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忍びの者 続霧隠才蔵

  • posted at:2006-12-19
  • written by:砂月(すなつき)
しのびのものぞくきりがくれさいぞう
大映
配給:大映
製作年:1964年
公開日:1964年12月30日 併映「座頭市関所破り」
監督:池広一夫
脚本:高岩肇
企画:伊藤武郎
撮影:牧浦地志
美術:西岡善信
音楽:池野成
照明:山下礼二郎
録音:大谷巖
編集:谷口登司夫
装置:梶谷和男
擬斗:楠本栄一
音響効果:倉嶋暢
助監督:黒田義之
製作主任:大菅実
出演:市川雷蔵 城健三朗 藤村志保 藤由紀子 小沢栄太郎
シネマスコープ モノクロ 91分

元和元年五月八日、大阪夏の陣は遂に最後の段階に突入した。徳川家康は、配下の者たちに豊臣家一族並びに豊臣家に繋がる武将を一人残らず討ち果たすように命じた。敗色濃厚の大阪城では、真田幸村が自害して果てようとしていた。このまま何も講じずに家康に天下を委ねることは得策でないと考えていた霧隠才蔵は、幸村を説得すると城の裏口に誘導した。安治川河口に浮かぶ小舟では黒装束の男が櫓を漕いでいた。小舟で城を後にした幸村は、宵闇を利用した服部半蔵を始めとする忍者たちに襲撃された。才蔵の活躍により追撃を退けたが、その代償として幸村の子息・大助の命が奪われた。幸村たちは、雑賀港に到着すると密貿易船に乗り込み薩摩を目指した。

落ちのびた幸村は島津家久や隠居した義弘に暖かく迎えられた。知将と手を結び、義弘は上機嫌だった。合戦の行方は鉄砲の優劣で決まるため、高性能の火器を掌握できれば打倒家康も夢ではなかった。そのためには最新の鉄砲を手に入れる必要があった。義弘は薩摩に立ち寄った職人・種ヶ島久尚から献上品を受け取った。それはポルトガルから下絵を取り寄せて作った三連発砲だった。義弘は製造方法について探りを入れたが、久尚は断じて口を割ろうとはしなかった。試作品を手にした幸村はその出来映えに感嘆した。しかしポルトガルでは良質の鉄鉱石は採掘されていないはずだった。薩摩はポルトガルとしか交易を許されていなかったため、その謎を解明して久尚から聞き出すことができれば、大量の鉄砲を入手することが可能だと幸村は考えていた。義弘は、大御所が近々太政大臣に任命され、必ず一年以内に京へ上ると予測していた。この機会を逃す手はなかった。ところが南晴幸と改名した幸村が鶴丸城内にかくまわれていることは駿府の家康に筒抜けだった。才蔵は藩の中に潜む隠密を探し出し、それが自源流師範・海江田一閑斎、茶の宗匠・宗全であることを突き止めた。代々島津家へ仕えていた二人の裏切りに義弘は怒りが収まらなかった。

才蔵は鉄砲製造の秘法を探るために種子島に潜入した。溶鉱炉は厳重にされていることから、ここに重大な秘密が隠されていることは間違いなかった。才蔵はありのままを密書にしたため、伝書鳩を飛ばした。

屋台的映画館
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忍びの者 霧隠才蔵

  • posted at:2006-12-16
  • written by:砂月(すなつき)
しのびのものきりがくれさいぞう
大映
配給:大映
製作年:1964年
公開日:1964年7月11日 併映「座頭市あばれ凧」
監督:田中徳三
脚本:高岩肇
企画:伊藤武郎 財前定生
撮影:武田千吉郎
美術:内藤昭
音楽:伊福部昭
照明:中岡源権
録音:海原幸夫
編集:山田弘
装置:梶谷和男
擬斗:楠本栄一
音響効果:倉嶋暢
助監督:土井茂
製作主任:大菅実
出演:市川雷蔵 城健三朗 磯村みどり 中村鴈治郎 小林勝彦
シネマスコープ モノクロ 87分

関ヶ原の合戦によって天下統一をなしとげた徳川家康は、京都方広寺の鐘銘を口実として豊臣家に戦を挑んだ。豊臣秀頼とその母・淀君は、古今の名城と謳われる大阪城に立てこもって家康軍を迎え撃った。慶長十九年十一月、大阪冬の陣である。秀頼は豊臣家に恩顧のある大名たちに救援を求めたが、敗色の濃い豊臣家に加担する者はいなかった。そこで秀頼は亡き父・秀吉が遺した莫大な資産を用いて全国の浪人衆を集めたが、家康に一矢報いる執念に燃えていた真田幸村、後藤基次等少数の武将と一旗上げようと目論む浪人、合わせて七、八万人を数えるのみだった。
これに対し茶臼山に陣を進めた家康は、二十万の大軍を動員して鉄壁の包囲体勢を布いた。日ならずして和議は成立し、大阪は平和をとりもどした。

和議の条件は大阪城の外堀を埋めることになっていたが、堀埋立奉行・松平下総守忠明が人足五千余人を使って内堀まで埋めようとしていることに不審を持った霧隠才蔵は、急いで立ち戻り幸村の耳に入れた。しかしその話に幸村は動じなかった。合戦を仕掛けたのも家康、和睦の手を差し伸べたのも家康。和睦のための戦であり、豊臣家の息の根を絶つための和睦でもあった。合戦の前までは豊臣家にも勝利の望みはあった。幸村は積極的に出撃して家康を討つことを主張していたが、淀君の謎の側近に押し切られ秀頼は篭城することを選んだのだ。そのとき運命は決まった。

幸村は全国各地に散らばる間者を集め近況を報告させた。全国の諸大名は家康に靡いていた。間者の一人・彦八は、平穏そのものであるという駿府の様子を報告した。兵員や武器等を補充する動きがないことから再び合戦を仕掛けてくるとは考えにくかった。幸村は、その真相を探るために子息・大助を薩摩に向かわせた。家康の動きについてお互い知らせ合うことになっていたのだ。

明早朝、薩摩に出発した大助は彦八に命を狙われたが、才蔵によって助けられた。寝返った間者を送り込んできていることから、幸村は堀の埋立工事の終了後に家康が攻めてくることを確信した。そこで幸村は、駿府に潜入し家康の動向を探るよう才蔵に命じた。

屋台的映画館

すっかり・・・その気で!

  • posted at:2006-12-11
  • written by:砂月(すなつき)
すっかりそのきで
田中プロモーション
配給:東宝
製作年:1981年
公開日:1981年12月20日 併映「グッドラックLOVE」
監督:小谷承靖
製作:田中壽一
プロデューサー:中沢敏明 佐々木健一
脚本:田波靖男
撮影:加藤雄大
音楽:広瀬健次郎
美術:薩谷和夫
照明:小中健二郎
録音:神保小四郎
編集:井上治
記録:天野春代
整音:辻井一郎
殺陣:宇仁貫三
助監督:吉田一夫
製作デスク:田上純司
出演:烏丸せつこ ビートたけし 植木等 なべおさみ 本田博太郎
アメリカンビスタ カラー 87分

弱小芸能プロダクションの従業員・伊東たかしは映画プロデューサーになる日を夢見て業界に飛び込んでみたが、現実は雑用に追われる毎日だった。忙しい日々を送るうちに持ち前の情熱はいつしかナンパへ傾き、暇があればいつも女性を口説いていた。ある日、そんなたかしのところへ映画製作の話が舞い込んできた。有田金作は自分の手で映画を製作するためにたかしをプロデューサーとしてスカウトし、彼に優秀映画鑑賞会や文部省が推薦したくなるような観る人の胸を打つ、笑いあり、涙ありの感動巨編を作りたいと打ち明けた。さらに体が丈夫で無駄金を一切使わず有田の意図に沿った映画を撮れる監督を探すように指示した。いきなりの大仕事に困ったたかしは、行きつけのスナック・OSCARでママに相談することにした。そしてたまたまカウンターの隅で飲んでいた男と意気投合したたかしは、彼に仕事を任せることにした。その男は、5年前の仕事を最後に現場から遠ざかっていた映画監督・山川俊介だった。山川は仕事が来ない間も準備を怠らず、絵コンテまで描いて次回作の企画を暖めていた。その企画とは、ベストセラー小説「瀬戸ぎわのコッコちゃん」だった。話はトントン拍子に進んでいった。有田は映画がクランクインしたら資金を出すと約束したが、準備に掛かる費用を出そうとはしなかった。有田はある計画を提案し、たかしはそれを実行することにした。

テレビ番組に出演したたかしは、映画のPR活動を行った。その際、一般の観客の興味を引くために映画を株式公募方式で制作することを説明した。株式公募方式とは、制作費の一部を1株100円で公募し、利益が出れば株主に還元するというものだった。これが話題を呼び、有田の事務所には連日、長蛇の列が出来た。一流のスタッフが集まり撮影は快調に進んでいたが、突然撮影中止の命令が下された。有田からの入金が遅れていたため大手映画会社が一時的に費用を立て替えていたが、一向に入金される様子がないことから撮影中止に踏み切ったのだ。その通達に驚いたたかしが事務所へ戻ると、多くの出資者が詰め掛けて金を返せと怒鳴っていた。有田は製作資金を持ち逃げしてしまったのだ。たかしは出資者たちの手で警察に突き出された。

釈放されたたかしは、女子工員が男に貢ぐために5千万円を詐取して逮捕されたという記事を新聞で読み、銀行員を利用出来るのではないかと考えていた。頭の中が金のことでいっぱいだったたかしは、五菱銀行麹町支店の職員出入口でカモを待っていた。そこで出会ったのは、以前撮影所でナンパした春日さち子だった。さち子は仕事を辞めたがっていたが、それでは都合が悪いため、たかしは懸命に思いとどまらせようとした。たかしはさち子が銀行員だと思い込んでいたが、彼女はダイアナ美容整形で働いていた。さち子にとってモデルを兼任していたことが災いしていた。持って生まれた美貌とプロポーションが手術で作られたものだと周囲に思われることが不快だったのだ。さち子が以前付き合っていた毛利浩二と別れた理由もそうだった。生まれてくる子供の想像がつかないという毛利の言葉に傷付いたのだ。その毛利から突然呼び出されたさち子は、彼が会社の資金を使い込んだことを知った。毛利はその後、令嬢と結婚したが、格差は埋まらなかった。家庭がおもしろくない毛利は競馬にのめり込むようになり、会社の資金にまで手をつけるようになった。そして気が付けば、その金額が3千万円にまで膨れ上がっていたのだ。
その話を聞いたさち子は、何とかしてみると言った。さち子と毛利の間の誤解は会話を重ねることで解けていった。

さち子は、たかしのところへ相談に行った。彼女は自分が美容整形で働いていることを告白した上で、その病院から金を盗む計画を持ちかけた。さち子は院長が脱税した金を使って高利貸しのような行為を行っていることを知っていた。そしてその資金が何処にあるかも知っていた。たとえ違法な金が無くなったとしても相手が警察へ届け出る心配がなかったことから、二人は協力して大金をいただくことにした。

屋台的映画館

錆びたナイフ

  • posted at:2006-12-05
  • written by:砂月(すなつき)
さびたないふ
日活
配給:日活
製作年:1958年
公開日:1958年3月11日 併映「谷川岳の記録 遭難」
監督:舛田利雄
製作:水の江滝子
原作:石原慎太郎
脚本:石原慎太郎 舛田利雄
撮影:高村倉太郎
音楽:佐藤勝
主題歌:「錆びたナイフ」石原裕次郎
美術:松山崇
照明:大西美津男
録音:橋本文雄
編集:辻井正則
助監督:河辺和夫
製作主任:中井景
出演:石原裕次郎 北原三枝 安井昌二 白木マリ 宍戸錠
シネマスコープ カラー 90分

西日本にある新興の工業都市・宇高市は、戦争中に建設された多くの軍需工場をそのまま諸工業に転用したことで、新しいものと古いものとが奇妙に絡まりながら発展を遂げた。だが、それと同時にいくつかの暴力的な組織も街の繁栄に関わりながら繁殖していた。

検察庁は殺人事件の容疑者として勝又運輸社長・勝又清次の逮捕に踏み切ったが、狩田検事の鋭い追及にも関わらず、「お礼参り」を恐れた被疑者や目撃者たちが沈黙し続けたことで暗礁に乗り上げた。勝又は釈放されたが、このようなケースは一度や二度ではなかった。ある日、狩田検事に一通の封書が届いた。その手紙には5年前に自殺した西田市会議長が実は他殺であるという内容が書かれていたのだ。身辺の危険を感じていた西田は三島一家から三人の用心棒を雇ったが、手紙の主はそのうちの一人だった。賭博に負けた男たちが無断で金を借りようとして西田商事の事務所を訪れると、絞め殺した西田を自殺に見せ掛けて天井に吊るそうとする勝又たちを目撃したのだ。それを知った勝又は男を金で買収しようとし、彼もそれを承諾した。だが今になって証言しようと決めたのだ。狩田は加納、高石とともに三人の行方を捜し出すことにした。島原は勝又にもバラされたくなければ金をくれという手紙を送りつけていた。事件の目撃者は橘、島原、寺田の三人だったが、消印が東京になっていることと橘と寺田が市内から出ていないことから手紙の主が島原であることを確信した。勝又は東京の事務所にいる竹村に島原の尾行を命じた。郵便局の私書箱で郵便為替を手に入れた島原は、その金でいきつけのバーに飲みに行った。そして馴染みのホステスに10日経っても店に現れなければ投函して欲しいと手紙を渡した。翌朝、東京駅を出発した夜行列車は宇高駅に到着した。駅のホームに降り立った島原は身柄を保護するという刑事たちに取り囲まれて再び列車に乗り込んだが、彼らの正体は勝又の手下たちだった。島原は列車から突き落されて即死した。

バー・キャマラードの支配人である橘は、初恋の人が男に暴行されて自殺したことに怒り、復讐したことで前科者になったのだ。そんな橘を心配した親友の間野明は、彼を堅気にしようと奔走した。明は市議会の実力者・間野真吾の息子で、彼の婚約者はアナウンサーの啓子だった。ある晩、キャマラードを訪れた啓子は、狩田から西田市議会議長が自殺ではないことを聞かされ顔色が変わった。啓子の父親は西田だった。橘の店でバーテンとして働く寺田は、マスターに隠れて由利という女と遊び回っていた。勝又はそんな寺田を捉まえると事務所へ連れて行き、検事に事件のことを話せば島原のようになると脅すと金で口を封じた。勝又の手下は橘の店にも現れて金をちらつかせた。男が金を受け取った寺田ことを話すと、橘の表情は一変した。父親が勝又に殺されたことを知った啓子は、狩田たちの捜査に協力することにした。そして局も彼女に暴力をテーマにしたルポを任せることにしたのだ。キャマラードに現れた啓子は、橘が目撃した偽装殺人の証言を聞き出そうとしたが、彼は重い口を開こうとはしなかった。そこで啓子は街頭でインタビューをしたときの録音テープを聞かせた。そこには5年前に起きた暴行事件の真実が記録されていた。

屋台的映画館

仮面ライダーV3対デストロン怪人

  • posted at:2006-11-25
  • written by:砂月(すなつき)
かめんらいだーぶいすりーたいですとろんかいじん
東映(東京撮影所)
配給:東映
製作年:1973年
公開日:1973年7月18日 併映:「マジンガーZ対デビルマン」「バビル2世 赤ちゃんは超能力者」「魔法使いサリー」「キカイダー01」「ロボット刑事」
監督:山田稔
企画:平山亨 阿部征司
原作:石森章太郎
脚本:伊上勝
音楽:菊池俊輔
主題歌:「斗え!仮面ライダーV3」宮内洋
・・・:「少年ライダー隊の歌」水木一郎
撮影:川崎龍司
美術:八木功
照明:太田耕治
仕上製作:映広音響
録音:太田克己
編集:菅野順吉
選曲:武田正彦
助監督:長石多可男
進行主任:斎藤正勝
技斗:高橋一俊
製作担当:佐久間正光
衣裳:東京衣裳
トランポリン:大野剣友会 佐藤巧
特殊効果:菊地清
オートバイ協力:スズキ自動車
現像:東映化学
協力:ホテル奥道後 フェリーおくどうご 日本高速フェリーKK
出演:宮内洋 藤岡弘 小野ひずる 川口英樹 小林昭二
アメリカンビスタ カラー 32分

原子物理学者の沖田博士は、四国山脈の山奥で幻の放射能元素と言われたサタンニウムを発見した。それは原子爆弾の原料に使われるウラニウムの数百倍の放射能を持つ特殊な鉱石だった。悪用されては大変なことになると考えた沖田は、世間に発表しないことを東京へ帰るフェリー・さんふらわあ号の中で決めた。しかし地球征服を企むデストロンは既にサタンニウムの情報を入手していた。ドクトルGの声に怯える沖田は鉱石の入ったバッグを部屋から持ち出し海に捨てようとしたが、サングラスの男に誘拐されてしまった。

少年仮面ライダー隊の本部で新聞を読んでいた会長の立花藤兵衛は、沖田が行方不明になった記事が気になっていたが、それは藤兵衛を訪ねて来た風見志郎も同じだった。そのとき、海上保安庁から沖田の上着が見つかったという連絡が入り、志郎たちは勝浦沖へ行くことにした。魚釣りを装った二人は双眼鏡で無人島を探り、戦闘員がいるのを確認した。そこがデストロンのアジトだと確信した志郎は海に潜って島の調査を始めた。

島の実験室では人体実験が行われていた。ドクトルGが実験開始を命じると、科学者戦闘員は研究室に閉じ込めた男たちにサタンニウムを近づけた。すると強力な放射能を浴びた男たちはあっという間に溶けてしまった。サタンニウムの予想以上の効果に満足するドクトルGだったが、沖田は未だに鉱石の在処を喋ろうとはしなかった。戦闘員の報告で島に侵入者がいることを知ったドクトルGは、モニターでそれが風見志郎であることを確認した。彼は、長居は無用だと判断すると、戦闘員に対して囚人たちを始末し島を離れるように言った。アジトの奥へ進む志郎の行く手を阻んだのは、デストロンの改造人間・ピッケルシャークとジシャクイノシシだった。このままでは不利だと判断した志郎は仮面ライダーV3に変身し怪人たちを蹴散らした。ドクトルGは証拠を隠滅するためにアジトを爆破した。だが、四郎は巻き込まれる寸前に沖田を救け島を脱出していた。

浜に上陸した沖田は、志郎と藤兵衛にデストロンが狙うサタンニウムの経緯を話した。拷問を受けた沖田が鉱脈の在処を喋ったことでドクトルGは四国の山中に拠点を移したのだが、彼が教えた場所は真っ赤な嘘だった。本当の場所は沖田と地図を持っている彼の妹・ひろこしか知らなかったのだ。危機が迫るひろこを守るために志郎は四国へ行くことにしたが、三人を見つけ出したタイホウバッファローに攻撃を受け沖田は命を落としてしまった。さらに爆撃を受けた志郎も行方不明となり、一人残された藤兵衛は沖田が遺したひろこの写真を手掛かりにして四国へ渡った。

屋台的映画館

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