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日本映画備忘ブログ JUGEMブログ屋台的映画館のリニューアル版 あらすじあり ネタバレしません たぶん
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りみっとおぶらぶうみざる
フジテレビジョン=ROBOT=ポニーキャニオン=東宝=小学館=フジネットワーク27社
配給:東宝
製作年:2006年
公開日:2006年5月6日
監督:羽住英一郎
製作総指揮:亀山千広
製作:阿部秀司 尾越浩文 島谷能成 亀井修
プロデューサー:臼井裕詞 安藤親広
アソシエイトプロデューサー:小出真佐樹
ラインプロデューサー:森井輝
原作:佐藤秀峰
原案・取材:小森陽一
脚本:福田靖
撮影:佐光朗 さのてつろう 村埜茂樹
音楽:佐藤直紀
主題歌:「Precious」伊藤由奈
美術:清水剛
照明:水野研一
録音:柳屋文彦
装飾:秋田谷宣博
編集:松尾浩 穂垣順之助
音響効果:柴崎憲治
VFXスーパーバイザー:石井敦雄
ダイビングコーディネーター:金城正則
スクリプター:甲斐哲子
監督補:近藤一彦
製作担当:金子拓也
協賛:サクセス
制作プロダクション:ROBOT
出演:伊藤英明 加藤あい 佐藤隆太 大塚寧々 吹越満
アメリカンビスタ カラー 117分
第十管区鹿児島航空基地に赴任した一等海上保安士・仙崎大輔は、機動救難隊員として海難救助の最前線で働いていた。そんな彼のもとに突然現れたのは、婚約者・伊沢環菜だった。仙崎とは遠距離恋愛を継続しているが、プロポーズもされず婚約指輪も貰っていないことを不安に感じていた。そこで服飾デザイナーの環菜は、自分がデザインしたウェディングドレスで仙崎を驚かせるため、そして彼の本心を確かめるために横浜から車を運転して二十時間掛けて鹿児島にやってきたのだ。苦労したにも関わらず、仙崎は少し時間をくれないかと答えた。
翌日午後一時、鹿児島沖3キロで砂利運搬船がエンジントラブルを起こして漂流し、航路の大型フェリー・くろーばー号と接触した。その影響でフェリーは座礁し、出動命令を受けた仙崎たちは訓練を中止して事故現場に急行した。フェリーの船底には30メートル程の亀裂が生じていた。乗客620人の避難には四時間以上を必要としていたが、船体がそれまで耐えられるとは考えにくかった。傾きが50度を超えれば転覆する危険が増し、船内に残されている195台の車両が大惨事の要因となるからだ。仙崎と二等海上保安士の吉岡哲也は逃げ遅れた人を探すために船内に入ったが、フェリーが暗礁から滑り落ちたことで船体が大きく傾いたため、危険と判断してエントランスに避難した。ところがそこはパニックを起こした人で溢れ返っていた。呆然とする仙崎の目に飛び込んできたのは、どうしようもなくて立ち尽くす環菜の姿だった。仙崎の言葉にショックを受けた環菜は、車を運転するのが面倒になりフェリーに乗り込んだのだ。環菜のそばに駆け寄った仙崎は早く避難するように言ったが、手荷物は持つなというアナウンスが聞こえたにも関わらず彼女はウェディングドレスが入ったトランクを離そうとしなかった。仙崎は早く船を降りろと環菜を促すと怪我をした妊婦の治療に専念した。環菜は仙崎が遠く離れて行くような気がしてならなかった。人のいないレストランで妊婦・本間恵の治療を終えた仙崎は、車両甲板を通った方が出口に近いという彼女の言葉に従った。恵はフェリーの売店で販売員として働いているのだ。二人が階段を降りていると車のエンジンを吹かす音が聞こえ、慌てた仙崎は車に駆け寄って止めさせた。男・海老原真一は高級外車に傷を付けたらただじゃすまんぞと凄んだが、ガソリンの臭いに気付いた仙崎は彼の腕を掴んで走り出した。そのとき船体が大きく傾き、車が次々と横滑りして襲い掛かってきた。そしてフックの付いたチェーンが配電盤を直撃し、そこから火災が発生した。火は車両から流れ出したガソリンに引火し大爆発を起こした。
船内確認が完了し、最後の乗客・乙部志保里がライフジャケットを着けたことで救助活動は終了したかに思えた。ところが機動救難隊隊長・北尾勇は、仙崎からの報告でまだ乗客が残されていることを知った。遭難者の救助に向かい仙崎たちと合流した吉岡だったが、爆発に巻き込まれて目標物を失い現在地がわからなくなってしまった。そこで警備救難部救難課専門官・下川嵓に支持を仰ぎ、目印を探すことになった。配管に68-4Tと書かれた文字を発見したが、浸水は激しくなり室内の温度も上昇していた。第十管区海上保安本部で船内配管図を調べ挙げ、そこが2階の濾過循環室であることがわかった。それは最悪の状態だった。下は完全浸水、上は火災で彼らの逃げ場はなくなっていた。
屋台的映画館