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えいがくれよんしんちゃんでんげきぶたのひづめだいさくせん
シンエイ動画=テレビ朝日=ASATSU
配給:東宝
製作年:1998年
公開日:1998年4月18日
監督:原恵一
プロデューサー:茂木仁史 太田賢司 堀内孝
原作:臼井儀人
脚本:原恵一
キャラクターデザイン:原勝徳
作画監督:原勝徳 堤のりゆき
美術監督:川井憲 古賀徹
設定デザイン:湯浅政明
撮影監督:梅田俊之
ねんどアニメ:石井卓也
音楽:荒川敏行 宮崎慎二
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
演出:水島努
絵コンテ:原恵一
オープニング曲:「とべとべおねいさん」のはらしんのすけ&アクション仮面
主題歌:「PURENESS」SHAZNA
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 三石琴乃
アメリカンビスタ カラー 99分

福引で屋形船の食事券を当てたふたば幼稚園の園長先生は園児と先生たちを招待した。お台場周遊コースは夜景を見ながら食事が出来ることを売りにしていたが、園児たちはそんなことお構いなしで食事に夢中だった。園児の手前、酒は頼まないことにしていたのだが、刺身にジュースなんてとまつざか先生が呟いたことから園長は気を使ってビールを一本だけ頼むことにした。ところが一本が二本と増えて行き、悪酔いしたまつざか先生は失恋したことを思い出してカラオケで「ひとり上手」を熱唱した。その鬼気迫る表情に先生たちは啞然とし園児たちは怯えた。よしなが先生が無理矢理マイクを取り上げようとしていると、海から一人の女性が船に這い上がってきた。その女性は余程腹が減っていたのか目の前にある食事にがっついたのだった。突然の珍客に戸惑う園長が声を掛けると、女性は世界の平和を守る秘密組織「SML」に所属するコードネーム「お色気」だと言った。

お色気に極秘ディスクを盗まれた悪の秘密結社「ブタのヒヅメ」は彼女を追跡し屋形船の中にいることを突き止めた。そして巨大な飛行船で鷲掴みにした屋形船ごと連れ去ろうとすると、園長先生たちは手分けをして園児を船外に誘導した。だがホッとしたのもつかの間、よしなが先生はしんのすけたち5人がいないことに気づいたのだった。案の定、しんのすけはトイレに個室に籠ったままで、心配した風間くんたちが早く逃げようと促している最中だった。気づいた時には屋形船は上空を飛んでおり逃げることが出来なかった。その頃、女子用の個室では腹一杯になった「お色気」がうたた寝をしていた。

屋形船の残骸が見つかったというニュースを見た野原家は悲しみに暮れていた。父・ひろしは現場でしんのすけを捜そうとするが、母・みさえは悲観的に考えていた。そこに現れた大男は「息子さんは生きている」と断言した。それを聞いてひろしたちは一時的に喜ぶが、得体の知れない大男の言うことなど信用出来なかった。すると彼は「SML」のコードネーム「筋肉」だと名乗り詳細を説明し始めた。「ブタのヒヅメ」が強力な兵器を開発したという情報を得た「SML」はエージェントを送り込んだ。そのエージェントが兵器の核となるパーツを盗み出したが彼と接触する前に捕らえられたのだ。「筋肉」の任務はそのエージェントを救出しパーツを本部に持ち帰ることだった。連れ去られた屋形船にはエージェントとともに5人の園児が乗っていると説明すると、ひろしたちはそれが本当ならば自分たちを連れて行けと言った。

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学校の怪談4

  • posted at:2016-11-23
  • written by:砂月(すなつき)
がっこうのかいだんふぉー
東宝=サンダンス・カンパニー
配給:東宝
製作年:1999年
公開日:1999年7月10日
監督:平山秀幸
製作:藤峰貞利 高井英幸
プロデューサー:藤田義則 瀬田一彦 木村典代
企画:サンダンス・カンパニー
原作:常光徹 日本民話の会
脚本:奥寺佐渡子
撮影:柴崎幸三
照明:上田なりゆき
美術:中澤克巳
録音:宮本久幸
編集:川島章正
スクリプター:松葉勢津子
装飾:松本良二
スタイリスト:宮本真理
操演:岸浦秀一
特機:奥田悟
音響効果:斉藤昌利
俳優担当:寺野伊佐雄
製作担当:福島聡司
製作主任:宿崎恵造
音楽:宇崎竜童
編曲:中村哲
音楽プロデューサー:高桑忠男
挿入歌:「蒼い夏」吉田拓郎
監督補:蝶野博
視覚効果統括:橋本満明
出演:豊田眞唯 広瀬斗史輝 笑福亭松之助 皆川優紀 竹島由夏
アメリカンビスタ カラー 99分

夏休みを利用して東京から安西恒と弥恵の兄妹が遊びにやってきたが、その日は超大型で猛烈な台風13号が本州に上陸したことで海辺の町・戸野崎は大荒れだった。彼らの叔母に当たる国見晴美は旅館はまゆり荘を一人で切り盛りしているが、送迎車に乗る二人が退屈するのではないかと心配していた。だが弥恵はこんなのニュースでしか見たことがないと面白がり、車酔いしていた恒も妹と口喧嘩することで気分が良くなっていた。やがて車がやまゆり荘に到着すると、二人を出迎えたのは晴美の娘で彼らと同じ年頃のあゆむだった。戸野崎は毎年台風の被害に見舞われるが、今年ほど大きな台風はあゆむも初めての体験だった。停電するのもこの時期は当たり前で、あゆむはそれが暴れる海の亡霊のせいだと言って二人を怖がらせた。お盆になると海で死んだ人たちが嵐に乗って帰ってくるという言い伝えがあるのだ。あゆむはこの地域に伝わる怖い話を続けようとしたが、恒たちが思った以上に怖がるため明日に取っておくことにした。

翌日、台風が嘘だったように空は晴れ渡っていた。あゆむは恒たちを海に連れて行くが、町民たちが総出で漂流物などを片付けている最中だった。そんな中、小学生の楡林周治が古い型のランドセルを見つけ友人たちと開けて見ることにした。中から出てきたのは大量の蟹だったが、奇妙なのは背中の甲羅の模様が化け物の顔のように見えるのだ。周治が気味悪がってランドセルを海に放り投げると、周囲の子供たちは呪われるぞと囃し立てた。あゆむが次に案内したのは自分が通う戸野崎小学校だった。大正時代、戸野崎尋常小学校は今の場所よりも海の近くに建てられていたが、津波によって消失した。そしてその時に校舎に残っていた数人の子供たちは行方がわからないままになっているという。そのことからお盆に海で写真を撮ると白い子供の手が写り、その手で足首を掴まれた人は溺れるという言い伝えがあった。恒が廊下に飾られている古い写真を見ているとおかっぱ頭の少女が目に留まった。すると何処からか呼び掛けてくるような声が聞こえた。

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カクトウ便 VS謎の恐怖集団人肉宴会

  • posted at:2016-11-18
  • written by:砂月(すなつき)
かくとうびんばーさすなぞのきょうふしゅうだんじんにくえんかい
カクトウ便製作委員会(クレイ=キティライツ&エンタテインメント=ハピネット=ADDENDIS)
配給:クレイ
製作年:2007年
公開日:2008年3月29日
監督:石井哲也
製作:斎藤正明
企画:田中歩 多賀徹 高口聖世巨 柳谷文昭
プロデューサー:杉浦敬 植田中
脚本:佐東みどり
撮影:植田中
録音:上林俊哉
キャスティング:小林良二
美術:山本俊輔
音楽:キタダイユウジ
音楽プロデューサー:大平太一
助監督:竹淵哲也
プロデューサー補:林大造
オープニング曲:「Kill the Weekend」ELECTRIC EEL SHOCK
エンディング曲:「夜空ドライブ」踊り場ソウル
劇中歌:「真珠貝の夢」木口亜矢
劇中曲:「太陽に飛ぶカヌスク」情熱地獄とピラミッドス
挿入歌:「眠れない夜に」キタダイユウジ
制作:キックファクトリー
アクション監督:谷垣健治
出演:木口亜矢 甲斐麻美 山崎樹範 旗谷力 山村真也
アメリカンビスタ カラー 90分

アイドル歌手・須藤風花の熱狂的ファンである西崎健一郎は、イベントがあると聞けば一度も逃すことなく顔を出し、新曲のCDが発売されれば視聴用や保存用、観賞用などと称して100枚程購入していた。普段彼はビルなどで清掃の仕事をしているが、給料の大半を彼女のために使っているのだ。風花はそういった熱狂的なファンに対し、大好きなみんなは私の体の一部だとインタビューなので発言しているが、それが狂信的な暴走に繋がっていたのだった。社長は彼女を気遣いながらも仕事優先のスケジュールを組み、休みが欲しいと音を上げれば甘えるんじゃないと叱責した。多忙すぎる毎日に嫌気が差していた風花はひと時の安らぎを恋人に求めたのだった。風花のドキュメンタリー番組を企画する制作会社のディレクター・大橋は彼女のプライベートを追い、ついに車内で密会する現場を突き止めたのだった。

ある日、西崎の自宅で撮影をしていた大橋は頼み事があると言ってビデオカメラを置いた。そして風花をこれで後を追って欲しいと小型カメラを差し出したのだ。西崎はストーカー行為に当たるのではないかと考えた断ろうとしたが、君にしか出来ないファンから見た風花の映像が欲しいと言われ断れなくなった。それから数日間、空いた時間を使って風花を陰から撮影していたが、ある夜恋人と逢う現場に遭遇した。動揺しながらも撮影を続けていると風花からついに見つかった。私はあなたたちのおもちゃじゃないと言われ傷ついた西崎は大橋と会い、もうこれ以上は続けられないとカメラを返そうとした。だが警察に通報すると言われ続けざるを得なくなった。

翌日、西崎は風花に謝ることにしたのだが、何故か彼女の表情は清々しかった。彼女は西崎にある計画を口にした。それは自作自演の失踪劇を演じることだった。ところが謎の集団に本当に拉致されてしまい、西崎が追跡すると雑居ビルに行きついた。そこでは変態集団による人肉宴会が行われていたが、その関係者の中には風花の会社の社長も含まれていたのだ。中の様子を撮影した西崎は命からがら逃げ出し公衆電話にたどり着いた。彼は貴重な映像が入ったカメラをカクトウ便に託すことにしたのだ。

屋台的映画館
えいがくれよんしんちゃんあんこくたまたまだいついせき
シンエイ動画=テレビ朝日=ASATSU
配給:東宝
製作年:1997年
公開日:1997年4月19日
監督:原恵一
プロデューサー:茂木仁史 太田賢司 堀内孝
原作:臼井儀人
脚本:原恵一
キャラクターデザイン:原勝徳
作画監督:原勝徳 堤のりゆき
美術監督:野村可南子 古賀徹
設定デザイン:湯浅政明
撮影監督:梅田俊之
ねんどアニメ:石井卓也
音楽:荒川敏行 宮崎慎二
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
絵コンテ:原恵一
演出:水島努
オープニング曲:「年中夢“I want you”」Puffy
エンディング曲:「ひまわりの家」財津和夫
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 真柴摩利
アメリカンビスタ カラー 100分

夜の新東京国際空港では銀座のクラブ「玉王」のホステスたちが到着口から出てきたヘクソンを出迎えていた。チーママのマホが例の物をと催促すると、ヘクソンはジュエリーケースを取り出して開けた。その中に入っていたのは伝説の「邪悪のタマ」だった。これで世界は我々「珠黄泉族」のものだとヘクソンが言うと、笑みを浮かべたマホは部下が持ってきたアタッシェケースにそれを納めようとした。するとそこに現れた珠由良ブラザーズというオカマの三兄弟が目にも止まらぬ早業で奪って行ったのだった。

春日部の川沿いを愛犬シロを連れて散歩していた野原しんのすけ。するとシロが何かを見つけて突然土手を駆け下りて行った。吠えた先には草むらに隠れるようにバイクが停めてあり、その奥ではスキンヘッドの大柄なオカマが親指を口にくわえて眠っていた。その傍らには不思議なタマが落ちており、しんのすけがそれを拾うとオカマが気持ちよく目覚めた。彼は珠由良ブラザーズの長男のローズで、一晩中追いかけっこして疲れたので寝込んでしまったと言ったが、その不気味さにしんのすけは話を聞き終える前にその場を去った。出発しようとしたローズがジュエリーケースを取り出したところ蓋が開いており、タマはその中になかった。辺りを探しても見当たらなかったことから、きっとあの少年が持って行ったに違いないと途方に暮れた。

息を切らせながら家に帰ったしんのすけだったが、母・みさえは赤ん坊のひまわりの世話で取り合ってもらえなかった。寝たばかりのひまわりに「チヤホヤされるのも今のうちだゾ」と愚痴をこぼすとその声で起きてしまった。焦ったしんのすけは変顔をしてあやそうとするが、そのときに手に持っていたタマを落としてしまった。みさえに似て光モノ好きのひまわりはタマに飛びつき、しんのすけが目を離した隙にそれを飲み込んでしまった。

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学校の怪談3

  • posted at:2016-10-26
  • written by:砂月(すなつき)
がっこうのかいだんすりー
東宝=サンダンス・カンパニー
配給:東宝
製作年:1997年
公開日:1997年7月19日
監督:金子修介
製作:藤峰貞利 高井英幸
企画:サンダンス・カンパニー
プロデューサー:藤田義則 瀬田一彦 木村典代
原作:常光徹 日本民話の会
脚本:しまだみちる 金子修介
撮影:柴崎幸三
美術:及川一
照明:上田なりゆき
録音:宮本久幸
編集:川島章正
スクリプター:荘原はる
装飾:松本良二
操演:岸浦秀一
衣裳:宮本真理
音響効果:伊藤進一
助監督:片島章三
俳優担当:寺野伊佐雄
製作担当:福島聡司
音楽プロデューサー:高桑忠男
音楽:大谷幸
主題歌:「スプラッシュ」DUAL DREAM
SFXスーパーバイジング・プロデューサー:中子真治
出演:西田尚美 黒木瞳 前田亜季 米澤史織 吉澤拓真
アメリカンビスタ カラー 96分

槙町小学校では運動会が行われており、二人三脚リレーで自分たちの番が来るのを待つ5年2組の生徒たちは学校に伝わる不思議な話をして時間を潰そうとした。その昔、この学校の生徒だったタイチは体が弱くいつも窓から校庭を眺めて元気に走り回る子供たちをうらやまし気に思いながら絵を描いていた。体育の授業や運動会にいつか出たいと思っており、死ぬ前の日も最上階の窓から校庭を見ていたのだという。そして亡霊となった彼は二人三脚で転んだ子供に目をつけ、自分が取り憑く鏡の中へ引きずり込むというのだ。二人三脚のリレーはアンカー勝負となり、相性抜群の久保田良と藤井繭のペアは快調に飛ばした。担任の八橋かおるが大きな声援を送る中、良たちはついにトップに躍り出た。ところがゴール直前で転倒し二人を繋ぐ足の鉢巻が切れた。それと同時に今まで雲一つなかった青空が一転掻き曇ったのだ。気をつけなきゃと思っていた生徒たちはヤバいなと感じた。

良は右膝を擦りむいたが、繭は良が体を呈して守ったことで怪我をしなかった。運動会が終わり教室で着替えをしていると佐藤茜が大騒ぎしてやってきた。図工室でかおると図工教師の為山が二人きりで何かしているのだという。茜、良、繭、そしてぽっちゃり体型の太田真琴がこっそり見に行くと、為山がかおるに施したフェイスペイントを落としていたのだ。それが終わるとかおるはここぞとばかりに告白した。今度の日曜日に行われるボクシングの試合に来て欲しい、と。それは毎晩ジムに通って鍛え抜いた彼女のダイナマイト八橋としてデビュー戦だった。為山はしばらく考え、ごめんなさいと断った。何故ならその日は彼の結婚式なのだ。仏滅で13日の金曜日生まれであるかおるのその日の運勢は「やること成すこと裏目なあなた。特に今日は要注意。次々と不幸に巻き込まれるでしょう」。だが物事を前向きに考える彼女は、血液型も仏滅も星座も関係なく明日を変えるのは自分の努力だと固く信じていた。すると図工準備室で物音がし、中を覗くと何故か開かずの扉のある物置き部屋が開いていた。入ると積んであった物が崩れて埃まみれになったが、そのおかげできれいな姿見を見つけたのだった。シャドーのフォームチェックに最適だと考えた彼女は部屋の外に持ち出すが、それが本当の不幸の始まりだった。

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