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愛の讃歌

  • posted at:2006-06-01
  • written by:砂月(すなつき)
あいのさんか
松竹
配給:松竹
製作年:1967年
公開日:1967年4月29日 併映「春日和」
監督:山田洋次
製作:脇田茂
原作:マルセル・パニョル
翻訳:永戸俊雄「ファニー」より
脚本:山田洋次 森崎東
撮影:高羽哲夫
美術:梅田千代夫
音楽:山本直純
照明:青木好文
編集:浜村義康
録音:小尾幸魚
調音:松本隆司
監督助手:大嶺俊順
装置:小島勝男
進行:池田義徳
製作主任:沼尾鈞
現像:東洋現像所
協力:山口県柳井市 上関町
出演:倍賞千恵子 中山仁 小沢昭一 千秋実 北林谷栄
シネマスコープ カラー 94分

瀬戸内海に浮ぶ日永島。立花春子は、波止場の近くにある食堂と連絡船の切符売り場を兼ねた待帆亭という店で働きながら二人の妹を養っている。待帆亭の主人は亀井仙造という男で、頑固者で何かと憎まれ口を叩くが皆からは慕われていた。ある日、春子のもとに一通の手紙が届いた。一週間前に友人と神戸に行った仙造の息子・竜太からだった。春子と竜太は結婚の約束をしており、帰ってくるのが今日だとわかると彼女は今か今かと心待ちにしていた。港で竜太を笑顔で出迎えた春子だったが、同行しているのがジロウだとわかると顔が曇った。部屋で考え事をしている竜太に春子は神戸で何かあったのかと尋ねた。すると竜太はしばらく考えた末に言った。「俺、やっぱりブラジルに行く」。ジロウと竜太は神戸で渡航の手続きをし、パスポートや移住許可書などの必要な書類を既に手に入れていたのだ。

仙造の反対を押し切って島を出た竜太は、昨年の夏、工場が閉鎖になって戻ってきた。怒り狂う仙造に対し、竜太はブラジル行きの夢を諦めたからと待帆亭で働くことで許しを乞うたのだった。だが親父のいう通りになりたくない竜太は心の中でいつか家を飛び出して行きたいと考えていた。何も知らされていない春子は酷く動揺し「うちはどうなるの?」と言った。すると竜太は「一人前の技術者になって帰ってくるから3年、いや2年待ってくれ」と懇願した。春子は行かないでと引き留めたが、竜太の腹はもう決まっていた。

数日後、待帆亭に速達の葉書が届いた。それは神戸を出航するブラジル行きの船の知らせだった。出航が明日の午後10時に迫っていることを知った春子はどうしていいかわからなかった。一方、口では強がっていた竜太もその日が迫るとどうしていいかわからなくなっていた。ジロウを波止場に呼び出した竜太は、妹二人を抱えて苦労する春子のことを考えると渡航を諦めるしかないと言った。それを聞いたジロウは、今夜の列車に乗らないと間に合わないというときにそんなことを言うなんてどうかしていると怒鳴った。何故ならブラジル移住事業への参加を誘ったのは竜太の方だったからだ。

列車の時間が迫り春子は決断した。竜太の部屋に行き、せっかくここまで漕ぎつけたのだから止めることはないと言ってタンスの中から集めた紙幣を餞別として彼の前に置いたのだ。せっかく止める決心をしたのに今になって無理をするなと竜太はそれをつき返したが、夢を犠牲にして恩を着せられるのは嫌だと言って春子が鞄に荷物を詰め始めると彼の心は揺らいだ。「お前は後悔しないのか?」。それを聞いた春子は「うちはここを離れられないから、誰かいい人を見つけてここで暮らして行くのが二人のためにも幸せよ」と気丈に言った。

屋台的映画館
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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