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喜劇 爬虫類

  • posted at:2014-10-26
  • written by:砂月(すなつき)
きげきはちゅうるい
松竹
配給:松竹
製作年:1968年
公開日:1968年5月15日 併映「悪党社員遊侠伝」
監督:渡邊祐介
製作:脇田茂
企画:本田延三郎
脚本:田坂啓
撮影:荒野諒一
美術:佐藤公信
音楽:八木正生
照明:佐久間丈彦
編集:杉原よ志
録音:山本忠彦
調音:松本隆司
監督助手:山根成之
装置:石渡敬之助
進行:萩原辰雄
現像:東洋現像所
製作主任:沼尾鈞
出演:渥美清 西村晃 大坂志郎 小沢昭一 森下哲夫
シネマスコープ カラー 91分

石川県山中温泉にある銀星ミュージックにやってきたストリップ一座。その目玉は看板スターのメリイ・ハーローによる外人ヌードショーだった。一座を仕切る座長格の関元三郎は、まず最初に地元の山乃江警察署に手土産を持って顔を出し、米田一作刑事に挨拶をしようとしたがいなかった。彼は町の風紀を取り締まるための見回りと称してストリップ劇場の最前列に陣取っていたのだ。それを知った関は、楽屋に招き入れると仕事の鬼だとおだてて機嫌を取った。言い訳がましく御託を並べる米田の目に留まったのは、下着姿で部屋を歩き回るメリイの姿だった。思わずカーテン越しに覗こうとする米田を止めたのは、アメリカかぶれの雑用係で彼女の付き人のメリケンこと露木操だった。メリイのことが気に入った米田は、関にブロマイドをせがんだ。

劇場は連日満員だったものの、日給100ドル、食事はビフテキという高待遇のメリイを雇い、メリケンたちに給与を払うためには費用を削るしかなく、そのしわ寄せは一座の食事にまで及んでいた。夕食を待つ特攻くずれの用心棒・ソロモンこと山口勝則が俺たちのはどうなってるんだと食事係の坊やこと佐倉吾郎に怒鳴ると、関も早くしろウスノロと同調した。頭に来た坊やはご飯に洗濯用洗剤を混ぜて反撃した。深夜、下痢に悩まされてトイレ通いをする三人を見て彼はほくそ笑んだ。

ある日、劇場に米田が訪ねてきた。その用件とは、点数を稼がなければ本署に顔向け出来ないという理由から、わいせつ物陳列罪で関を取り調べるというのだ。彼は馴れ合いの芝居を打ち、その場を凌げればいいと考えていたが、ブロマイドが証拠となったことで3日間のヌードダンス禁止令を出さざるを得なくなったのだ。ダンスでなければ芝居や演劇でもいいという米田のアイデアを関が劇場主の仙波に伝えると、金髪女の全ストでないまがい物で客足が落ちたらギャラダウンは仕方がないと脅した。結局、客足が遠退いたことで夕食の水準はさらに下がり、ソロモンはあんな腐れ刑事を信用するからだと不満を口にした。その日メリイは食欲がなく、ビフテキをメリケンに譲った。それをパクつく彼に薦められたソロモンは、俺は毛唐の残飯をありがたがるほど落ちぶれちゃいねえと怒鳴った。さらに、戦場での食事の水準の差が先の戦争の勝敗を分けたというメリケンの言葉がソロモンの神経を逆撫でした。彼のあだ名はソロモン諸島で起きた過酷な戦いを生き抜いてきたことの証しだった。アメリカナイズされたメリケンに腹を立てたソロモンは思い切りぶん殴った。するとメリイはメリケンをかばって出て行けと怒鳴った。今まで聞いたことがないような大声に気圧されたソロモンはすぐに出て行ってやると啖呵を切ったが、誰も止めようとしないことに拍子抜けした。「義理も人情もねぇのか」。そうつぶやくと劇場を後にした。

屋台的映画館
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狂った野獣

  • posted at:2014-10-21
  • written by:砂月(すなつき)
くるったやじゅう
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年5月15日 併映「ラグビー野郎」
監督:中島貞夫
企画:奈村協 上阪久和
脚本:中島貞夫 大原清秀 関本郁夫
撮影:塚越堅二
照明:北口光三郎
録音:溝口正義
美術:森田和雄
音楽:広瀬健次郎
編集:神田忠男
助監督:藤原敏之
記録:森村幸子
装置:吉岡茂一
装飾:白石義明
美粧:枦川芳昭
結髪:中村美千代
スチール:木村武司
衣裳:高安彦司
演技事務:上田義一
擬斗:土井淳之祐
進行主任:長岡功
出演:渡瀬恒彦 室田日出男 川谷拓三 橘麻紀 中川三穂子
アメリカンビスタ カラー 78分

白昼の洛西銀行に銀行強盗が現れた。谷村三郎は拳銃を片手に現金を要求するが、形勢は逆転。警備員や行員に追いかけられて通用口から外に飛び出した。あっさり取り押さえられて袋叩きに遭っているところに包丁を持った仲間の桐野利夫が応援に駆けつけ、谷村を解放するととにかく走った。そして大通りに出たときに目に留まった停車中のバスに飛び乗ったのだった。谷村は乗客に銃口を向けて動くなと、桐野は運転手・宮本義一の首に包丁を突きつけて言うとおりにしろと恫喝した。京都駅行きの京洛バスには、彼らのほかにホステスの小林ハルミ、主婦の戸田政江、女優の卵の立花かおる、競馬好きの作業員・西勲、チンドン屋の極楽一郎、良子、米良達、小学校教師の松原啓一と彼の教え子の母で不倫相手の河原文子、無職の老人・半田市次郎、塾通いの小学生・加藤直樹と田中茂男、そしてバイオリンケースを大事に抱えるサングラスの男・速水伸が乗っていた。桐野は頃合いを見て降車するつもりだったが、谷村がその先にいた警官の姿を見て弱きになったことで腹を決めた。「このまま突っ走るんや!」。

京洛バスの社員たちは、警察からの連絡で自社のバスが銀行強盗に乗っ取られたことを知った。調べた結果、大覚寺発-京都駅行きの71系統バスであることがわかったが、乗務員の名前を聞いて皆愕然とした。なぜならば、宮本には心筋梗塞の疑いがあるからだ。本来ならばそのようなことはないのだが、勤めを休んだら乗務手当が出ないと泣きつかれた運行管理者が渋々認めたのだった。通常の業務に支障はないものの、極度の緊張状態が続けば・・・。その頃、バスの中は異様な空気に包まれていた。降ろして欲しいと懇願するかおるに谷村が銃口を向けて黙れ、黙れと連呼すると、政江が「もういい加減に堪忍してえな」と口を挟んだ。彼女の口撃に怯む谷村。その隙をついて西が飛びかかり速水も加勢した。西は拳銃を奪い取ると、舐めるなと叫びながら谷村に向けて引き金を引いた。だが拳銃には弾が入っておらず、包丁を振りかざした片桐に右足を刺された。バスには再び沈黙が訪れた。

路線バスがノンストップで走っているという市民からの通報で、京都府警には安堵の空気が流れた。緊急配備を敷きバスを包囲することに成功したが、それは別の試運転中のバスだった。その頃、ラジオの速報で事件を知った岩崎美代子は下京警察署でバスの行方を尋ねたが、警官に乗客の家族と勘違いされたため急いで逃げ出した。彼女は速水を待っていた。テストドライバーだった速水は視力の低下が原因で事故を起こし、会社を首になった。その後、同じチームにいた美代子とともに深夜の大阪の百貨店に侵入し、時価8500万円相当の宝飾品を盗み出すことに成功した。だが追手の目をくらますために別行動をとったことが裏目に出たのだった。

屋台的映画館

フランケンシュタイン対地底怪獣

  • posted at:2014-10-12
  • written by:砂月(すなつき)
ふらんけんしゅたいんたいばらごん
東宝=ベネディクト・プロ
配給:東宝
製作年:1965年
公開日:1965年8月8日 併映「海の若大将」
監督:本多猪四郎
製作:田中友幸
脚本:馬淵薫
撮影:小泉一
美術:北猛夫
録音:小沼渡
照明:小島正七
音楽:伊福部昭
整音:下永尚
監督助手:梶田興二
編集:藤井良平
音響効果:西本定正
現像:東京現像所
製作担当者:山田順彦
特殊技術・ 撮影:有川貞昌 富岡素敬
特殊技術・光学撮影:真野田幸雄 徳政義行
特殊技術・美術:渡辺明
特殊技術・照明:岸田九一郎
特殊技術・合成:向山宏
特殊技術・監督助手:中野昭慶
特殊技術・製作担当者:小池忠司
特技監督:円谷英二
出演:高島忠夫 ニック・アダムス 水野久美 土屋嘉男 古畑弘二
シネマスコープ カラー 90分

1945年、連合軍はドイツに進撃した。陥落直後のベルリンにあるリーゼンドルフ博士の研究室からナチスの将校が研究物の入ったケースを押収した。そのケースはUボートに乗せられるとモルディブ近海で待つ日本の伊号潜水艦に引き渡され、広島の陸軍衛戍病院に運ばれた。移送を担当した河井大尉からケースの鍵を受け取った老軍医は、命がけで運んだものを見たいだろうと言って開けた。中にはドイツの科学者・フランケンシュタインが死骸を縫い合わせ電気ショックで蘇えらせた怪物の心臓が入っていた。その怪物は弾に撃たれても絶対に死なないことから、日独で不死身の兵士を作り出そうという計画が極秘裏に進められていたのだ。午前8時過ぎ、空襲警報が鳴り響くと街は炎に包まれた。その日は8月6日だった。

1960年、広島国際放射線医学研究所では破壊された細胞組織の再生の研究が行われていた。職員の戸上季子は、帰宅途中に民家から逃げる人影を見た。民家の主は浮浪児が飼い犬を殺した上に死骸を持ち去ったと言い、気をつけなさいと彼女を気遣った。季子は誕生日の夜に、再生医療の研究をしているジェームス・ボーエン博士を自宅に招いた。食事をしながら話をしていると、怒鳴り声とともに自動車のブレーキの音が外から聞こえてきた。二人が窓から下を覗くと、事故を起こしたタクシーの運転手が恐れを成して逃げ出したところだった。季子は倒れているのがあの少年だとわかると、食べ物を袋に入れて放り投げ、身を隠した。すると少年は警戒しながら袋に近づき持ち去った。それ以来、姿を現すことはなかった。

ボーエンは休日を返上して研究をする季子に墓参りをしませんかとドライブに誘った。その日は被爆患者だった遠井田鶴子の命日だった。厳島神社の裏にある墓に参った二人が海岸を歩いていると、警官と住民が騒いでいるのに気づいた。どうやら人が洞窟に住み着き家畜を荒らしているらしいのだ。それがあの少年だとわかると、季子たちは自ら申し出て説得に向かった。研究所に保護された少年は純粋の白人で、赤ん坊のときに放射能を浴びたものの抵抗力の強い体に育っていると考えられた。だが謎が多いことから、あえてマスコミに公開し情報を募ることにしたのだ。少年の成長はとても早く、数日で数倍以上にも達していたことから、急遽作られた檻の中に入れられた。その頃、少年の情報を新聞の記事で知ったのは、秋田油田で技師として働く河井だった。衛戍病院の焼け跡で育ったという点が気になった河井は研究所を訪ね、ドイツ軍から引き取った怪物の心臓を病院へ届けたことを話した。

屋台的映画館

ゴルゴ13(1973年)

  • posted at:2014-09-23
  • written by:砂月(すなつき)
ごるごさーてぃーん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1973年
公開日:1973年12月29日 併映「女囚さそり 701号恨み節」
監督:佐藤純彌
企画:吉峰甲子夫 矢部恒 寺西國光 坂上順
原作:さいとう・たかを さいとう・プロダクション
脚本:さいとう・たかを K・元美津
製作協力:イラン政府 萩野荘都夫
撮影:飯村雅彦
録音:広上益弘
照明:梅谷茂
美術:藤田博
音楽:木下忠司
編集:田中修
助監督:深町秀煕 福湯通夫
記録:山内康代
スチール:遠藤努
進行主任:東一盛
擬斗:日尾孝司
装置:吉田喜義
装飾:米沢一弘
美粧:入江荘二
衣裳:福崎精吾
演技事務:和田徹
美容:石川靖江
理容:藤井正信
衣裳デザイン:秋山幸輝
通訳:熊田倭文子 フェレステ・ハミディアン
現像:東映化学
・イランスタッフ
製作:モルテザ・ジャフリイ
監督補佐:ホーマン・プールマン
製作主任:ハミッド・アリマルダニ
計算:アミール・バルジンチャ
調整:パルビス・ノダダト
準備:モハメド・ノルジイ
進行:モルテザ・バクダリ
美術:スーサン・アヤリ
美容:パルバネ・フィルバク
照明:メヒディ・シャフィ
照明助手:ラジャビイ
照明準備:ナザリ
出演:高倉健 モーセン・ソーラビイ ジャレ・サム シーランダミ ジェラル
アメリカンビスタ カラー 104分

世界中に組織を持ち、武器と麻薬を密輸する犯罪王マックス・ボア。だがその素性は誰にも知られていなかった。イランに滞在しているという情報を掴んだ亡国秘密警察は4人の捜査員を派遣したが、全員が行方不明になったことに頭を抱えていた。秘密警察はイランでボアを逮捕することが出来なかった。たとえ逮捕し身柄の引渡しを要求したとしても、ボアは本国に送り返された後、裁判にもかけられず釈放されることは目に見えていた。何故ならば、彼はその国の政府の大スポンサーだからだ。ボアは人身売買という新たな動きを見せ世界中からたくさんの女性が消えていた。逮捕の任務を解かれた警察部長のリチャード・フラナガンは、消された部下たちの仇を討つために最終手段を取る決断をした。フラナガンがボアの暗殺を依頼したのは、デューク東郷という東洋系のスナイパーだった。ゴルゴダの丘でイエス・キリストに荊の冠をかぶせて殺した13番目の男=ゴルゴ13という通称を持つ彼は国籍や出生地、生年月日など謎の部分が多かった。フラナガンは一連の説明を終えると、連絡係に秘書のキャサリンを任命した。だがゴルゴは翌朝早く単身でテヘランに向かった。

テヘラン警察のアマン・ジャフアリ警部は、半月もの間に20人の女性が行方不明になっている奇妙な事件を追っていた。身代金を要求されていないことと被害者家族からの届出が遅れていることが捜査の混乱を招いていた。仕事に没頭し一週間も家に帰らないアマンを心配した妻のシーラが警察署に顔を出すと、パプリカという名の店で食事をする約束をした。その頃、ゴルゴはホテルにチェックインし届いた荷物を開封した。そして部品を組み立て完成させたアサルトライフル「アーマライト」M16の調整を行うと夜の街に出掛けた。彼がパプリカの前の歩道に差し掛かったとき、シーラが男たちによって車に押し込まれ連れ去られた。何も見なかった様にその場を立ち去ろうとするゴルゴに声を掛けたのはアマンだった。シーラを本当に見なかったのかという問いに首を横に振るゴルゴを、彼は疑いの眼差しで見送った。

私立探偵のエグバリと接触したゴルゴは、ミスターワインという暗黒街に顔の売れた情報屋がシエラザークラブにいることを知った。その夜、新たな情報を得るためにエグバリの部屋を訪ねたゴルゴだったが、彼は殺された後だった。開いていたドアから住人がそれを見て騒いだことから、管理人は即座に通報。ゴルゴは「マックス・ボアは小鳥を可愛がっている」と書かれたメモを手に入れると窓から逃げた。一方、現場に駆けつけたアマンは、管理人などの証言から前日に会った東洋人を容疑者のリストに加えた。

屋台的映画館

殺人狂時代

  • posted at:2014-09-14
  • written by:砂月(すなつき)
さつじんきょうじだい
東宝
配給:東宝
製作年:1967年
公開日:1967年2月4日 併映「インディレース 爆走」
監督:岡本喜八
製作:田中友幸 角田健一郎
原作:都築道夫
脚本:小川英 山崎忠昭 岡本喜八
撮影:西垣六郎
美術:阿久根巌
録音:渡会伸
照明:西川鶴三
音楽:佐藤勝
整音:下永尚
監督助手:渡辺邦彦
編集:黒岩義民
技斗:久世竜
現像:キヌタ・ラボラトリー
製作担当者:島田武治
出演:仲代達矢 団玲子 砂塚秀夫 天本英世 江原達怡
シネマスコープ モノクロ 99分

精神科医で自ら病院を経営する溝呂木省吾をブルッケンマイヤーが二十年ぶりに訪ねた。ナチス秘密結社に所属する彼は、かつての同志が率いる「大日本人口調節審議会」に重大任務を依頼するためにやってきたのだ。日本の政治が貧困なのは過剰な人口が原因だと溝呂木は考えていた。住みよい国にするためには人口を調節しなければならない。そのためには社会的に何の役にも立たない人物に引き下がってもらうしかなかった。そこで溝呂木は極秘裏に患者を訓練し、殺し屋に仕立て上げていたのだ。ブルッケンマイヤーは、審議会へのテストとして電話帳から三人を無作為に選びだし、三日以内に死体を運んでくるように言った。それを聞いた溝呂木は、二日で十分だと答えた。

約束の日、病院には男女の死体が運ばれてきた。身分証でそれが本人だと確認したブルッケンマイヤーは、もう一人はどうしたと尋ねた。すると溝呂木は約束の時間までまだ二時間あると余裕の表情で言った。その頃、城南大学で犯罪心理学を教える桔梗信治が車でアパートに帰宅した。マザコンで、水虫に頭を悩まし、殺し屋が部屋にいても気づかないほど冴えない彼こそが三人目の殺害対象者だった。業を煮やした殺し屋・間渕憲作は、おもむろに立ち上がると大声で名前を確認した。驚いた桔梗があなたはどなたですと尋ねると、間渕は名刺を渡し審議会の説明をした。そんなことも気にせずにインスタントラーメンを作り、食べ始めた桔梗はふとカードを取り出すと間渕にロールシャッハテストを行った。その結果、重度のパラノイア(偏執狂)だと診断したが、それを聞いた間渕はカミソリの歯を仕込んだトランプのカードを投げた。桔梗は驚いてよろけ、壁にぶつかった。その弾みでタンスの上に置いていた母親の胸像が間渕の頭に落ち即死した。桔梗は交番に自首したが、警官とともに部屋へ戻ると死体は消えていた。

週刊ミステリーの記者・鶴巻啓子は、ネタ探しのために交番に居合わせたことでこの事件を知った。そこで食事をおごってもらう代わりに桔梗の話を聞くことになったが、特に興味はなかった。それを知った桔梗は自分で事件の真相を究明することに決めると、啓子は意外な進展を期待して協力を願い出た。そのとき桔梗の車が盗まれたが、最高時速が20キロしか出ないポンコツだったため簡単に捕まった。居直る大友ビルに、啓子は警察に突き出す代わりに協力するよう命じた。審議会の正体を調べるために殺しの依頼者に成りすましてビルの知り合いに接触したが、襲い掛かってきた二人を倒したことで、啓子は桔梗に益々興味を持った。

屋台的映画館

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