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バーバー吉野

  • posted at:2014-07-12
  • written by:砂月(すなつき)
ばーばーよしの
PFFパートナーズ(ぴあ=TBS=TOKYO FM=日活=IMAGICA)
配給:ユーロスペース
製作年:2003年
公開日:2004年04月10日
監督:荻上直子
製作:矢内廣 中村雅哉 児島守弘 黒坂修 高野力
プロデューサー:天野真弓
ラインプロデューサ:池原健
脚本:荻上直子
撮影:上野彰吾
照明:鳥越正夫
録音:阿部茂 林大輔
整音:加藤大和
編集:普嶋信一
美術:松塚隆史
装飾:中澤正英
衣裳:松川好伸
メイク:宮崎智子
助監督:天野修敬
製作担当:服部公一
スクリプター:西岡容子
音楽監修:井出博子
出演:もたいまさこ 米田良 大川翔太 村松諒 宮尾真之介
アメリカンビスタ カラー 96分

山間部にある田舎町の神ノゑ町では、古くからの伝統が代々受け継がれてきた。この町には「山の日」という一日だけ行われる行事がある。それは夏の間に日照りや大雨が続かないように、山の神にお供えとお祈りをするのだ。そのときに小学生が山に向かって合唱をするのだが、参加するのは男子のみと決められていた。山の神が女性であることから、女子が混じっていると嫉妬して機嫌を損ねてしまう恐れがあるからだった。

神ノゑ小学校に通う男子生徒は、全員「吉野ガリ」と呼ばれる前髪を眉毛の上辺りできっちりと切りそろえたマッシュルームカットにしなければならなかった。昔からの言い伝えでは、裏山に山の神に仕える天狗が住んでいて、その天狗がたまに悪さをして町の少年をさらって行った。頭を悩ませた町の人たちは、天狗の目を欺くために子供の髪型を同じにした。その話が100年以上も言い伝えられてきたため、神ノゑ町の住民はそれが当然のことだと思っていた。散髪は、代々続く町唯一の床屋「バーバー吉野」の吉野良子が一手に引き受けていた。良子の温厚で真面目な人柄は町内の人たちから信頼されており、いつの間にか風紀係のような役割も果たすようになっていた。

ある日、良子の長男・慶太のクラスに東京からの転校生がやってきた。坂上洋介は茶髪のイケメン。都会的なセンスに女子たちの視線は釘付けになり、男子たちは嫉妬した。放課後、家が学校から近いという理由で、慶太は北野先生から洋介に町の案内をするように言われた。渋々引き受けた慶太はいろいろと説明しながら歩いたが、洋介は興味ない様子だった。やがて慶太の家に着くと、洋介はある疑問を口にした。山の日のために男子が何故みな同じ髪型をしなければならないのかと。すると店内から良子が出てきて、町の人と仲良くなるためにはすぐにでも髪型を変えた方がいいと言った。今ならお客がいないからと強引に店内に引き込もうとしていたときにやってきたのは、慶太が恋心を抱く上杉真央とその友達だった。私たちが代わりに町を案内するわと洋介を連れて行ったため、その場に残された慶太は面白くなかった。

屋台的映画館
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プロフィール

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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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