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仮面ライダー THE NEXT

  • posted at:2010-01-14
  • written by:砂月(すなつき)
かめんらいだーざねくすと
「仮面ライダー THE NEXT」製作委員会(東映ビデオ=東映=東映チャンネル=東映エージェンシー)
配給:東映
製作年:2005年
公開日:2005年11月5日
監督:田﨑竜太
製作:石井徹 中曽根千治 古玉國彦 福中脩
エグゼクティブプロデューサー:鈴木武幸
プロデュース:加藤和夫 矢田晃一 白倉伸一郎 武部直美
企画:日達長夫 吉田順 金子建 松田英史
スーパーバイザー:小野寺章
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹
撮影:田中一成
音楽:安川午朗
主題歌:「CHOSEN SOLDIER」ISSA
挿入歌:「Platinum Smile」小坂りゆ
美術:和田洋
キャラクターリファインデザイン:出渕裕
編集:大畑英亮
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
ラインプロデューサー:木次谷良助
助監督:高橋浩
制作主任:小沢禎二 石川貴博
制作プロダクション:東映東京撮影所
出演:黄川田将也 高野八誠 加藤和樹 石田未来 森絵梨佳
アメリカンビスタ カラー 90分

巷では顔面を切り裂かれる事件が続発していたが、同時に奇妙な噂が広まっていた。それは超人気アイドル・Chiharuの「プラチナム・スマイル」という曲を聞くと誰かに殺されるというものだった。その都市伝説が世間を騒がせている頃、本郷猛は城南大学付属高等学校の教壇に新米の生物教師として立っていた。真面目過ぎるが故に生徒たちからバカにされるお人好しな彼の正体は、世界を裏で操る秘密結社「ショッカー」の改造人間だった。彼はあることをきっかけにして自我に目覚めると復讐を開始し、刺客として送り込んできた一文字隼人をも巻き込んで戦うことになったのだ。ショッカーを裏切ってから2年が経ったある日、クラスの問題児である菊間琴美の家庭訪問を抜き打ちで行うことにした。彼女はクラスメイトとコミュニケーションを取ることが苦手なため度々授業を休むことがあるのだ。授業が終わると猛は彼女が住むアパートに向かったが、それよりも遅く帰った琴美は関係ねえだろうと捨て台詞を吐くと素通りして戸を閉めた。困った猛は入り口に放置してある段ボールの雑誌をゴミ集積所に出してあげようとしたが、出掛けるために着替えてきた琴美に余計なことをするなよと怒鳴られた。

琴美の唯一の親友はChiharuだった。仕事が忙しくなってからも交流は続いていたが、ある日突然連絡が途絶えた。心配になり連絡ルートを模索した結果、思いついたのはファンクラブの会長・岡村と接触することだった。その夜、琴美は岡村と会う約束しレストランで待ち合わせをしていると窓の外に車の中から手を振る彼の姿が見えた。その後、駐車場へ向かう岡村だったが琴美にChiharuのことを伝えることなく車中で殺された。そのことを知らない琴美は、しばらく待っても彼が店に入ってこないため心配になり迎えに行くことにした。すると見覚えがある車が道路に放置してあり、不思議に思いながら近づいて行くと岡村が顔面を切り裂かれて死んでいた。その惨たらしい様子を見て気絶する琴美に近づいてきたのは猛だった。

猛は琴美をアパートまで運び看病することにしたが、彼女とChiharuが仲良く寄り添う写真立てに手を伸ばそうとしたときに目を覚ました。感謝する琴美は、両親が昨年離婚し既に再婚したことでわずかながらの仕送りで一人暮らししていること、急に連絡が取れなくなったChiharuが最後に泣きながら死にたいと電話してきたことを話した。彼女の身に何かあったとしか考えられないと琴美が言うと猛は協力すると約束したが、日頃から学生たちにバカにされている彼の言葉は信用されなかった。

屋台的映画館
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悲しき天使

  • posted at:2009-11-22
  • written by:砂月(すなつき)
かなしきてんし
ツインズジャパン
配給:ファーストウッド・エンタテインメント
製作年:2006年
公開日:2006年10月28日 先行公開(大分)2006年10月21日
監督:大森一樹
製作:神野智
プロデューサー:原公男
アソシエイトプロデューサー:浅沼孝
ラインプロデューサー:山下秀治
脚本:大森一樹
企画:吉田晴彦
撮影:林淳一郎
音楽:山路敦
・・・:「Those were the days」Ryu
美術:丸尾知行
照明:磯野雅宏
装飾:藤田徹
録音:井家眞紀夫
整音:山本逸美
編集:菊池純一
スクリプター:江口由紀子
助監督:吉村達矢
製作担当:井上順
出演:高岡早紀 山本未來 河合美智子 筒井道隆 岸部一徳
アメリカンビスタ カラー 113分

多摩川河川敷で男性の射殺体が発見された。松下泰造・59歳。三重県から息子・和夫を訪ねて上京した。警視庁の沖島啓介刑事と河野薫刑事は事情を聞くために和夫が住んでいるアパートを訪れた。彼は薄暗い部屋の中で震えていた。

和夫の母親が泰造を連れてきたことで平和な家庭が崩壊した。辛い目に遭った和夫は高校を卒業するとすぐに家を飛び出し、アルバイト仲間とともに秋葉原でインターネットゲームのサイトを作った。事業は成功しマスコミに取り上げられたが、その新聞記事を見た泰造が金をねだりに来たのだ。口論して熱くなった二人はもみ合いになり、和夫は泰造を思わず突き飛ばした。クローゼットに頭を打ち付けた泰造はそのまま動かなくなり、動揺した和夫は、姉・那美に電話を掛けて助けを求めた。那美は和夫より先に上京していた。二人は会うことはなかったが、電話で連絡は取り合っていた。相談を持ちかけられた那美は泰造を多摩川に捨てる計画を立てた。「気にすることない。私たちを苦しめた当然の報いだから」。河川敷に来たとき、和夫に背負われた泰造が息を吹き返した。一時的に気を失っていただけだったのだ。泰造は和夫の首を後から締め付けると地面に押さえ込んだ。それを見た那美は、車内から拳銃を取り出し銃口を泰造に向けた。そして憎しみを込めて三度引き金を引いた。「人の人生、無茶苦茶にしやがって・・・」。

沖島と薫は、上司や同僚に無断で大分県・別府へ向かった。温泉地・鉄輪には那美の昔の恋人・関川慎二が社長を務める旅館・筑新があった。四日市にある高校のサッカー部のエースだった関川は、そのころから那美と付き合っていた。大学に進学した関川は、プロになったら結婚しようと約束していたが、その二人の仲を引き裂いたのが泰造だった。旅館・みなとやの三階からは、筑新の様子がよくわかった。銃をお守りにする那美に共感を覚えた薫は、彼女がそこへやってくることを信じていた。電話連絡をし、上司から与えられた期限は6日間。二人は張り込みを開始した。

屋台的映画館

仮面ライダー THE FIRST

  • posted at:2009-10-29
  • written by:砂月(すなつき)
かめんらいだーざふぁーすと
「仮面ライダー THE FIRST」製作委員会(東映ビデオ=東映=東映チャンネル=東映エージェンシー)
配給:東映
製作年:2005年
公開日:2005年11月5日
監督:長石多可男
製作:石井徹 中曽根千治 古玉國彦 福中脩
エグゼクティブプロデューサー:鈴木武幸
プロデューサー:加藤和夫 矢田晃一 白倉伸一郎 武部直美
企画:日達長夫 吉田順 金子建 松田英史
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹
撮影:田中一成
音楽:安川午朗
・・・:「レッツゴー!!ライダーキック」藤浩一
・・・:「Bright! our Future」DA PUMP
美術:斉藤岩男
キャラクターリファインデザイン:出渕裕
編集:須永弘志
出演:黄川田将也 高野八誠 小嶺麗奈 小林涼子 宮内洋
アメリカンビスタ カラー 90分

取材のために足しげく通う週刊ABBA社の記者・緑川あすかは、城南大学で行われている水の結晶の研究に興味を持ち、その研究を行う大学院生の本郷猛にも惹かれた。だがあすかは同僚の矢野克彦とゴールイン間近で、それを知っていた猛は彼女が幸せになることを願っていた。ある夜、バイクで帰宅していた彼はトンネル内でショッカーと名乗る集団に襲われた。ショッカーは社会の裏側に暗躍する組織で、類まれな頭脳とずば抜けた身体能力を持った彼に食指を伸ばしたのだった。

深夜のウェルコンピューター社に警報が鳴り響いた。警備員が該当現場に駆け付けると、そこにはショッカーの改造人間・ホッパーが立っていた。ホッパーは警備員を次々となぎ倒すとメインフレームのある部屋に軽々と侵入し破壊した。爆風とともに外へ脱出したホッパーの正体は、洗脳とともに肉体の改造手術を施された猛だった。任務の成功に喜ぶショッカーが彼に与えた次の任務は、組織の活動に妨げとなる人間の排除だった。既に計画は動いており、猛は他の仲間のサポート役を命じられた。

ABBA社の編集長は過去に雑誌で組んだ特集の記事が気になっていた。それはあすかが書いた「オフィス街に『怪人現る』!」というもので、ウェルコンピューター社での目撃談をもとにした記事だった。彼はあすかを呼び出すと、この事件に拘る話をした。あすかが取材し怪人を見たと証言した5人のうち4人が行方不明になっていた。彼女自身はそれを単なる都市伝説の類かと思っていたが、編集長の話で不安になり克彦に相談した。その結果、最後の手掛かりとなる証言者を2人で追跡することにしたのだ。ところが男が乗ったタクシーは叫び声とともに急停車し、あすかたちが駆け寄ったときにはもう姿がなかった。再び公園の中で叫び声が上がり、その方向へ向かうと横たわった証言者は既に息がなかった。そのとき頭上から改造人間・スパイダーが現れ、あすかに飛び掛かると彼女は頭を打って気絶した。一方、克彦は一刻も早くその場から離れようとして駆け出したが、彼の前にホッパーが立ち塞がった。彼の首を掴んで持ち上げたホッパーだったが、空から舞い落ちる雪に触れた瞬間、洗脳が解けたのだった。ホッパーが手を下さないことで痺れを切らしたスパイダーが克彦に止めを刺そうとしたそのとき、猛はそれを阻止した。スパイダーはホッパーを倒そうとしたものの圧倒的なパワーの違いを見せつけられ「裏切り者にはショッカーの裁きを」と言い残して姿を消した。人の姿に戻った猛は克彦を介抱しよう近づいたが、その様子を回復したあすかに見られたため慌てて逃げ出したのだった。

屋台的映画館

悲しくなるほど不実な夜空に

  • posted at:2009-07-30
  • written by:砂月(すなつき)
かなしくなるほどふじつなよぞらに
お茶の間クラシックス
配給:ビターズ・エンド=sleepin’
製作年:2001年
公開日:2001年12月8日
監督:宇治田隆史
脚本:宇治田隆史 向井康介 山本裕子
撮影:近藤龍人
音楽監督:松本章
音楽:赤犬+ZerosomeSound
美術:和氣俊之 柴田剛 西尾真生
録音:新井誠 藤野ミチル
照明:向井康介
編集:宇治田隆史
制作協力:PLANET+1
出演:葉月螢 澤田俊輔 古河潤一 小澤義明 前田博通
アメリカンビスタ カラー 63分

職場で大ゲンカをしたあげく退職させられた父・松男。働く気など更々なく仲間と遊び回っている弟・秀和。二人は一家三人暮らしの大黒柱となった加藤龍子の財布を当てにしている。ある日、松男はふらりと入ったレンタルビデオ店で気になるタイトルを見つけた。それは桃月カオリ主演の「奴隷市場4」というアダルト作品で、迷わず借りて帰ったのだが再生して驚いた。どう見ても出演している女優が龍子なのだ。松男は彼女が帰ってくるなりビデオを見せ、どういうことだと問い質した。そしてお前は最低だと殴りつけると出て行けと怒鳴りつけた。

小さなアパートで男二人暮らしとなったが、金が頼れるのは龍子しかいなかった。そこで松男は彼女の居場所を知っている秀和に取りに行かせ、ついでに近況を報告させた。それからしばらくして龍子から電話が掛かり、秀和が待ち合わせ場所に着いても特に用事がない様子だった。そこでホームシックに罹ったのではないかと考えた彼は家に連れて帰ろうとしたのだが、龍子は頑なに拒み続けた。何故なら彼女の収入源はアダルトビデオの出演であり、仮に帰ったとしても再び松男と衝突することは目に見えているからだ。仕事を辞めるとなると次の職を探すのに時間が掛かるのだ。家族間のいざこざはいずれ時が解決すると考えていた秀和は「くだらない」と口にしたが、ビデオ出演がくだらないという意味で受け取った龍子は落胆した。そしてSMやスカトロでもしなければ家計が成り立たないことを説明し、「あんたにそんなことを言われたくない。あんたら私のウンコで食べてるんじゃないのよ」と本音を漏らした。それでも秀和は龍子を連れて帰ろうとしたのだが、彼女は腕を振り払って去って行った。

屋台的映画館

完全な遊戯

  • posted at:2009-06-20
  • written by:砂月(すなつき)
かんぜんなゆうぎ
日活
配給:日活
製作年:1958年
公開日:1958年11月11日 併映「東京午前三時」
監督:舛田利雄
企画:高木雅行
原作:石原慎太郎
脚本:白坂依志夫
撮影:横山実
音楽:河辺公一 真鍋理一郎
照明:高島正博
録音:神谷正和
美術:坂口武玄
編集:辻井正則
助監督:河辺和夫
製作主任:中井景
出演:小林旭 芦川いづみ 葉山良二 白木マリ 岡田眞澄
シネマスコープ モノクロ 93分

裕福な家庭に育った東京学院大学経済学部4年の大木壮二は、学生たちが就職難であえぐ中でも親のコネを使って就職先を決めていた。卒業までの退屈な時間を持て余す彼の周りには、遊び仲間の戸田、秋谷、沖津の三人がいつもいた。四人の話題はいつも「何かうまい金儲けの話は無いか」だった。以前、谷の父親が経営する会社が仕入れたジャガーが売れず音を上げていることを知った壮二は同じクラスの光田を脅して父親に買わせたのだ。壮二、谷、秋谷、沖津の四人は利益分の200万円を四等分し箱根と熱海で豪遊したのだった。戸田は、うまく行けばちょっとした小遣いになるぜと切り出した。彼の儲け話とは「競輪」だった。戸田は川崎競輪場の車券の締切時間と吉祥寺にあるノミ屋(私設の投票所)の締切時間に早くて5分程の時差が発生することを知っていた。選手がゴールするとノミ屋の仲間が競輪場から電話で吉祥寺に結果を知らせるのだが、川崎からは直通の電話が掛からないことでズレが生じた。出来るだけ客を引き付けて上がりを多くしたいノミ屋はそれを利用して締切後も車券を売っていたのだ。つまりレース結果をノミ屋よりも早く手に入れた人物が券を買うことが出来れば、儲かることは間違いなかった。

ノミ屋で車券を買い占める役には戸田が、見知らぬ素振りで情報を仕入れる役は壮二と秋谷が担当することになった。連絡役は沖津だったが、混んでいる場合を想定すると電話で連絡する係とスタンドから知らせる係が必要なことがわかった。富田を引き入れれば数だけは揃うが、問題は難しいレース結果を掲示が出る前に正確に判定することが出来るかだった。そこで戸田は、競輪で身代を潰したような玄人を使うことを提案した。実行は最後日の最終レースと決め、翌日にロケハンを行うことにした。通話時間をあらかじめ電話局に指定する定時通話サービスを使えば優先的に繋いでくれるが、場内の電話はノミ屋と鉢合わせする可能性があるため使えなかった。そこで近所のテニスコートにある売店を利用することにした。競輪場と売店までの連絡手段は手旗信号で補うことになった。そして場内にいた競輪の虫・源造に声を掛け、前金2千円、当日4千円で着順を読む仕事を任せることにした。富田が加わり、ノミ屋の正面にあるデパートの定時通話も利用を可能にしたことで、後は当日を待つだけになった。

本番当日、源造は第5レースで沖津が持つ疑いを晴らした。そしてついに最終レースが始まり、結果は写真判定に持ち込まれた。沖津は源造が言った「1-6」を信じて富田に信号を送り、富田はそれを秋谷に電話で伝えた。秋谷はノミ屋に駆け込み、壮二に彼女の名前を使った暗号で伝えると、それを聞いた戸田が「1-6」で勝負に出た。結果は「1-6」、戸田は34万円の配当金を手にするはずだった。だがノミ屋を仕切る松居鉄太郎は金を用意していなかったのだ。虎吉親分の取り計らいで戸田はひとまず20万円を受け取り、鉄太郎は証文を書いて残額を支払うと約束した。だが鉄太郎はいつまで経っても払おうとしなかったため、業を煮やした壮二たちは彼の妹・京子を誘拐することにした。

屋台的映画館

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