忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

大海原を行く渡り鳥

  • posted at:2005-08-02
  • written by:砂月(すなつき)
おおうなばらをゆくわたりどり
日活
配給:日活
製作年:1961年
公開日:1961年4月29日
監督:斎藤武市
原作:三原貞修
脚本:山崎巌
企画:児井英生
撮影:高村倉太郎
音楽:小杉太一郎
主題歌:「ギターを持った渡り鳥」小林旭
・・・:「五ッ木の子守唄」小林旭
美術:坂口武玄
照明:大西美津男
録音:米津次男
編集:近藤光雄
助監督:神代辰巳
色彩計測:幸田守雄
現像:東洋現像所
製作主任:野村耕祐
協賛:佐世保市 西肥自動車
振付:浜田幸穂
技斗:高瀬将敏
出演:小林旭 藤村有弘 浅丘ルリ子 白木マリ 楠侑子
シネマスコープ カラー 79分

雲仙を馬に揺られながら旅していた滝伸次は、馬車がギャングに襲われているところに遭遇した。銃で応戦してギャングを追い払うことに成功したが、坂井由紀は大事なバッグを盗られてしまった。馬車には他に御者の良太、大洋貿易社長・磯部章造、そして長崎にいる父親を訪ねてきたみどりという少女が乗っていたがケガはなかった。由紀は伸次を兄・信夫が経営する雲仙ユースホステルに案内した。信夫は、由紀から一千万円が入ったバッグが奪われたことを聞くと青ざめた。ホテルから5キロほどのところにゲルマニウム鉱山があり、鉱石は信夫が社長を務める雲仙観光が代々馬車で運んでいた。将来性のある事業であることから二、三の会社が目を付け、権利を取ろうと狙っていた。対抗上、設備投資が必要になりホテルを担保にして資金を借り入れたが、それをギャングに持っていかれたのだ。現金を輸送することは信夫と由紀、良太しか知らないはずだった。

由紀は、みどりから父親が三木であることを聞き出したが、その名前を聞いた信夫の表情が苦々しく変わった。鉱石の権利を狙って雲仙観光に年中嫌がらせを仕掛けているのが、キャバレー・バタフライを運営する佐世保の三木だった。信夫はつまらないことに関わり合うなと由紀に言った。その様子を見ていた伸次は、みどりを佐世保へ連れて行くことにした。バタフライに乗り込んだ伸次は三木のところへ行き、みどりと一緒に暮らすように説得したが、彼は自分が三木ではないと白を切ると店の奥に引っ込んだ。伸次はその店のマダムにみどりを預けると三木の後を追った。地下では賭場が開かれていた。伸次はツブテの竜とポーカーゲームで勝負した。勝負の流れは完全に竜の方に傾いていたが、伸次はテーブルの下に隠されたトリックを見破ると、ケチな野郎だと言って部屋を出て行こうとした。ところが賭場に見覚えのある男がいることに気付き、それが馬車を襲った男だとわかると伸次は外へ連れて行き締め上げた。伸次が誰に頼まれたのかと問い詰めると、男=哲は平和運輸の社長だと口を割った。哲の背後には、彼を消そうとする銃口が向けられていた。

屋台的映画館
PR

大暴れ風来坊

  • posted at:2005-08-01
  • written by:砂月(すなつき)
おおあばれふうらいぼう
日活
配給:日活
製作年:1960年
公開日:1960年11月16日
監督:山崎徳次郎
原作:原健三郎
脚本:中久保信成 市川佐登志
構成:山崎巌
企画:児井英生
撮影:伊佐山三郎
音楽:大森盛太郎
主題歌:「アキラの炭鉱節」小林旭
・・・:「ズンドコ節」小林旭
・・・:「さすらいの歌」小林旭
・・・:「チェリーブランデー」水上早苗
・・・:「ネェもう一杯」ふりそでシスターズ
美術:坂口武玄
照明:高松勇
録音:沼倉範夫
編集:鈴木晄
助監督:鍛冶昇
特殊技術:天羽四郎
色彩計測:滝田巌
現像:東洋現像所
製作主任:林本博佳
協賛:松山市 道後温泉観光協会 泉都松山観光協会
振り付:竹部玲子
技斗:高瀬将敏
出演:小林旭 浅丘ルリ子 宍戸錠 藤村有弘 南風洋子
シネマスコープ カラー 87分

松山へ向かうフェリーの船上では、関西の実力者・大田黒が婦人の尻を追いかけていた。くつろいでいた十字架の政はひょいと足を出して大田黒を転倒させた。すると床には彼のの懐から飛び出した拳銃が転がった。政は転がる銃を拾い上げ、おもちゃにしては出来すぎていると言いながら大田黒に返したが、その隙に財布を抜き取っていた。したり顔をする政は、そこに現れた野村浩次にタバコの火を貸してくれないかと呼び止められた。お礼を言った浩次は、政の懐から抜き取った財布を大田黒に返した。俺の懐から抜くとは対したもんだと政は言った。いったいおめえは何処の誰なんだと尋ねると浩次はこう答えた。「ギターを抱えた風来坊よ」。

松山港で大田黒を出迎えたのは瀬川玲子だった。玲子の父・芳造は瀬川運送を経営しているが、県から払い下げの土地を利用して石油の貯蔵タンクを作る計画を立てていた。その土地の入札に参加するには六千万円の資金が必要だったが、芳造の妾・蘭子が経営するキャバレー・銀馬車に南海石油の山本課長を接待し、三千万円を借り入れることに成功した。残りの三千万円は、共同出資者の大田黒が受け持つことになっていた。

キャバレー・銀馬車はチンピラによる嫌がらせを度々受けていた。それは蘭子が店内の改装費用を芳造に相談せずに桜観光社長・榊原から借り入れたことが発端だった。優しい言葉を掛けて二百万円を用立てた榊原は、手の平を返すように元金と利息の返済を迫ったのだ。その榊原は大田黒と手を組み、芳造の土地を乗っ取ろうとしていた。払い下げの土地は三国人名義では入札できないというルールがあったため、まず芳造に土地を手に入れさせ、それからゆっくりと自分たちのものにするというのだ。大田黒はその土地を東洋のモナコにしようと考えていた。

銀馬車にやってきた榊原は、蘭子に証文どおりこの店を譲り受けようじゃないかと言った。店内では榊原の子分が客をもてあそび、その様子に我慢できなくなった踊り子・ローズ奈美がケンカを吹っかけた。そこに現れたのは、奈美を松山まで追っかけてきた政だった。政は奈美の代わりを買って出ると大暴れした。そして政が銃を抜いたとき、そこに割って入ったのはギターを爪弾く浩次だった。浩次はチンピラを叩きのめし、政の腹にも蹴りを入れた。なんてことしやがるんだと苦しむ政に、浩次は言った。「ケンカは両成敗だよ」。

屋台的映画館

OL忠臣蔵

  • posted at:2005-07-18
  • written by:砂月(すなつき)
おーえるちゅうしんぐら
光和インターナショナル
配給:松竹=松竹富士
製作年:1997年
公開日:1997年9月13日
監督:原隆仁
製作:鈴木光
プロデューサー:青木勝彦 山本勉 三沢和子
脚本:神山由美子 長崎行男 真崎慎 原隆仁
企画:鈴木光
撮影:浜田毅
音楽:大島ミチル
音楽プロデューサー:伊藤圭一
主題歌:「それなりの明日」平松愛理
美術:今村力
照明:渡辺三雄
録音:林大輔
編集:川島章正
スクリプター:高橋タツ子
キャスティング:名須川伸吾
助監督:鳥井邦男
製作主任:橋本靖
製作担当:氏家英樹
出演:坂井真紀 南果歩 細川直美 中島ひろ子 吉野公佳
アメリカンビスタ カラー 112分

通販会社オレンジハウスの商品企画部に所属する入社4年目の佐倉ふぶきは、彼女がデザインしたバッグが不評であることを理由にクレーム処理専門のカスタマーサービス課に転属を命じられた。社員食堂で同僚に愚痴っていたところにやってきたのは、全米第一位の通販会社JJドリームの代表取締役・朝吹季里子だった。季里子は落ち込むふぶきにクレーム処理はマイナスをプラスに変えるビジネスチャンスだとアドバイスした。ユーザーの生の声はデザインをする上でとても役に立つという話に感銘を受けたふぶきは、物事を前向きに考えるようになった。

JJドリームは、オレンジハウスに季里子を派遣し業務提携の話を持ちかけた。この降って沸いたような話に社長・塩嶋秀次郎は驚いたが、彼女の説明に納得した。自分が創業した会社が世界へ進出するチャンスだと考えた塩嶋は、役員会議を招集すると全員の了承を得た。こうしてオレンジハウスは世界への第一歩を踏み出した。ところが業務提携を発表した翌日、JJドリームは倒産した。オレンジハウスの株価は大暴落し、その責任を問われた塩嶋は辞任に追い込まれた。そして役員会議で新社長に選任されたのは、栗林重吉専務だった。栗林は臨時会議を開き、管理職を集めた。困難な状況を打開するには大規模な改革を行う必要があると説明し、新たに経営企画室を設け、その責任者に季里子を指名した。季里子が打ち出した改革とは、大規模なリストラだった。女子社員とパートタイマーのほとんどが解雇通告をされ、塩嶋の息がかかった管理職は子会社へ出向を命じられた。アメリカのM&A企業に乗っ取られたオレンジハウスは、解体へ動き出した。

理不尽な扱いを受けたふぶきは、季里子のやり方に疑念を抱いていた。そこで彼女は同志を募り、「サルでもわかる労基法」を武器に立ち上がった。

屋台的映画館

お墓がない!

  • posted at:2005-07-13
  • written by:砂月(すなつき)
おはかがない
光和インターナショナル=フジテレビジョン
配給:松竹
製作年:1998年
公開日:1998年2月7日
監督:原隆仁
企画・製作:鈴木光
製作:久板順一朗 関一由
プロデューサー:山本勉 三沢和子 山形淳二
脚本:大森寿美男
音楽:大島ミチル
音楽プロデューサー:裕木陽 伊藤圭一
主題歌:「この素晴らしき世界 "WHAT A WONDERFUL WORLD"」小比類巻かほる
撮影:前田米造
照明:加藤松作
美術:和田洋 沖山真保
録音:橋本文雄
編集:川島章正
スクリプター:森永恭子
キャスティング:名須川伸吾
助監督:杉山泰一
製作担当:原田文宏
スクリプトボード:川越淳
出演:岩下志麻 安達祐実 袴田吉彦 金田明夫 田口トモロヲ
アメリカンビスタ カラー 112分

映画「宣告」の製作発表記者会見が行われ、ガンの娘を持つ母親役に抜擢されたベテラン女優・桜咲節子は、役作りのために病院での取材を重ね、その一環として自ら健康診断を行ったことを公表した。彼女には気掛かりのことがあった。大学病院で検査を受けた際、担当の医師から貧血の疑いがあると言われたからだ。その医師はMRI検査を体験してみませんかと気軽に言ったが、検査入院が必要なことがわかると節子は思わず「私はガンね」と口走った。医師は笑いながら否定したが、大真面目な彼女は、私はあとどのくらい生きられますかと詰め寄った。困り果てた医師はただの貧血だと何度も説明したが、彼女はあと半年の命だと決め付けて診察室を後にした。
余命半年の娘役を演じる一風弓に自分の姿を重ねた節子の演技は、これまでの作品を凌駕していた。その日の撮影スケジュールが終了し、休息を取っていた節子は、マネージャーの松江敏子から翌日の撮影が休みであることを知らされた。自分に残された時間を有効に使いたいと思っていた節子は監督に文句を言いに行った。撮休にしたのは監督ではなく撮影所所長の命令だった。人の命をテーマにした映画を撮影しているのだから先祖の墓を粗末にするなという戒めを込めてスタッフ全員に盆休みを与えたのだ。彼女の耳にスタッフが話す言葉が飛び込んできた。「お墓のない人が死んだらどうするんでしょうねぇ」。

自宅に戻った節子は思い悩んでいた。これまでに築き上げたものは全て自分の力。もしそうであれば、最後まで自分でやるしかない、と。翌々日、節子は時間になっても撮影所に現れなかった。敏子がいくら電話を掛けても通じず、スタッフも誰一人、居場所を把握していなかったのだ。撮影所はパニックになっていた。そんなみんなの心配をよそに、彼女は老婆に変装して郊外にある霊園に出掛けていた。前日、彼女は由緒ある寺で住職に自分が入る墓の相談をしたが、檀家としての継承者がいなければ受け入れられないと言われたからだった。霊園についての説明は聖香メモリアル社員・川嶋一平が行い、補足を上司の辻沼信一が受け持つことになっていた。そこで節子は「骨壷に入ってコンクリートの墓に入って、どうやって土に還るの?」とか「生前に墓を建てた人が長生きをすると言うが、それはガンにも有効なの?」など率直な疑問をぶつけて辻沼を困らせた。そして定期使用申込書に記入させ、入金がなくなると同時に追い出すという手口に不快感を示した節子が「あなたはこんなお墓に入れますか?」と言うと辻沼は激怒した。そんなやりとりを見ていた川嶋は、誠意で墓を売ることは出来ないのだろうかと考えていた。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

P R