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沖縄怪談逆吊り幽霊 支那怪談死棺破り

  • posted at:2008-02-20
  • written by:砂月(すなつき)
おきなわかいだんさかさづりゆうれいしなかいだんしかんやぶり
大蔵映画=東方影業社
配給:大蔵映画
製作年:1962年
公開日:1962年6月13日 併映「米国怪談太陽の怪物」
監督:小林悟 邵羅輝
製作:大蔵貢
製作補:許承鋲 大蔵満彦
脚本:金田光夫 松井稔
撮影:岩橋秀光
音楽:近江俊郎 長瀬貞夫
美術:黒沢治安 小汲明
照明:市川幸雄
録音:田久保敏夫
編集:金子半三郎
助監督:小川欽也 遠藤慎介
出演:香取環 扇町京子 大原譲二 御木本伸介 九重京司
シネマスコープ カラー 78分

比嘉産業の社長令嬢・玲子と結婚した健生は幸せな新婚生活を送っていた。ある日、玲子の父親が突然他界したことで健生がその後任を務めることになったが、彼も原因不明の病に倒れたのだ。熱は一向に下がらず、担当した医師も打つ手は全て打ったが手の施しようがなく東京の病院へデータを送って指示を仰いだのだが、対処法はわからず仕舞いだった。人事を尽くして天命を待つ、それが医師の今の心境だった。その頃、熱に浮かされる健生は朦朧とした意識の中で玲子のことばかり考えていた。男との会話が聞こえれば、彼女が誰かと浮気して自分が捨てられてしまうのではないかと気が気ではなかったのだ。衰弱が進み死を予感した健生は、玲子を呼び寄せるともし僕が死んだら君はどうするのかと尋ねた。それを聞いた玲子は彼を元気づけようとしたが、健生は心の中で僕が死ぬのを待っているんだろうと悲観した。世界中の女は嘘つきで男を騙す悪魔だと考える健生は中国に昔から伝わる「死棺破り」という話を始めた。

その昔、中国に荘周という高名な学者がいた。国王は彼の見識を聞き大臣として迎えようとしたのだが、荘周はその窮屈な生活を嫌った。自由な隠者の生活に憧れていた彼は美しい妻・田花を残して一人で山深く入り、老師の隠れ家を訪れて弟子になった。苦難修行の末に仙術を会得し、自由自在に姿を変える術を覚えた荘周が帰宅すると、田花は満面の笑みで出迎えたのだった。荘周は苦行の間もお前のことを忘れることがなかったと言ったが、田花がそれを信用していないことは言葉の端からわかった。蝶になって美しい春の野辺を飛び回っている夢を見たと話しても、きっと美しい女蝶を追い回していたんでしょうと嫌味を言う。常々世の女は浮気性で嘘つきだと考えていた荘周は、山を下りる途中であった出来事を田花に話した。三日前に死んだ夫を土葬した女がいたが、彼女はそこに向けて団扇を仰いでいた。不思議に思った荘周が尋ねると、夫が死に際に土が乾くまでお前を愛し続けると言ったことから一日も早く好きな男と結婚するために毎日仰いでいるのだという。そこで私が代わりに乾かしてあげましょうと荘周が団扇を手に取ると土はあっという間に色を変えたのだった。話を聞き終えた田花は私を疑うとはあんまりだと嘆き、万一あなたが亡くなったら私も一緒に死にますと言った。彼女の真相を知りたくなった荘周はその場で自分の心臓を止めて死んだ。一緒に死ぬと言ったものの現世に未練がある田花は荘周の弟子になりたいとやってきた王子に一目惚れし、葬式を手早く済ませて求婚したのだった。結婚式当日、王子は持病の発作に倒れた。従者の男はこの奇病は医者の薬では治らないが、人間の脳みそを食べさせればすぐに治ると田花に告げた。すると彼女は裏山の洞窟にある棺の場所へ向かったが、そこにいたのは生きている荘周だった。荘周の遺体も王子も全て彼が仙術で作り出した幻で、田花を責め続けると彼女は発狂し業火に焼かれて死んだ。

健生の話を聞き終えた玲子は、証を示すために自分の顔に傷をつけた。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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