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コント55号と水前寺清子の神様の恋人

  • posted at:2010-04-30
  • written by:砂月(すなつき)
こんとごじゅうごごうとすいぜんじきよこのかみさまのこいびと
松竹(大船撮影所)
配給:松竹
製作年:1968年
公開日:1968年12月28日 併映「喜劇 大安旅行」
監督:野村芳太郎
製作:升本喜年 杉崎重美 浅井良二
企画:浅井企画
脚本:山根優一郎 吉田剛 野村芳太郎
撮影:川又昂
美術:芳野尹孝
音楽:崎出伍一
主題歌:「神様の恋人」水前寺清子
挿入歌:「いっぽんどっこの唄」水前寺清子
・・・:「三百六十五歩のマーチ」水前寺清子
・・・:「ひとりでよいしょ」水前寺清子
・・・:「ゆさぶりどっこの唄」水前寺清子
・・・:「艶歌」水前寺清子
照明:三浦札
録音:栗田周十郎
調音:松本隆司
編集:浜村義康
タイトル画:水森亜土
監督助手:吉田剛
装置:川添善治
進行:池田義徳
製作主任:吉岡博史
現像:東京現像所
協力:熱海ニューフジヤホテル
出演: 萩本欽一 坂上二郎 伴淳三郎 益田喜頓 水前寺清子
アメリカンビスタ カラー 89分

幼なじみのタレ目の岡本金一郎とちっこい目の山上次郎太は焼け野原となった東京で育った。金一郎は弱きを助け強気を挫く清水次郎長のような親分になりたいという夢を持っていた。一方、次郎太は大きな家を建てることが夢だった。空襲で家を失ったためバラック小屋で不自由な生活を送っていたからだ。中学時代、金一郎たちは三人の不良に絡まれている女学生を助け出そうとした。だがその相手は校長の息子とPTAの会長の息子、そして市会議員の息子だったため、二人は怖気付いた。そこへやって来た教師の岩鉄先生こと岩野鉄平は、金一郎に正しいと信じたことは最後までやり通せと言った。この事件が発端となり、岩鉄先生は学校を辞めた。だが二人の心には先生の言葉がいつまでも残っていた。高校時代、二人はタバコ屋の看板娘・ソメちゃんに一目惚れした。だが彼女には既に心を決めた人がおり、しばらくしてお嫁に行った。その様子を陰から覗いていた金一郎と次郎太は大粒の涙を流した。もう生きて行けないと言う次郎太に、金一郎は「泣くやつがあるか。泣き虫や弱虫は神様の恋人にはなれないんだ」と悔しさを押し殺して言った。

10年後、金一郎は運送会社で働いていたが、仲間と些細なことでケンカになりダンプトラックを降ろされてしまった。途方に暮れる金一郎が降り立ったその地は、彼が憧れる清水次郎長が清水へ出る前にちょっと住んでいた大浜町だった。腹が減っては戦が出来ぬと金一郎は屋台に飛び込み、ラーメンを4杯も平らげた。だが言動で女将から無一文であることを見抜かれると、その場でセーターとジーンズを脱ぎ出しそれを渡して一目散に逃げ出した。寒空の下をシャツとパンツで走り回ったことで彼の体は冷え切った。そこで金一郎は銭湯に飛び込んだのだが、番台に座る看板娘を見て驚いた。タバコ屋のソメちゃんに瓜二つなのだ。彼女の名前は鶴田きよ、風呂屋の一人娘だった。寒くてたまらない金一郎は、友達が後で持ってくるからと嘘をつき湯銭を払わずに湯船に浸かったのだ。それから10時間経っても彼はその場から離れようとしなかったため、困った銭湯の主人・鶴田亀吉は常連の客に追い出しを頼んだ。その客は金一郎が食い逃げした女将・愛子の夫、次郎太だった。思わぬ再開に二人はとても喜んだ。

金一郎は次郎太に世話になる代わりにラーメン屋を手伝うことにした。その夜、大熊組のヤクザたちがラーメンを注文したが、ツケだと言って代金を払おうとしなかった。以前にも同じようなことがあったが、次郎太は怖くて断わることが出来なかったのだ。話を聞いた金一郎が大騒動を始めようとしたそのとき、仲裁に入ったのは大熊大五郎だった。表向きは大熊建設社長だが、この町を取り仕切る大熊組の親分なのだ。大五郎の大物っぷりに魅せられた金一郎は大熊組に押しかけ、長年の願いであるヤクザの一員となった。小料理屋・満月で板前として働くことになった金一郎は、客としてやって来る亀吉にきよのことばかり尋ねた。彼は番台に座るきよに初めて会ったとき一目惚れしたのだ。だがきよには農協に勤める恋人がいた。そんなことを知らない金一郎はせっせとラブレターを書き、毎日銭湯に通うのだった。

屋台的映画館
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古墳ギャルのコフィー 桶狭間の戦い

  • posted at:2009-12-20
  • written by:砂月(すなつき)
こふんぎゃるのこふぃーおけはざまのたたかい
「THE FROGMAN SHOW 劇場版」製作委員会(DLE=テレビ朝日=電通)
配給:DLE
製作年:2007年
公開日:2007年3月17日 併映「秘密結社鷹の爪 総統は二度死ぬ」
監督:FROGMAN
製作:椎木隆太 亀山慶二 島本雄二
エグゼクティブプロデューサー:戸田和宏 梅澤道彦 町田修一
プロデューサー:谷東 西口なおみ 亀田卓
企画:蛙男商会 DLE
脚本:FROGMAN
キャラクターデザイン:FROGMAN
音楽:manzo
録音:FROGMAN
FLASH:FROGMAN
編集:FROGMAN
現像:東京現像所
声の出演:ホンマキョウコ FROGMAN
アメリカンビスタ カラー 19分

古墳ギャル(通称コギャル)のコフィーは都立古墳高校に通う前方後円墳女子高生。2年2組には彼女の幼なじみである四隅突出型墳丘墓のダニエルや、古墳世界の王族で王位継承者のニントクなど個性的なクラスメイトたちがいるが、最もユニークなのが担任教師の桶狭間先生だった。桶狭間先生は戦国時代の落ち武者のような外見をしているが、以前はそうではなかった。

コフィーたちが入学したての頃、桶狭間先生は生徒を引き連れて校内見学をした。校舎の裏へ来たとき、古い小屋がコフィーの目に止まった。桶狭間先生は、その小屋は古墳高校が建つ前から同じ場所にあり、中に入ったものは二度と帰って来ることはないという噂が立っていたことから、以来開かずの部屋として鍵が掛けられていると説明した。その話を聞いて興味を持ったコフィーは嫌がるダニエルを引き連れて中に入ってみることにした。 ダニエルから市の文化財指定を受けている銅剣を奪ったコフィーは、それを使って鍵を壊し中に入った。真っ暗の室内には大きな木箱があり、その中には兜と鎧が入っていた。「貴様ら、そこで何をやっている!」入り口に立っていたのは桶狭間先生だった。謝るコフィーとダニエルに桶狭間先生は早く教室に戻るように促したが、突然扉が閉まった。室内は真っ暗で、いくら押しても扉は開かなかったが、しばらくするといとも簡単に開いた。三人が小屋を出ると、目の前にはまるで戦国時代のような光景が広がっていた。呆然とするコフィーたちの前に現れたのは、駿河の大名・今川義元と対峙する尾張の織田軍だった。桶狭間先生は武将から今年が永禄三年だと聞き、とんでもないことに巻き込まれたことを理解した。そこは桶狭間の合戦場だった。

屋台的映画館

Go!

  • posted at:2007-09-23
  • written by:砂月(すなつき)
ごー
日活=NHKエンタープライズ21=ソニーPCL
配給:日活
製作年:1999年
公開日:2001年10月6日
監督:矢崎充彦
製作総指揮:中村雅哉
製作:酒井治盛 高野昌幸 猿川直人
プロデューサー:横手実 飯野恵子
協力プロデューサー:平井健一郎
ラインプロデューサー:田口聖
原案:矢崎充彦 まつざわなおと
脚本:矢崎充彦
撮影:栗山修司
企画:高橋康夫 尾又富雄 明石知幸
音楽プロデューサー:佐渡岳利
音楽:中尾淳
主題歌:「Sleeping Butterfly」山崎まさよし
照明:鳥越正夫
美術:山田好男
録音:横野一氏工
編集:普嶋信一
スクリプター:荘原はる
キャスティング:中澤サカキ
助監督:池上純哉
製作担当:白石治
出演:高田宏太郎 椋木美羽 美保純 伊集院光 松重豊
アメリカンビスタ カラー 108分

高校2年生の西野康助は、授業が終わるといつものようにアルバイト先である新宿のピザ・チェーン店「ピザーラ」へ向かい、いつものように細村店長と衝突した。遅刻が27回、無断欠勤が3回、客のピザを落としたのが2回あったことを理由に時給を下げるというのだ。要求を呑むか、それとも辞めるかの二択を迫られた康助は辞めることをしたのだが、ピザが焼き上がったため最後のピザの配達に出掛けた。街はクリスマスのイルミネーションで華やいでいたが、怒りが収まらない彼の心は一向に晴れなかった。そんなこともあって彼はバイクを飛ばして確認をせずに交差点の角を曲がろうとしたため、通行人に気付くのが遅れてた。康助は舗道に倒れ込む若い女性に対して思わず「ボーッとしてんなよ!」と毒づいたが、女性は自分の体よりも転倒したときに落としたバッグを心配した。彼女はプロのカメラマンで、バッグには商売道具のレンズが入っていたのだ。レンズは壊れていた。女性は康助に謝るように言ったが、俺は金がないからとバイクから降りようともしなかった。

康助は雑誌編集者の母・尚美との二人暮らしで父親とは昨年離婚した。母に事故のことを言い出せずお金の相談も出来なかったことから、彼は頼みの綱である細村に給料の前借りを申し出た。だが当然のことながら断られ、辞めるんじゃなかったのかと問い詰められた。さらに私用の電話をするなと言われ、その相手があの女性からだったとわかると自宅までバイクを飛ばした。絶対弁償するからと言うために。数日後、康助はレンズ代には遠く及ばなかったが、身の回りの私物を売り払って作ったお金を持って女性=飯塚令子の部屋を訪れ、そこで初めて「ゴメン」と謝った。その言葉を聞いた令子がお金のことかレンズのことかと問うと、康助は両方と答えた。それを聞いた令子は気持ちに区切りをつけるために散歩へ誘い、身近な話をすることにした。そして彼のことがわかるとお金を受け取ろうとせず、その代わりに康助が作ったピザを届けて欲しいと言った。そして思わず口から出た「すみません」という彼の言葉に、令子は謝るのって簡単でしょと言った。

今まで一度もピザを焼いたことがない康助は、スタッフの特訓を受けることになった。そして翌日ようやく一枚の特製ピザが完成したのだが、令子を訪ねていくら呼び鈴を鳴らしても彼女は出てこなかった。その様子に気付いた隣人は、彼女が田舎へ帰ったことを伝えた。康助が落胆して帰宅すると尚美は急ぎの雑誌の仕事に掛かり切りだった。彼は持ち帰ったピザを食べるように言ったが、後でと言って取り合わなかった。「好きな人が作ったものならうまいだろ!」。母には再婚するかもしれない雑誌カメラマンの真木という相談相手がいるが、自分にはいない。孤独感を感じた彼はひとり思い悩み、やることがあるからと言って再び出掛けた。そして閉店後の誰もいない厨房で令子のことを思い徹夜で納得が行くまでピザを焼き続けたのだった。明け方、バイト仲間の明を呼び出すと、令子がいる長崎へピザを届けると告げた。

屋台的映画館

五条霊戦記 GOJOE

  • posted at:2005-10-23
  • written by:砂月(すなつき)
ごじょうれいせんき
サンセントシネマワークス=WOWOW
配給:東宝
製作年:2000年
公開日:2000年10月7日
監督:石井聰亙
プロデューサー:仙頭武則
ラインプロデューサー:井上潔
原案:石井聰亙 大崎裕伸 諏訪敦彦
脚本:中島吾郎 石井聰亙
撮影監督:渡部眞
美術監督:磯見俊裕
音楽:小野川浩幸
助監督:藤江義正
ロケーション総括:中村哲也
ガファー:和田雄二
録音:小原善哉
衣裳:二宮義夫
殺陣:中瀬博文
編集:掛須秀一
ビジュアルエフェクト スーパーバイザー:古賀信明
ポスプロレコーディングミキサー:松本能紀
サウンドエフェクトデザイン:今野康之
製作プロダクション:サンセントシネマワークス
出演:隆大介 浅野忠信 永瀬正敏 岸部一徳 國村隼
ビスタサイズ カラー 137分

貴族社会は退廃し、武士が台頭した平安末期。平家は源氏を倒して政治の実権を握ったが、荒廃した都では夜ごと平家の武者が惨殺された。人々はそれを「鬼」の仕業だと恐れていた。その頃、地球には二つの不吉な星が近付いていた。災いの予兆を察知した朱雀法眼は方策を巡らした。

筑紫国・英彦山の霊場で修行をしていた武蔵坊弁慶の夢枕に立った不動明王は、偽りの姿を持つ鬼を退治して光明を得よと告げた。弁慶には何のことかわからなかったが、五條橋で千人斬りをする鬼の噂を聞いたことで、それがお告げの鬼であると得心した。京に戻った弁慶は比叡山から大太刀・鬼切丸を盗み出したが、そこで高僧・阿闍梨と再会した。かつて、弁慶は鬼の子と呼ばれる程の暴れん坊で人々から恐れられていたが、阿闍梨に出会ったことで改心し仏の道を志すことになったのだ。弁慶の話を聞いた阿闍梨は、殺生で光明を得ることはならんと言った。だが不動明王のお告げは嘘偽りのないものと信じていた弁慶は五條橋に向かった。

武者の死体を漁って刀剣を盗む鉄吉から鬼は夜現れることを聞いた弁慶は村の奥にある森で時間を潰した。そして陽が落ちると弁慶は腰を上げた。五條橋へ向かう弁慶の前に現れたのは、かつての宿敵で白河飛礫打ちの棟梁・湛塊だった。戯言に付き合っている暇のない弁慶は森に逃げ込んで姿を晦ました。その頃、平忠則は朱雀法眼の予言に従って五條橋周辺に大軍を配置した。月明かりが辺りを照らし強風が吹き荒れると、兵士が次々に斬られて行った。騒ぎに割って入った弁慶は三人の鬼と対峙したが、鬼たちはそれが義務ではないことを悟ると姿を消した。鬼の正体は、源氏の生き残りである遮那王だった。遮那王は、影者・芥子丸と護衛僧兵・剛人を引き連れ、源氏再興を目指していた。その一環として、彼は命を掛けた剣の修行を行っていたのだ。遮那王は元服を境に名を源義経と改めた。

弁慶は刀鍛冶だった鉄吉の住処を探し当て、来るべき日のために鬼切丸を研がせた。刀を収集している鉄吉は、鬼が千もの刀を所有していること知っていた。だが死体の切り口から相当な使い手であることがわかっているため、今まで手を出せないでいたのだ。鬼のいる場所を弁慶から聞かれた鉄吉は、報酬としてその刀を要求した。

屋台的映画館

GO

  • posted at:2005-10-05
  • written by:砂月(すなつき)
ごー
「GO」製作委員会(東映=STARMAX=テレビ東京=東映ビデオ=TOKYO FM)
配給:東映
製作年:2001年
公開日:2001年10月20日
監督:行定勲
製作:佐藤雅夫 黒澤満
企画:遠藤茂行
プロデューサー:天野和人 國松達也 出目宏
「GO」製作委員会 製作委員:金民基 木綿克己 青山悌三
「GO」製作委員会 プロデューサー:趙裕哲 古川一博 趙裕燦
原作:金城一紀
脚本:宮藤官九郎
音楽:めいなCo.
音楽プロデューサー:津島玄一
主題歌:「幸せのありか -theme of GO-」The Kaleidoscope
撮影:柳島克己
照明:高屋齋
美術:和田洋
録音:柴山申広
編集:今井剛
スクリプター:工藤みずほ
装飾:大庭信正
擬斗:二家本辰巳
俳優担当:河合啓一
助監督:中村隆彦
製作担当:望月政雄 岩下真司
宣伝プロデューサー:桝林宏明
出演:窪塚洋介 柴咲コウ 山崎努 大竹しのぶ 山本太郎
アメリカンビスタ カラー 122分

高校三年生の杉原はコリアンジャパニーズだったが、日本で生まれ育ったことから本人は他の日本人となんら変わりないと思っている。だが周囲の人たちは皆、彼を「在日」と嘲った。そんなとき、キレた。

三年前、中学生だった杉原は「スーパー・グレート・チキン・レース」を行うことになった。その肝試しとは地下鉄の駅のホームから飛び降りて電車の前を走るというものだった。近づく列車の前に飛び出した杉原は、見届け人である二人目の成功者のタワケ先輩と、同級生のウォンスの前を駆け抜けて行ったのだ。朝鮮民族学校史上三人目の成功者となった杉原が興奮状態が抑えられないまま地上へ出ると、道路ではウォンスが原チャリを吹かして待っていた。三人乗りの原チャリは公道を疾走していたが、すぐさまパトカーに見つかってしまった。空き地に追い詰められ、杉原とウォンスは警察に連行されたが、タワケは持ち前の俊足を生かして逃げてしまった。
警察に呼び出された杉原の父・秀吉は、つかつかと息子に近寄ると顔面にパンチを見舞った。さらに何度もパンチを浴びせると彼は血まみれになり、そんな二人の姿を見てうろたえた警官はすぐに解放した。部屋を出た秀吉は、「今回も家裁にいかなくて済んだろ」と杉原に言った。

秀吉は元ボクサーで、日本ランキング7位という実績を持っていた。その夜、テレビでハワイ特集を見ていた彼は、家族に「ハワイに行ってくる」と呟いた。そして旅行のために国籍を「朝鮮」から「韓国」に変更した。その後、杉原家の玄関にはハワイでの記念写真が飾られ、両親を「パパ」、「ママ」と呼ぶことが義務付けられた。ある日、秀吉は「広い世界を見ろ。そして自分で決めろ」と杉原に言った。「韓国籍」or「朝鮮籍」、選ぶ権利は自分あることに気付いた彼は、初めて人間として扱われた気がした。そして決めた。広い世界を見るために韓国人となり、タバコとケンカを辞めて日本の高校を受験することにした。その話を聞いた秀吉は、好きにしろと言った。

高校のバスケ部に入部した杉原だったが、対外試合で相手選手に侮辱され、キレた。この一件で彼はバスケ部をクビになったが、校内に名前が知れ渡ったことでチャレンジャーたちが次々と勝負を挑んで来た。殴るのは嫌だけど殴られるのはもっと嫌だと考えていた杉原は、マルコムXの「私は自衛のための暴力を暴力と呼ばない」という言葉に感銘を受け、革命を起こすことにしたのだ。初めての挑戦者は加藤で、広域暴力団の幹部の息子だった。家に招かれたときは肝を冷やしたが今では日本人唯一の友達となっていた。加藤の18歳を祝う誕生パーティーに招待された杉原は、クラブで踊り狂う人たちを尻目に携帯音楽プレーヤーで落語を聞きながら読書していた。すると少女が隣に座り、話しかけてきたのだ。彼女の不思議な魅力に杉原は心を奪われた。

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