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女吸血鬼

  • posted at:2006-01-04
  • written by:砂月(すなつき)
おんなきゅうけつき
新東宝
配給:新東宝
製作年:1959年
公開日:1959年3月7日
監督:中川信夫
製作:大蔵貢
原作:橘外男
脚本:中沢信 仲津勝義
企画:津田勝二
撮影:平野好美
音楽:井内久
美術:黒沢治安
照明:関川次郎
録音:泉田正雄
助監督:石川義寛
編集:後藤敏男
製作主任:藤岡治郎
出演:天知茂 和田桂之助 三原葉子 池内淳子 中村虎彦
シネスコサイズ モノクロ 78分

東洋タイムスの記者・大木民夫を乗せた車はパーティー会場に向かっていた。その日は彼の婚約者である松村伊都子の誕生日だったため、遅れるわけには行かなかった。民夫は運転手にもっとスピードを出すように言ったが、運転手は道路を横切る女性に気付くのが遅れ撥ねてしまった。二人は女性を助けようと車外に飛び出したが、何処にも彼女の姿は無く車にも損傷はなかった。
時間になっても民夫は現れず、友人たちにせつかれた伊都子はパーティーを始めることにした。蝋燭の火を吹き消しケーキに入刀した伊都子だったが、ナイフで指を切ってしまった。その様子を見ていた彼女の父・重勝は、二十年前のことを思い出していた。松村邸に到着した民夫は遅刻を詫びた。それからまもなく部屋は停電し、二階の開かずの間から家政婦を呼ぶブザーの音が聞こえた。奇妙に感じた執事は重勝に耳打ちすると、かつて妻が暮らしていた部屋に二人で入った。ソファーに横たわっていたのは、昔のままの若さを保った妻・美和子だった。

美和子を診察した榊原博士は、内臓器官、皮膚細胞、筋肉組織のどれをとっても20歳の肉体だと言った。伊都子は帰ろうとした民夫を引き止め、この家で起きた不可解な出来事を新聞に書かないようにと釘を刺した。母親のことで気疲れしている伊都子を心配した民夫は、上野で開かれている二期会展に誘った。展覧会の目玉は無名の新人が描いて特選に選ばれた作品だったが、二人はその絵を見て驚いた。そこに描かれていた女性は美和子そっくりだったのだ。民夫は受付に行き、絵についての詳細を聞き出そうとしたが、絵の作者が祖父江四郎というペンネームであること以外わからなかった。伊都子が絵の前に立ち止まっていると、黒いサングラスの男が声を掛けてきた。男が余程この絵がお気に入りのようですねと言うと、彼女は何だか母親に似ているような気がすると答えた。男は深く頷くと小男を従えて去って行った。

その夜、ホテルに泊まっていた男はカーテンから漏れる月光を浴びたことでもだえ苦しみ始めた。部屋の前を通りかかった女性従業員はただならぬ事態であることを察知し中に入った。男はカッと目を見開くと従業員に襲い掛かった。死体の首には血を吸われた跡があった。

屋台的映画館
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おどるだいそうさせんざむーびーつーれいんぼーぶりっじをふうさせよ
フジテレビジョン=INP
配給:東宝
製作年:2003年
公開日:2003年7月19日
監督:本広克行
製作:村上光一
企画:宮内正喜 永田芳男
エグゼクティブプロデューサー:亀山千広
プロデューサー:臼井裕詞 堀部徹 安藤親広 石原隆 高井一郎
脚本:君塚良一
音楽:松本晃彦
主題歌:織田裕二 「Love Somebody[CINEMA Version Ⅱ]」
撮影:藤石修
照明:加瀬弘行
録音:芦原邦雄
美術製作:河井實之助
美術監督:梅田正則
美術デザイナー:青木陽次
編集:田口拓也
キャスティングプロデューサー:東海林秀文
ラインプロデューサー:羽田文彦 村上公一
監督補:長瀬邦弘
助監督:河合勇人
制作担当:松岡利光 曳地克之
出演:織田裕二 柳葉敏郎 深津絵里 水野美紀 ユースケ・サンタマリア
シネマスコープ カラー 138分

警視庁副総監誘拐事件から5年が経った2003年。かつては空き地が広がっていた台場も再開発で一大観光名所に姿を変えた。その一角にある湾岸署は観光案内や交通整理など多忙を極めていた。そんな中、港湾地区では客船・ふじ丸がテロリストに乗っ取られた。という想定で警視庁の公開訓練が行われ、犯人役には湾岸署の署員が抜擢された。今回の訓練は実弾を使用しないこと以外、本番と同条件で行われることになっていたが、SAT(Special Assault Team=警視庁特殊部隊)中隊長・草壁の高圧的な言動に、恩田すみれ巡査部長は頭に来ていた。そして和久平八郎指導員の「思いっきり抵抗してやりゃあいいじゃねえか」という言葉に触発された青島俊作巡査部長は、SAT攻略作戦を決行した。内に突入したSATの隊員たちは青島の作戦にはまり、次々と捕獲されて行った。その一方で草壁はテロリストグループの巣窟に乗り込み閃光音響手榴弾を使用した。閃光と煙幕、そして音響が室内を覆い犯人たちを制圧した。ところが煙の中から青島が現れ、草壁のこめかみに銃を突きつけたのだった。今回の訓練は犯人側が勝利で終了した。この結果に立腹した副総監は、湾岸署の全署員に対して減俸を言い渡したのだった。

青島は体の奥から燃えたぎるような事件に飢えていた。ある朝、婦女暴行事件があったことを聞いてやってきた青島は、被害者の女子高生から事情を聞いた。犯人は彼女を後から押し倒し、首筋に噛み付いたのだ。そこには吸血鬼の牙が刺さったような痕が残っていた。その後、犯人は何もせずに逃げて行ったが、同様の事件が多発していたのだ。これは自分の事件ではないと感じた青島はその場を離れた。すると今度はすみれが力を貸して欲しいと彼を引っ張って行った。盗犯係では連続スリ事件を扱っていたが、その犯人グループは絵に描いたようなアットホームな家族だというのだ。これも自分の事件ではないと感じた青島は、走って出掛けた暴力犯係について行った。湾岸署管内で発生した殺人事件、それは蜘蛛の巣のように張り巡らされた赤いロープに遺体が縛られるという猟奇的な事件だった。

湾岸署に特別合同捜査本部が設置された。特捜本部長には初の女性キャリア・沖田仁美警視正が任命され室井慎次警視正は彼女のサポートに回ることになった。室井は刑事課の入り口に立っていた青島を沖田に紹介した。すると彼女は、「事件は現場で起きているんじゃないのよ。事件は会議室で起きているの。勘違いしないで」と言った。

屋台的映画館

億万長者(1954年)

  • posted at:2005-09-03
  • written by:砂月(すなつき)
おくまんちょうじゃ
青年俳優クラブ
配給:新東宝
製作年:1954年
公開日:1954年11月22日 併映「最後の女達」
監督:市川崑
企画:本田延三郎
脚本:市川崑
脚本協力:安部公房 横山泰三 長谷部慶次 和田夏十
音楽:団伊玖磨
撮影:伊藤武夫
美術:平川透徹
録音:安恵重遠
照明:平田光治
編集:河野秋和
助監督:小林大平
製作主任:浅野正孝
出演:木村功 久我美子 山田五十鈴 伊藤雄之助 信欣三
スタンダード モノクロ 83分

日本の新名所・数寄屋橋付近の交差点では、少女・鏡すてがか弱き平和を守るためには原爆を作らなければならないと民衆に訴えていた。その頃、小菅刑務所の牢屋の中では、汚職事件で逮捕された与党議員・団海老蔵が新聞に名前が載ることの意義を同罪で捕まった同僚や野党議員に向かって高らかに語っていた。同じ頃、赤坂料亭では芸者・花熊が他の芸者集の前で心得を長々と説いていた。一方、羽田飛行場では海外視察という名目で3ヶ月間の観光旅行を行うアルマイト会社社長・東太賀吉が家族や社員たちに見送られていた。銀座にある日本一正確な時計台の時計はまもなく25時を指そうとしていた。白昼であるにも関わらず。時計が狂っているのだろうか。それとも人間の方が狂っているのだろうか。

K区税務署徴収課に勤務する正直で無口で小心者の舘香六は、鶴亀葬儀社の二階に間借りしている。毎日同じように電車に揺られて出勤する舘は、いつものように税金の徴収に出掛けた。彼が向かった先は、通夜が行われているアルマイト工場だった。社長の東太賀吉が乗った旅客機は欧州に向かって飛行していたが、ヒマラヤ山脈に衝突し墜落したのだ。航空会社の社員が危険な遭難現場から持ち帰ったひしゃげたスプーンを妻・山子は遺骨代わりにして大切にした。それは東が見本として持ち歩いていたスプーンだった。舘は霊前に手を合わせると、山子に昨年度の税金が納められていないから困っていると切り出した。すると山子は困っているのはこっちだと反論した。派手好きの社長は万事宣伝の世の中だと言って借金してまで旅行を計画した。傷害保険がもらえることになっていたが、借金返済や十八人の子供の生活費、そして工場を運営するには到底足りないと主張した。舘は、それでは僕が困るし署長も困ると言った。彼は税金が使われる仕組みを山子にゆっくりと説明した。

舘が次に向かった先は国会議事堂の近くにある贋家だった。妻・はんは舘から受け取った名刺を見るなり大声で笑った。ここでも税金を徴収することが無理だとわかった舘は、自宅から持ってきた手弁当を食べながら夫婦の話を聞くことにした。主の贋十二は三年前まで写真所を経営していたが、その収入だけでは十八人の子供を養うことは出来なくなった。そこで店を手放して収入の多い仕事を手当たり次第に始めたがうまく行かなかった。贋家には家族の他に下宿人の鏡すてが住んでいた。二階を間借りしてるすては一年半程前から家賃を払っていなかったが、かわいそうな境遇に置かれていたことを知っていたため追い出すことが出来なかった。彼女は材料や薬品を持ち込んでは研究に没頭していた。はんは、それが原爆であることを舘に話すと、驚いた彼は放射能の及ばないとされる東京から123.5キロ離れた沼津まで走って逃げた。

屋台的映画館

女真珠王の復讐

  • posted at:2005-08-27
  • written by:砂月(すなつき)
おんなしんじゅおうのふくしゅう
新東宝
配給:新東宝
製作年:1956年
公開日:1956年7月5日
監督:志村敏夫
製作:星野和平
原案:青木義久
脚本:相良準 松木功
企画:松崎啓次 小野沢寛
撮影:友成達雄
音楽:松井八郎
美術:朝生治男
照明:秋山清幸
録音:片岡造
編集:金子半三郎
助監督:土屋啓之助
製作主任:山本喜八郎
出演:前田通子 藤村昌子 宇津井健 三ツ矢歌子 藤田進
スタンダードサイズ モノクロ 90分

三信貿易の社員・木崎芳男は、翌日出張することになっている浅村健二専務の代わりに箱根へ行くことになった。箱根のホテルでは社長が静養していたが、重要書類に印鑑が必要になったというのだ。その日のうちに帰る様に言われた芳男は、婚約者の香川夏岐と食事する約束をしていたこともあり用事を済ませると急いで帰社した。ところが小使は、専務はもう帰宅したと言った。芳男は不審に思ったが、夏岐との待ち合わせ場所に急いだ。

翌日、浅村と彼の秘書・夏岐が乗るバンコク行きのフェリーを見送った芳男は殺人容疑で逮捕された。昨夜の8時半頃、通用門から侵入した人物が小使を殺害し、取引先へ支払う1500万円を盗み出したというのだ。目撃者はその人物が芳男と同じスーツを着ていたと証言し、彼のスーツのポケットからは金庫の鍵が発見された。さらに取り調べ中に掛かった電話で、社長が何者かに殺害されたことがわかった。午後6時ごろの犯行で、犯人は白のスーツに白黒のコンビの靴だったとボーイが証言した。

浅村と夏岐は船上で事件を知った。浅村の船室にやってきた船長と事務長は、東京からの無電で夏岐を事件の共犯容疑者として船長の権限で拘束せよという命令を受けたと報告した。それを聞いた浅村は、道徳的責任を感じているため内地へ送還するまで私に身柄を預けてくれないかと船長に頼んだ。浅村の管理下に置かれた夏岐は、経理課長から預かった金庫の鍵は確かに浅村に渡したから芳男が持っているはずがないと主張した。浅村は鍵のことは知らないととぼけ、君のことが好きなんだと言い寄った。強引に近づく浅村に狂気を感じた夏岐は部屋の外へ出て行ったが、浅村はどこまでも追いかけてきた。そして追い詰められた夏岐は足を滑らし海中に没してしまった。

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大当り三色娘

  • posted at:2005-08-26
  • written by:砂月(すなつき)

おおあたりさんしょくむすめ
東宝
配給:東宝
製作年:1957年
公開日:1957年7月13日 併映「「元祿忠臣蔵・大石最後の一日」より 琴の爪」
監督:杉江敏男
製作:杉原貞雄
原作:中野実
脚本:井手俊郎
撮影:完倉泰一
音楽:神津善行
美術:村木忍
照明:金子光男
録音:渡会伸
編集:岩下広一
振付:県洋一 花柳啓之
監督助手:秋山正
特殊技術:東宝技術部
現像:東洋現像所
製作担当者:石橋嘉博
出演:美空ひばり 江利チエミ 雪村いづみ 宝田明 山田真二
シネマスコープ カラー 94分

下北原マーケットに買い物に来ていた岡田家の家政婦・小林トミ子は、見ず知らずの女性が自分に向かって手を振っているのかと思った。ところがそれはトミ子の勘違いで、楠ミチオが彼女の後ろにいた根室エリ子に手を振っていたのだ。トミ子の横をすり抜けたミチオは幼なじみのエリ子と再会した。ミチオは板倉家に住み込み、作曲家と歌手の夫妻の世話をしながら好きな音楽の勉強をしていた。一方、エリ子も小島家の娘に日本舞踊を教えながら家事の手伝いをしていた。
用事を済ませて寄り道をしていたトミ子は、不良娘に声を掛けられ彼女の後をついて行った。預けたものを返すように言われたトミ子に心当たりはなかったが、買い物かごの中には見たこともない財布が入っていた。娘は自分のものだと言い張り無理に取り返そうとするが、トミ子はあなたのものだと証明出来ない限り渡さないと突っぱねた。そこへパトロール中の警官が通りかかり、トミ子は助けを求めた。娘は財布を諦めて逃げて行った。その夜、青年が岡田家のトミ子を訪ねてきたため、彼女は昼間の仲間が仕返しに来たのではないかと身構えた。ところがその青年・京須肇は掏られた財布の持ち主だった。肇が経済的に苦しい生活をしている学生だと知ったトミ子はお礼を遠慮したが、彼は封筒を無理に押し付けて帰ってしまった。そんな純真な肇にトミ子は魅かれて行った。

エリ子はミチオに重大な相談があると言った。それは小島家夫人の弟・松井宏が学生時代からミチオのことが好きでたまらないとエリ子に告白したのだ。夫人からの申し出もあり、エリ子は一度会ってみないかと言ったがミチオにはその気がなかった。ところがジェームズ・ディーンにそっくりだという話を聞くと彼女の態度は一変した。見合い話はトントン拍子に進み、次の日曜日に行われることになった。日曜日、お礼のお金でお菓子を買ったトミ子は肇の下宿を訪ねたが、そこは引越しの真最中だった。たくさんの荷物が積まれたリアカーを引いて肇が向かった先は、エリ子が家政婦として働いている小島家だった。小島家の主人は友人である肇の父親からの依頼で肇を書生として受け入れることになったのだ。家の中では宏が憧れの人との見合いに備えてめかし込んでいたが、庭にいた蜂に鼻の頭を刺され、あっという間に腫れ上がってしまった。宏は両親とともに病院へ行ったが、そうとは知らずにやってきたミチオは玄関で掃除をしていた肇を宏と勘違いして一目惚れした。ジェームズ・ディーンより宝田明ってとこねと大はしゃぎをするミチオに本当のことを話せないエリ子は、肇を説得して代わりに見合いをさせることにした。

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