かぶとおうびーとる
ビートル倶楽部=リバティプラネット=IMAGICA=エースデュースエンタテインメント=関西テレビ放送=ツイン
配給:IMAGICA=ツイン
製作年:2005年
公開日:2005年7月16日
監督:河崎実
製作総指揮:小林広和
企画:福井政文 小林洋一 西田正 吉鶴義光
プロデューサー:安斎レオ 河崎実 杉本亮 山田宏幸 阿部祐督
ラインプロデューサー:旭正嗣
宣伝協力プロデューサー:叶井俊太郎
原作:永井豪
脚本:中野貴雄
撮影監督:長野泰隆
音楽:石井雅子
主題歌:「いざ行け!ビートル」サイキックラバー
録音:梅原淑行
助監督:佐高美智代
製作担当:星野秀樹
サブキャラクターデザイン協力:海老原優
特殊造形:坪井浩一
VFX:東海林毅
美術:門倉淳
ヘア&メイク:鷲野早苗
擬闘:破李拳竜
スチール・プロレス指導:金子博
企画協力:ダイナミック企画
出演:兜王ビートル 斎藤工 桧山慎太朗 後藤公太 中川翔子
アメリカンビスタ カラー 70分
大阪のリバティプラネットホールで行われているプロレス会場に突如現れたのは、外宇宙軍前線司令官・ゴキアブラーを始めとするインセクター・サイボーグだった。彼らは最近あちこちのプロレス団体を荒らしまわってる何かと話題の厄介者なのだ。ゴキアブラーたちが会場を恐怖のどん底に陥れようとしていると、そこへ週刊スープレックス社の新米記者・星川百合が取材を申し込んだ。気分を良くしたゴキアブラーは自分たちの主張を気持ちよくしゃべり始めたが、百合が外宇宙を害虫と聞き間違えたことで激怒した。百合が襲われそうになったそのとき、場内にギターの音色とともに現れたのは兜王ビートルだった、ゴキアブラーはビートルを見るなり裏切り者と吐き捨てた。勝負は必殺技のボンバーヘッドが炸裂したことでビートルの勝利に終わった。彼のマスクの下のやさしい瞳に一目ぼれした百合だったが、取材のことをすっかり忘れていたことで肝心の写真を一枚も撮ることが出来なかった。編集長は怒り心頭だったが、彼女が入社一ヶ月だったことを思い出すと態度を改めた。発行部数が落ち込んだことで編集部員が全員アルバイトになっていたのだ。ひと月でも実績のある彼女に辞められてはたまらないと、編集長は可能性を感じるとおだてて退職を思い止まらせた。宇宙からの怪人軍団とそれに立ち向かう仮面のヒーロー。この最近見かけないシチュエーションに編集長はロマンを感じていた。だが最大の欠点は、女性層が食いついてこないことだった。唯一ビートルに心を奪われた百合に目をつけた編集長は、彼女を局長班のリーダーに任命しビートルの正体を突き止めろと命じた。
百合がどこをどう捜していいかわからず街をうろうろしていたころ、外宇宙軍の宇宙船内では魔蟲王デビルワームがゴキアブラーたちを叱責していた。デビルワームはビートルをおびき出すために各地のプロレス会場へ彼らを派遣していたのだが、尻尾を掴んだにも関わらずあっさりと負けて帰ってきたことにおかんむりだった。デビルワームの目的とは、捕まえたビートルを再改造して外宇宙軍の主力メンバーとし、銀河中のちびっこたちに向けて商品展開することだった。クリスマス、正月商戦に間に合わせるために製造を急がせたことでコストが嵩んだ上に販売中止。さらにビートルが行方不明とあってはお手上げだった。そこに現れたのは、宇宙軍のエース・破滅王ディザスターだった。実力は自分の方が上だと豪語するディザスターにデビルワームは、お前はあくまで主人公のライバルキャラだと言った。光がなければ影も差さん。その言葉に憤慨したディザスターは、俺がビートルを見つけ出しどちらが強いかを全宇宙にさらけ出してやると言った。
屋台的映画館
PR