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古墳ギャルのコフィー 桶狭間の戦い

  • posted at:2012-08-20
  • written by:砂月(すなつき)
こふんぎゃるのこふぃーおけはざまのたたかい
「THE FROGMAN SHOW 劇場版」製作委員会(DLE=テレビ朝日=電通)
配給:DLE
製作年:2007年
公開日:2007年3月17日 併映「秘密結社鷹の爪 総統は二度死ぬ」
監督:FROGMAN
製作:椎木隆太 亀山慶二 島本雄二
エグゼクティブプロデューサー:戸田和宏 梅澤道彦 町田修一
プロデューサー:谷東 西口なおみ 亀田卓
企画:蛙男商会 DLE
脚本:FROGMAN
キャラクターデザイン:FROGMAN
音楽:manzo
録音:FROGMAN
FLASH:FROGMAN
編集:FROGMAN
現像:東京現像所
声の出演:ホンマキョウコ FROGMAN
アメリカンビスタ カラー 19分

古墳ギャル(通称コギャル)のコフィーは都立古墳高校に通う前方後円墳女子高生。2年2組には彼女の幼なじみである四隅突出型墳丘墓のダニエルや、古墳世界の王族で王位継承者のニントクなど個性的なクラスメイトたちがいるが、最もユニークなのが担任教師の桶狭間先生だった。桶狭間先生は戦国時代の落ち武者のような外見をしているが、以前はそうではなかった。

コフィーたちが入学したての頃、桶狭間先生は生徒を引き連れて校内見学をした。校舎の裏へ来たとき、古い小屋がコフィーの目に止まった。桶狭間先生は、その小屋は古墳高校が建つ前から同じ場所にあり、中に入ったものは二度と帰って来ることはないという噂が立っていたことから、以来開かずの部屋として鍵が掛けられていると説明した。その話を聞いて興味を持ったコフィーは嫌がるダニエルを引き連れて中に入ってみることにした。 ダニエルから市の文化財指定を受けている銅剣を奪ったコフィーは、それを使って鍵を壊し中に入った。真っ暗の室内には大きな木箱があり、その中には兜と鎧が入っていた。「貴様ら、そこで何をやっている!」入り口に立っていたのは桶狭間先生だった。謝るコフィーとダニエルに桶狭間先生は早く教室に戻るように促したが、突然扉が閉まった。室内は真っ暗で、いくら押しても扉は開かなかったが、しばらくするといとも簡単に開いた。三人が小屋を出ると、目の前にはまるで戦国時代のような光景が広がっていた。呆然とするコフィーたちの前に現れたのは、駿河の大名・今川義元と対峙する尾張の織田軍だった。桶狭間先生は武将から今年が永禄三年だと聞き、とんでもないことに巻き込まれたことを理解した。そこは桶狭間の合戦場だった。

屋台的映画館
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Go!

  • posted at:2010-10-23
  • written by:砂月(すなつき)
ごー
日活=NHKエンタープライズ21=ソニーPCL
配給:日活
製作年:1999年
公開日:2001年10月6日
監督:矢崎充彦
製作総指揮:中村雅哉
製作:酒井治盛 高野昌幸 猿川直人
プロデューサー:横手実 飯野恵子
協力プロデューサー:平井健一郎
ラインプロデューサー:田口聖
原案:矢崎充彦 まつざわなおと
脚本:矢崎充彦
撮影:栗山修司
企画:高橋康夫 尾又富雄 明石知幸
音楽プロデューサー:佐渡岳利
音楽:中尾淳
主題歌:「Sleeping Butterfly」山崎まさよし
照明:鳥越正夫
美術:山田好男
録音:横野一氏工
編集:普嶋信一
スクリプター:荘原はる
キャスティング:中澤サカキ
助監督:池上純哉
製作担当:白石治
出演:高田宏太郎 椋木美羽 美保純 伊集院光 松重豊
アメリカンビスタ カラー 108分

高校2年生の西野康助は、授業が終わるといつものようにアルバイト先である新宿のピザ・チェーン店「ピザーラ」へ向かい、いつものように細村店長と衝突した。遅刻が27回、無断欠勤が3回、客のピザを落としたのが2回あったことを理由に時給を下げるというのだ。要求を呑むか、それとも辞めるかの二択を迫られた康助は辞めることをしたのだが、ピザが焼き上がったため最後のピザの配達に出掛けた。街はクリスマスのイルミネーションで華やいでいたが、怒りが収まらない彼の心は一向に晴れなかった。そんなこともあって彼はバイクを飛ばして確認をせずに交差点の角を曲がろうとしたため、通行人に気付くのが遅れてた。康助は舗道に倒れ込む若い女性に対して思わず「ボーッとしてんなよ!」と毒づいたが、女性は自分の体よりも転倒したときに落としたバッグを心配した。彼女はプロのカメラマンで、バッグには商売道具のレンズが入っていたのだ。レンズは壊れていた。女性は康助に謝るように言ったが、俺は金がないからとバイクから降りようともしなかった。

康助は雑誌編集者の母・尚美との二人暮らしで父親とは昨年離婚した。母に事故のことを言い出せずお金の相談も出来なかったことから、彼は頼みの綱である細村に給料の前借りを申し出た。だが当然のことながら断られ、辞めるんじゃなかったのかと問い詰められた。さらに私用の電話をするなと言われ、その相手があの女性からだったとわかると自宅までバイクを飛ばした。絶対弁償するからと言うために。数日後、康助はレンズ代には遠く及ばなかったが、身の回りの私物を売り払って作ったお金を持って女性=飯塚令子の部屋を訪れ、そこで初めて「ゴメン」と謝った。その言葉を聞いた令子がお金のことかレンズのことかと問うと、康助は両方と答えた。それを聞いた令子は気持ちに区切りをつけるために散歩へ誘い、身近な話をすることにした。そして彼のことがわかるとお金を受け取ろうとせず、その代わりに康助が作ったピザを届けて欲しいと言った。そして思わず口から出た「すみません」という彼の言葉に、令子は謝るのって簡単でしょと言った。

今まで一度もピザを焼いたことがない康助は、スタッフの特訓を受けることになった。そして翌日ようやく一枚の特製ピザが完成したのだが、令子を訪ねていくら呼び鈴を鳴らしても彼女は出てこなかった。その様子に気付いた隣人は、彼女が田舎へ帰ったことを伝えた。康助が落胆して帰宅すると尚美は急ぎの雑誌の仕事に掛かり切りだった。彼は持ち帰ったピザを食べるように言ったが、後でと言って取り合わなかった。「好きな人が作ったものならうまいだろ!」。母には再婚するかもしれない雑誌カメラマンの真木という相談相手がいるが、自分にはいない。孤独感を感じた彼はひとり思い悩み、やることがあるからと言って再び出掛けた。そして閉店後の誰もいない厨房で令子のことを思い徹夜で納得が行くまでピザを焼き続けたのだった。明け方、バイト仲間の明を呼び出すと、令子がいる長崎へピザを届けると告げた。

屋台的映画館

五条霊戦記 GOJOE

  • posted at:2008-07-03
  • written by:砂月(すなつき)
ごじょうれいせんきごじょー
サンセントシネマワークス=WOWOW
配給:東宝
製作年:2000年
公開日:2000年10月7日
監督:石井聰亙
プロデューサー:仙頭武則
ラインプロデューサー:井上潔
原案:石井聰亙 大崎裕伸 諏訪敦彦
脚本:中島吾郎 石井聰亙
撮影監督:渡部眞
美術監督:磯見俊裕
音楽:小野川浩幸
助監督:藤江義正
ロケーション総括:中村哲也
ガファー:和田雄二
録音:小原善哉
衣裳:二宮義夫
殺陣:中瀬博文
編集:掛須秀一
ビジュアルエフェクト スーパーバイザー:古賀信明
ポスプロレコーディングミキサー:松本能紀
サウンドエフェクトデザイン:今野康之
製作プロダクション:サンセントシネマワークス
出演:隆大介 浅野忠信 永瀬正敏 岸部一徳 國村隼
アメリカンビスタ カラー 137分

貴族社会は退廃し、武士が台頭した平安末期。平家は源氏を倒して政治の実権を握ったが、荒廃した都では夜ごと平家の武者が惨殺された。人々はそれを「鬼」の仕業だと恐れていた。その頃、地球には二つの不吉な星が近付いていた。災いの予兆を察知した朱雀法眼は方策を巡らした。

筑紫国・英彦山の霊場で修行をしていた武蔵坊弁慶の夢枕に立った不動明王は、偽りの姿を持つ鬼を退治して光明を得よと告げた。弁慶には何のことかわからなかったが、五條橋で千人斬りをする鬼の噂を聞いたことで、それがお告げの鬼であると得心した。京に戻った弁慶は比叡山から大太刀・鬼切丸を盗み出したが、そこで高僧・阿闍梨と再会した。かつて、弁慶は鬼の子と呼ばれる程の暴れん坊で人々から恐れられていたが、阿闍梨に出会ったことで改心し仏の道を志すことになったのだ。弁慶の話を聞いた阿闍梨は、殺生で光明を得ることはならんと言った。だが不動明王のお告げは嘘偽りのないものと信じていた弁慶は五條橋に向かった。

武者の死体を漁って刀剣を盗む鉄吉から鬼は夜現れることを聞いた弁慶は村の奥にある森で時間を潰した。そして陽が落ちると弁慶は腰を上げた。五條橋へ向かう弁慶の前に現れたのは、かつての宿敵で白河飛礫打ちの棟梁・湛塊だった。戯言に付き合っている暇のない弁慶は森に逃げ込んで姿を晦ました。その頃、平忠則は朱雀法眼の予言に従って五條橋周辺に大軍を配置した。月明かりが辺りを照らし強風が吹き荒れると、兵士が次々に斬られて行った。騒ぎに割って入った弁慶は三人の鬼と対峙したが、鬼たちはそれが義務ではないことを悟ると姿を消した。鬼の正体は、源氏の生き残りである遮那王だった。遮那王は、影者・芥子丸と護衛僧兵・剛人を引き連れ、源氏再興を目指していた。その一環として、彼は命を掛けた剣の修行を行っていたのだ。遮那王は元服を境に名を源義経と改めた。

弁慶は刀鍛冶だった鉄吉の住処を探し当て、来るべき日のために鬼切丸を研がせた。刀を収集している鉄吉は、鬼が千もの刀を所有していること知っていた。だが死体の切り口から相当な使い手であることがわかっているため、今まで手を出せないでいたのだ。鬼のいる場所を弁慶から聞かれた鉄吉は、報酬としてその刀を要求した。

屋台的映画館

GO

  • posted at:2008-05-15
  • written by:砂月(すなつき)
ごー
「GO」製作委員会(東映=STARMAX=テレビ東京=東映ビデオ=TOKYO FM)
配給:東映
製作年:2001年
公開日:2001年10月20日
監督:行定勲
製作:佐藤雅夫 黒澤満
企画:遠藤茂行
プロデューサー:天野和人 國松達也 出目宏
「GO」製作委員会 製作委員:金民基 木綿克己 青山悌三
「GO」製作委員会 プロデューサー:趙裕哲 古川一博 趙裕燦
原作:金城一紀
脚本:宮藤官九郎
音楽:めいなCo.
音楽プロデューサー:津島玄一
主題歌:「幸せのありか -theme of GO-」The Kaleidoscope
撮影:柳島克己
照明:高屋齋
美術:和田洋
録音:柴山申広
編集:今井剛
スクリプター:工藤みずほ
装飾:大庭信正
擬斗:二家本辰巳
俳優担当:河合啓一
助監督:中村隆彦
製作担当:望月政雄 岩下真司
宣伝プロデューサー:桝林宏明
出演:窪塚洋介 柴咲コウ 山崎努 大竹しのぶ 山本太郎
アメリカンビスタ カラー 122分

高校三年生の杉原はコリアンジャパニーズだったが、日本で生まれ育ったことから本人は他の日本人となんら変わりないと思っている。だが周囲の人たちは皆、彼を「在日」と嘲った。そんなとき、キレた。

三年前、中学生だった杉原は「スーパー・グレート・チキン・レース」を行うことになった。その肝試しとは地下鉄の駅のホームから飛び降りて電車の前を走るというものだった。近づく列車の前に飛び出した杉原は、見届け人である二人目の成功者のタワケ先輩と、同級生のウォンスの前を駆け抜けて行ったのだ。朝鮮民族学校史上三人目の成功者となった杉原が興奮状態が抑えられないまま地上へ出ると、道路ではウォンスが原チャリを吹かして待っていた。三人乗りの原チャリは公道を疾走していたが、すぐさまパトカーに見つかってしまった。空き地に追い詰められ、杉原とウォンスは警察に連行されたが、タワケは持ち前の俊足を生かして逃げてしまった。
警察に呼び出された杉原の父・秀吉は、つかつかと息子に近寄ると顔面にパンチを見舞った。さらに何度もパンチを浴びせると彼は血まみれになり、そんな二人の姿を見てうろたえた警官はすぐに解放した。部屋を出た秀吉は、「今回も家裁にいかなくて済んだろ」と杉原に言った。

秀吉は元ボクサーで、日本ランキング7位という実績を持っていた。その夜、テレビでハワイ特集を見ていた彼は、家族に「ハワイに行ってくる」と呟いた。そして旅行のために国籍を「朝鮮」から「韓国」に変更した。その後、杉原家の玄関にはハワイでの記念写真が飾られ、両親を「パパ」、「ママ」と呼ぶことが義務付けられた。ある日、秀吉は「広い世界を見ろ。そして自分で決めろ」と杉原に言った。「韓国籍」or「朝鮮籍」、選ぶ権利は自分あることに気付いた彼は、初めて人間として扱われた気がした。そして決めた。広い世界を見るために韓国人となり、タバコとケンカを辞めて日本の高校を受験することにした。その話を聞いた秀吉は、好きにしろと言った。

高校のバスケ部に入部した杉原だったが、対外試合で相手選手に侮辱され、キレた。この一件で彼はバスケ部をクビになったが、校内に名前が知れ渡ったことでチャレンジャーたちが次々と勝負を挑んで来た。殴るのは嫌だけど殴られるのはもっと嫌だと考えていた杉原は、マルコムXの「私は自衛のための暴力を暴力と呼ばない」という言葉に感銘を受け、革命を起こすことにしたのだ。初めての挑戦者は加藤で、広域暴力団の幹部の息子だった。家に招かれたときは肝を冷やしたが今では日本人唯一の友達となっていた。加藤の18歳を祝う誕生パーティーに招待された杉原は、クラブで踊り狂う人たちを尻目に携帯音楽プレーヤーで落語を聞きながら読書していた。すると少女が隣に座り、話しかけてきたのだ。彼女の不思議な魅力に杉原は心を奪われた。

屋台的映画館
ごっどすぴーどゆーぶらっくえんぺらー
プロダクション群狼
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年7月1日 併映「暴走の季節」「暴力教室」
製作:柳町光男
スタッフ:明石太郎 秋山洋 荒武建至 安西志麻 井上秀司 岩永章 岩永勝敏 宇内四郎 梅林一夫 浦田和治 大島ともよ 興松良昌 菊地進平 志満順一 杉浦誠 関正良 高橋登 塚本公雄 弦巻裕 永田鉄男 藤ヶ崎容子 南正人 宮下雅則 柳町光男 山田伸顕 横山吉文 吉田栄子
協力:プロダクション未来 不二技術研究所 日映美術
出演:BLACK EMPEROR
スタンダード モノクロ 91分

関東の広域暴走族「ブラックエンペラー」の一員であるデッコは、単車の腕は誰にも負けないと自負していた。夜は仲間たちと集団で暴走し、対立する組織等に暴行や破壊行為を行った。昨年の五月、「ブラックエンペラー」はタクシーを破壊する事件を起こし、デッコは事件に関与していないにも関わらず警察に逮捕された。事件当日、彼は別の場所で仲間と走っていたが、現場に一度集まったことが凶器準備集合罪とみなされたのだ。家庭裁断所で判決が下される前日、デッコは当然母親が付き添いとして来てくれるものだと思っていた。いつも自分のことをかばってくれるからだ。ところが母親はもうあんなところに行きたくないと拒んだ。デッコは一生懸命説得を続け、承認を取り付けるとまた夜の街へ出かけていった。父親はその様子を背中で聞いていた。

デッコは二人の仲間とともに四谷警察署の警官に補導された。それは仲間の一人がシンナーの入った袋を持っていたからだ。デッコは当然家族が迎えに来るだろうと思っていたが、その日に限って誰も来なかった。留置場に泊まったデッコは家族をぶっ殺してやろうと考えるほど怒っていた。その日は母親が不幸事で家にいなかった。代わりに電話を受けた父親は、息子が何をやったのかと警官に尋ねた。すると警官は仲間たちとともにシンナーを吸っていたと答えた。その後、デッコは直接的ではなかったなどと曖昧な答弁をする警官に不審を持った父親は、現場を押さえたのなら納得できるように説明するように言った。そして家族が迎えに行く必要がなければ直ちに釈放するように言った。翌日、警察へ行った父親は、デッコがシンナーを携帯していたという話を警官から聞かされ激怒した。使用している現場を押さえたわけではないのに勾留した理由を追求すると、警官は高圧的な態度を一転させて軟化した。父親はデッコが窃盗やシンナーの吸引をしていることを知っていた。それだけに警察として毅然とした態度を取って欲しかったのだ。

屋台的映画館

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