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忍者戦隊カクレンジャー

  • posted at:2015-08-11
  • written by:砂月(すなつき)
にんじゃせんたいかくれんじゃー
東映
配給:東映
製作年:1994年
公開日:1994年4月16日 併映「仮面ライダーJ」「ブルースワット」
監督:東條昭平
製作:渡邊亮徳
企画:吉川進
プロデューサー:鈴木武幸
原作:八手三郎
脚本:杉村升
音楽:川村栄二
主題歌:「シークレット カクレンジャー」トゥー・チー・チェン
・・・:「ニンジャ! 摩天楼キッズ」トゥー・チー・チェン
撮影:浄空
照明:竹田勝美
美術:安井丸男
キャラクターデザイン:篠原保 マイケル原腸
造型:前澤範
録音:石川孝
編集:成島一城
記録:高山秀子
選曲:宮葉勝行
効果:大泉音映
イラスト:野口竜
操演:船越幹雄
美粧:サン・メイク
衣裳:東京衣裳新社
装飾:装美社
装置:東映美術センター 紀和美建
計測:黒須健雄
助監督:宮坂清彦
進行主任:後藤田伸幸
制作デスク:岩永恭一郎
制作担当:藤田佳紀
アクション監督:竹田道弘 新堀和男
企画協力:企画者104
造型:レインボー造型企画
視覚効果:映画工房 ライトハウス
技術協力:東通
現像:東映化学
カースタント:タケシレーシング
オートバイ協力:スズキ株式会社
特撮監督:佛田洋
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 尾上克郎
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 高橋政千
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 林方谷
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 木植健次
製作協力:東映テレビプロダクション
宣伝協力:テレビ朝日
出演:小川輝晃 広瀬仁美 土田大 河合秀 ケイン・コスギ
アメリカンビスタ カラー 30分

小学生の茂は建てたばかりの家に住んでいる。彼の父親は仕事で外国に行って不在、母親はローンの返済のために日曜日も休まずにパートに出掛けている。いつも彼の世話をするのは責任感の強い姉の由美子だった。ある日、由美子が玄関の掃除をしていると茂の友達がやってきた。駅前に出来たゲームセンターに行こうと誘いにきたのだが、由美子は無駄遣いはダメだと茂を叱った。友達が帰って行くと由美子はお昼ご飯に特製の焼きそばを作ってあげると茂となだめるが、傍にあったポリバケツが動き出し中のゴミをまき散らしてしまった。由美子がそれを片付けていると突然凸凹の二人組が現れた。凸の男がこの家の呪われていると言うと、凹の男がそれは家の中にある変な人形のせいだと言った。一刻も早く捨てなければ大変なことになると言われ怖くなった茂たちは家に逃げ込むと鍵を掛けた。この家には確かに奇妙な人形がローボードの上に飾られているが、父親が旅先で買ってきた物をお守りとしていたのだ。由美子が食事の準備をしていると男たちから電話が掛かり、それと同時に家具や家電などが激しく動き始めた。由美子は怖くなり悲鳴を上げた。

悲鳴を聞きつけた猫型のキッチンカーが家の前に停まり、乗っていた鶴姫、サスケ、セイカイ、サイゾウ、ジライヤの5人は家の中に入ろうと試みるがドアを開けるのに手こずった。その頃、正体を現したヒトツメコゾウ兄弟が部屋に侵入し2人を脅して人形を捨てさせようとした。するとその人形の目が光り兄弟を排除したのだった。鶴姫たちは逃げ出した兄弟の後を追いカクレンジャーに変身して戦った。すると兄弟は捨て台詞を残して逃げて行った。鶴姫たちは家に戻り由美子と茂に妖怪から必ず守ると約束した。祟りの原因が人形にあるのなら捨てればいいとサイゾウが提案するが由美子は頑なにそれを拒んだ。父親の代わりに家を守っていると信じていたからだ。

ヒトツメコゾウ兄弟の親分は世界一大きな妖怪銀行の頭取の息子・オオニュウドウだった。彼の目的は街中のあらゆる物を縮小して手に入れ理想のミニチュア世界を造り上げることだったが、どうしても手に入れたかったのが由美子と茂の住む家だった。オオニュウドウの願いを叶えるために兄弟は茂を誘拐し、テレビを通じて由美子に人形を捨てよと迫った。

屋台的映画館
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