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吸血鬼ゴケミドロ

  • posted at:2008-10-22
  • written by:砂月(すなつき)
きゅうけつきごけみどろ
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1968年
公開日:1968年8月14日 併映「黒蜥蝪」
監督:佐藤肇
製作:猪股尭
脚本:高久進 小林久三
撮影:平瀬静雄
音楽:菊池俊輔
美術:芳野尹孝
照明:青本辰夫
編集:寺田昭光
録音:中村寛
調音:松本隆司
監督助手:白木慶二
装置:新映美術工芸
進行:福山正幸
現像:東洋現像所
製作主任:内藤誠 渡辺寿男
協力:ピー・プロダクション 小嶋伸介 岡田元侑 三上陸男
出演:吉田輝雄 佐藤友美 北村英三 高橋昌也 キャシー・ホーラン
シネマスコープ カラー 84分

その日の空は血の様に赤かった。羽田を飛び立った旅客機JA-3075機は目的地の伊丹空港へ順調に飛行していたが、管制官から犯行予告をした人物が時限爆弾を機内に持ち込んだとの連絡が入った。旅客機は進路を羽田に変更し、副操縦士・杉坂英は乗客が不信感を持たないように荷物を積み間違えたことにして手荷物を調べ始めた。客室乗務員・朝倉かずみが貨物室で不審なトランクを見つけそれを杉坂が開封すると、中にはライフル銃が入っていた。そこへ拳銃を持った男が入り込んできた。その男・寺岡博文は、東アジア平和会議に出席したブリタニア大使をライフル銃で狙撃した犯人だった。彼は機長の頭に銃口を向け、沖縄に飛ぶように指示した。その時オレンジ色の飛行物体が急接近し機体をかすめて飛び去った。コクピットの計器は狂いエンジンは炎上、旅客機は岩山に不時着した。

意識を取り戻した杉坂は状況の把握に努めた。機長は着陸の衝撃で即死し、寺岡も動かなくなっていた。杉坂は、かずみが無事であることがわかると手分けして乗客の安否を確かめ始めた。生き残ったのは、二人の他に国会議員の真野剛造、会社の重役・徳安と妻・法子、生物学者・佐賀敏行、ベトナム戦争で夫を失ったニール、精神科医・百武、そして自殺志願の青年・松宮だった。松宮は爆弾が無事であることがわかると外へ飛び出した。杉坂は彼を追い掛け取り押さえたが、松宮は社会を混乱させるための狂言だったと嘘の証言をした。

寺岡が通信機器を破壊したことで外部との連絡が取れなくなり、彼らが出来ることと言えば、ひたすら救助を待ち続けることだけだった。日は暮れ、飲料水は底をつき、乗客は苛立ちを隠せなくなっていった。真野たちが言い争いをしていたそのとき、寺岡がかずみを人質に取った。彼は死んではいなかったのだ。寺岡はかずみにライフル銃を突きつけると機外の暗闇に消えて行った。荒野を歩いていた二人は、その先に光るオレンジ色の物体を発見し近づいた。それは巨大な宇宙船だった。危険を感じた寺岡は逃げようとしたが、強い光を浴びると誘われるように光体に近づいて行った。岩陰に隠れていたかずみは、そこで恐ろしい光景を目撃した。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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