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学校の怪談4

  • posted at:2016-11-23
  • written by:砂月(すなつき)
がっこうのかいだんふぉー
東宝=サンダンス・カンパニー
配給:東宝
製作年:1999年
公開日:1999年7月10日
監督:平山秀幸
製作:藤峰貞利 高井英幸
プロデューサー:藤田義則 瀬田一彦 木村典代
企画:サンダンス・カンパニー
原作:常光徹 日本民話の会
脚本:奥寺佐渡子
撮影:柴崎幸三
照明:上田なりゆき
美術:中澤克巳
録音:宮本久幸
編集:川島章正
スクリプター:松葉勢津子
装飾:松本良二
スタイリスト:宮本真理
操演:岸浦秀一
特機:奥田悟
音響効果:斉藤昌利
俳優担当:寺野伊佐雄
製作担当:福島聡司
製作主任:宿崎恵造
音楽:宇崎竜童
編曲:中村哲
音楽プロデューサー:高桑忠男
挿入歌:「蒼い夏」吉田拓郎
監督補:蝶野博
視覚効果統括:橋本満明
出演:豊田眞唯 広瀬斗史輝 笑福亭松之助 皆川優紀 竹島由夏
アメリカンビスタ カラー 99分

夏休みを利用して東京から安西恒と弥恵の兄妹が遊びにやってきたが、その日は超大型で猛烈な台風13号が本州に上陸したことで海辺の町・戸野崎は大荒れだった。彼らの叔母に当たる国見晴美は旅館はまゆり荘を一人で切り盛りしているが、送迎車に乗る二人が退屈するのではないかと心配していた。だが弥恵はこんなのニュースでしか見たことがないと面白がり、車酔いしていた恒も妹と口喧嘩することで気分が良くなっていた。やがて車がやまゆり荘に到着すると、二人を出迎えたのは晴美の娘で彼らと同じ年頃のあゆむだった。戸野崎は毎年台風の被害に見舞われるが、今年ほど大きな台風はあゆむも初めての体験だった。停電するのもこの時期は当たり前で、あゆむはそれが暴れる海の亡霊のせいだと言って二人を怖がらせた。お盆になると海で死んだ人たちが嵐に乗って帰ってくるという言い伝えがあるのだ。あゆむはこの地域に伝わる怖い話を続けようとしたが、恒たちが思った以上に怖がるため明日に取っておくことにした。

翌日、台風が嘘だったように空は晴れ渡っていた。あゆむは恒たちを海に連れて行くが、町民たちが総出で漂流物などを片付けている最中だった。そんな中、小学生の楡林周治が古い型のランドセルを見つけ友人たちと開けて見ることにした。中から出てきたのは大量の蟹だったが、奇妙なのは背中の甲羅の模様が化け物の顔のように見えるのだ。周治が気味悪がってランドセルを海に放り投げると、周囲の子供たちは呪われるぞと囃し立てた。あゆむが次に案内したのは自分が通う戸野崎小学校だった。大正時代、戸野崎尋常小学校は今の場所よりも海の近くに建てられていたが、津波によって消失した。そしてその時に校舎に残っていた数人の子供たちは行方がわからないままになっているという。そのことからお盆に海で写真を撮ると白い子供の手が写り、その手で足首を掴まれた人は溺れるという言い伝えがあった。恒が廊下に飾られている古い写真を見ているとおかっぱ頭の少女が目に留まった。すると何処からか呼び掛けてくるような声が聞こえた。

屋台的映画館
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