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ロボコンの大冒険

  • posted at:2016-06-18
  • written by:砂月(すなつき)
ろぼこんのだいぼうけん
東映
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年3月20日 併映「長靴をはいた猫 80日間世界一周」「秘密戦隊ゴレンジャー 真赤な猛進撃!」「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」「一休さん」
監督:畠山豊彦
企画:平山亨 斉藤侑
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
音楽:菊池俊輔
音楽制作:あんだんて
撮影:いのくままさお
照明:秋田富士男
録音:佐藤修一
美術:宮国登
編集:岩松幹久
効果:阿部作二
助監督:稲垣信明
記録:杉原温子
計測:中本憲一
進行主任:奈良場繁
特撮:特撮研究所
装置:紀和美建
装飾:寺崎英世
操演:佐藤幹雄
美粧:山口ちえこ
衣裳:鷹志衣裳
演技事務:野田邦夫
協力:勝浦 ホテル三日月
主題歌:「がんばれ!!ロボコン」水木一郎 山上満智子とコロムビアゆりかご会
・・・:「ロボコン・ロボット世界一」水木一郎 コロムビアゆりかご会
出演:大野しげひさ 加藤みどり 佐久間真由美 山田芳一 島田歌穂
アメリカンビスタ カラー 25分

銀河系第10星雲にあるバレリーナ星のお姫様・ロビンはロボコンやその仲間たちから慕われている。ある日、バレー留学で地球にきている彼女がいつものように教室で練習をしていると突然謎の声が聞え怯え始めた。見学に来ていたロボコンが驚いてどうしたのと尋ねると、キャプテン・ワルダーという宇宙海賊が海賊船でやってきてお嫁さんにされてしまうと言った。その夜、思い過ごしだよときれいな月を眺めていると突然強い風が吹き、月をバックにその海賊船が現れたのだった。ハッチに出てきたワルダーは、そなたを妃に迎えバレリーナ星の支配者となるつもりだと言った。そしてロビンが拒否すると部下たちが次々と下りてきて彼女を連れ去ろうとした。怒ったロボコンが100馬力で立ち回ったことで不利だと悟ったワルダーは部下たち引き揚げさせた。そして去り際に、手荒な真似はしたくないから明日の晩までに考えておけと言った。彼の並々ならぬ自信は配下に妖術師のアークマンを従えているからだった。

ロボコンの提案でロビンを大山家で匿うことになった。剣道着で俄然張り切るパパとそれに協力するロボコンの仲間たち、そして町田巡査もパトロールを強化した。そんな中、夜になると海賊船が上空に現れロビンにおとなしく出てきなさいと警告した。そしてアークマンが見せしめに妖術を使うと家の中の物が宙に浮かび、ロボットたちは様子がおかしくなり、町田が構えた拳銃の先がへし曲がった。ママたちは説得するが、もうこれ以上迷惑を掛けられないと考えた彼女は言うことを聞くことにした。気を失ったロビンはアークマンに連れて行かれ、正気を取り戻したロボコンはそのことを知って悔しがった。自分がしっかりしていればこんなことにならなかったのにと反省するロボコンは背中のプロペラで空を飛び海賊船を追い掛けた。

海賊船を見失ったロボコンだったが勝浦の火山に下りたことは確認していた。一晩中捜し回ったロボコンはワルダーが満月の夜に旅立つと言ったことを思い出し、今夜までに見つけ出せば何とかなると考えた。そこでタクシーロボットのロボカーを使ってパパたちに救援を要請した。

屋台的映画館
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えいがくれよんしんちゃんぶりぶりおうこくのひほう
シンエイ動画=ASATSU=テレビ朝日
配給:東宝
製作年:1994年
公開日:1994年4月23日
監督:本郷みつる
プロデューサー:茂木仁史 太田賢司 堀内孝
原作:臼井儀人
脚本・絵コンテ:本郷みつる 原恵一
演出:原恵一
ねんどアニメ:石井卓也
作画監督:原勝徳 堤規至
美術監督:野村可南子
撮影監督:高橋秀子
音楽:荒川敏行
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
設定デザイン:西村博之 湯浅政明
美術設定:星野直美
キャラクターデザイン:原勝徳
主題歌:「オラはにんきもの」のはらしんのすけ
エンディングテーマ:「約束 See You!」岸恭子
挿入歌:「ああ 果てしないジャングルの中で」野原ひろし 野原みさえ
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 高田由美 真柴摩利
アメリカンビスタ カラー 96分

ブリブリ王国では思わぬ事態が起きていた。首都・ブーリーにある王宮からスンノケシ王子が秘密結社・ホワイトスネーク団によって連れ去られたのだ。国王は親衛隊に対し国民を心配させないよう秘密裏での王子の救出を命じた。

ある日の夕方、母のみさえと買い物に出かけた野原しんのすけは商店街の福引で特賞を当てた。その商品はなんと常夏の楽園として知られる「ブリブリ王国5泊6日の旅」で、しかも家族で招待するというのだ。大喜びのみさえが着ぐるみ姿の担当者からチケットとパンフレットが入った箱をもらうと通りすがりの人々が祝福した。だがそれはホワイトスネーク団による策略だった。ブリブリ王国というのはインド洋にあるスリランカから南東500キロにあるほぼ赤道上の島で、その大きさは四国と同じくらいといわれる立憲君主国家だった。仕事から帰ってきた父・ひろしは、みさえから旅行の話を最初に聞いた時にはピンと来なかった。だが会社から有給休暇を使えと言われていることや金欠でゴールデンウィークの予定が立てられなかったことを思い出すうちに実感が湧いてきたのだった。それから数日後、旅行の準備を整えた野原一家は空港で出発を待っていたが、彼らが乗る飛行機の尾翼には白い蛇が描かれていた。そんな航空会社は聞いたこともなかったが、皆を乗せた飛行機は空港を飛び立った。

機内では特に何もすることがないのでしんのすけたちは眠ってしまったが、突然「いつまで寝てやがるんだ!」という怒鳴り声が響いたため慌てて目覚めた。そこにいたのはパーサーではなく全身白タイツ姿の戦闘員。そして最前列の席にいた乗客はホワイトスネーク団幹部でオカマのニーナとサリーだった。二人は命が欲しければその子供をよこせと銃口を向けるが、ひろしたちにはその理由がわからなかった。するとしんのすけが突然ふざけ始め、ニーナたちがうろたえているうちにひろしはしんのすけとみさえを連れてギャレーに逃げ込みドアをロックした。そして棚の中からパラシュートを見つけ出すと装着したが、非常口から最初に飛び出したのはそれを着けていないしんのすけだった。

屋台的映画館
えいがくれよんしんちゃんあくしょんかめんたいはいぐれまおう
シンエイ動画=ASATSU=テレビ朝日
配給:東宝
製作年:1993年
公開日:1993年7月24日
監督:本郷みつる
プロデューサー:茂木仁史 太田賢司 堀内孝
原作:臼井儀人
脚本:もとひら了
絵コンテ・演出:原恵一 本郷みつる
キャラクターデザイン:小川博司
作画監督:原勝徳 堤規至
美術監督:星野直美
設定デザイン:湯浅政明
撮影監督:高橋秀子
音楽:荒川敏行
主題歌:「オラはにんきもの」のはらしんのすけ
エンディングテーマ:「僕は永遠のお子様」Mew
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 玄田哲章 小桜エツ子
アメリカンビスタ カラー 93分

子供たちの間で大人気のテレビ番組「アクション仮面」。そのトレーディングカードが期間限定でチョコレート菓子の「チョコビ」に封入され皆カード収集に夢中になっていた。春日部市に住む野原しんのすけもその一人だが、買い物のついでに買ってくれる母・みさえ頼みであるために9枚しか集まっていなかった。同じふたば幼稚園に通う佐藤マサオは36枚持っているが運が悪いのか敵キャラのチンパン総督モンキッキばかり。反対にボーちゃんはラッキーカードを引き当てて特製のカードホルダーを持っていた。アクション仮面のパートナー・桜ミミ子が大好きな桜田ネネはそのキャラのカードを中心に集めていた。そんな彼らを子供っぽいと馬鹿にする風間トオルだったが実は密かに集めており、ゾロ目の番号がレアカードで悪役カードを多めに作っているとか、100番まで集めると変身セットがもらえるが99番が幻といわれるほど超レアだなどととても詳しいためしんのすけたちから疑惑の目で見られた。帰宅したしんのすけは門限を守らなかったとみさえに叱られながらもテレビを点けてアクション仮面のテレビシリーズを見るが、今回に限ってラストシーンの勝利の高笑いがいつもと違うと感じていた。それもそのはず、撮影現場では左足の負傷によりアクション仮面の俳優が途中で交代していたのだ。

しんのすけには気になることがもう一つあった。それは番組が終わりテレビのスイッチを切った瞬間、奇妙な物が映ったのを偶然見たからだ。翌日、1学期の終業式のために登園したしんのすけはマサオたちにアクション仮面が偽物だったことと奇妙な物の話をするが誰も知らないと言った。終業式が終わり帰宅途中にみさえと会ったしんのすけは買い物につき合うが、狭い路地を導かれるように進んで行くとその先に双葉堂という古びた駄菓子屋があった。昭和の雰囲気が漂う店内には店番のおばあさんがおり、チョコビが欲しいとしんのすけが言うと置いてある場所に案内してくれた。20個程ある中から一つ選んで開けると、中から出てきたのはなんと幻の99番だった。突然の出来事にしんのすけは言葉を失ったが、それはある人物による筋書き通りの出来事だった。

屋台的映画館
がんばれろぼこんむぎょぎょくいねえ
NET=東映
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年12月20日 併映「アンデルセン物語 マッチ売りの少女」「UFOロボ グレンダイザー」「アクマイザー3」「秘密戦隊ゴレンジャー 青い大要塞」
監督:北村秀敏
プロデューサー:小沢英輔 平山亨 鈴木武幸
原作:石森章太郎
脚本:上原正三
音楽:菊池俊輔
音楽制作:あんだんて
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
録音:佐藤修一
効果:阿部作二
美術:宮国登
編集:成島一城
記録:宮瀬淳子
計測:松井由守
助監督:坂本太郎
進行:桐山勝
特撮:特撮研究所 中村英暉
装置:紀和美建
現像:東映化学
主題歌:「がんばれ!!ロボコン」水木一郎 山上満智子とコロムビアゆりかご会
・・・:「ロボコン・ロボット世界一」水木一郎 コロムビアゆりかご会
出演:大野しげひさ 加藤みどり 佐久間真由美 山田芳一 島田歌穂
アメリカンビスタ カラー 21分

ママのお遣いで肉屋に行ったロボコンは家族分のコロッケを買った。夕食のテーブルにはそのコロッケが並んだがパパたちはそれを見て不満を漏らした。何故なら昨日の夕食もコロッケだったからだ。主婦にとって毎日の献立は悩みの種であり、予算の問題もあってママはその決断をしたのだ。それを聞いたパパがたまにはローストビーフが食べたいなと願望を口にすると子供たちも次々と不満を漏らした。頭にきたママが世界中にはコロッケさえ食べられない人がたくさんいるのよと説教すると、パパはそうは言ってもたまには茶碗蒸しが食べたいじゃないかと言った。すると目の前に差し出されたのは茶碗蒸しだった。ロボコンを訪ねてやってきたロボクイが話を聞いて得意な卵料理の一つの茶碗蒸しを調理したのだ。味は何の変哲もない茶碗蒸し。だがその原料は石油だった。人工食料の時代で肉や魚も本物と違わない物が研究されているが、21世紀に向けて開発されているメニューではそれが可能となり価格は現在の20分の1で済むだという。ロボクイは明日の試食会にぜひおいでいただきたいと告知すると帰って行った。

翌日の試食会場のテーブルにはローストビーフやとんかつなど様々な料理が並べられており、参加したママたちは本物と遜色ないことに驚いた。ロボコンが怪しいと忠告するも、食費が抑えられると信じるママにとってそんなことはどうでもよかった。ロボクイが参加した主婦たちに私と契約すればオンラインシステムでいつでも作り立ての料理を安価で配達することが出来ると宣伝すると希望者が殺到した。その日の夕食から大山家ではミラクルクッカーを導入することになり、家族の各々が食べたい料理を注文するとものの1分も経たずにロボクイが大トロ寿司2人前とビーフシチュー2人前、オムライス1人前を届けにやってきた。おまけのデザートまでもらってお代はたったの200円。その安さにママは笑いが止まらなかったが、ロボコンはそのうまい話がとても信じられなかった。何故ならロボクイは料理の修行中のロボットで目玉焼きしか作れないことを知っていたからだ。

屋台的映画館

俗物図鑑

  • posted at:2016-05-08
  • written by:砂月(すなつき)
ぞくぶつずかん

配給:-
製作年:1982年
公開日:1982年11月8日
監督:内藤誠
企画:桂千穂 内藤誠
製作:束田成太郎 春田克典 藤井寛隆
原作:筒井康隆
脚本:桂千穂 内藤誠
撮影:阪本善尚
音楽:ヒカシュー
美術協力:今村力
タイトル・イラスト:山藤章二
録音:宗方弘好
編集:戸田健夫
記録:高津省子
照明:渡辺昭夫
装飾:上原光雄
美粧:奥村弘子
助監督:中村明
ミス入江の衣裳:大林恭子
8ミリ映画監督:大林千茱萸
スチール:滝本淳助
製作担当:清水一夫
製作主任:橋本寛
進行:森崎紀男
出演:平岡正明 巻上公一 南伸坊 入江若葉 栗林由美子
スタンダード カラー 75分

おかしな評論家の巣窟「梁山泊プロダクション」。そこで何やらおもしろそうなパーティーがあると聞き、てっきり乱交パーティーだと思った風巻機工社長で盗聴評論家の風巻扇太郎は服を脱いで部屋に入った。だがそこにいたのは接待評論家の雷門享介、贈答評論家の平松礼子、横領評論家の本橋浪夫、火事評論家の杉沢亜香など奇妙な連中が天井裏に潜む男をいぶりだそうとしていたのだ。女の喘ぎ声に興奮し足を踏み外して落ちてきたのは管理人で覗きのプロの城亀吉で、享介たちに取り囲まれた彼は出歯亀と罵られた。その後、出歯亀評論家として所属した亀吉はテレビ番組「昼下がりレディズショウ」に出演することになり、社会の敵として俗悪番組追放婦人同盟代表や主婦連代表、全国PTA協議会代表と激論を交わすことになったが、罵倒を受けるその番組は評論家としての登竜門だった。

梁山泊プロダクションで代表を務める享介は水滸伝に出てくる梁山泊のような優れた人物たちが集まる場所を作ろうと考えていた。ところが今いるのは108人に遠く及ばない9人だった。ある日、そこにやってきたのは全身皮膚病の芥山虫右衛門だった。享介は出て行けと叫ぶが息子に追い出されてきたばかりだから帰るところはないと言った。困った享介は帰ってくださいと語気を弱めて治療代の札束を差し出すが、虫右衛門は皮膚病を単に悪い物と決めつけるなんてけしからんと叱った。彼はありとあらゆる皮膚病を肌で感じて本質に触れ思想にまで高めており、評論家になれば住まわせてもらえると聞いてやってきたのだった。

テレビ番組「ミッドナイトショウ」で反吐評論家の片桐考太郎と万引評論家の沼田峰子が俺たちと一緒にするなと主張する片目の文芸評論家と討論をしていた。君たちが一体何を評論するのかと文芸評論家が問うと、考太郎は口先だけではないことを証明すると言った。1年前のある晩、
妻と高校3年の息子を抱えて嫌々ながら会社の接待役として働いていた享介と飲み歩いていた彼は道の端に吐瀉物を見つけた。その見た目や臭い、味からその人物が酔った振りをするために遊び歩く35、6歳の男で、座ったままで仕事をする職業であることを考察した。そしてその後、職業が文芸評論家で身体的特徴が片目であることまで突き止めたのだった。そんなことはありえないと文芸評論家が馬鹿にすると、司会者はスタジオである実験を行うと発表した。それは反吐の鑑定でスタッフや観覧者も含めたスタジオ内にいる人物を特定するというものだった。

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