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進め!ジャガーズ 敵前上陸

  • posted at:2009-05-29
  • written by:砂月(すなつき)
すすめじゃがーずてきぜんじょうりく
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1968年
公開日:1968年3月30日 併映「帰って来たヨッパライ」
監督:前田陽一
製作:島田昭彦
脚本:中原弓彦 前田陽一
撮影:竹村博
美術:佐藤公信
音楽:いずみたく
照明:飯島博
編集:太田和夫
録音:田中俊夫
調音:佐藤広文
監督助手:熊谷勲
装置:中村良三
進行:王生久宗
現像:東洋現像所
製作主任:川辺一外
出演:中村晃子 尾崎奈々 岡本信 宮ユキオ 沖津ひさゆき
シネマスコープ カラー 83分

グループ・サウンズのザ・ジャガーズは、新曲「マドモアゼル・ブルース」の発売を記念した演奏会を横浜ドリームランドで開催していた。イベントを終えたリードボーカルの岡本信は、ファンにもみくちゃにされながら滞在するホテルにたどり着くと、持っていた花束から白いバラを一本引き抜き残りをファンに向かって投げた。彼がそれを胸に差すと、それを注意深く見つめている男たちがいた。僧侶の姿をした彼らはパコダ使節団の名を借りた金の運び屋だった。彼らは時価4億円とも言われる純金を鐘の形に加工して税関を潜り抜けたのだ。「長髪で胸にバラを差した男」としか情報を持ち合わせていない運び屋たちは、信を部屋の招き入れると受け取りのサインをしろとせかした。信はそんなこととは知らず、僧侶のファンが何かの鐘をプレゼントする代わりにサインが欲しいんだと理解した。だが領収書が欲しいと言われるとおかしいなとクビをひねった。するとそこに二人の男が入ってきて、わしらが受取人の西郷と東郷だと名乗った。この金塊を見られたからにはタダでは済まさないと東郷が銃を抜くと、信は忙しいから拳銃ごっこなどしてられないと部屋を出て行こうとした。そのとき部屋を間違えてボーイの伊東がバースデーケーキを抱えて入ってきた。調子に乗ってロウソクの火を吹き消した西郷が何をやらすんだと伊東を突き飛ばすと、ケーキは一緒に倒れた東郷の顔へ。顔からはがしたケーキを投げつけると今度は西郷の顔へ。西郷はそれを見て笑う運び屋の顔に投げつけると部屋の中は大混乱になった。隙を見て逃げ出した信と伊東だったが、事の発端が伊東にあったことを思い出し二人で侘びを言いに行くことにした。結局、西郷たちに捕まり銃を突きつけられた信たちは言われたとおりに外へ出た。すると信を見つけたジャガーズファンがあっという間に取り囲み彼を連れて行ってしまった。馬鹿らしくなった西郷たちは部屋に戻ることにした。

南海に浮かぶ洋上の島・硫黄が島。そこは太平洋戦争最大の激戦地として人々の脳裏に焼きついていた。だが23年も経つとその記憶も薄れつつあった。そこに目をつけた鬼頭はその島を金塊取引の拠点とし、世界の経済を牛耳るまでにのし上がっていた。金で世界を支配しナポレオンやヒトラーが出来なかったことをやりとげることが鬼頭の野望だった。そんな彼が恐れているのが密告者だ。鬼頭は作戦に失敗した三人の運び屋を処刑すると、西郷と東郷に信と伊東の暗殺を命じた。一方、その二人はというと、何故自分たちが命を狙われているのか検討もつかなかった。

屋台的映画館
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