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けっこう仮面 SURPRISE

  • posted at:2006-11-14
  • written by:砂月(すなつき)
けっこうかめんさぷらいず
アートポート
配給:アートポート
製作年:2004年
公開日:2004年10月31日
監督:長嶺高文
制作:松下順一
企画:加藤東司
プロデューサー:米山紳
アソシエイトプロデューサー:福島重幸
キャスティングプロデューサー:松本治朗 吉田隆則
原作:永井豪
協力:ダイナミック企画
脚本:岡野勇気
音楽:清水真理
音楽プロデューサー:谷口幸生
楽器指導:斉藤ゆず
演奏:奥田康博 瀬戸雅弥 久田み子
フラメンコ指導:岡本倫子
アシスタントプロデューサー:萩原聡子
ポストプロプロデューサー:小島透 
撮影:大沢栄一 村中弘明 大西俊哉 谷中重樹
照明:津田道典
美術:石毛朗 中沢正英
録音:谷古隆
整音:清水栄理子
VTR編集:永田悦則
編集:渡辺孝浩
音響効果:伊藤晃 梶野俊夫
制作担当:熊木白仁
監督補:山本起也
助監督:西川裕 吉原圭太
制作進行:谷口昌彦 朴成基
スタンドコーディネーター:辻井啓伺 玉寄兼一郎
主題歌:「けっこう仮面の歌」清水真理
出演:未向 ほしのあき 団時朗 七世一樹 上村梨紗
アメリカンビスタ カラー 70分

世界中からエリートを集めて英才教育を施しているといわれるマングリフォン音楽学院。そこに集う女子生徒たちは皆音楽を愛しオーケストラに憧れ日々研鑚に励んでいた。この学院の実態は闇に包まれていたが、秘密組織・豪レンジャーの豪隊長は生徒たちを高級コールガールとして世界へ売り飛ばすための育成機関であるという情報を掴んでいた。豪レンジャーは日本の平和と少女たちの貞操を守るために結成された組織なのだ。隊長は探りを入れるために工作員を送り込んだのだが短い動画を本部へ配信したあとに消息を絶った。学院は絶海の孤島に位置するため通常は外部から侵入することは困難だが、年に一度だけ開催される大音楽祭の時だけは警備が甘くなるのだ。そこに目をつけた隊長は、隊員の調之律子に講師として潜入し内部の様子を探るよう命じた。それと同時に彼は別の命令も発した。隊長は顔を隠して体隠さぬ正体不明のヒーロー「けっこう仮面」の存在を知っていたが、今までの行動から自分たちの敵ではないと考えていた。そこで彼は律子にけっこう仮面の行動を邪魔しないように言った。

新任講師として飛行機で乗り込むことが出来た律子は、エリート音楽学院が世を欺く仮の姿で裏では犯罪が進行していることを確認した。報告を受けた隊長は確実な証拠を掴むまで慎重に行動するようにと促したが、焦った律子はそれを無視して地下にあるお仕置き部屋の探索を開始した。音楽学院の母体は悪の組織・マングリフォンで、お仕置き部屋を仕切っていたのは悪の化身のハン・オンア・ゲールだった。不注意で彼の仲間に捕らえられた律子だったが、何処からともなく流れるテーマ曲と同時に現れたけっこう仮面によってお仕置きを受けていた生徒とともに救われた。だが不意を突かれて生徒は隠し扉からハンに連れ去られ、仲間と間違われた律子はけっこう仮面に一撃を食らって気絶した。

お仕置き部屋にやってきた仕置きの達人の音無紀代美は、知らない顔の女が床に転がっていることを不審に思い蹴飛ばして起こした。我に返った律子が自己紹介すると紀代美は納得し、この地下室には近づくなと警告した。「生きてここを出たければな」という言葉を聞いて身構える律子だったが、気さくに声を掛けてきた若月香織という講師に泊まる部屋へ連れて行かれた。その途中、律子があの部屋のことについて尋ねると、給料がいいのだから黙って勤めた方が得策だと香織は楽観的に行った。

屋台的映画館
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九ちゃんのでっかい夢

  • posted at:2006-11-08
  • written by:砂月(すなつき)
きゅうちゃんのでっかいゆめ
松竹(大船撮影所)=マナセプロ
配給:松竹
製作年:1967年
公開日:1967年1月2日 併映「シンガポールの夜は更けて」
監督:山田洋次
製作:脇田茂
原作:三木洋
脚本:山田洋次 大嶺俊順 熊谷勲 宮崎晃
音楽:山本直純
・・・:「街角の歌」坂本九
・・・:「夢はどこにある」坂本九
撮影:高羽哲夫
美術:重田重盛
照明:青木好文
録音:小尾幸魚
調音:松本隆司
編集:石井巌
監督助手:大嶺俊順
装置:小島勝男
進行:柴田忠
現像:東洋現像所
製作主任:馬道昭三
出演:坂本九 倍賞千恵子 竹脇無我 ジェリー・藤尾 九重佑三子
シネマスコープ カラー 89分

スイス・レマン湖の畔に建つ古城の一室で、一つの命が終わろうとしていた。女主人フラウ・クリスチーネ・シュナイデルは、生涯を独身で過ごした。それは熱烈に愛した日本人・源九郎への思いからだった。彼女は最後の願いとして、恋人の孫である九太郎に三千万マルク、日本円に換算すると三十億円という莫大な資産を贈ると遺言したのだ。忠実なる遺言執行人の弁護士・バルタザールは遠い東洋へ向けて旅立つことになった。一方、この相続に驚いたのは、老婦人の今は亡き弟の嫁の甥の従兄に当たる唯一の血縁者エドワード・アラン・ポーだった。邪な考えを持つアラン・ポーは殺し屋カルダンを雇い、九太郎の暗殺を依頼した。その頃、幸運なる相続人の九太郎はミナトグランド劇場の舞台に立っていた。彼は医者からガンの宣告を受けてからはすっかり元気を失くし食欲が湧かないほど落ち込んでいた。そして生きた証として毎日、日記をつけるようになった。だがひとたび舞台へ上がると見違えるように歌い踊った。九太郎は何度も自殺を試みたが、いざとなると腰が引けた。いっそ自分が知らない間に死ぬことが出来たなら。そこで便利屋・ポンさんに殺し屋を頼んでみることにした。

旅客機の中で隣席になり意気投合したバルタザールとカルダンは日本に到着したが、小さい島国である日本で九太郎を探し出すことが容易だと考えていたバルタザールはその光景にショックを受けた。そこでカルダンは九太郎捜しに協力することにした。それが彼にとって一番手っ取り早い方法だった。思い悩むうちに夜を明かした九太郎は、今日の太陽が見納めになるかも知れないと考え、せめて今日一日いい舞台を務めようと心に決めた。それは彼の生き甲斐が舞台、そして愛ちゃんだから。九太郎は港にある軽食喫茶ファニーの看板娘・風見愛子に恋をしていた。
舞台を終えた九太郎が楽屋に戻るとポンさんが待っていた。先方に話をつけて来たというのだ。覚悟を決めた九太郎はファニーへ行き、もしも僕が何処かへ行ったらどうする?と愛子に尋ねた。いつもと違う様子に愛子が戸惑っていると、九太郎は「幸せになるんだよ。僕のことを諦めてくれ」と言って店を飛び出した。その夜、九太郎が楽屋で最後の日記をつけていると通路から物音がした。バケツにつまずいた見知らぬ男、それはポンさんが声を掛けた殺し屋の竜だった。苦しまずにバッサリと斬られ気付いたら死んでいた、そんな殺され方を望んでいた九太郎は、鉈を振り回す竜に乱暴だとクレームをつけた。すると竜は、まだ他にも手があるから出直してくると言って帰ってしまった。その後も竜は九太郎の命を何度も狙ったが、失敗を重ねたせいで自信をなくしてしまった。

わからねえと呟きながら入ってきたポンさんにファニーのマスターが何事かと尋ねると、彼は「若い身空で・・・」と喋り掛けて止めた。気になった愛子が問い詰めると、ポンさんは九太郎が死にたがっていることを話し始めた。

屋台的映画館

太平洋戦争 謎の戦艦陸奥

  • posted at:2006-11-04
  • written by:砂月(すなつき)
たいへいようせんそうなぞのせんかんむつ
新東宝
配給:新東宝
製作年:1960年
公開日:1960年4月1日
監督:小森白
製作:大蔵貢
脚本:葉山浩三 七條門
企画:岡本良介
撮影:吉田重業
音楽:松村禎三
美術:朝生治男
録音:沢田一郎
照明:傍士議雄
編集:金子半三郎
助監督:勝俣真喜治
特殊技術:新東宝特殊技術
製作主任:永野裕司
出演:天知茂 菅原文太 小畑絹子 北沢典子 沼田曜一
シネマスコープ モノクロ 90分

1942年6月5日、南雲機動部隊の爆撃によりミッドウェー海戦は幕を開けた。山本五十六連合艦隊司令長官は、国力の差で勝ち目のないアメリカに勝利するには短期戦に持ち込み、早期に敵艦隊を叩くしかないと考えていた。そこで提案されたのが、ミッドウェー島を占領し奪還に来たアメリカ空母部隊を殲滅するミッドウェー作戦だった。多少の危険を覚悟しながらも山本は作戦を指揮することになったが、日本軍の無電に使われていた暗号はアメリカ軍諜報部によって解読されていた。空母・赤城、加賀から出撃した第一次攻撃隊の爆撃によりミッドウェー島の基地に甚大な被害を与えたが、アメリカ軍戦闘機の反撃を受け十分な成果を挙げられなかった。そこで第一次隊は赤城に第二次隊の出動を要請した。司令部は敵の機動部隊を発見したという連絡を受けていないことから、攻撃機に搭載した魚雷を陸用爆弾に変更して基地への攻撃を続行することになった。ところが利根四号偵察機から敵機と空母らしきもの一隻を発見したという報告を受けたことで敵空母への攻撃に作戦が急遽変更された。急降下爆撃機は攻撃機との併用が条件であることから、正攻法を選び再び攻撃機の装備を魚雷に変更することになった。飛龍、蒼龍の甲板上では出撃準備が整いつつあったが、アメリカ軍雷撃機の襲来により現場は混乱した。攻撃を受けた赤城、加賀、蒼龍は沈没し、残された飛龍も姿を消した。

部隊後方だった陸奥を始めとする主力戦艦隊は山本からの転進命令を受けた。伏見少佐は松本中尉とともに平野艦長に撤退すべきではないと進言したが、平野は長官の命令に従いミッドウェーからの撤退を決めた。松本は後日改めて平野に進言したが、長官の機敏な転進命令があったからこそ最小限の損害にとどまったのだと平野は諭した。しかし伏見から多数の戦艦を失った連合艦隊の行く末を聞かれると言葉に詰まった。陸奥が柱島沖に秘密停泊した頃、国内は大本営から発表される戦果に熱狂していた。大本営は海戦における敗北を伏せて虚偽の情報を流し、日本国民の戦意を高めようと努めていた。その一方で、日本に潜在しているスパイたちは国民の戦意喪失を目論み、帝国海軍の象徴である陸奥を爆沈するための計画を進めていた。

連合艦隊は南方海域に出撃し、反攻作戦に出たアメリカ海軍と熾烈な激闘を繰り広げていたが、帰島して半年が経過しても何故か陸奥には出動命令が掛からなかった。兵士たちがやきもきするある日、司令部から連絡を受けた。それは出動命令ではなく上陸許可だった。戦艦・陸奥は栄光ある帝国海軍の象徴であり、太平洋を制覇することは日本国民の信念だった。それだけに如何なる事態に遭遇しても断じて沈めてはならないのだ。この信念を失うことは大日本帝国の敗北を意味していた。

屋台的映画館

お墓がない!

  • posted at:2006-10-31
  • written by:砂月(すなつき)
おはかがない
光和インターナショナル=フジテレビジョン
配給:松竹
製作年:1998年
公開日:1998年2月7日
監督:原隆仁
企画・製作:鈴木光
製作:久板順一朗 関一由
プロデューサー:山本勉 三沢和子 山形淳二
脚本:大森寿美男
音楽:大島ミチル
音楽プロデューサー:裕木陽 伊藤圭一
主題歌:「この素晴らしき世界 ”WHAT A WONDERFUL WORLD”」小比類巻かほる
撮影:前田米造
照明:加藤松作
美術:和田洋 沖山真保
録音:橋本文雄
編集:川島章正
スクリプター:森永恭子
キャスティング:名須川伸吾
助監督:杉山泰一
製作担当:原田文宏
スクリプトボード:川越淳
出演:岩下志麻 安達祐実 袴田吉彦 金田明夫 田口トモロヲ
アメリカンビスタ カラー 112分

映画「宣告」の製作発表記者会見が行われ、ガンの娘を持つ母親役に抜擢されたベテラン女優・桜咲節子は、役作りのために病院での取材を重ね、その一環として自ら健康診断を行ったことを公表した。彼女には気掛かりのことがあった。大学病院で検査を受けた際、担当の医師から貧血の疑いがあると言われたからだ。その医師はMRI検査を体験してみませんかと気軽に言ったが、検査入院が必要なことがわかると節子は思わず「私はガンね」と口走った。医師は笑いながら否定したが、大真面目な彼女は、私はあとどのくらい生きられますかと詰め寄った。困り果てた医師はただの貧血だと何度も説明したが、彼女はあと半年の命だと決め付けて診察室を後にした。

余命半年の娘役を演じる一風弓に自分の姿を重ねた節子の演技は、これまでの作品を凌駕していた。その日の撮影スケジュールが終了し、休息を取っていた節子は、マネージャーの松江敏子から翌日の撮影が休みであることを知らされた。自分に残された時間を有効に使いたいと思っていた節子は監督に文句を言いに行った。撮休にしたのは監督ではなく撮影所所長の命令だった。人の命をテーマにした映画を撮影しているのだから先祖の墓を粗末にするなという戒めを込めてスタッフ全員に盆休みを与えたのだ。彼女の耳にスタッフが話す言葉が飛び込んできた。「お墓のない人が死んだらどうするんでしょうねぇ」。

自宅に戻った節子は思い悩んでいた。これまでに築き上げたものは全て自分の力。もしそうであれば、最後まで自分でやるしかない、と。翌々日、節子は時間になっても撮影所に現れなかった。敏子がいくら電話を掛けても通じず、スタッフも誰一人、居場所を把握していなかったのだ。撮影所はパニックになっていた。そんなみんなの心配をよそに、彼女は老婆に変装して郊外にある霊園に出掛けていた。前日、彼女は由緒ある寺で住職に自分が入る墓の相談をしたが、檀家としての継承者がいなければ受け入れられないと言われたからだった。霊園についての説明は聖香メモリアル社員・川嶋一平が行い、補足を上司の辻沼信一が受け持つことになっていた。そこで節子は「骨壷に入ってコンクリートの墓に入って、どうやって土に還るの?」とか「生前に墓を建てた人が長生きをすると言うが、それはガンにも有効なの?」など率直な疑問をぶつけて辻沼を困らせた。そして定期使用申込書に記入させ、入金がなくなると同時に追い出すという手口に不快感を示した節子が「あなたはこんなお墓に入れますか?」と言うと辻沼は激怒した。そんなやりとりを見ていた川嶋は、誠意で墓を売ることは出来ないのだろうかと考えていた。

屋台的映画館

けっこう仮面 RETURNS

  • posted at:2006-10-26
  • written by:砂月(すなつき)
けっこうかめんりたーんず
アートポート
配給:アートポート
製作年:2004年
公開日:2004年10月31日
監督:長嶺高文
制作:松下順一
企画:加藤東司
プロデューサー:米山紳
アソシエイトプロデューサー:福島重幸
原作:永井豪
協力:ダイナミック企画
脚本:岡野勇気
音楽:清水真理
音楽プロデューサー:谷口幸生
演奏:奥田康博 瀬戸雅弥
主題歌:「けっこう仮面の歌」清水真理
撮影:大沢栄一 大西俊哉 村中弘明 谷中重樹
照明:津田道典
美術:石毛朗 中沢正英
録音:谷古隆
整音:清水栄理子
VTR編集:永田悦則
制作担当:熊木白仁
監督補:山本起也
スタンドコーディネーター:辻井啓伺 玉寄兼一郎
キャスティングプロデューサー:松本治朗 吉田隆則
アシスタントプロデューサー:萩原聡子
ポストプロプロデューサー:小島透
編集:渡辺孝浩
音響効果:梶野俊夫
助監督:西川裕 吉原圭太
制作進行:谷口昌彦 朴成基
出演:未向 ほしのあき 山田太一 大島信一 石丸謙二郎
アメリカンビスタ カラー 70分

穢れなき子女が集う聖楠の木学園。花の園で女子高校生たちは健やかな学園生活を謳歌している。一見平和に見えるこの学園に魔の手が忍び寄っていた。ある夜、緑色の全身タイツ姿をしたゲコゲコな男たちが生徒を襲った。だがそのピンチを救ったのは全裸に赤いマスク、赤い手袋に赤いブーツという姿の謎のヒーローだった。翌日、学園長に呼び出された教師の若月香織は、お時間をいただければ犯人を必ず見つけ出しますと進言したが、それを聞いて驚いたのは学園長の方だった。何故ならこの事件が公になれば資金難に陥っているこの学園がさらにピンチに追い込まれるからだ。最近、援助を申し出たある組織に対して説明が出来なくなるため警察沙汰は勘弁して欲しかったのだ。香織が反論しようとしたそのとき、学園に現れたのは組織のボス・水城成人だった。学園長は穏便に解決するよう香織に言い残すと部屋を出て行った。応接室で待っていた成人は、教育の一環で全ての生徒がクラブ活動に参加していることを学園長から聞くと資金は望むだけ援助することを約束した。その条件として挙げたのは、もうじき行われる水泳部の合宿を仕切らせて欲しいというものだった。水泳の心得がありそれを生徒たちに伝授したいと申し出たが、それは困ると学園長は断った。だが金は欲しいが言うことは聞かないなどというそんな都合のいい話はありますかと高圧的に言われると認めるしかなかった。

水泳部顧問の香織への説明もなく特別顧問に就任した成人が生徒自身で決めることになっている合宿のメニューを全て管理することになった。合宿に入る前に実力テストが行われることになったが、それを聞いて憂鬱になったのは高浜まゆみだった。この学園ではクラブに入らないと卒業出来ないという決まりがあるため、カナヅチの彼女は幽霊部員として所属していたのだ。そうとは知らない香織はなかなかプールに入ろうとしないまゆみを突き落とし、案の定溺れた。それを見た成人は彼女のために特別なメニューを作ることにした。

水泳部員たちが飛行機で向かった先は、太平洋に浮かぶ無人島だった。マングリフォンの悪の化身である成人は水泳部の合宿を海に囲まれた誰にも邪魔をされず逃げ場すらない孤島で行うことにしたのだ。そんなことを知らない部員たちは合宿所でトレーニング行い、まゆみは仕置きの達人のイヤ~ン・ソープが別の場所へ連れて行かれた。そこは浴場で、自己目標として設定した25メートルを泳ぎ切るために強引に顔を沈められるなど拷問に近い仕打ちを受けた。だが成人から出来なければ卒業出来ないと言われていることもあって黙って耐えるしかなかった。

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