忍者ブログ

おしどり喧嘩笠

  • posted at:2013-09-01
  • written by:砂月(すなつき)
おしどりけんかがさ
新芸術プロダクション
配給:東宝
製作年:1957年
公開日:1957年5月22日 併映「あらくれ」
監督:萩原遼
製作:福島通人 杉原貞雄
原作:長谷川伸
脚本:中田竜雄
音楽:万城目正
主題歌:「おしどり喧嘩笠」美空ひばり
・・・:「呼んでみたとて」美空ひばり
撮影:服部幹夫
美術:川村鬼世志
録音:志木田隆
照明:仲村文悟
監督助手:門木隆
編集:河田貞夫
振付:花柳啓之
殺陣:宮内昌平
制作進行:金沢佳都夫 安藤英男
出演:鶴田浩二 美空ひばり 小堀明男 北川町子 堺駿二
スタンダード モノクロ 95分

幕末。渋川一家に世話になったいろはの伊四郎は、一宿一飯の恩義で黒馬一家との喧嘩に助っ人として加わり、親分・黒馬の丑五郎を討ち果たした。渋川の勘平は丁重に礼を言ったが、伊四郎はただ渡世の義理を果たしたまでで礼を言われる程のことではないと素っ気なかった。そして一家が勝ち鬨を挙げる中、手ぬぐいの切れ端で刀の鍔と鞘の下緒を結んで封印したのだった。これを最後の喧嘩にやくざの足を洗い堅気になることに決めていた伊四郎は、母親の待つ桐生に向かった。その夜、安宿に泊まることにした伊四郎だったが、何故か主人が上ばかり気にしていることに気付いた。どうしたのかと尋ねると、二階の客がどうもおかしいというのだ。伊四郎が主人からよそってもらった晩飯のうどんを食べようとしたそのとき、器の中を天井から落ちてきた赤い血が染めた。「なるほど、こいつは確かに変だぜ」。伊四郎が主人とともにその部屋を訪ねると、血だらけの侍が仰向けになって倒れていた。部屋の隅で怯える娘・お才に伊四郎が何があったのか尋ねようとしたところ、突然男が部屋に駆け込んで来た。男は笠松戒三という侍で、同僚の仇と伊四郎に斬りつけたのだった。すんでのところでかわした伊四郎はお才の手を取って逃げ出したが、そこへやってきた目明しと鉢合わせした。だが彼らの用は階段を降りてきた手配中の笠松の方にあった。二階へ戻った笠松は、死んだ侍の葛篭から刀と包みを鷲づかみにすると部屋伝いに逃げ出した。

古寺で雨宿りをしていた伊四郎はお才から宿での出来事を聞いた。鷲宮の街道で二人の侍と道連れになったお才は、立派な人柄だったことから同じ宿を取った。だが寝る頃になって一人が突然、部屋にやってきて酌をしろと言い出したのだった。お才は丁重に断わったが、侍が体を求めてきたため彼女は手近にあった刀を抜いて喉元に突きつけ死ぬ覚悟をした。侍は刀を取り上げようとした際、誤って倒れそれが体に刺さったのだった。話を聞き終えた伊四郎は、身を守るためにやったことだから気にしない方がいいと慰めたが、木更津から沼田まで若い娘が一人旅をしていることに疑問を感じていた。お才は妻として迎えようとする代官古渡千助と後添として望んでいる松伏一家の親分・源太郎から逃れるために、子供のときに慕っていた従兄の和之助を頼って旅に出たのだった。

笠松の話で興奮した鹿毛平之助は、兄・平助の仇を討つために旅に出ようとした。それを見た笠松は驚き、慌てて止めた。笠松と平助は尊王倒幕の同志で、軍資金五百両を届けるという使命を受けていたが、その途中でお才との揉め事が起きたのだ。大切な友人を失った今、笠松は仇討を諦めて協力して欲しいと平之助に願い出たのだった。だが彼の決心は変わらなかった。

屋台的映画館
PR

青春ばかちん料理塾

  • posted at:2013-08-28
  • written by:砂月(すなつき)
せいしゅんばかちんりょうりじゅく
「青春ばかちん料理塾」「17才」製作委員会(東映=アップフロントエージェンシー=テレビ東京=テレビ東京ミュージック=講談社)
配給:東映
製作年:2003年
公開日:2003年9月13日 併映「17才」
監督:斎藤郁宏
製作:山崎直樹
エグゼクティブプロデューサー:横溝重雄 川口勇吉 山本茂之 木綿克己 沼部俊夫 工冨保
プロデューサー:せんのともつぐ
企画:黒木照美 瀬戸由紀夫
企画協力:POP CREATES 寺井禎浩 飯田寛 高橋じゅん 木村ことり友宣
原案:つんく♂
脚本:安藤理恵 大原豊
音楽:原田末秋
主題歌:「スクランブル」後藤真希
劇中歌:「ラップ・クッキングレシピ」グッチ裕三
・・・:「ザ・試食タイム」グッチ裕三
技術プロデューサー:岡本隆嗣
美術プロデューサー:永田勝明
ラインプロデューサー:斎藤英一
宣伝プロデューサー:稲本千香
編集プロデューサー:鈴木仁行
撮影:鈴木富夫
映像:松田年世
照明:海保栄吉
録音:和久井良治
編集:本郷禎一
オフライン編集:伊野重幸
選曲:辻田昇司
音響効果:下城義行
美術:吉見邦弘
装飾:日塔章
操演:中山信男
衣裳:金子光浩
メイク:上村祐子
持道具:毛塚早苗
助監督:白根敬造 遠藤健一
スクリプター:中村恵津子
製作担当:坂口智久
製作主任:咲山翔
製作協力:せいさく者
出演:後藤真希 谷啓 斉藤慶子 茅島成美 黄川田将也
ヨーロピアンビスタ カラー 68分

女子高生の小暮瞳は、テストの答案用紙を全て白紙で出したことで担任の内田聡子に呼び出された。その理由を問われた瞳は、授業でここが出ると範囲を指定した問題がテストで出題され、それで優劣を決めることに意味はないと指摘した。するとそれを聞いた聡子は、決められたことに従えないのなら学校を辞めてもらうしかないと教師の常套手段である脅しに出たのだった。瞳がわかりましたと答えたため、聡子は彼女が反省したのだと思い安堵したが、次の言葉を聞いて唖然とした。「それじゃあ、あたし学校を辞めます」。お世話になりましたと言い残すと瞳はスタスタと学校を後にしたのだった。晴れやかに帰って来た瞳に、総菜屋を営む母・久美子はこれからどうするつもりなのと聞いた。娘のハッとした顔を見て久美子はあきれた。またいつものように後先考えずに暴走したのだ。考え直させようとした久美子は、友達と話が合わなくなって一人ぼっちになると脅したが、瞳は友達なら学校だけでなく別にいるから心配ないと笑った。瞳にはあゆみという同じ世代のメル友がいた。天真爛漫な彼女も本心を打ち明けられるのは、顔も本名も知らないあゆみだけなのだ。メールを送信するとしばらくして返事があり、将来のことで悩んでいるあゆみが料理教室に通うことを知った。楽しそうだし友達がたくさん出来そうだというその話に興味を持った瞳は何処の料理教室なのかと尋ねた。するとあゆみは池袋にある武蔵野調理師専門学校の料理教室の和食コースだと答えた。「あゆみちゃんと同じ空気を吸うのもいいかも」。瞳も料理教室に通うことに決めた。

警備会社の主任・関根銀三は元女子高生からのメールに戸惑っていた。メル友が欲しかっただけの中年九州男児は、そのままでは相手にされないことがわかっていたため女子高生になりすましていたのだ。唯一のメル友が同じ料理教室に通いたいと思っていることを知った銀三は、メル友の関係を続けるために会わないでいようと動揺しながらメールを送信した。何も知らない瞳は、お互いのイメージを壊さないためだと思い彼女の考えを理解した。翌日、銀三は料理教室の申し込みに行った。ところが希望していた和食コースの募集が定員に達したことで締め切られたのだ。動物性の脂が苦手な銀三は何とかして欲しいと受付の女性に泣きついたが、イタリアンコースならお腹に優しいオリーブオイルだし若い女の子にも持てると言われあっさり変更した。その後に来た瞳はフレンチコースを希望していたが、定員に達していたことでイタリアンコースを勧められた。あゆみが通う和食コース以外なら何処でもいいと考えていた瞳はイタリアンに変更した。歌って踊れる名物講師・ドルチェ坂井が教えるイタリアンコースが始まり、課題の料理を作るためのグループ分けが行われた。瞳のグループは、元国際線客室乗務員の千葉清美、穏やかな老紳士・中条英太郎、そして銀三だった。

屋台的映画館

クヒオ大佐

  • posted at:2013-08-22
  • written by:砂月(すなつき)
くひおたいさ
「クヒオ大佐」製作委員会(モンスター☆ウルトラ=ショウゲート=ティー・ワイ・オー=アミューズソフトエンタテインメント=メディアファクトリー=パルコ=日活・チャンネルNECO=アスミック・エース エンタテインメント)
配給:ショウゲート
製作年:2009年
公開日:2009年10月10日
監督:吉田大八
製作:柿本秀二 春名慶 吉田博昭 松崎澄夫 永田勝治 山崎浩一 石橋健司 豊島雅郎
プロデューサー:柿本秀二
アソシエイトプロデューサー:澤岳司
アシスタントプロデューサー:中野美穂子
ラインプロデューサー:鈴木ゆたか
原作:吉田和正
脚本:香川まさひと 吉田大八
撮影:阿藤正一
照明:高倉進
録音:矢野正人
美術:原田恭明
音楽:近藤達郎
主題歌:「VIVA女性」クレイジーケンバンド
編集:岡田久美
助監督:甲斐聖太郎
制作担当:三松貴
宣伝:ショウゲート
製作プロダクション:モンスター☆ウルトラ
出演:堺雅人 松雪泰子 満島ひかり 中村優子 新井浩文
 アメリカンビスタ カラー 103分

1990年8月、イラクのサダム・フセインは12万の兵力を以ってクウェートに侵攻し一気にその全土を支配下に収めた。国連決議を無視して撤退を拒むイラクに対し、50万がサウジアラビア、クウェートの国境付近に続々と集結。翌1991年1月、撤退期限を目前に湾岸の緊張が一触即発まで高まる中、日本は同盟国・アメリカからの協力要請と憲法第9条の狭間で苦しい対応を強いられていた。1月17日、多国籍軍は砂漠の嵐作戦によりイラクへの総攻撃を開始した。開戦の一週間後、日本は90億ドルの追加資金協力を決定し、さらに為替変動の目減り分5億ドルまで負担した。だがそのことを誰も感謝しなかった。

静かな小田山温泉の旅館に永野しのぶとやってきたのは、自称アメリカ海軍第5空母航空団パイロットのジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐だった。彼の正体は生粋な日本人で、偽りの経歴で女性たちを次々と騙す結婚サギ師だった。カタコトの日本語をしゃべるクヒオは結婚話をエサにして仕出し屋「ナガノ弁当」を経営する社長のしのぶに近付き、結婚したら軍から支度金が5千万円出るなどと嘘をついては小遣いを貢がせていた。森に散歩に出たクヒオは、子供たちと自然観察会に来ていた女性学芸員・浅岡春に「アナタ、子供キライデショ?」と言うと去っていた。突然のことで面食らった春は何も言い返すことが出来なかった。クヒオの頭の回転の早さは人一倍で、学芸員から聞いた話をそのまま自分の話に置き換え「毒性の強いニガクリタケはパナマ侵攻作戦で取り残された兵士が食べて死んだ」と話すと、疑うことを知らないしのぶはそれを真に受けた。

翌朝、クヒオが出掛けた先は小田山自然科学館だった。昨日言ったことを春に詫びたクヒオは、高度1万6千フィートでの任務の直後だったからどうかしていたのだと釈明して名刺を渡した。アメリカの方だったのですかと春が質問すると、父方の先祖がハワイの出身なので日本人と顔が似ていると説明した。クヒオは小田山で任務を遂行中という設定にしていたため、詳細な質問になるとお仕事中でしたねと話題を変えて去って行った。しのぶにも詮索されないように極秘任務としか話しておらず、相手の都合などお構いなしのクヒオはいきなり家に押しかけ、用が済むとアメリカ軍基地のゲート前まで車で送らせた。数日後、任務の一環として出掛けたしのぶを訪ねてやってきたのは弟の達也だった。博打で多額の借金を作るなどしていた達也は、今度は先物取引で大きな穴を開けたため、しのぶに無心に来たのだった。

ある夜、クヒオはいつものようにしのぶに電話を掛けた。彼は電話を掛ける際、効果音を背後に流してアリバイを作るのだ。だがその日に限って出たのは達也だった。姉の恋人だと感付いた達也は横須賀にいた頃に海軍将校の奥さんから習った流暢な英語で話し掛けた。すると驚いたクヒオは「日本語で喋ってもらっても構わないよ。わかるから」と言った。それを聞いた達也がお前アメリカ人じゃないだろうと問い詰めると、クヒオは動揺して何か英語で返そうとしたが言葉が出てこなかった。そこで達也が嘘をつくと殺すぞと畳み掛けると、クヒオは思わず「ノー、ドント・キル・ユー」と答えてしまった。そこは「ミーだろ」と指摘され、クヒオは敗北を悟った。

屋台的映画館

釣りキチ三平

  • posted at:2013-08-12
  • written by:砂月(すなつき)
つりきちさんぺい
「釣りキチ三平」製作委員会(東映=白組=テレビ東京=バップ=木下工務店=東映ビデオ=ジェイアール東日本企画=Yahoo! Japan=河北新報社=東日本放送=秋田魁新報)
配給:東映
製作年:2009年
公開日:2009年3月20日
監督:滝田洋二郎
プロデューサー:近藤正岳 小池賢太郎 渡井敏久
共同プロデューサー:鈴木一巳 岡本東郎
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
プロダクション担当:木次谷良助
原作:矢口高雄
脚本:古沢良太
音楽:海田庄吾
主題歌:「Heart」the generous
撮影:葛西誉仁
美術:小川富美夫
照明:髙屋齋
編集:川島章正
録音:尾崎聡
整音:小野寺修
音響効果:小島彩
装飾:小池直実
特殊造形:上松成明
スクリプター:赤澤環
アソシエイトプロデューサー:山田周
助監督:早川喜貴
製作担当:田島啓次
ラインプロデューサー:山下秀治
フィッシングスーパーバイザー:鈴木康友
和竿製作・所作指導:中台泰夫
VFX:白組
出演:須賀健太 塚本高史 香椎由宇 土屋太鳳 小宮孝泰
アメリカンビスタ カラー 118分

東北地方の役瀬川では夏恒例の鮎釣り大会が行われていた。常連の参加者である松山、竹田、梅沢が上位三位を独占するものと思われたが、地元から参加した和竿職人の三平一平が松山の29匹を遥かに上回る50匹を釣り上げて準優勝、そして彼の孫である三平が51匹を釣り上げて優勝した。この結果に納得行かなかったのが松山たちで、ずるをしたと言いがかりをつけたのだ。その言葉にカチンときた三平は「オラがずるっこしてるか証明してやるから勝負しろ」と言った。一平が立会人となり、鮎釣りの勝負が再び行われることになった。制限時間は1時間で多く釣った方が勝ちというルールだったが、おとり鮎が一匹しか使えないという厳しい条件がついていた。鮎の友釣りには「朝瀬、昼トロ、夕上り」という鮎の習性をうまく言い表した言葉があり、水温の高い昼頃は流れのほとんどないような場所にいることが多い。松山はポイントに移動すると早速釣り始めた。その頃、三平はというと木に登って風を感じていた。そして太陽が真上に昇ると今度は川に入って騒ぎ始めたのだ。それから今度は石の上で昼寝を始めたため、松山は一平に「もうタオルを投げてやれよ」と言った。5匹目を釣ったところでおとりの鮎が弱り、彼の釣りは終了した。残り時間が20分程になった頃、三平はようやく動き始めた。

三平は9匹を釣り上げ、軍配は三平に上がった。運が良かったなと捨て台詞を吐く松山に、三平はたまたまではなかったことを解説した。制限時間は1時間だったが、時間いっぱい泳ぐことが出来る鮎はいない。そこで残りの20分間でたくさん釣れる手を使ったのだ。彼はまず高い場所へ登り、鮎がコケを食んだことで光る石とその周りに散らばっている縄張りを持たない遊び鮎を確認した。次に水の中で暴れることで鮎たちが水温の低い上流の岩陰に潜り込むという習性を利用した。そして昼寝で鮎たちの興奮が覚めるのを待ってから釣り始めたのだった。なんて子供だ・・・。松山たちは只々感心するしかなかった。

せっかくの夏休みなのに毎日釣りに明け暮れる三平とそれにつき合う幼なじみの高山ゆり。そんな三平に目をつけたのはアメリカのトーナメントで何度も優勝しているバスフィッシングのプロ・鮎川魚紳だった。釣りへの情熱を失いかけていた彼は、鮎釣り大会で純粋に釣りを楽しむ三平に姿に興味を引かれたのだ。三平と仲良くなった魚紳は一平の好意で一晩泊まることにした。ところが釣り談義を重ねるうちにいつのまにか家族のように住み着いていた。そんなある日、東京に暮らす姉・愛子が村にやってきた。彼女の目的は三平を東京へ連れて行き、都会の教育を受けさせることだった。三平の父・平は一平を越える程の釣り好きで、竿作りの合間を見ては日本中を飛び回っていた。7年前の夏、海釣りで沖へ出た平は嵐に遭い、消息は途切れた。そしてそのショックで妻も半年程で亡くなった。それ以来、愛子は変わった。釣りが両親を殺したと思い込んでいた彼女は中学三年の夏、一平と大喧嘩して家出し母方の叔父のもとで暮らすようになったのだ。就職が決まった愛子は一人暮らしを始めた。そこで三平を引き取ることにしたのだが、当の本人は頑として首を縦に振ろうとはしなかった。その夜、一平は魚紳にあるお願いをした。翌早朝、一平は三平と愛子を起こすと急いで支度をさせた。夜泣谷の怪物と呼ばれる1メートル50センチを越えるイワナを釣りに行くと言うのだ。そんなのいる訳ないじゃないという愛子に、一平はもし釣り上げることが出来たら三平の好きにさせてやって欲しいと言った。そして釣れなかった場合は、三平のことについて今後、一切口出しをしないと約束した。

屋台的映画館

コント55号 宇宙大冒険

  • posted at:2013-08-09
  • written by:砂月(すなつき)
こんとごじゅうごごううちゅうだいぼうけん
東宝
配給:東宝
製作年:1969年
公開日:1969年12月20日 併映「巨人の星 行け行け飛雄馬」「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃
監督:福田純
製作:奥田喜久丸 寺本忠弘 浅井良二
脚本:ジェームス三木
音楽:広瀬健太郎
撮影:逢沢譲
美術:育野重一
録音:牛窪秀夫
照明:下村一夫
整音:エコースタジオ
監督助手:根本順善
編集:大橋冨美子
現像:東京現像所
製作担当者:村上久之
特殊技術:真野田陽一 豊島睦 金子勝治 三瓶一信 小川昭二 池渕剛治
製作協力:株式会社エコー
出演:萩本欽一 坂上二郎 川口浩 高橋紀子 由利徹
シネマスコープ カラー 72分

文久二年、京。芸者・小菊に惚れ込んでいた勤王党共斗派の坂本桂馬は、幕府を倒した暁には晴れて夫婦になろうと告白した。そこに現れたのは桂馬同様、小菊に心底惚れ込んでいる新撰組第四機動隊の芹沢角だった。だが小菊にとって客は客、勤皇も佐幕も関係なかった。騒動を避けるために彼女は月水金を角、火木土を桂馬に割り振ってスケジュールを組んでいたのだが、新撰組に休みなどないという角が土曜日に乗り込んできたことで話がややこしくなったのだ。二人は話し合い刀で決着をつけることにしたが、互角の勝負は果てしなく続いた。その様子を見ていた虚無僧は、二人の愛に挟まれた小菊が苦しみのあまり髪を切り尼寺へ向かったことを告げた。それはもったいないと考えた桂馬たちは、虚無僧から山奥にある尼寺に案内された。彼らが目撃したのは銀色をした円盤状の構築物だった。奇妙な尼寺だ、そう思いながらも中へ入ると、室内は一面金属で張り巡らされていた。四苦八苦して開けた自動扉の先には縄で縛られた小菊がいた。角め、さては計ったな。黙れ、なるほどここが勤皇のアジトか。二人がそんな会話を続けているうちに、尼寺は空に浮かび上がった。その構築物は空飛ぶ円盤だった。円盤は京の夜空を横切り、宇宙へと消えて行った。

虚無僧姿の男は深編笠を脱ぐと、私はパラド星人で、ドはドーナッツのド、グはグリコのグ、マは麻雀のマのドグマと呼んでくださいと言った。銀河系の中心辺り、いわゆる銀河銀座にパラド星があり、そこに住むパラド星人は平和を愛するが故に極端に揉めごとを嫌う。そのパラド星人が絶滅の危機に瀕しているため、三人に救世主として来て欲しいというのだ。宇宙空間を進むということは時間の中を進むということであり、高速で進めば同時に余計に歳をとってしまう。そのためには細胞の新陳代謝を穏やかにするタイムピルという薬を飲まなければならなかったが、奇妙な薬を口に入れることに三人は抵抗した。だが一日で一年分の歳を取ることを説明されると小菊が最初に陥落した。毒薬だと警戒する角だったが、小菊と死ぬのも良かろうと桂馬が言うとあっさりと意見を変えた。心の優しいドグマに影響を受けた小菊は日本髪と着物を捨て、ショートヘアーに洋服姿でゴーゴーを踊るまでになっていた。我慢ならない桂馬と角は小菊を横取りするつもりかと制裁を加えたが、私のために戦うのなら死ぬと言われ刀を捨てた。

地球を離れてから半年後、円盤は宇宙船用のエネルギーステーションに接近した。ドグマは着陸のための交信を行おうとしたが、六時間送信しても連絡がなかった。そこで強制的に着陸することになったが、地表は変わり果てた姿になっていた。何者かに襲撃を受け、抵抗する術を知らないパラド星人の居住圏は破壊されたのだ。落胆するドグマに小菊は嘆く前に敵を見つけてやっつけなくっちゃと声を掛けた。その言葉に賛同した角が四股を踏むと、足下が崩れて桂馬とともに落ちて行った。そこは居住ドームの屋根だった。この星を占領していたのは、美女だらけのハーレムを作ろうと目論む青髯という名の女好きだった。桂馬と芹沢角は勇敢に立ち向かったが、青髯が持つ杖で氷づけにされてしまった。それを知った小菊は、二人を助けるために野球拳で勝負することにした。

屋台的映画館

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

フリーエリア

 

P R