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すきーじゃんぷぺあろーどとぅとりのにせんろく
国際スキージャンプ・ペア連盟(東宝=エイベックス・エンタテインメント=IDIOTS)
配給:ファントム・フィルム
製作年:2006年
公開日:2006年1月28日
総監督:真鍋理一郎
監督:小林正樹
エグゼクティブプロデューサー:釜秀樹 穀田雅仁
プロデュース:川村元気
プロデューサー: 中島真理子 八幡麻衣子
アソシエイトプロデューサー:藤村恵子
ラインプロデューサー:河北穣
原案:真鍋理一郎
脚本:真鍋理一郎 小林正樹
企画:川村元気
撮影:吉田誠
VE:高橋慎吾
音楽:宮川弾
主題歌:「Morning glory」伴都美子
挿入歌:「pairs!! ~スキージャンプ・ペア2006公式応援ソング~」宮川弾プロジェクトFeat.清水ゆみ&山本領平ペア
美術:平原道夫
音響効果:井田栄司
助監督:森宏治
製作担当:新藤天朗
出演:谷原章介 志賀圭二郎 益子和浩 益子智行 船木和喜
スタンダード カラー 82分

2000年1月18日、スキージャンプ・ペアがFIJ国際スキージャンプ連盟から正式競技として認可され、2006年2月のトリノ・オリンピッグから正式採用された。この競技は一人の男の発案から始まった。スキージャンプは二人で飛べるはず。しかし、正式認可までの道のりは決して平坦なものではなかった。

1945年、札幌に生まれた原田敏文は、スキーとアインシュタインに夢中になるというわんぱくな少年時代をで過ごした。北海道工科大学に進学した原田はそのまま大学に残り、教授にまで登り詰めた。彼の専門は量子物理学、口癖は「スキージャンプは物理学で説明できる」だった。

原田と妻・絹代の間にはの二人の息子がいた。兄の昭則と弟の道則、双子だった。原田は二人の息子によくアイスを買って帰った。この「チューチューアイス」こそが世界を揺るがす大発見のきっかけだった。ある日、原田はおかしな現象に気付いた。冷凍庫の中に入れておいたアイスの中央部にくびれが出来ているのだ。そして数年後、アイスは更なる変化を遂げていた。原型をとどめない程に変形し分裂していたのだ。原田はこの不思議な自然現象の解明に没頭した。そして「チューチューアイス」の製造工場内で決定的な瞬間を目撃した。そこである仮説を立てた。氷点下で加速飛行する物体の素粒子は分裂する。原田はこれをランデブー理論(特殊飛行体分裂論)と名付けた。しかし学会からはことごとく無視された。その理論は皮肉にも家族を襲った悲劇という形で立証された。

双子の兄弟が5歳のときのクリスマス。サンタクロースからたくさんのプレゼントを貰いたいと考えた二人は、ツリーに大きな靴下を吊るした。翌朝、昭則と道則は靴下の中にスキー板が入れられていることに気付いた。昭則は父親に、スキー板は何故あんなに長いのかと質問してみた。原田は冗談交じりに、神様が二人で乗れるように長く作ったんだと答えた。その返答を真に受けた昭則と道則は、翌日学校の滑り台を使ってスキージャンプを試みた。次の瞬間、二人の体は大きく宙を舞い、遥か彼方の地面に叩きつけられた。およそ50メートル飛ばされた二人は全身を強く打ち重傷を負った。事故によってランデブー理論が正しかったことを確信した原田は、さらに研究に没頭した。

事故から10年後の1995年、マサチューセッツ大学のノーマン・ベイツ教授がランデブー理論を実験で立証した。ベイツの研究室の学生がおやつのアイスクリームと間違って実験用のマウスが入った箱を冷凍庫の中に投げ入れたことがきっかけだった。一ヵ月後、箱を開けてみるとマウスは二匹に分裂していたのだ。そこでベイツは二種類の実験を行った。冷凍庫内の加速器にマウスを固定し20日に渡って毎秒30回転で加速させた。するとマウスは分裂した。さらに風洞下では二匹のマウスの方が一匹のマウスよりも安定することを確認した。この実験から、物質は氷点下では自らを安定した状態に置くために分裂しようとすることがわかった。こうしてランデブー理論の正しさが世界に証明された。原田はすぐさまスキージャンプ・ペア実行委員会を設立したが、世間の反応は冷ややかだった。立証ではなく実証する必要があったのだ。彼は再び大きな壁にぶつかった。 

屋台的映画館
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