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えいがくれよんしんちゃんあんこくたまたまだいついせき
シンエイ動画=テレビ朝日=ASATSU
配給:東宝
製作年:1997年
公開日:1997年4月19日
監督:原恵一
プロデューサー:茂木仁史 太田賢司 堀内孝
原作:臼井儀人
脚本:原恵一
キャラクターデザイン:原勝徳
作画監督:原勝徳 堤のりゆき
美術監督:野村可南子 古賀徹
設定デザイン:湯浅政明
撮影監督:梅田俊之
ねんどアニメ:石井卓也
音楽:荒川敏行 宮崎慎二
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
絵コンテ:原恵一
演出:水島努
オープニング曲:「年中夢“I want you”」Puffy
エンディング曲:「ひまわりの家」財津和夫
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 真柴摩利
アメリカンビスタ カラー 100分

夜の新東京国際空港では銀座のクラブ「玉王」のホステスたちが到着口から出てきたヘクソンを出迎えていた。チーママのマホが例の物をと催促すると、ヘクソンはジュエリーケースを取り出して開けた。その中に入っていたのは伝説の「邪悪のタマ」だった。これで世界は我々「珠黄泉族」のものだとヘクソンが言うと、笑みを浮かべたマホは部下が持ってきたアタッシェケースにそれを納めようとした。するとそこに現れた珠由良ブラザーズというオカマの三兄弟が目にも止まらぬ早業で奪って行ったのだった。

春日部の川沿いを愛犬シロを連れて散歩していた野原しんのすけ。するとシロが何かを見つけて突然土手を駆け下りて行った。吠えた先には草むらに隠れるようにバイクが停めてあり、その奥ではスキンヘッドの大柄なオカマが親指を口にくわえて眠っていた。その傍らには不思議なタマが落ちており、しんのすけがそれを拾うとオカマが気持ちよく目覚めた。彼は珠由良ブラザーズの長男のローズで、一晩中追いかけっこして疲れたので寝込んでしまったと言ったが、その不気味さにしんのすけは話を聞き終える前にその場を去った。出発しようとしたローズがジュエリーケースを取り出したところ蓋が開いており、タマはその中になかった。辺りを探しても見当たらなかったことから、きっとあの少年が持って行ったに違いないと途方に暮れた。

息を切らせながら家に帰ったしんのすけだったが、母・みさえは赤ん坊のひまわりの世話で取り合ってもらえなかった。寝たばかりのひまわりに「チヤホヤされるのも今のうちだゾ」と愚痴をこぼすとその声で起きてしまった。焦ったしんのすけは変顔をしてあやそうとするが、そのときに手に持っていたタマを落としてしまった。みさえに似て光モノ好きのひまわりはタマに飛びつき、しんのすけが目を離した隙にそれを飲み込んでしまった。

屋台的映画館
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虎影

  • posted at:2016-10-15
  • written by:砂月(すなつき)
とらかげ
「忍者 虎影」製作委員会
配給:ファントム・フィルム
製作年:2015年
公開日:2015年6月20日
監督:西村喜廣
製作総指揮:高橋正
プロデューサー:鈴木宏美 服巻泰三
原作:西村喜廣
脚本:西村喜廣 継田淳
音楽:中川孝
撮影:Shun G. 百瀬
照明:太田博
美術:佐々木記貴
録音:中川究矢
編集:西村喜廣 大永昌弘
VFXスーパーバイザー:鹿角剛
特殊造型・残酷効果:下畑和秀
アクション監督:匠馬敏郎
衣裳:中村絢 村島恵子
ヘアメイク:清水ちえこ
刺青:彫政統 彫成
助監督:塩崎遵
制作担当:伊東祐之
脚本協力:水井真希
整音:岩丸恒
音響効果:渋谷圭介
挿入歌:「水神のための鎮魂歌」松浦りょう
・・・:「爆弾マンボ」壺女
・・・:「拷問部屋の壺おんな」壺女
・・・:「虎影マーチ」トリッピーズ
制作プロダクション:西村映造
出演:斎藤工 芳賀優里亜 しいなえいひ 石川樹 鳥居みゆき
アメリカンビスタ カラー 94分

血も涙もない女として恐れられるホムラ衆の首領の東雲幻斎は忍者の獅子影にソガ国リョウコク寺の地下蔵から二つの巻物を盗んでくるよう命じた。傷を負いながらも戻ってきた獅子影が銀の巻物を差し出すと、それを検めた羅厄は本物だと認めた。すると幻斎がもう一本はどうしたと尋ねた。巻物は金と銀とで一組となっており、獅子影は同じ巻物を狙う者たちと奪い合いになったのだ。任務が遂行出来なかったことを知った幻斎が死を命じると獅子影は命乞いをした。だが夜馬によってその望みは絶たれた。幻斎は夜馬に虎影を連れてくるように言った。

かつてホムラ衆いちの忍者と呼ばれた虎影は六年前にその道を捨て、今は妻の月影や一人息子の孤月と畑を耕しながら静かな生活を送っていた。ある日、夜馬が接触してきたが、今はただの百姓だからお前らとは関係がないと断った。するとその夜に孤月がさらわれ、屋敷に連れて来られた虎影と月影は幻斎から任務を与えられた。その任務とは金の巻物を奪うことだった。ヤゲン藩に古くから続く邪教のヤゲン教は秘密裏に南蛮渡来の武器や黄金に装飾品等々を集めていた。かつてその指導者たちは財宝を何処かに持ち去り隠し場所を二本の巻物に記した。本来は金と銀の巻物を組み合わせることで真の隠し場所がわかる仕組みとなっているのだが、金の巻物は今のヤゲン藩藩主板東リクリの城にあるのだ。ホムラ衆の勢力拡大にはヤゲン藩の隠し財宝が不可欠であり、天下分け目の戦が近いと噂される今、一刻の猶予もないと幻斎は焦っていたのだ。幻斎は孤月を助けたければ二日の間に金の巻物をここへ持って来いと虎影たちに命じた。虎影には勝算があった。以前の任務でヤゲン城に忍び込んだことがあるため城の間取りを知っていたのだ。ヤゲンの村は毎年のように川の氾濫に苦しめられたが、ヤゲン教の衆にとって水は大切な物だった。リクリは城の堀に巨大な水瓶を造り信者や子供たちを借り出して昼夜を問わず石垣を補強していた。噂ではリクリは信者のお布施で膨大な富を得ているらしいが村の田畑はほったらかしになっており、飢えた百姓たちは飢餓で人を食ったらしい。人柱となって死んだ者の着物で村人に変装した二人は儀式で騒然としている城下に侵入し門番を倒すと天守に入った。警備は手薄で、壁を伝って易々と最上階に到達するとからくり仕掛けの宝物庫を開け巻物を見つけた。夜が明けるのを待ち雑踏に紛れて逃げ出そうとしたのだが、彼らの行く手を阻んだのは侍忍者の鬼卍だった。

屋台的映画館
えいがくれよんしんちゃんへんだーらんどのだいぼうけん
シンエイ動画=ASATSU=テレビ朝日
配給:東宝
製作年:1996年
公開日:1996年4月13日
監督:本郷みつる
プロデューサー:茂木仁史 堀内孝 太田賢司
原作:臼井儀人
脚本:本郷みつる 原恵一
演出:原恵一
作画監督:原勝徳 堤のりゆき
美術監督:柴山恵理子 星野直美
撮影監督:高橋秀子
ねんどアニメ:石井卓也
音楽:荒川敏行 宮崎慎二
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
設定デザイン:湯浅政明
キャラクターデザイン:原勝徳
絵コンテ:本郷みつる 原恵一 湯浅政明
オープニング曲:「パカッポでGO!」のはらしんのすけ
エンディング曲:「SIX COLORS BOY」雛形あきこ
・・・:「変だ変だよ、ヘンダーランド」酒井知香子
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 田中秀幸 大塚芳忠
アメリカンビスタ カラー 97分

北関東一の規模を誇る総合アミューズメントパーク「群馬ヘンダーランド」が開園した。印象的なCMも相まって話題沸騰のこの施設にふたば幼稚園が遠足で行くことになった。いつもは寝坊をするしんのすけもこの日ばかりは早起きをして迎えの幼稚園バスを待っていた。湖に囲まれたヘンダーランドはおとぎの森、中世のヨーロッパの街・ヘンダータウン、遊具が揃ったプレイランドの三つのエリアに分かれておりその途中にはシンボルのヘンダー城がそびえていた。到着すると園児たちはマスコットキャラクターのヘンダーくんに迎えられて大喜びした。

ヘンダー鉄道のSLは湖の上に掛かる橋の三つのゲートをくぐり抜けるとおとぎの森に、そして次の橋を渡るとヘンダーキャラクターが住むヘンダータウンを通過した。ヘンダー城を横に見ながら水中トンネルに入るとそこは魚たちが暮らす神秘的な世界だった。トンネルを抜けて地上に出ると次は目的地のプレイランドだった。園長先生は園児たちを地底超特急ののりばへ誘導するが、30分待ちと聞き他のにしようかと考えた。だがどうしても乗りたい風間くんが30分なんてすぐですと言ったためそのまま待つことにした。一方、そんなことお構いなしのしんのすけはきれいなお姉さんについて行ったりキャラクターに見惚れているうちに迷子になった。困った彼はみんなのところに戻ろうとするが先へ進めば進むほど周りは見たこともない景色に。すると目の前に大きなテントが見えたためみんながそこにいるのではないかと考えたしんのすけはそこへ向かうことにした。

しんのすけがやってきたのはヘンダーサーカスのテントだった。小さな隙間から中に入るとそこは道具置き場で、薄暗い中を進んで行くと大きなケースが現れた。赤く光るボタンを何気なく押すと、涙を浮かべる美しい女性が一瞬見えた。再び押そうとするとサーカス団長のクレイ・G・マッドが後ろから現れ、このアトラクションはまだオープンしていないから出て行って欲しいと言った。しんのすけが話を聞かずにボタンを押して女性が現れるとの人は誰なのかと尋ねた。クレイ・Gはここが人形のサーカス館なのだから作り物の人形だと説明したが、しんのすけはまるで生きているような女性の人形が何故涙を浮かべているのか不思議でならなかった。

屋台的映画館

カクトウ便 BATTLE RUN XX

  • posted at:2016-09-23
  • written by:砂月(すなつき)
かくとうびんばとるらんだぶるえっくす
カクトウ便製作委員会(クレイ=キティライツ&エンタテインメント=ハピネット=ADDENDIS)
配給:クレイ
製作年:2007年
公開日:2008年3月29日
監督:植田中
製作:斎藤正明
企画:田中歩 多賀徹 高口聖世巨 柳谷文昭
プロデューサー:杉浦敬 植田中
脚本:江面貴亮
撮影:早坂伸
録音:上林俊哉
キャスティング:小林良二
美術:山本俊輔
音楽:佐藤悠輔
音楽プロデューサー:大平太一
助監督:石川浩之
プロデューサー補:林大造
オープニング曲:「Kill the Weekend」ELECTRIC EEL SHOCK
エンディング曲:「Fly to the Moon」La Bluzu
制作:キックファクトリー
アクション監督:谷垣健治
出演:小阪由佳 甲斐麻美 内ヶ崎ツトム 大内貴仁 BJ BOSS
アメリカンビスタ カラー 90分

野木市の再開発事業の入札において談合を行った疑いがあるとして大崎権三議員は裁判を起こされた。だが権力によってそれらは一切報道されず、また証拠不十分で不起訴となる可能性が高かった。桜木憲治という人物が持っていたコインロッカーの鍵を人づてに預かったジャーナリスト志望の大学生・恩田アカネはそのコインロッカーへ向かっていた。そこには桜木が独自に調査した大崎の悪事を立証出来る証拠書類が眠っているのだ。だがアカネは大崎の手下に追われていたため簡単には近づけそうになかった。公判まであと2時間弱。そんな時ふと友人との会話が頭の中に浮かんだ。どんな物でも何処にでも邪魔が入れば戦って確実に運んでくれる時間厳守の「カクトウ便」というのがあるらしい。あくまでも噂だが、本気で探せば見つかるというのだ。そこで彼女はオフィス街にあるカフェに身を隠して人の良さそうなサラリーマンに近づき、パソコンを借りるとカクトウ便について調べ始めた。だが検索結果には真偽不明な情報ばかり。その中から今一番近い場所にある「赫々軒」というラーメン屋でメニューに載っていない五目チャーハン八盛りを頼めば情報を得られるという書き込みを確証はないが信じることにした。

飲食店街の路地裏を進んで行くと赫々軒はあったが、暖簾は出ているものの店内は薄暗かった。とりあえず中に入るがテレビはつけっぱなしで店主は寝っ転がって新聞を読んでいる。わざと音を出して椅子に座るとようやく店主は立ち上がり水を持ってきた。思い切って五目チャーハン八盛りを頼むと店主は厨房に立った。五目チャーハン八盛りというのは金魚鉢に五目チャーハンを数字の「8」の形に盛った常連向けの特別料理だった。その量にげんなりしたが米粒一つでも残したら罰金をもらうぞと凄まれたため完食を目指した。急いで頬張ると鉢の底にメールアドレスが見えてきた。だがそのメアドは途中で切れており、がっかりしていると店主はサービスだと言って大盛りのフルーツポンチを持ってきた。無理して腹に詰め込むとその底にもメアドの一部が書いてあり、最後に熱いお茶を飲み干すと完全なメアドが完成した。公判までの時間が1時間半を切っていることもありアカネは早速用件を送った。ところがいくら待っても返信は来なかったのだ。

屋台的映画館

名探偵アジャパー氏

  • posted at:2016-09-09
  • written by:砂月(すなつき)
めいたんていあじゃぱーし
新東宝
配給:新東宝
製作年:1953年
公開日:1953年7月7日
監督:佐伯幸三
製作:杉原貞雄
原作:あおいき・くらぶ
脚本:笠原良三 淀橋太郎 中田竜雄
撮影:平野好美
照明:小山正治
録音:鈴木勇
美術:鳥井塚誠一
音楽:服部正
助監督:瀬川昌治
編集:笠間秀敏
特殊技術:新東宝特殊技術
製作主任:加島誠哉
主題歌:「名探偵アジャパー氏」伴淳三郎 泉友子
・・・:「不思議なブルース」伴淳三郎 泉友子
出演:伴淳三郎 柳家金語楼 古川緑波 横山エンタツ 清川虹子
スタンダード モノクロ 99分

ある嵐の夜、小杉刑務所から残忍かつ獰猛な死刑囚・ダバオの狼が脱走した。直ちに全国に指名手配させたがその後の足取りは掴めていなかった。その男は強盗殺人の前科七犯の凶悪犯で最近死刑の最終判決を受けたばかりだったが、刑の執行直前に脱獄したのだ。そのニュースを自宅のラジオで聞いていた山並卓造は気が気ではなかった。一方、ダバオの狼は仲間のアジトに身を隠していた。彼が脱獄した理由は仲間を裏切った山並に復讐するためだった。新聞を読んでいたダバオの狼ははある記事が気になった。それは整形外科医の大家である荘田亮輔博士が顔の変貌手術に成功したというものだった。そこで彼は仲間に荘田の誘拐を命じた。

阿地弥八探偵事務所に二人の婦人が訪ねてきたが、それは荘田の妻の民江と娘の信子だった。荘田が診察中に突然いなくなり、「急用でしばらく留守にするが心配するな」と書いた手紙がを机の上に置かれているのを看護師が見つけたのだ。只事ではないと考え探偵に調査を依頼することにしたのだが、民江は阿地の風貌を見て信用出来ないと感じ部屋を出て行った。信子の案内で阿地と助手の五味章太が荘田医院にやってくると、民江は別の探偵の工藤常子を雇っていたのだ。それなら両先生に手伝ってもらえばいいと信子が提案するが、先に手柄を挙げたい常子はきっぱりと断った。そして荘田の机の引き出しの中から白菊という店のマッチ箱を見つけると、これで事件が解決したようなものだと勝ち誇った。常子が夫で助手の大五郎とともに引き上げると阿地は無念に思ったが、ふと棚に目をやると何かのバッジがあることに気づいた。それを信子に見せると今まで見たことがないと言った。それが荘田の物でないとなると誘拐犯の物か。阿地は思わぬ証拠物件を見つけた。

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