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学校の怪談2

  • posted at:2016-01-05
  • written by:砂月(すなつき)
がっこうのかいだんつー
東宝=サンダンス・カンパニー
配給:東宝
製作年:1996年
公開日:1996年7月20日
監督:平山秀幸
製作:藤峰貞利 高井英幸
企画:サンダンス・カンパニー
プロデューサー:藤田義則 瀬田一彦 木村典代
原作:常光徹 日本民話の会
脚本:奥寺佐渡子
撮影:柴崎幸三
美術:中澤克巳
照明:上田なりゆき
録音:宮本久幸
編集:川島章正
スクリプター:松葉勢津子
装飾:松本良二
操演:岸浦秀一
音響効果:渡部健一
助監督:蝶野博
俳優担当:寺野伊佐雄
製作担当:福島聡司
音楽プロデューサー:高桑忠男
音楽:寺嶋民哉
SFXスーパーバイジング・プロデューサー:中子真治
企画協力:ヒロ・プロダクション
出演:野村宏伸 西田尚美 細山田隆人 前田亜季 竹中夏海
アメリカンビスタ カラー 103分

春休みになり、東京であおば塾を主宰する小田桐理香は出身地の寺で合宿授業を行うことにした。この合宿に参加するのは塾の教え子たちと地元の子供たちであり、学びとともに親睦を深めることが目的だった。だが目論見は外れ、子供たちが反目しあったまま合宿は終わりを迎えようとしていた。最終日のメインイベントである肝試し大会の前夜、真行和尚は子供たちを前にこの町の学校にまつわる怪談をした。30年前に第7代校長の常盤静子が校内で死んだがその遺体には首がなかった。町中総出で校長の首を捜したが、寺の軒下にも墓地にも竹藪にもなかった。それ以来、事件の起こった4月4日4時44分には誰も学校に近寄らなくなったのだという。話し終えた和尚にちょっと脅かし過ぎですよと理香が注意した。何故なら明日が4月4日だからだ。すると和尚は肝試しに丁度よかろうと蝋燭の火を勢いよく吹き消した。それと同時に多数の火の玉が寺の周囲を舞ったのだ。だがそれは理香の弟の司が友達と仕掛けたいたずらだった。子供たちが騒いでいるとおまわりさんが訪ねてきた。最近、寺荒らしが出没しているから気をつけてくださいと手配書を持ってきたのだ。

4月4日の昼食は参加者全員でカレーライスを作ることになった。飯盒でご飯を炊く係になった司だったがライターのガスが切れていたため竈に火を点けられないでいた。そこで理香の教え子の三好憲を捕まえるとお前を飯炊き大臣にしてやるから学校の家庭科室の炊飯器で米を炊いてこいと命じたのだった。体が小さく臆病な憲は抵抗もせず素直に従った。学校は裏山を下りたところにあった。12時の鐘が鳴り響く中、古びた校舎に入ると少し不気味な感じがした。廊下を進むと板が軋むため家庭科室を見つけると素早く駆け込んだ。炊飯器に水と米を入れ、蓋をするとスタートボタンを押した。その時ガタガタと窓が鳴り憲は恐ろしさのあまり机の下の逃げ込んだ。同じ頃、寺に僧侶の格好をした男がやってきた。彼こそが世間を騒がせる寺荒らしだった。まんまと忍び込んだ男は妖怪の絵が描かれた衝立を担いで盗み出そうとするが、トイレから出てきた和尚と鉢合わせした。慌てて逃げた男はしばらく身を潜めていたが、頃合いを見て墓地に出たところ今度は肝試しの準備をする理香と鉢合わせした。関係者だと思った理香は名簿を見るがそのような人物の名前はなし。「泥棒!」と叫ぶと男は驚いて逃げ出した。するとその先で司が掘った落とし穴に落ちた。

憲は机の下に隠れたまま眠り込んでしまっていた。ようやく目を覚ますと日は少し傾いており、炊飯器のことを思い出して蓋を開けると米は水に浸かったまま。プラグがコンセントから抜けていたのだ。がっかりしていると何処からか奇妙な音が聞こえ、その元を探そうと2階に上がった。その先には天井裏に出る梯子のような階段があり、戸を開けるとそこは大きな歯車が並ぶ時計台の内側だった。迫力のある様子を近づいて見ているうちに首から下げた笛が歯車に引っかかり、取ろうともがいていると今度はスニーカーの紐が足元の歯車に引っかかった。うまくすっぽ抜けて難は逃れたが、歯車にスニーカーが挟まって時計は止まった。時計の針は4時44分を差していた。

屋台的映画館
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砂月(すなつき)
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