ぐれーとまじんがーたいげったーろぼじーくうちゅうだいげきとつ
ダイナミックプロ=東映動画=フジテレビ
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年7月26日 併映「ちびっ子レミと名犬カピより 家なき子」「野生のエルザ」「仮面ライダーストロンガー」「宇宙円盤大戦争」「がんばれ!!ロボコン ゆかいな仲間」「秘密戦隊ゴレンジャー」
演出:明比正行
製作:今田智憲
企画:有賀健 横山賢二
原作:永井豪・石川賢とダイナミックプロ
脚本:藤川桂介
作画監督:小松原一男
美術:福本智雄
音楽:渡辺宙明 菊池俊輔
うた:水木一郎 ささきいさお
原画:友永秀和 葛岡博 森利夫
動画:長崎重信 山内昇寿郎 後藤紀子 束田久美子
背景:阿部泰三郎 佐藤正行 沼井信朗 鳥本武
トレース:前田峰子
効果:岡田良明
進行:高橋達雄
検査:前田剛弘
撮影:タバック 菅谷信行
編集:鳥羽亮一
録音:池上信照
記録:的場節代
効果:石田サウンドプロ
選曲:宮下滋
演出助手:松浦錠平
進行主任:吉岡修
現像:東映化学
声の出演:野田圭一 中谷ゆみ 柴田秀勝 沢田和子 矢田耕司
アメリカンビスタ カラー 25分
浅間山麓上空に突如現れた宇宙船は、早乙女研究所への攻撃を開始した。謎の侵略者は研究所とともにゲッターロボを葬り去ろうとしたのだ。この急襲に所長の早乙女博士はバリアを張って抵抗したが、敵は弱点である発生装置を狙って光線を放った。バリアの威力が弱まる中、宇宙船は執拗な攻撃を続け、ついに研究所は崩れ落ちた。だが三機のゲッターマシンは間隙を縫って大空に飛び立っていたのだ。早期の決着をつけるべく、流竜馬は空中戦を得意とするゲッター1となって反撃した。ゲッタービーム、トマホークブーメランと攻撃を繰り出し、敵機を破損させた。だが喜びも束の間、宇宙船から現れた空魔獣グランゲンは触手をゲッターロボの体に巻きつけて自由を奪ったのだった。落下していくゲッターロボはゲッターマシンに分散し、その勢いでグランゲンの手足を吹き飛ばすことに成功した。すると今度は神隼人が乗るジャガー号に取りついて破壊しようとし、ベアー号の巴武蔵はミサイルで応戦した。ところがグランゲンは突然標的を変えてベアー号に光線を浴びせた。目が眩んだ武蔵は目標を失い激突、グランゲンとともに空に散った。無残な姿となった研究所に降り立った竜馬と隼人は、俺たちがもっとしっかりしていればこんなことにはならなかったと悔やんだ。それを聞いた早乙女博士は、一つの命を捨てて二つの命を救った武蔵を思う気持ちは同じだと言った。そして彼の死に報いるために、今まで以上に闘志を燃やして宇宙からの侵略者を叩きのめすのだと力説した。
伊豆半島の科学要塞研究所では、上空から落下した火の玉をキャッチしていた。だがグレートマジンガーは新兵器の調整のために出撃が出来ないでいた。グレートマジンガーには背中に収容可能なスクランブルダッシュという名の翼を内蔵しているが、開発中のグレートブースターとドッキングすれば飛行能力が格段に向上、搭載された武器で敵を倒すことも可能だった。早乙女研究所の次に狙われるのが科学要塞研究所であることは火を見るより明らかなのに何も出来ないというジレンマが剣鉄也を苛立たせていた。そんな鉄也の様子を見ていたビューナスAのパイロット・炎ジュンは、被害を最小限に食い止めるために出撃した。火の玉の正体は宇宙船が新たに送り込んだ結合獣ボングだった。羽田空港に降り立ったボングは、旅客機や管制塔に熱線を浴びせて破壊を繰り返した。そこに現れたビューナスAは光子力ミサイルなどで攻撃したが、相手が放ったミサイルでピンチに陥った。その頃、工場ではグレートマジンガーの改造が終了し、グレートブースターの完成前に鉄也は出撃した。出撃前に武蔵の悲報を知った彼は、仇は必ず討つと胸に誓っていた。
空港に到着したグレートマジンガーは、サンダーブレークでボングを破壊しビューナスAを救った。だがそれは侵略者が謀った鉄也を誘き出すための罠だった。侵略者が次に送り込んだのは全身に光の膜をまとった光波獣ピクドロンで、口から吐き出した光の矢に当たったグレートマジンガーの右腕と左脚は閃光とともに吹き飛んだ。さらに電撃を受けて意識を失いかけた鉄也を救ったのは、まだ誰も見たことがないロボットだった。
屋台的映画館
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