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鋼鉄の巨人 地球滅亡寸前

  • posted at:2005-04-19
  • written by:砂月(すなつき)
すーぱーじゃいあんつちきゅうめつぼうすんぜん
新東宝
配給:新東宝
製作年:1957年
公開日:1957年10月8日 併映「天下の鬼夜叉姫」
監督:石井輝男
製作:大蔵貢
脚本:宮川一郎
企画:笠根壮介
撮影:森田守
音楽:渡辺宙明
美術:黒澤治安
録音:道源勇二
照明:折茂重男
助監督:柴田吉太郎
編集:神島歸美
特殊技術:新東宝特殊技術
製作主任:永野裕司
出演:宇津井健 高松政雄 山口美奈子 岩下亮 阿部誠
スタンダード モノクロ 39分

政府は東京A型伝染病による重患者の多くが山野ホールで観劇した後に発症していることを突き止めていたが、病原菌を特定するまでには至っていなかった。そこで医学博士の深見は、助手の下村とともに山野ホールで実際に観劇をすることにした。 観劇を終えてロビーに出た深見は、出演者であるカピア星人が病原菌を撒き散らしているのではないかという仮説を下村に話したが、天井から二体のカピア星人が舞い降り、二人を連れ去ってしまった。 政府にとって日本医学界の権威を失った衝撃はとても大きかった。そこで被害を最小限に食い止める対策として学童疎開に踏み切った。

疎開先で昆虫採集をしていた浅山博士の長男・亮、弟の次郎、そして深見博士の娘・典子は、森の中をさまよううちに奇妙な城を発見した。そのとき数十人のカピア星人が三人をあっという間に取り囲んだ。その頃、 深見と下村は魔城の中で監禁されていた。カピア星人は深見に詰め寄り、研究中の新兵器の秘密を喋らないと子供たちの命はないと脅した。子供たちの命には換えられないと深見は秘密を打ち明けることにしたのだが、亮がスーパー・ジャイアンツから貰ったという不思議な珠をカピア星人に投げつけたことで事態は一変した。知らせを聞きつけたスーパー・ジャイアンツが現れると怪星人を片っ端から叩きのめし、命綱を切られた典子を水面に激突する寸前で助け出したのだった。不利な状況に陥ったカピア星人は、魔城を捨て湖に逃げ去った。

スーパー・ジャイアンツに敗北したカピア星人は新たな基地を作り地球総攻撃の準備を進めていた。彼らはまず博士たちが開発を進める攻撃弾の工場を突き止めて破壊し、その後に一気に攻略する計画を立てていた。その頃、地球防衛対策本部ではカピア星人がゲリラ戦の後に大挙来襲してくることを想定した会議を開いていた。病原体の研究はあと一歩のところまで進んでおり、殲滅する武器の開発も成果が表れていた。その夜、顔に火傷を負った典子の兄・雄一が看護師に伴われて帰って来た。驚いた典子が会議に出席している深見を電話で呼び出すと、雄一を心配して部屋に入ろうとしたが、何故か看護師は彼女を寄せ付けようとはしなかった。典子はそのことを急いで帰宅した父に話そうとしたが、突然電気が消えた。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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