楽:鈴木宏昌
主題歌:「GO!GO!トリトン」ヒデ・夕木
効果:森賢二
編集:森本寛夫
製作助手:片山秀男
文芸進行:鶴見和一
製作担当:鈴木紀男 黒川慶二郎
総指揮:西崎義展
監修:舛田利雄
構成:松岡清治 富野喜幸
演出:棚橋一徳
演出助手:秦義人
音響:本田保則
編集:千蔵豊
製作担当:広岡修
声の出演:塩谷翼 広川あけみ 北浜晴子 八奈見乗児 野田圭一
スタンダードサイズ カラー 74分(劇場オリジナル版は139分)

昔、地中海の西にある大西洋にはアトランティスが存在していた。だが一夜にして海中に沈み、数千年の間、大陸は深海に眠り続けていた。その眠りを覚まさせたのは、7つの海に7人の司令官を置き、世界中の海を黒い死の海に変えようと目論む残忍非道な海の独裁者・ポセイドンとその一族だった。未だに反逆を繰り返し海に光を投げ掛けようとする宿敵・トリトン族の子が残されていることを知ったポセイドンは、部下たちに抹殺を命じた。 その頃、大西洋から遠く離れた日本の漁村に緑色の髪の元気な少年がいた。彼の名はトリトン。13年前、漁師の一平じいさんが猪の首岬の洞窟で赤ん坊を見つけた。赤ん坊の側に置かれていた書付でこの子の名がトリトンであることを知った一平は、運命を感じ育てることにした。友人は誰ともしれない子を育てるのは止めた方がいいと忠告したが、海からの授かりものなら尚更、大事にしなければならんと一平は決意した。それ以来、仲間たちからの冷たい視線に耐えながらトリトンの面倒を見た。

トリトンは海に潜る能力が大人よりも優れていた。その日、彼はいつもよりも深く潜ろうとしたのだが、何処からかそれを止めようとする優しい声が聞こえてきた。その声の主は白いイルカのルカーだった。ルカーはトリトンを猪の首岬の洞窟へ連れて行き、彼がトリトン族の忘れ形見であることを話した。13年前にトリトン族がポセイドン族に襲われたとき、両親から預かって洞窟に連れて来たのだ。一平の子だと信じて疑わないトリトンに、髪の色が人と違うこと、そして書付と一緒に置いて行った短剣と衣装が証拠だとルカーは言った。ひどく驚いたトリトンは家に帰って探し、高いところに置かれた行李の中から短剣を見つけた。運命に翻弄されるトリトンは一平が呼び止めるのも聞かずに家を飛び出した。猪の首岬の途中で泣き崩れるトリトンは怪物の咆哮に驚いた。浜に現れたのはポセイドンの手下である巨大なサラマンドラだった。ルカーはトリトンに早く剣と衣装を取るように言った。家に戻ったトリトンは、一平が衣装一式を整えてくれていたことに心を打たれた。ルカーから促されて衣装を身にまとったトリトンは颯爽と家を飛び出した。そしてイルカの背に飛び乗るとサラマンドラを連れ出すために沖へ出た。トリトンはサラマンドラを海深く引き込むことに成功したが、彼の体は水圧に悲鳴をあげた。

屋台的映画館

ウォーターボーイズ

  • posted at:2006-04-01
  • written by:砂月(すなつき)
うぉーたーぼーいず
フジテレビジョン=アルタミラピクチャーズ=東宝=電通
配給:東宝
製作年:2001年
公開日:2001年9月15日
監督:矢口史靖
製作:宮内正喜 平沼久典 塩原徹
エグゼクティブプロデューサー:桝井省志
企画:石丸省一郎 藤原正道 遠谷信幸
プロデューサー:宅間秋史 関口大輔 佐々木芳野
脚本:矢口史靖
音楽:松田岳二 冷水ひとみ
エンディングテーマ曲:「学園天国」フィンガー5
挿入曲:「伊勢佐木町ブルース」青江美奈
・・・:「DIAMOND HEAD」THE VENTURES
・・・:「あなたのとりこ -IRRESISTIBLEMENT-」SYLVIE VARTAN
・・・:「ONLY YOU」ザ・キングトーンズ
・・・:「愛のしるし」PUFFY
撮影監督:長田勇市
照明:長田達也
録音:郡弘道
美術:清水剛
編集:宮島竜治
装飾:鈴村高正
助監督:片島章三
製作担当:大西洋志
プロダクションアシスタント:小室巴都衣
「ウォーターボーイズ」アソシエイツ:斎春雄 村田祐一 千野毅彦 小形雄二
製作プロダクション:アルタミラピクチャーズ
出演:妻夫木聡 玉木宏 三浦哲郎 近藤公園 金子貴俊
ビスタサイズ カラー 91分

唯野高校の水泳部は廃部寸前の状態だった。大会で好成績を収められなかったことが原因で人気は低下し部員は減少した。そして今では根性無しの3年生・鈴木智だけとなっていた。荒れ放題となったプールに新入部員は来るはずも無かった。7月のある日、美人の新任教師・佐久間恵が赴任してきた。大学時代、彼女はプールに関わるクラブに所属していた関係で水泳部の顧問に就任した。朝礼で水泳部への入部を呼びかけると、活気のなかったプールに部員がドッと押し寄せて来たのだ。バスケットボール部の佐藤勝正や空手部の池内亮三、体操部の阪本友也など既に引退して時間を持て余した連中がかわいい恵目当てに入部したのだった。だが中には体力をつけたい太田祐一やカナヅチを治したいという金沢孝志もいた。新入部員たちは恵に指導して欲しいと頼んだが、何故か彼女は浮かぬ顔だった。そして、私はこの学校では教えられないと言って泣き出したのだ。まさか自分が男子校に赴任するとは思わなかったというのが理由だった。智たちは、性別なんて関係ないから教えて欲しいと頼み込むと恵は最高の笑顔を見せた。

恵の夢はシンクロナイズドスイミングを生徒に教えることだったが、赴任先が男子校であることがわかり落ち込んでいたのだ。だが部員たちの熱意を受け、今までの考え方を改めることにした。足がつかないプールでなくても競技する選手が男であっても関係ないのだ。「一緒にシンクロやろう、ね!」。恵が熱心に思いを語る間に部員は次々と脱走した。その結果、逃げられなかった智、勝正、祐一、孝志、早乙女聖の5人が貧乏くじを引く羽目になったのだ。
張り切ってプールにやってきた恵は、シンクロを文化祭で上演する申請をしポスターまで作ってきた。だが急に気分が悪くなって嘔吐したため病院で診察を受けた。すると妊娠8ヶ月であることがわかったのだ。彼女は産休を取ると旦那とともにさっさと実家へ帰ってしまった。嵐のような出来事に5人は立ち尽くすしかなかった。

文化祭の実行委員会が始まり、桜木女子高など唯野高の周辺にある女子高の生徒を呼ぶ込むための企画が話し合われた。恵が既にシンクロの申請をしていたが、智たちはプールをバスケット部が毎年釣り堀として使っていることと、水泳部の顧問がいなくなったことを理由にして申請を取り下げた。悟や勝正は今まで決めたことを成し遂げたことがなかった。周囲の陰口が耳に入ったことでやはり自分たちにはシンクロしかないと考え直した5人はプールに向かったが、そこはもう釣り堀となっていた。揉め事の間に割って入った業者の磯村が全ての魚を掬い出すことが出来れば明け渡してもいいと言うと、バスケ部の連中もその条件に賛同した。5人は磯村から渡されたタモ網で魚を掬うことになったが、そううまく行くはずがなかった。そこで日が暮れるのを待ち、人目がなくなった頃を見計らってプールの水を抜いた。その間に魚を捕まえて水を元に戻し、古くなった水道メーターをいじれば万事解決、のはずだった。だが警備員に見つかってしまった。
翌日、智たちは顧問の杉田に呼び出され、こっ酷く叱られた。5人がシンクロを披露する話に興味を持った磯村は、料金が取れるだけの演目を一週間後までに完成させることが出来るのならば魚代を免除してもいいと言った。

翌日から智たちは練習を始めたが、何から取り掛かっていいのかわからなかった。そこで彼らはプールサイドを使って入門書に書いてある通りにやってみた。だが基本的な技は地上では出来ても水の中では勝手が違った。試行錯誤の日々が続いたがついに集大成を披露する日がやってきた。杉田と磯村の前で競技が始まったが、所詮付け焼刃。失敗の連続で言い争いになり最後には仲間割れした。それを見ていた杉田は雷を落とし、プールを使用禁止にした。魚代も全額弁償することになった。

屋台的映画館

宇宙大怪獣ギララ

  • posted at:2006-01-21
  • written by:砂月(すなつき)
うちゅうだいかいじゅうぎらら
松竹
配給:松竹
製作年:1967年
公開日:1967年3月25日 併映「銀の長靴」
監督:二本松嘉瑞
製作:中島渉
製作補:島田昭彦
脚本:元持栄美 石田守良 二本松嘉瑞
監修:光瀬龍
撮影:平瀬静雄 大越千虎
音楽:いずみたく
主題歌:「ギララのロック」倍賞千恵子 ボニー・ジャックス
・・・:「月と星のバラード」倍賞千恵子 ボニー・ジャックス
美術:重田重盛
照明:津吹正 高橋利文
録音:中村寛
調音:松本隆司
編集:杉原よし
特撮監督:池田博
監督助手:白木慶二 伊藤聚
装置:太田正次郎
光学技術:石川智弘
進行:福山正幸 萩原辰雄
製作助手:武藤三郎
現像:東洋現像所
製作主任:内藤誠
特撮監修:川上景司
特撮美術:福田太郎
協力:日本特撮株式会社
協賛:渡辺製菓
出演:和崎俊哉 ペギー・ニール 原田糸子 柳沢真一 岡田英次
スコープサイズ カラー 88分

日本宇宙開発局・富士宇宙飛行センター(FAFC)では、地球最高の科学的頭脳を以って建造されたアストロ・ボートAABγ号を打ち上げる準備に追われていた。火星の調査のため打ち上げられたロケットの数々は、未確認飛行物体によって消息不明になったと考えられていた。その原因を究明するために機長の佐野、宇宙生物学者のリーザ、宮本通信員、塩田医学博士の4人がクルーとして選ばれた。

打ち上げに成功しカプセルから離脱したAABγ号は地球を周回し火星へ向かったが、磁気嵐に巻き込まれて地球と交信が出来なくなった。直後に現れたオレンジ色に輝く物体は、まるでAABγ号を監視するように速度を合わせて航行した。船内では塩田が体調を崩していたため、佐野は加速して磁場から脱出することにした。通信が回復したAABγ号はFAFCの所長・加藤博士にこれまでの状況を報告し、急遽月ステーション(MSC)に立ち寄ることになった。佐野たちはMSCで束の間の休息を取っていたが、塩田はスタイン医師から気圧の変化で起こる宇宙病の一種だと診断された。FAFCからの連絡で塩田の代わりを務めることになったスタインは、不平を言いながらも宇宙船に乗り込んだ。MSCを出発したAABγ号は再び火星を目指したが、大量の隕石が船体を襲った。そこへ現れたのはあのオレンジ色の飛行体だった。佐野は加速しようと試みたがAABγ号は飛行体に自由を奪われた。地球で佐野たちの安否を気遣う加藤博士とバーマン博士は、これまでに起きた一連の出来事は火星勢力圏への侵入を妨害する何者かの仕業ではないかと考えていた。

飛行体が去るとAABγ号のエンジンは出力が低下し航行不能となった。原因を探っていたリーザは窓から噴射口付近に異常があることに気付き、船外活動を行った佐野とスタインは船体に付着した謎の発光体を採取した。AABγ号はMSCからの救援ロケットに曳航されて地球に引き返すことになった。クルーたちはバーマン博士が主催するパーティーに出席したが、その間に研究室では異常事態が発生していた。発光体を入れたケースが割られ、床には高熱で溶かしたと見られる穴が開いていたのだ。そばに残された鶏のような足跡を見たバーマン博士は、発光体の中に宇宙生物が潜んでいたのかもしれないと考えていた。

屋台的映画館

宇宙怪獣ガメラ

  • posted at:2006-01-01
  • written by:砂月(すなつき)
うちゅうかいじゅうがめら
大映配給
配給:大映配給
製作年:1980年
公開日:1980年3月20日 併映「鉄腕アトム 地球防衛隊」
監督:湯浅憲明
企画:徳山雅也
製作:大葉博一
プロデューサー:徳山雅也 篠原茂
脚本:高橋二三
音楽:菊池俊輔
主題歌:「愛は未来へ…」マッハ文朱
撮影:喜多崎晃
録音:飛田喜美雄
照明:島田忠昭
美術:横島恒雄
編集:田賀保
助監督:村石宏實
製作主任:久里耕介
操演:中島徹郎
装飾:岩田信尚
メイク:土屋千恵
記録:小林みどり
スチール:野上哲夫
擬闘:松尾悟
特殊撮影:東通ecgシステム
造形:ヒルマモデルクラフト エキスプロ
劇画:開田裕治
視覚効果:石田徹
タイトル:デン・フィルム・エフェクト
効果:P.A.G 赤塚不二夫 藤田信夫
衣裳:京都衣裳
録音所:にっかつスタジオセンター
現像:東京現像所
特撮フィルム
 撮影:築地米三郎 藤井和文 金子友三
 操演:恵利川秀雄 金子芳夫 関谷治雄 田中実
 美術:井上章 山口熙 矢野友久 石原章隆
 照明:石坂守 熊木直生 石森七郎 藤野慎一
 録音:渡辺利一 奥村幸雄 清水保太郎 奥山秀夫
 音響効果:小倉信義 小島明
出演:マッハ文朱 小島八重子 小松蓉子 工藤啓子 前田晃一

ペットショップ・モントウトウを営むキララは突然異変を感じ、マツダのショールームで働くマーシャと福田幼稚園の保育士・ミータンを急遽招集した。三人は地球の平和を守るために平和星M88から派遣された宇宙人だった。その後、宇宙海賊船ザノン号から地球にいる平和星人に向けて警告が発せられたが、それは我々に対する抵抗は許さないという内容だった。余計な手出しをすれば地球人を抹殺するというのだ。キララたちは地球を守る使命を確認し合った。広大な宇宙で略奪と殺戮を繰り返すザノン号。その次の攻撃目標は地球だった。ザノン号のキャプテンは地球上に存在する邪魔者を排除するために暗殺者・ギルゲを送った。東京に降り立ったギルゲは日本人の姿に変身して街に潜伏した。

亀が大好きな小学生・木下圭一は、キララの店に来ては水槽に入っているゼニガメを眺めていた。熱心に観察する圭一にキララが一匹あげると言うと、圭一は心の声で話ができるというお気に入りのゼニガメを選んだ。再び異変を感じたキララは圭一を家に帰してその時を待ったが、火山活動が活発になった富士山がついに噴火した。それに伴い日本各地にある活火山でも噴火が発生した。政府は調査団を富士山へ派遣したが、河口湖付近の山中から放たれた超音波でヘリコプターが切断され、墜落した。そして出動要請をうけた自衛隊機も怪現象によって次々と墜落して行った。

圭一は、母親から本当に動物を可愛がるのであれば狭い水槽ではなく大自然に放した方がいいのではないかと言われ、亀に尋ねてみることにした。すると亀はウインクをした。それが亀にとって幸せなことだと考えた圭一は、寂しかったが川へ放すことにした。その夜、ヘリコプターが墜落した地点に超音波怪獣ギャオスが現れた。空へ飛び立ったギャオスは名古屋へ向かい、市街地で破壊の限りを尽くした。その頃、キララはミータンとともにマーシャが到着するのを待っていた。だが彼女は渋滞にはまり身動きが取れなくなっていたのだ。変身したマーシャは特殊能力で車ごと瞬間移動させたが、それをギルゲの探知トレーサーがキャッチした。ギルゲはキャプテンに平和星人が一人いることを報告すると、ザノン号は攻撃を開始した。光線が当たり車は消滅したが、マーシャは辛うじて逃げ出し無事だった。キララたちは地球人から宇宙人の姿に変身すると分子構造が変化するが、ザノンの科学技術はそれをキャッチ出来るほど水準が高かった。三人は戦いたくても名古屋を救えない立場を悔しがった。

翌日、ペットショップを訪れた圭一は亀を川に帰したことをキララに詫び、その理由を話した。彼は成長した亀がガメラとなってギャオスと戦って欲しいと願っていたのだ。地球にガメラという巨大な亀がいることを知ったキララは死を覚悟して他の二人と変身した。そして念力を使ってガメラを眠りから目覚めさせようとしたのだ。しばらくすると咆哮が轟きガメラが現れた。ガメラは決戦の舞台である名古屋へ飛んで行った。

屋台的映画館

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