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遊び

  • posted at:2005-08-13
  • written by:砂月(すなつき)
あそび
大映
配給:ダイニチ映配
製作年:1971年
公開日:1971年9月4日 併映「夜の診察室」
監督:増村保造
企画:藤井浩明
原作:野坂昭如
脚本:今子正義 伊藤昌洋
潤色:増村保造
撮影:小林節雄
音楽:渡辺岳夫
美術:間野重雄
録音:須田武雄
照明:渡辺長治
編集:中静達治
助監督:崎山周
製作主任:薮本和男
現像:東京現像所
出演:関根恵子 内田朝雄 杉山とく子 小峯美栄子 大門正明
アメリカンビスタ カラー 92分

少女が電気のパーツ工場で働くことになったのは、家庭の事情からだった。白ナンバーのダンプカーで砂利を運搬していた彼女の父は人身事故を起こしてしまい、運転時に飲酒していたことがわかると会社は全責任を父に押してつけたのだった。それ以来つましくも幸せだった生活は一変した。カリエスで寝込む少女の姉の治療費は母の造花作りで賄っていたが、さらに発生した被害者に対する毎月の治療費と慰謝料が家計に重く圧し掛かったのだ。それ以来、飲んだくれるようになった父は作業場の水溜りに落ち込んで死んだ。一家には多額の借金が残され、少女は中学を卒業するとその返済のために働きに出されたのだった。

少女の母は度々工場を訪れた。娘から金をせびり取るためだった。家族思いの少女は好きなことを我慢し食費を切り詰めて給料の三分の二を仕送りしていたが、そんなことお構いなしだった。母の殺し文句は「首を吊って死ぬ」だったが、少女は勇気を出して断わった。ある日、以前この工場で働いていたヨシ子が社員寮にやってきた。ブランド品を身にまとうヨシ子はキャバレーのホステスとして働いているが、ライン作業で行われる仕事を批判すると、若い時は短いのだから外で稼ぐべきだと言った。彼女は連れて来たマネジャーを部屋に招き入れたが、要は新人の勧誘だった。マネージャーは工員たちに名刺を渡した。

工場を早退した少女は雑貨屋の店先で電話帳を捲っていたが、その様子に気付いた少年が話しかけてきた。少年は、俺が見つけてやるよと電話帳を取り上げると、ヨシ子の名前を熱心に探した。だが何処にも載っていなかった。少女は、ホステス暮らしはここと比べれば天国だというヨシ子の言葉が忘れられなかった。ヨシ子がキャバレーなどを経営しているマルタマ会館に勤めていることを知った少年は、従業員が出勤するには時間が早いからそれまで付き合って欲しいと言った。少年は十九歳、少女より二つ上だった。おでんの屋台を引いて商売する少年の母は飲んだくれで、愛想をつかした父が蒸発してからは寂しくなると男を漁った。そんなどうしようもない母を少年は心から愛していた。ある夜、三人のヤクザに因縁をつけられた母を守るために少年は殴られ続けた。その度胸に感心した一人は、俺のところへ来れば面倒を見てやると言った。少年は勤めていた印刷屋を辞めヤクザの道に足を踏み入れたのだった。少年はスケコマシに成功した少女を兄貴に献上しようと考えていたが、そうとは知らない少女は彼の優しさに心を奪われていた。

屋台的映画館
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プロフィール

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砂月(すなつき)
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非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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