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女体渦巻島

  • posted at:2007-12-11
  • written by:砂月(すなつき)
にょたいうずまきじま
新東宝
配給:新東宝
製作年:1960年
公開日:1960年2月27日
監督:石井輝男
製作:大蔵貢
原作:岡戸利秋
脚本:岡戸利秋 石井輝男
企画:小野沢寛
撮影:鈴木博
音楽:渡辺宙明
美術:朝生治男
照明:傍士延雄
録音:沼田春雄
助監督:武部弘道
編集:永田紳
製作主任:山本喜八郎
現像:東洋五反田現像所
出演:吉田輝雄 三原葉子 天知茂 万里昌代 城実穂
シネマスコープ カラー 76分

玄界灘の波上に浮かぶ島、東洋のカサブランカ・対馬。かつては大陸侵略の基地であったこの島は、戦後は密輸密航の基地と化し悪徳と汚濁にまみれていた。大神信彦はある男を殺すためにそこへやってきた。

香港を拠点にする麻薬密輸団の日本支部はクラブ・シーサイドを経営していた。そこに乗り込んだ信彦は、力ずくで止める従業員を振り払ってマダムを探した。そして廊下で拳銃を抜こうとする男を制し、ハジキの勝負ならおまえの負けだと言った。信彦は自分の拳銃を懐から取り出すと、照明器具を次々と撃ち砕いた。彼は香港本部に所属する組織一の拳銃の名手だった。支配人の本田は、密命でやってきたという信彦の言葉に気が気ではなかった。マダム・真山百合と再会した信彦は、姿を消した理由を聞き出そうとしたが彼女は決して話そうとはしなかった。三年前、百合は信彦に一日でも早く堅気になって欲しいと言い、彼はその言葉を励みにして生きてきたが、東京の出張から戻ると部屋に百合はいなかった。その後二人が出会うことはなかったが、それがボス・陳雲竜の仕業だということを信彦は後々知った。鉄の掟に縛られた信彦がボスに無断で対馬にやってきたのは、それを破ってまでも百合から真実を聞きたかったからだ。

本田は島の女たちに金を貸し、返済出来なければ店で働かせた。そして彼女たちを麻薬密輸の道具として使い、報酬は1gの麻薬で支払った。中には逃げ出す者もあり、見つけ出すと拷問した。
百合の部屋を訪れた信彦は、貰いたい物があると言って彼女のポーチの中から鍵を見つけると金庫を開けた。そして中に入っていた麻薬三袋を取り出し、陳雲竜が来るまで預かっておくと言った。その麻薬は日韓貿易と翌日行う取引の商品だったが、これがなければ両者間に亀裂が入ることは間違いなかった。そして陳の信頼は失墜し朝鮮への組織拡大も阻止できると信彦は考えていた。部屋を出て行こうとした信彦は、百合が苦しむ姿を見て陳への復讐の炎を一層燃やした。陳は信彦から百合を奪っただけでなく彼女を麻薬漬けにしたのだ。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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