忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Shall we ダンス?

  • posted at:2005-02-11
  • written by:砂月(すなつき)
しゃるうぃだんす
「Shall we ダンス?」製作委員会(大映=日本テレビ放送網=博報堂=日本出版販売)
配給:東宝
製作年:1996年
公開日:1996年1月27日
監督:周防正行
製作総指揮:徳間康快
製作:加藤博之 漆戸靖治 大野茂 五十嵐一弘
チーフプロデューサー:池田哲也
プロデューサー:桝井省志 小形雄二
原案:周防正行
脚本:周防正行
撮影:栢野直樹
音楽:周防義和
音楽プロデューサー:和田亨
主題歌:「シャル・ウィ・ダンス?」大貫妙子
挿入歌:「ラストダンスを私に」大貫妙子
美術:部谷京子
照明:長田達也
録音:米山靖
編集:菊池純一
監督補:山川元
俳優担当:前田哲
製作担当:渡井敏之
プロダクションマネージャー:佐々木芳野
プロデューサー補:有重陽一
宣伝プロデューサー:嵐智史 芝裕子
企画制作:アルタミラピクチャーズ
出演:役所広司 草刈民代 竹中直人 渡辺えり子 草村礼子
アメリカンビスタ カラー 136分

株式会社アイリスに勤める経理課長の杉山正平は、42歳の何処にでもいるような普通のサラリーマンだった。彼は庭付き一戸建てのマイホームを手に入れ、ローンを抱えながらも妻の昌子や娘の千景と一緒に暮らすことが一番の幸せだと考えていた。あの日までは・・・。

杉山は帰りの電車である光景を目にした。ふと窓の外に目をやると、愁いを帯びた美しい女性が雑居ビルの窓から遠くをぼんやりと眺めていたのだ。窓の並びには赤いビニールテープで「岸川ダンス教室」と貼られていた。その表情に心を奪われた杉山は、帰りの電車がビルの前を通るたび女性の姿を目で追うことが日課となっていた。そして一瞬でも姿が見えるだけで心が安らかになった。何とか彼女に近づきたいと思い、雑誌コーナーで目にしたダンス関連の雑誌を購入すると、ついに教室へと向かった。ところが入り口の前に立つと自責の念のようなものが押し寄せ、足が動かなくなった。そこへやってきたふくよかな高橋豊子に突き飛ばされて教室の中に転がり込んだ杉山は、どうしていいかわからずただ突っ立っていた。そんな彼に声を掛けてきたのは、憧れの女性=岸川舞だった。舞はレッスンチケットの説明をしたが、個人レッスンだと一時間で6千円も掛かることがわかり、うなだれた。その様子に気付いた田村たま子が割安のグループレッスンに空きがあることを説明すると、しばらく思案しグループの方を選択した。舞から連絡先を聞かれたが、家族にばれると馬鹿にされると思い明かさなかった。

水曜日の夜8時、シューズを揃えて教室にやってきた杉山は初めてのレッスンに心躍らせた。だが担当は奥から出てきた舞ではなく、たま子であることがわかるとがっかりした。レッスンは杉山の他に、同じく初心者の田中正浩と少しだけかじった程度の服部藤吉の三人で行われた。糖尿病の田中は医者の勧めで、服部はダンスサークルで嫁を見返すためにダンスを習うことになった。そんな正当な理由がある二人に杉山は本音を言うことは出来なかった。

舞は昨年、ダンス大会の最高峰であるイギリス・ブラックプールで行われた全英ダンス選手権に出場した。セミ・ファイナルまで残ったが、その後パートナーと別れてしまった。その彼女といつか踊ることを夢見て杉山は練習に励んだ。社交ダンスという生きがいを見つけたことで彼は変わった。仕事や家庭などあらゆることが楽しくてたまらなかったのだ。その変化にいち早く気付いていたのは昌子と千景だった。杉山は毎週水曜日に決まって帰りが遅くなり、土日も家を空けることが多くなった。遅くなるときは必ずワイシャツから香水の匂いがし、水曜日は同じ匂いだが土日は特定できなかった。そして部屋で一人で身をくねらせているのを娘が目撃していることから、昌子は夫が浮気をしているのではないかと思うようになった。そこで彼女は三輪探偵事務所に調査を依頼することにした。

屋台的映画館
PR
Name
Title
Mail
URL
Comment
Pass
Pictgram
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

 

プロフィール

HN:
砂月(すなつき)
性別:
非公開
自己紹介:
ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

フリーエリア

 

P R