ぞくすーぱーじゃいあんつうちゅうていとじんこうえいせいのげきとつ
新東宝
配給:新東宝
製作年:1958年
公開日:1958年1月3日 併映「金語楼の成金王」「坊ちゃん天国」
監督:石井輝男
製作:大蔵貢
脚本:宮川一郎
企画:笠根壮介
撮影:鈴木博
音楽:真鍋理一郎
美術:宮沢計次
録音:竹口一雄
照明:傍士延雄
助監督:柴田吉太郎
編集:鹿島秀男
特殊技術:新東宝特殊技術
製作主任:山本喜八郎
出演:宇津井健 三ツ矢歌子 林寛 池田輝久 浅見比呂志
スタンダード モノクロ 39分
日本で進められていた宇宙艇の極秘建造計画は、研究員の中に紛れ込んだスパイによって筒抜けになっていた。秘密国家「黒い衛星」はその情報を基に同じ型の宇宙艇をアジトで建造していたのだ。彼らの目的は宇宙からの地球制覇だった。そのためには地球上で開発した原爆ロケットを宇宙ステーションまで運ぶ必要があったのだ。黒い衛星は山中博士たちを思想改造器にかけて洗脳した。そして彼らの言いなりになった博士は忠誠を誓うと宇宙艇を発進させた。
黒い衛星にとってスーパージャイアンツは厄介な存在だった。そこで彼らは銀河系大星雲EF4軌道を通過して宇宙ステーションへ行く進路を取り、その途中にある熱波が吹き荒れるゴルドン大火星の炎で何処までもついてくるスーパージャイアンツを焼き殺す計画を立てたのだ。だが目論みは外れ、灼熱地獄を突破したスーパージャイアンツは無傷で宇宙艇を追尾してきたことから黒い衛星は彼に向けて無人ロケットV8を発射した。
宇宙艇が宇宙ステーションに到着すると、黒い衛星の元帥は地球に向けて新国家樹立の宣言と全地球の領土を要求するメッセージを送った。そして抵抗が無駄であることを示す手始めとして、ヒマラヤ山脈を原爆ロケットで爆破した。山中博士が誘拐された後も研究所では宇宙艇の推進装置の開発が行われていたが完成には至っていなかった。一刻の猶予も許されない状況となり開発を一研究所に任せるのではなく全世界の科学者で共同研究することが国会の対策臨時委員会で決まったことから、宇宙艇の開発は彼らに委ねられた。一方、地球防衛軍が国連総会で承認され、各国の新兵器が作戦に導入されることになった。
屋台的映画館
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