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視界ゼロの脱出

  • posted at:2013-05-15
  • written by:砂月(すなつき)

しかいぜろのだっしゅつ
大映(東京撮影所)
配給:大映
製作年:1963年
公開日:1963年6月30日 併映「てんやわんや次郎長道中」
監督:村野鉄太郎
企画:中島源太郎
構成:菊島隆三
脚本:安藤日出男
撮影:渡辺公夫
音楽:山内正
録音:奥村幸雄
照明:渡辺長治
美術:渡辺竹三郎
特殊撮影:築地米三郎
編集:山口厳
助監督:臼坂礼次郎
製作主任:沼田芳造
協力:鹿児島県指宿市
出演:本郷功次郎 三條江梨子 中田康子 高松英郎 見明凡太郎
シネマスコープ モノクロ 80分

気象観測所の発表では、その日は記録的な暑さだった。玄界灘の魚群探知から帰った富士航空のパイロット・東健一は午後のひとときを小型飛行機(愛称・ボナンザ)の陰で昼寝をしながら過ごしていたが、安眠を破ったのは同僚の職員だった。小児マヒの生ワクチンを至急、奄美大島まで届けて欲しいというのだ。すまんと思うなら頼むなよ、などと冗談を言いながらも健一は仕事を引き受けた。鹿児島市を飛び立ったボナンザに同乗したのは看護師の並木玲子だった。ケースの中のドライアイスが溶けてしまうため午後4時までに届けなければならなかったが、2時間あれば十分だった。だがサソリ島上空に差し掛かったとき、台風観測所から「緊急着陸」の無電を受け取った。急病人であれば仕方ない。健一はブツクサ言いながらも着陸を敢行し、観測所の建物に入った。するとどうも様子がおかしいことに気付いた。職員が皆、腕を縛られているのだ。その中には後輩のパイロット・吉本の姿もあったため、駆け寄って助けようとした。「解くと撃つぞ」。背後からの声に振り向くと銃口が健一を狙っていた。

いつまで経っても健一が戻ってこないため、機内に残った玲子は不安に思い健一が使っていたレシーバーを耳に当てた。すると室内の会話が筒抜けだった。台風観測所の無電が繋がったままになっていたのだ。事態を把握した玲子は身を潜めて機体を離れたのだった。美貌のエミをリーダーとする四人のギャングはニセ札を持って東洋の小国に向かっていたが、エンジンのトラブルでサソリ島に不時着した。そこで身動きが取れなくなったギャング団は上空を飛んでいた健一をおびき寄せ、飛行機を奪って逃げようとしたのだ。三上は大門ととものボナンザの機体を確認したが、高飛びするには燃料が少な過ぎた。諦めて建物に戻ろうとした三上は、地面に女物のハンカチが落ちていることに気付いた。

台風観測所は避難空港を兼ねていたが、台風続きで燃料が岬に陸揚げされたままになっていた。三上は吉本を運転手に指名しジープを岬に向かわせた。エミは職員に通常業務に戻るように言い、佃がその様子を監視した。その頃、玲子は健一から話を聞いていた岬の漁村へ助けを求めに向かっていた。

屋台的映画館

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風雲将棋谷(1955年)

  • posted at:2013-04-24
  • written by:砂月(すなつき)
ふううんしょうぎだに
東映(京都撮影所)
配給:東映
製作年:1955年
公開日:1955年3月20日 併映「彦佐と太助 殴り込み吉田御殿」
監督:松田定次
企画:大森康正
原作:角田喜久雄
脚本:比佐芳武
撮影:川崎新太郎
音楽:深井史郎
照明:山根秀一
録音:佐々木稔郎
美術:桂長四郎
編集:宮本信太郎
衣裳考証:甲斐荘楠音
進行主任:栄井賢
装置:魚山富造
背景:安井駿太郎
装飾:神先頌尚
記録:川島庸子
衣裳:三上剛
美粧:林政信
結髪:櫻井文子
スチール:熊田陽光
擬斗:足立伶二郎
助監督:松村昌治
撮影助手:古谷伸
照明助手:岡田耕二
録音助手:安田俊一
美術助手:大門恒夫
編集助手:神田忠男
演技事務:若林十一郎
進行:松本泰一良
出演:市川右太衛門 喜多川千鶴 吉井待子 長谷川裕見子 薄田研二
スタンダード モノクロ 98分

弘化二年、江戸の町は「さそりの怪」の噂で揺れていた。ひと月余りの間に若い娘が何者かに次々とさらわれ行方知れずになっていたのだ。不思議なのはさそりが部屋に現れると狙われた娘が二、三日のうちにまるで煙のように消えてしまうことだった。上州屋彦兵衛から相談を受けた北町奉行所の御用聞き・仏の仁吉がどうしたものかと頭を痛めていると、伊太八がお絹さんはいないかと駆け込んで来た。しのぶ湯の二階で大変なことが起きているというのだ。座敷で町内の者同士で賭け将棋をしていると、見かけない浪人たちがやって来て一番どうだと言った。受けて立ったが誰も歯が立たず、祭の支度金が持って行かれる勢いだった。そこで二段以上の腕を持つと言われるお絹に声が掛かったのだ。お絹が将棋盤の前に座ると途端に形勢は逆転し、二人の浪人はすごすごと逃げて行った。喜ぶ町人たちの誘いを断わって銭湯を後にしたお絹を待ち伏せていたのはあの浪人たちだった。お絹は父・仁吉直伝の紫雲流縄術、いわゆるさみだれ縄の使い手だったが、不意を打たれて縄を掛けられてしまった。男たちが体の自由を失ったお絹を連れて行こうとしたそのとき、行く手を遮ったのは小意気ないい男だった。長身の方が刀を抜いて切り掛かって来ると、男は軽く往なして片付けた。そして啖呵を切ると浪人たちは一目散に逃げ出した。お絹を助けたその男は、右の二の腕に五つの黒子があることから流れ星の雨太郎と呼ばれていた。

上州屋の娘・お加世の祝言は明日に迫っていたが、彦兵衛の不安は日に日に増していた。そこで彼は仁吉に杯事が始まるまでお絹にお加世の代わりを務めて欲しいと願い出たのだった。その話を聞いたお絹は、お父っつあんの一世一代のご奉公なのだから娘の私は喜んで受けるわと言った。命が懸かるだけに仁吉はためらったが、それでこそ俺の娘だと搾り出すように言った。祝言当日、花嫁は支度部屋へ入ったように装って押入れに隠された。屋敷の周りは北町奉行所の同心が堅め、警備は準備整った。やがて山城屋の駕籠が到着し係りの者が検めると、中から出てきたのは偽物の花婿だった。男は同心に斬り付けると姿を消した。 お絹が支度部屋で神経を張り巡らしていると障子にさそりの影が映った。人の気配を感じたお絹が障子を開けると、庭には一人の老人が立っていた。その老人こそさそり道人・唐島宙斎だった。お絹は笛を鳴らして家人に危険を知らせると老人を追いかけて行ったが、それは罠だった。心配になったお加世が押入れから飛び出したところを宙斎の仲間に見つかり連れ去られてしまった。

屋台的映画館

ジュブナイル

  • posted at:2013-04-22
  • written by:砂月(すなつき)

じゅぶないる
「ジュブナイル・プロジェクト」(フジテレビジョン=メディアファクトリー=小学館=IMAGICA=三井物産=ジェイアール東日本企画=白組=ROBOT)
配給:東宝
製作年:2000年
公開日:2000年7月15日
監督:山崎貴
企画:河村雄太郎 久保雅一 香川哲 高野力 高橋修 吉田紀之
エグゼクティブプロデューサー:阿部秀司 島村達雄
プロデューサー:波止康雄 沢辺伸政 樫野孝人 安藤親広
Co.プロデューサー:堀部徹
脚本:山崎貴
VFX:山崎貴
コンセプチュアルデザイン:山崎貴
撮影:柴崎幸三
音楽:清水靖晃
主題歌:「Juvenileのテーマ~瞳の中のRainbow~」山下達郎
・・・:「アトムの子」山下達郎
照明:上田なりゆき
美術:上條安里
ポストプロダクションスーパーバイザー:百瀬慶一
ダビングエンジニア:佐藤忠治
録音:宮内一男
編集:北澤良雄
スクリプター:石山久美子
助監督:佐野智樹
製作主任:竹内勝一
キャスティングディレクター:原田泉
ラインプロデューサー:山際新平
ビジュアルエフェクトプロダクション:白組
制作プロダクション:ROBOT
出演:香取慎吾 酒井美紀 遠藤雄弥 鈴木杏 清水京太郎
アメリカンビスタ カラー 105分

2000年の夏。坂本祐介、木下岬、松岡俊也、大野秀隆の四人は夜のキャンプ場で不思議な光を目撃した。墜落先に向かった四人は森の中で球形の小型ロボットを発見したのだった。俊也が興味本位に触るとロボットは作動を始め「テトラ、ユウスケニアッタ。テトラ、マッテタ」と言った。自分の名前を呼ばれたことに驚いた祐介は、仲間に頼み込んで譲ってもらった。こうしてテトラと祐介との一風変わった夏休みが始まった。祐介は両親に見つからないようにテトラを部屋の押入れで飼ったが、テトラは自分の体を構築するための材料を要求した。岬たちは廃材を集めて回り、ことあるごとに祐介の家を訪ねると置いて行った。祐介は岬のことが好きだったが告白することが出来なかった。その様子に気付いた俊也は岬と親密なところをわざと見せ付けた。その頃、地球上空10万キロでは巨大宇宙船団が接近していた。それと同時期に地上へ現れたボイド人は、犬の散歩をしていた岬の姉・範子の姿を写し取ると、電器店のテレビで言語と文化を学習した。

ついにテトラの体が完成し自由に歩けるようになった。テトラはインターネットへ接続を要求してきたが、四人の家にはパソコンが無かった。学校の視聴覚教室には置いてあるものの、以前盗まれたことで管理が厳重になっていた。祐介たちは途方に暮れていたが、岬があることを思いついた。学校の裏にある電気屋の神埼宗一郎に(無断で)借りればいいのだ。近くに住むことで神埼の行動パターンを知っていた岬は留守中に忍び込むことにしたが、その日に限って早く帰って来た。神埼は何事もなかったように子供たちと接し、自分が行っている研究について話し始めた。彼は重力物理学の応用による時空間の自在移動、つまりタイムマシンを研究していた。そして年間に掛かる一億円の費用は、高校生のときに取った特許の使用料と趣味で開発したゲームの基礎プログラムで賄っていた。手品を見せてあげようと言って神埼がシートを取ると、大きな機械が現れた。それはミクロ単位の微小なワームホールを作り出し、対象の物体を縮小してトンネルの向こう側へ送り出すというものだった。神埼は実際に機械を作動させて一枚の紙を飛ばしたが、その出現場所は祐介たちがテトラと最初に出会ったあの森だった。四人を引き連れて森に入った神埼は成果を自慢した。だが子供たちは何も言わなかった。テトラは彼が飛ばしたのかもしれないからだ。祐介が鞄からテトラを取り出して恐るおそる見せると、神埼は初めて見たと言って喜びの声をあげた。ところがテトラは神埼のことを知っていた。

屋台的映画館

盲獣VS一寸法師

  • posted at:2013-04-12
  • written by:砂月(すなつき)
もうじゅうぶいえすいっすんぼうし
石井プロダクション
配給:石井プロダクション=スローラーナー
製作年:2001年
公開日:2004年3月13日
監督:石井輝男
プロデューサー:石井輝男
原作:江戸川乱歩
脚本:石井輝男
音楽:藤野智香
撮影:石井輝男
照明:野口素胖
録音:岩井澤健治
美術:鈴屋港 八木孝道
特殊美術:原口智生
記録:氏家とわ子
編集:矢口将樹 山下暁子
製作主任:菅原養史
出演:リリー・フランキー 塚本晋也 平山久能 リトル・フランキー 藤田むつみ
スタンダード カラー 94分

評判を聞いた三文小説家の小林紋三は、浅草レビュー「ムーランルージュ」のスター・水木蘭子の舞台を観に行った。館内は蘭子のファンばかりで盛り上がりは最高潮に達していたが、隣に座っていた男だけは何故か終始うつむいていた。彼は盲目だった。ムーランルージュや映画館、劇場が跳ね街に静けさが戻ると、浅草は別の顔を見せた。紋三は何が起こるかわからないこの街に胸をときめかせた。公園のベンチに座っていると、早速近寄って来たのはおかまだった。彼の周りには一風変わった面々が入れ代わり立ち代りやってきたが、しばらくすると子供が小さな包みを抱えて歩いていくのが見えた。だが良く見ると、それは体の小さな成人の男だった。紋三は然したる目的もなく一寸法師の後をついて行った。探偵小説のネタになればいい、そんな軽い気持ちだった。酔っ払いは一寸法師の前に歩いて来たかと思うとその場に寝込んでしまった。困った一寸法師はその男を飛び越えたのだが、そのときに包みを落としたのだった。紋三は風呂敷きの隙間から人の手が覗いているのを見てしまったため、最後まで見届けることにした。だが古ぼけた寺の庫裏で見失ってしまった。

翌朝、女の片足が見つかったという新聞記事を読んだ紋三は男が消えた寺を再び訪ねたが、いくら呼び掛けても返事はなかった。近くのタバコ屋で聞いてみても、女主人からは五十年住んでいるがそんな男は見たこともないという答えしか帰って来なかった。諦めて帰ろうとしたとき、紋三は山野大五郎の妻・百合枝と出会った。百合枝とは同郷の誼で親しくしていたが、彼女は本当に困ってしまったと悩みを打ち明けた。百合枝は大五郎と二十歳も年の差がある夫婦で、義理の娘の三千子とは四歳しか違わなかった。家出した三千子を捜して欲しいと紋三は願い出たが、明智の興味は失踪した蘭子の事件にしかなかった。だがしつこく頭を下げられたため、しかたなく引き受けることにした。

三千子の寝室は洋館の二階にあるのだが出入り口は一つしかなかった。出入り口の前には夫婦の寝室があるため、部屋から出ればすぐにわかるはずだった。だが消えてしまった。明智はこの家に関わる人を集め話を聞くことにした。下女の話で収集日でもないのに朝早く衛生夫が来たことを知り、明智はそれが事件を謎を解く鍵ではないかと考えた。ゴミ箱の中に人間を隠し収集と同時に持ち去るという突飛な着想を考え出したのは誰なのか。明智の犯人捜しが始まった。

屋台的映画館

ファンシイダンス

  • posted at:2013-04-07
  • written by:砂月(すなつき)
ふぁんしいだんす
大映
配給:大映
製作年:1989年
公開日:1989年12月23日
監督:周防正行
製作:山本洋
製作補:島田開
プロデューサー:桝井省志
原作:岡野玲子
脚本:周防正行
撮影:長田勇市
音楽:周防義和
音楽プロデューサー:石黒典生
主題歌:「恋に落ちたら」プリンセス・プリンセス
美術:大橋実
照明:長田達也
録音:米山靖
編集:菊池純一
記録:甲斐哲子
助監督:松本泰生
プロデューサー補:南里幸
製作担当:森賢正
製作協力:大映映像
出演:本木雅弘 鈴木保奈美 大沢健 彦摩呂 田口浩正
スタンダード カラー 101分

大学4年生の塩野陽平は自由気ままな大学生活を送り、ライブハウスでロックバンドのリードボーカルとして活動していたが、寺の跡取りという宿命には逆らえなかった。仲間たちによって剃髪された陽平は、恋人の真朱を残して一年間の修行に出ることになった。だが北陸地方にある浮雲山明軽寺に向かう列車の中で同じ雲水(修行僧)の格好をした弟の郁生と出会ったことで複雑な気持ちになった。心と体が弱い弟のことを思って寺を継ぐ決心をしたのに・・・。「お前が跡を継ぐんなら俺は坊主になんかならなかったんだ」。陽平が本音をこぼすと、僕はお父さんのように養子に行くから、お寺は兄ちゃんの物なので安心しなよと郁生の気楽な返事。逆に心配になり、そうまでして坊主になりたいのかよと聞くと、郁生はにこやかに笑いながら「父さん見てると楽勝だなって感じだもん」と言った。全てが父・厳生の策略だとわかると、陽平は運命を受け入れることにした。そして東京にいる真朱に向かい、一年後の再会を楽しみにお互い精進しましょうと願った。

陽平と郁生は道中で合流した笹木英峻とともに寺の門をくぐったが、まず最初にやってきた難関は古参の北川光輝だった。光輝は陽平たちの挨拶を聞こえねえと一蹴し、遅れてやってきた信田珍来に対しては御山に何しにきたのかわからねえのなら入れるわけにはいかねえと追い返したのだ。何とか入ることが出来た3人だったが、陽平は荷物の中にウォークマンを入れていたことで、郁生は神社の御守りを入れていたことでこっぴどく叱られたのだった。その夜、母親に無理矢理連れてこられた珍来が加わり、4人の新しい生活が始まった。

上山を許された雲水はまず旦過寮に入り、ここで修行生活の基本を叩き込まれる。基本中の基本とは午後9時に寝て午前3時に起きることだ。彼らは1週間ただひたすら座り続け、座禅から解放されるのは三度の食事と朝の回廊掃除、そして便所へ行く時だけだった。食事は持鉢に口をつけてはならず、姿勢を正した上に音を立ててはならなかった。朝はお粥にごま塩、昼と夜は麦飯に一汁一菜と決まっていたため、例え作法に慣れたとしてもひもじさに変わりはなかった。1週間の旦過寮詰を終えると陽平たちはようやく入門を許され、僧堂へ入堂することになった。いわゆる起きて半畳寝て一畳の生活である。寺の内部は組織立っていて、僧一人ひとりに公務が与えられる。修行僧とはいえ寺の運営の一端を担っている。そしてその公務は時々変わるが、どのような仕事でも黙々とこなさなければならないのだ。陽平に与えられたのは鐘撞だったが、お寺には様々な種類の鳴らし物があり、その鳴らす順序や数は目的によって全て決められていた。朝の鳴らし物だけで17種類もあるのだ。この一つひとつに撞き方、鳴らし方、服装の決まりからタイミングまで700年以上も前に定められた掟があるのだ。陽平はこの全てを丸暗記しなければならなかったが、それは朝だけでなく昼も夜もだった。ある夜、うっかりして算盤を蹴飛ばした陽平は、まさか数えながら聞いてている暇な奴なんていないよなと思った。ところが光輝はしっかりとチェックしていたのだ。警策で打たれた陽平は東司の掃除を命じられた。

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