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二代目はクリスチャン

  • posted at:2015-06-26
  • written by:砂月(すなつき)
にだいめはくりすちゃん
角川春樹事務所
配給:東宝=角川春樹事務所
製作年:1985年
公開日:1985年9月14日 併映「早春物語」
監督:井筒和幸
製作:角川春樹
プロデューサー:佐藤雅夫 斉藤一重 豊島泉 菅原比呂志
原作:つかこうへい
脚本:つかこうへい
撮影:北坂清
美術:佐藤義和
照明:安藤清人
録音:平井清重
編集:玉木濬夫
助監督:長岡鉦司
擬斗:菅原俊夫
記録:中野保子
音楽:甲斐正人
音楽プロデューサー:石川光
主題歌:「二代目はクリスチャン」BIRDS
製作主任:宇治本進
製作協力:東映京都撮影所
出演:志穂美悦子 柄本明 岩城滉一 蟹江敬三 かたせ梨乃
アメリカンビスタ カラー 101分

神戸の高台にある聖サフラン教会では天竜組組長・天竜源一郎の告別式が行なわれていた。跡目を継ぐのは息子の晴彦ではないかと思われていたが、その座を密かに狙い近々行われる港祭りを仕切ろうとしていたのは代貸で黒岩会会長の黒岩だった。彼は源一郎が死んだ途端に子分を大量に引き抜いて名乗りをあげた。何故なら天竜組の代紋を継いだ者が神戸でいい顔が出来るからだ。他の親分衆は頼りない晴彦よりもいっそ黒岩に任せた方がいいのではないかという意見まであった。教会内で対立する天竜組と黒岩会との間で板挟みに遭っていたのはシスター今日子だった。美しい彼女に一目惚れした晴彦は何とか気に入られようと積極的に教会の手伝いをした。そして思いが募るあまり、今日子と結婚するまで二代目は継がないと言い出したことで若頭の磯村はとても焦った。一方、もう一人今日子に恋い焦がれるのは神戸署の刑事の神代だった。晴彦とは幼馴染のでありライバル的存在だったことから絶対にこれだけは譲ることは出来なかった。

今日子は幼い頃に教会の前に置き去りにされていたところをマザー・ゴルガンに助けられた。ゴルガンは彼女を実の娘のように厳しく育てたが、今年26歳になる今日子が未だにキスの経験すらないことに責任を感じていた。そんなこともあって早く結婚して安心させて欲しいと願うが、今日子はその話題になるとわざと聞こえないふりをした。数年前、傷を負った男が教会に逃げ込んできた。男は警察に追われている様子だったが、今日子は人命を優先し通報せずに手当てを行った。翌朝、男は夜が明ける前に出て行ったが、ゴルガンは何故か男の名前を知っていた。英二は逃亡することを諦め警察に出頭した。ほんのわずかな時間だったが今日子は英二のことを忘れられずにいた。

神代はゴルガンから今日子とつき合ってもいいと言われたが、その条件はいい人が見つからなかった場合の「滑り止め」だった。彼女との壁は他にもあった。神代の実家は代々続く天台宗の寺なのだ。

屋台的映画館
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