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逆噴射家族

  • posted at:2009-08-27
  • written by:砂月(すなつき)
ぎゃくふんしゃかぞく
ディレクターズ・カンパニー=国際放映=ATG
配給:ATG
製作年:1984年
公開日:1984年6月23日
監督:石井聰亙
製作:長谷川和彦 山根豊次 佐々木史朗
企画:多賀祥介 宮坂進
プロデューサー:高橋伴明
原案:小林よしのり
脚本:小林よしのり 神波史男 石井聰亙
音楽:1984
宣伝歌:「逆噴射・家族借景」ひとし&カツヤ
撮影:田村正毅
美術:細石照美
宣伝美術:湯村輝彦
照明:佐藤譲
録音:福田伸
効果:福島音響
編集:菊池純一
特殊視覚効果:伊藤高志
記録:吉田純子
助監督:米原秀範
製作担当:大里俊博
出演:小林克也 倍賞美津子 有薗芳記 工藤夕貴 植木等
アメリカンビスタ カラー 106分

家族の幸せだけが生きがいである小林勝国は、郊外にある住宅地の一軒家を手に入れた。勝国には、大らかな性格の妻・冴子と東大入学をめざす浪人中の長男・正樹、そしてアイドル志望の娘・エリカがいるが、皆都会の空気に毒されていた。家族の健康を取り戻すためには非人間的な都会の団地生活から抜け出し、生活環境を変える必要があると考えていた。そしてついに20年間のローンでようやく小さな庭付き一戸建て住宅を手に入れたのだ。11月2日、引越しを終えた勝国の心は充実していた。翌朝、勝国はマイホームから手を振る妻を背にして会社に出掛けた。そしてそれを追い掛けて来る娘。何から何まで夢に描いていた光景だった。だが会社に近付くにつれ現実が押し寄せて来た。都会の喧騒、満員電車。へとへとになって帰って来た彼を迎えたのは我が家と温かい家族だった。その夜、庭から聞こえる声に気付いた勝国が外に出てみると、正樹が仔犬を連れ帰っていた。運命的な出会いだという犬麿という名の犬を抱きしめる正樹の姿に、お前が嫌だったら無理に大学なんて入らなくてもいいんだぞと勝国は優しく声を掛けた。すると正樹は、俺は無理なんかしてないし好きでやってるんだから心配するなよと言った。その言葉に感動した勝国は正樹から仔犬を受け取って抱きしめたが、自分の指に白いものがくっついていることに気付いた。それがシロアリであることがわかると、彼は床下に潜り込んで空気の色が変わるまで殺虫剤を散布したのだった。

家族が新しい生活に慣れてきた頃、父親の寿国がやってきた。家を褒められいい気持ちになった勝国だったが、翌日になって兄の家を追い出されたことを知ると事情は変わった。ご近所さんを招き入れて室内でゲートボール大会を開くなどやりたい放題で、当初は温かく迎えた家族も無遠慮で奔放に振舞う寿国に反感を覚えるようになった。今のうちに何とかしなければ、家族の病気が悪化してしまう。責任感の強い勝国は、家族の病気を治せるのは自分の愛情だけだと考えていた。一方、寿国も家族から疎外されていることに気付いており、日本一周でもして暮らそうと考えていた。庭にプレハブを建てようにもスペースに余裕がなく、犬小屋を潰せば正樹から恨みを買う。追い込まれた勝国の頭に一つのアイデアが生まれた。そうだ、地下室を掘ればいいんだ!。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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