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カクトウ便 BATTLE RUN XX

  • posted at:2016-09-23
  • written by:砂月(すなつき)
かくとうびんばとるらんだぶるえっくす
カクトウ便製作委員会(クレイ=キティライツ&エンタテインメント=ハピネット=ADDENDIS)
配給:クレイ
製作年:2007年
公開日:2008年3月29日
監督:植田中
製作:斎藤正明
企画:田中歩 多賀徹 高口聖世巨 柳谷文昭
プロデューサー:杉浦敬 植田中
脚本:江面貴亮
撮影:早坂伸
録音:上林俊哉
キャスティング:小林良二
美術:山本俊輔
音楽:佐藤悠輔
音楽プロデューサー:大平太一
助監督:石川浩之
プロデューサー補:林大造
オープニング曲:「Kill the Weekend」ELECTRIC EEL SHOCK
エンディング曲:「Fly to the Moon」La Bluzu
制作:キックファクトリー
アクション監督:谷垣健治
出演:小阪由佳 甲斐麻美 内ヶ崎ツトム 大内貴仁 BJ BOSS
アメリカンビスタ カラー 90分

野木市の再開発事業の入札において談合を行った疑いがあるとして大崎権三議員は裁判を起こされた。だが権力によってそれらは一切報道されず、また証拠不十分で不起訴となる可能性が高かった。桜木憲治という人物が持っていたコインロッカーの鍵を人づてに預かったジャーナリスト志望の大学生・恩田アカネはそのコインロッカーへ向かっていた。そこには桜木が独自に調査した大崎の悪事を立証出来る証拠書類が眠っているのだ。だがアカネは大崎の手下に追われていたため簡単には近づけそうになかった。公判まであと2時間弱。そんな時ふと友人との会話が頭の中に浮かんだ。どんな物でも何処にでも邪魔が入れば戦って確実に運んでくれる時間厳守の「カクトウ便」というのがあるらしい。あくまでも噂だが、本気で探せば見つかるというのだ。そこで彼女はオフィス街にあるカフェに身を隠して人の良さそうなサラリーマンに近づき、パソコンを借りるとカクトウ便について調べ始めた。だが検索結果には真偽不明な情報ばかり。その中から今一番近い場所にある「赫々軒」というラーメン屋でメニューに載っていない五目チャーハン八盛りを頼めば情報を得られるという書き込みを確証はないが信じることにした。

飲食店街の路地裏を進んで行くと赫々軒はあったが、暖簾は出ているものの店内は薄暗かった。とりあえず中に入るがテレビはつけっぱなしで店主は寝っ転がって新聞を読んでいる。わざと音を出して椅子に座るとようやく店主は立ち上がり水を持ってきた。思い切って五目チャーハン八盛りを頼むと店主は厨房に立った。五目チャーハン八盛りというのは金魚鉢に五目チャーハンを数字の「8」の形に盛った常連向けの特別料理だった。その量にげんなりしたが米粒一つでも残したら罰金をもらうぞと凄まれたため完食を目指した。急いで頬張ると鉢の底にメールアドレスが見えてきた。だがそのメアドは途中で切れており、がっかりしていると店主はサービスだと言って大盛りのフルーツポンチを持ってきた。無理して腹に詰め込むとその底にもメアドの一部が書いてあり、最後に熱いお茶を飲み干すと完全なメアドが完成した。公判までの時間が1時間半を切っていることもありアカネは早速用件を送った。ところがいくら待っても返信は来なかったのだ。

屋台的映画館
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