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蛇娘と白髪魔

  • posted at:2010-08-05
  • written by:砂月(すなつき)
へびむすめとはくはつま
大映
配給:大映
製作年:1968年
公開日:1968年12月14日 併映「妖怪大戦争」
監督:湯浅憲明
企画:仲野和正
原作:梅図かずお
脚本:長谷川公之
音楽:菊池俊輔
撮影:上原明
特殊撮影:藤井和文
照明:久保江平八
録音:飛田喜美雄
美術:矢野友久
編集:宮崎善行
助監督:小林正夫
製作主任:川村清
出演:浜田ゆう子 目黒幸子 松井八知栄 高橋まゆみ 平泉征
シネマスコープ モノクロ 94分

孤児院・めぐみ園で育った小百合は、幼いときに生き別れた両親と巡り会い南條家で新たな生活を始めることになった。小百合の先輩で事務を手伝う林達也は彼女を笑顔で送り出したが、山川園長の心は穏やかでなかった。小百合を迎えに行った父・吾郎は、帰りの車中で大事な話をした。母の夕子は半年ほど前に工事現場のトラックとぶつかり、頭を打った影響で昔のことを思い出すことが出来なくなっていた。普通とは違っていても気にしてはいけないよと吾郎が言うと、小百合は大きく頷いた。車が門の近くにやって来ると、敷地からパトカーが出て行った。吾郎が出掛けた後、通いの家政婦が掃除の最中に倒れたのだ。それに気付いた住込みの家政婦・鬼頭しげは医者を呼んだが手遅れだった。死因は心臓マヒで事件性がないことから、警察は病死として処理したのだった。顛末をしげから聞いた吾郎は気持ちを落ち着けてから小百合を紹介した。しげが呼び掛けると二階から夕子が降りて来た。二人は再会を果たしたが、夕子は何故か小百合のことをタマミと呼んだ。小百合は不思議に思ったが、吾郎の言葉を思い出し深く考えないことにした。自分の部屋を与えられるなど不自由のない生活を貰った小百合は、この幸せが夢なら覚めません様にと神様に祈った。そんな彼女を羨ましげに見る目が、天井に開いた小さな穴の奥にあった。南條家に穏やかな生活が訪れたと思われた矢先に吾郎のもとへ電報が届いた。それはアフリカで彼が探し求めていた毒蛇が見つかったというものだった。吾郎は毒蛇が持つ猛毒の研究を行っていたが、その蛇によって完成するのだ。その夜、小百合は物音で目が覚めた。部屋から顔を出すと夕子が奥の部屋へ食事を届けに行くのだ。小百合が物陰から様子を窺っていると、夕子は仏壇に食事を供えおあがりと声を掛けたのだった。何故こんな夜遅くに残り物の食事を?。
 
翌日、小百合はアフリカに出掛けた吾郎の研究室を覗いた。そこには毒蛇が入ったケースが所狭しと並んでいた。興味深げに眺めていると、勝手に入ってはいけないとしげに叱られてしまった。しょげる小百合は自分の部屋に戻ろうとしたが、その途中にある仏壇の部屋の前で夕子に呼び止められた。家族の一人になったのだから仏様にご挨拶しなさいと言われ、仏壇の前に座った小百合はよろしくお願いしますと頭を下げた。再び頭を上げたとき、仏壇の奥に人の顔が見えた。驚く小百合に夕子は今日のことはお父様には内緒ですよと言った。それ以来、小百合の周囲で奇妙な出来事が起こるようになった。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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