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ちょうしんせいふらっしゅまんだいぎゃくてんたいたんぼーい
東映
配給:東映
製作年:1987年
公開日:1987年3月14日 併映「グリム童話 金の鳥」「新メイプルタウン物語 パームタウン編」
監督:山田稔 東條昭平
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:田中公平
主題歌:「超新星フラッシュマン」北原拓
・・・:「ファイティングポーズ フラッシュマン」北原拓
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:川西隆
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:成島一城
製作担当:山本康郎
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:斉藤りさ
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:東京衣裳
装飾:装美社
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ (株)オートラマ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 藤田泰男
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:垂水藤太 植村喜八郎 石渡康浩 中村容子 吉田真弓
アメリカンビスタ カラー 30分

様々な生体改造実験を行い凶悪化する改造実験帝国メス。彼らの前に宇宙中の生物が恐れると言われる暗黒のハンターのサー・カウラーが現れた。辺境宇宙での生物狩りに飽きたカウラーが最強の獲物を探し求めていたところ、メスが地球で苦戦していることを知りやってきたのだ。彼は部下の中でも腕利きの四人衆(バウラ、ケラオ、ハグ、ホウ)と、右腕として宇宙中を荒らし回った獣戦士ザ・ズコンダを呼び寄せた。

地球歴1966年に地球の5人の子供がさらわれたが、それを行ったのがサー・カウラーだった。5人の戦士たち(ジン、ダイ、ブン、サラ、ルー)は20年前の真実を聞くために捜し出すが、カウラーは容赦なく攻撃しズコンダを放った。ズコンダはコンビナートを襲って熱エネルギーを吸収すると二体に分裂した。5人はフラッシュマンに変身したが、カウラーと二体のズコンダ、そして四人衆とも戦うことになり、不利と見るや一時退避した。

ズコンダが送電線の鉄塔から電気を吸収しているとフラッシュマンが現れた。だがそれはカウラーが仕掛けた罠だった。レッドフラッシュがプリズムシューターを放ちズコンダが怯んだ隙に5つの武器を合体させたローリングバルカンで攻撃した。エネルギー弾は命中しズコンダは消滅したが、そのエネルギーがズコンダを分裂させたのだった。巨大エネルギー生命体・クラーゲンによって巨大化した二体のズコンダに対抗するために巨大ロボ・フラッシュキングを呼び出したフラッシュマンだったが、一度に左右の攻撃を防がねばならず苦戦した。そこに現れたのは彼らをサポートする高性能ロボット・マグが操縦する巨大戦闘母艦・スターコンドルで、ビームで応戦する間にフラッシュキングはキングミサイルを発射した。連続攻撃にも怯まないズコンダに対しコズモソードで必殺技・スーパーコズモフラッシュを繰り出した。一体目を一閃すると返す刀で二体目の体を貫くが、爆発する瞬間に抱きつかれ倒れたフラッシュキングは左腕と左脚を失った。心配したマグがいくら呼び掛けても応答はなかった。フラッシュマンは死んでしまったのだろうか。

屋台的映画館
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超新星フラッシュマン

  • posted at:2014-12-19
  • written by:砂月(すなつき)
ちょうしんせいふらっしゅまん
東映
配給:東映
製作年:1986年
公開日:1986年3月15日 併映「ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大戦争」「キン肉マン ニューヨーク危機一髪!」「キャプテン翼 明日に向って走れ!」
監督:山田稔
製作:渡邊亮徳
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:曽田博久
音楽:田中公平
主題歌:「超新星フラッシュマン」北原拓
・・・:「ファイティングポーズ フラッシュマン」北原拓
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:出渕裕
録音:上出栄二郎
効果:大泉音映
選曲:石川孝
編集:成島一城
製作担当:山本康郎
進行主任:奈良場稔
計測:黒須健雄
記録:斉藤りさ
助監督:小中肇
製作デスク:寺崎英世
アクション監督:山岡淳二
装置:東映美術センター
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:鷹志衣裳
装飾:装美社
撮影協力:群馬サファリパーク
企画協力:企画者104
キャラクター制作:レインボー造型企画
合成:チャンネル16
現像:東映化学
車輌協力:マツダ
オートバイ協力:スズキ自動車
ビデオ合成:東通ecgシステム 山本博司 近藤弘志 前岡良徹
特撮監督:矢島信男
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 藤田泰男
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 加藤純弘
出演:垂水藤太 植村喜八郎 石渡康浩 中村容子 吉田真弓
アメリカンビスタ カラー 20分

遥か昔から宇宙を放浪し生命が存在する惑星で生体改造実験を行う改造実験帝国メス。大帝のラー・デウスは大博士のリー・ケフレンと組み、宇宙生物と地球生物の遺伝子を利用して最強かつ最高の改造生命体を造る野望に燃えていた。そのためには様々な動物のサンプルが必要になることから彼らはこども動物園の小動物にも目をつけたのだった。兵士ゾロー率いる準幹部のウルクとキルトは子供を追いやると片っ端から動物を捕まえて行った。その頃、フラッシュマンはメスの本拠である改造実験基地ラボーの行方を追っていた。レッドフラッシュはスーパーバイク・フラッシュホークで岩場を走っていたが、突然現れた獣戦士ザ・ガラゴスに攻撃された。プリズムシューターで応戦するもガラゴスは驚異の跳躍力を活かした攻撃を繰り出した。ガラゴスは長距離の異動も可能で、ゾローが足止めをした他の4人のところにも現れると攻撃を仕掛けた。豹のジャンプ力、ゴリラのパワー、クモの動き、獲物を逃さない鷹の目、イルカの素早さを持つガラゴスの前にフラッシュマンは敗れた。

地球歴1966年、メスの指揮下にあるエイリアンハンターの一団は地球上の生物の収集を行ったが、その中の5人の子供がフラッシュ星人に助け出され星系の5つの星に分かれて育てられた。それから20年後、自分たちをさらったメスが地球侵略を進めていることを知ると、生まれ故郷である地球を守るためにフラッシュ星のテクノロジーとそれぞれの能力を活かし超新星フラッシュマンとして戦うことに決めた。

命からがら貨物列車に逃げ込んだ5人(ジン、ダイ、ブン、サラ、ルー)だったが、ガラゴスは彼らの居場所を突き止めた。何故ならガラゴスは犬の嗅覚まで持っていたのだ。戦いの場を地上に移して仕切り直すが、仔犬を見たガラゴスは突然動揺しパニックに陥って逃げ出した。不思議がってサラが仔犬を抱き上げると子供たちがやってきた。その犬はポチといい、団地で飼えない動物たちをこども動物園で飼育していた。メスの狙いが小動物にまで及んでいることを知ったジンは怒りに震えるが、そこに現れた幹部のレー・ワンダやレー・ネフェルはポチまでも奪い取ろうとした。

屋台的映画館

学校の怪談

  • posted at:2014-12-11
  • written by:砂月(すなつき)
がっこうのかいだん
東宝=サンダンス・カンパニー
配給:東宝
製作年:1995年
公開日:1995年7月8日
監督:平山秀幸
製作:藤峰貞利 高井英幸
企画:サンダンス・カンパニー
プロデューサー:酒井良雄 藤田義則 瀬田一彦
共同プロデューサー:木村典代
原作:常光徹 日本民話の会
脚本:奥寺佐渡子
撮影:柴崎幸三
美術:中澤克巳
照明:水野研一
録音:宮本久幸
録音協力:木村瑛二
編集:川島章正
スクリプター:松葉摂胡
装飾:松本良二
操演:岸浦秀一
音響効果:斉藤昌利
俳優担当:寺野伊佐雄
製作担当:福島聡司
音楽プロデューサー:高桑忠男
音楽:Fuji-Yama 諸藤彰彦 山崎茂之
SFXスーパーバイジング・プロデューサー:中子真治
企画協力:ヒロ・プロダクション
出演:野村宏伸 杉山亜矢子 佐藤正宏 遠山真澄 米澤史織
アメリカンビスタ カラー 101分

いよいよ明日からは待ちに待った夏休み。一学期の終業式となると銀杏ケ丘小学校の生徒たちは皆何だかそわそわしている。この学校の名物といえば今は閉鎖されている旧校舎の怪談で、夏になるといつもその話で持ち切りになる。5年生の篠田亜樹は帰りながらその日クラスであった謎の赤い手形騒動の顛末を妹で2年生の美夏に話し、他愛のないいたずらを本当に信じるなんてバカだと言った。すると美夏は教室に絵の具箱を置いてきたことを思い出した。本当に出るかもと脅されて取りに戻りおっかなびっくりしながら教室を出たが、校舎の前で不自然に大きく跳ねるサッカーボールを見て追い掛けて行った。ボールは旧校舎の扉の隙間に吸い込まれ美夏も一緒に入った。軋む廊下を進んで行くとボールは二階へ。そしてその先にあるトイレの右から三番目の個室に人の気配を感じ誰かいるのとノックした。すると女の子の声が聞こえたため噂の花子さんがいるのではないかとドアを開けたが特に変わったことはなかった。だが何気なく見上げると事件は起きた。

美夏の帰りが遅いことを心配した亜樹は学校へ行くが妹の姿は見当たらなかった。仕方なく旧校舎の方へ行くと4年生の千葉均が入り口の前で魔法陣を書いていた。妹のことを尋ねても知らないと言うが扉のノブには彼女の巾着袋が掛かっている。いつものように鎖が掛かっていないことと錠前が壊れていたことから中にいるのではないかと考え入ってみることにした。奥へ進み階段に差し掛かったところで骨格標本が落ちてきた。だがそれは同じクラスの中村研輔と瀬川将太によるいたずらだった。二人は面白い物が何かないかと旧校舎に入ったのだが、仲の悪い亜樹がきたため驚かせてやろうと企んだのだ。だがそれどころではない彼女は妹の姿を求めて奥に進んだ。同じ頃、勝手に扉が開いたことで気になった均は旧校舎に入った。すると階段を駆け上がる少女の後ろ姿が見えたため、それが美夏だと思った彼はお姉ちゃんが捜しているよと声を掛けた。ところが扉が勝手に閉まり外に出られなくなった。

均には双子の弟の一がいる。霊感の強い彼は学校に一度来たものの嫌な霊がいると言ってそれ以来不登校になった。弟思いの均は何か出来ることはないかと考えた末に霊を閉じ込めるための魔法陣を描くことにしたのだ。母が経営しているコンビニでお菓子をもらおうとした一だったが、リーチインショーケースの扉に映る姿が自分ではなく均であることに気づいた。兄の身に何かあったことがわかると学校に急いだ。

屋台的映画館

スパイキャッチャーJ3

  • posted at:2014-12-03
  • written by:砂月(すなつき)
すぱいきゃっちゃーじぇいすりー
東映東京制作所
配給:東映
製作年:1966年
公開日:1966年8月3日
監督:加島昭
企画:近藤照男
原作:都筑道夫
脚本:池田雄一 播磨幸治
撮影:霜村和夫
録音:岩田広一
照明:山本辰雄
美術:川村晴通
特撮:東映特殊技術部 矢島信男 井上繁 星野行彦
装置:園田守
装飾:野田利久
編集:長沢嘉樹
記録:小杉京子
助監督:田口勝彦
進行主任:河野正俊
音楽:菊池俊輔
主題歌:「スパイキャッチャー」叶修二
出演:川津祐介 江原真二郎 城野ゆき 根岸明美 佐々木孝子
スタンダード モノクロ 46分

ニューヨークに本部を構える「The Undercover Line of International Police」。略称「TULIP」(チューリップ)と呼ばれるその組織は世界各地に支部を置き、そこで働くエージェントたちはスパイキャッチャーと呼ばれた。彼らは国際謀略叛乱組織「The International Group of Esplionage and Revolt」略称「TIGER」(タイガー)を壊滅すべく日夜活動を行っていた。

左手首に貫通銃創の痕があるディスマンという男をチューリップとタイガーが追っていた。彼は北大西洋ミサイル基地の秘密地図を盗み逃走中だった。横浜港でディスマンの車を発見したチューリップ日本支部のスパイキャッチャーJ3こと壇俊介はライフル銃でレーダー発信器を後部に貼りつけるとその後を追った。するとそこにタイガーの車が割り込み銃撃した。弾は運転手に当たりコントロールを失った先頭の車は壁にぶつかって横転した。一方、檀のシボレー・コルベット・スティングレイはタイガーの車を追い抜くと脇に積んであったドラム缶に体当たりし追手を足止めにした。

レーダーを頼りに事故現場へ向かった檀は車から投げ出された男に駆け寄るが彼はディスマンではなかった。左手首に傷痕がないその男は今わの際に傍に落ちていたアタッシェケースに手を延ばそうとしたことから檀はその中に地図があるに違いないと確信した。支部で持ち帰ったアタッシェケースをJ2が開錠したところ、入っていたのはオペラグラスと2本の小さな洋酒の瓶、そして2千枚の1000ドル紙幣だけだった。オペラグラスには特殊な赤外線機能がついていることがわかったが、問題はブランデーとベネディクティンDOMの瓶だった。この2つをカクテルにしたものはB&Bと呼ばれているが、それが何かの暗号かしらとJ7が呟くとJ1は第二次世界大戦中のスパイ用語で高い所を示していると言った。

檀が最初に思いついた場所、それは横浜マリンタワーだった。展望フロアに上った彼は同じオペラグラスで外を覗いている女を見つけた。自分も同じように覗いてみるとアドバルーンの横断幕にミスターミラクルの文字が見えた。だが設置されている望遠鏡で見ても文字は見当たらず、それが何を意味しているのかと考えているうちに女が動き出した。慌てて追い掛けようとしたところ望遠鏡に寄り掛かっている男にぶつかったが、その男は死んでいた。男はタイガーのペンダントをしており小さな血痕から口紅の匂いがしたことから、あの女が事件に関係あると睨み後をつけることにした。

屋台的映画館
げぞらがにめかめーばけっせんなんかいのだいかいじゅう
東宝
配給:東宝
製作年:1970年
公開日:1970年8月1日 併映「アタックNo.1 涙の回転レシーブ」「巨人の星 宿命の対決」
監督:本多猪四郎
製作:田中友幸 田中文雄
脚本:小川英
撮影:完倉泰一
美術:北猛夫
録音:増尾鼎
照明:高島利雄
音楽:伊福部昭
監督助手:谷清次
編集:氷見正久
音響効果:西本定正
整音:東宝ダビング
協力:東海汽船株式会社
現像:東京現像所
製作担当者:坂井靖史
特殊技術:有川貞昌
特殊技術・撮影:真野田陽一
特殊技術・光学撮影:徳政義行
特殊技術・美術:井上泰幸
特殊技術・照明:原文良
特殊技術・操演:中代文雄
特殊技術・合成:向山宏
特殊技術・監督助手:中野昭慶
出演:久保明 高橋厚子 小林夕岐子 佐原健二 土屋嘉男
シネマスコープ カラー 83分

国連宇宙局は木星探査用のロケット「ヘリオス7号」を打ち上げた。無人のカプセルは木星の資料を採取して三年半後に地球に戻ってくる予定だったが、打ち上げから四ヶ月後に消息を絶った。ブラジルでの仕事を終えたフリーカメラマンの工藤太郎は、そのことが書かれた雑誌を旅客機の機内で退屈しのぎに読んでいた。「なろうことなら俺も宇宙へ行きたいよ。この地球上はどうも退屈すぎる」。そう思いながらカーテンを開けて窓の外を見るとおかしな光景が目に入った。パラシュートがついたロケットのカプセルが上空から舞い降りてきたのだ。彼は慌ててバッグからカメラを取り出したが、構える間もなくカプセルは雲に隠れてしまった。雇い主である出版社に戻った工藤は編集長たちにその話をしたが、注文した写真が撮れなかった言い訳だろう言って誰も信用しなかった。彼が目撃した時間は夜だったため、他の乗客たちは皆カーテンを閉めていたのだ。ヘリオスの海中写真を撮って特ダネにすればいいと工藤は提案したが、編集長はお前さんとの付き合いをこれっきりにしたいと言った。絶対に特ダネを手にしてやると意気込んで出て行く工藤を呼び止めたのは、彼に仕事を依頼するために会社を訪ねていたアジア開拓株式会社の宣伝部員・星野アヤ子だった。

ハワイとマリアナ諸島の間にあるセルジオ島は、原住民の人口80人という小さな未開の島だった。そこには珍しい熱帯植物や生物が今でも生き続けていた。サンゴ礁に取り囲まれた美しい島に目をつけたアジア開拓は、雄大な規模のリゾート開発を行う計画を極秘裏に進めていたのだ。社運を賭けたこのプランには様々なアイデアが盛り込まれていた。そして大衆のイメージを決定するには優秀な写真が必要であることから、工藤に白羽の矢が立ったのだ。だが彼はいくら金を積まれてもそんな仕事は出来ないと断った。そこへやってきたのは、この計画で生態観察顧問を務めている生物学の権威・宮恭一博士だった。二人は以前に仕事をした間柄で、そのときに話した怪物伝説がある島だと宮がいうと工藤の眼の色が変わった。彼は自ら持ってきた地図を広げてヘリオスを見た地点を説明したが、そこはセルジオ島の位置と一致していた。

セルジオ島に降り立ったのは、工藤、宮、アヤ子の他にフェリーの中で知り合った世界風俗研究所所長・小畑誠の四人だった。現地で調査を行っていた設計技師の佐倉と横山が怪物に襲われ、佐倉が行方不明になったという話を聞いて興味を持った小畑が勝手についてきたのだ。彼らが到着したにもかかわらず、日本人に好意を持っているはずの島民が誰も出迎えに来なかった。島のガイド役のリコは、日本人がゲゾラを怒らせたからだと言った。

屋台的映画館

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