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海のトリトン

  • posted at:2010-02-05
  • written by:砂月(すなつき)
うみのとりとん
オフィス・アカデミー
配給:東映
製作年:1979年
公開日:1979年7月14日
演出:富野喜幸
プロデューサー:西崎義展 黒川慶二郎
原作:手塚治虫
作画監督:羽根章悦
美術監督:伊藤主計 牧野光成
音響監督:浦上靖夫
音楽担当:松原武俊
音楽:鈴木宏昌
主題歌:「GO!GO!トリトン」ヒデ・夕木
効果:森賢二
編集:森本寛夫
製作助手:片山秀男
文芸進行:鶴見和一
製作担当:鈴木紀男 黒川慶二郎
総指揮:西崎義展
監修:舛田利雄
構成:松岡清治 富野喜幸
演出:棚橋一徳
演出助手:秦義人
音響:本田保則
編集:千蔵豊
製作担当:広岡修
声の出演:塩谷翼 広川あけみ 北浜晴子 八奈見乗児 野田圭一
スタンダード カラー 139分

昔、地中海の西にある大西洋にはアトランティスが存在していた。だが一夜にして海中に沈み、数千年の間、大陸は深海に眠り続けていた。その眠りを覚まさせたのは、7つの海に7人の司令官を置き、世界中の海を黒い死の海に変えようと目論む残忍非道な海の独裁者・ポセイドンとその一族だった。未だに反逆を繰り返し海に光を投げ掛けようとする宿敵・トリトン族の子が残されていることを知ったポセイドンは、部下たちに抹殺を命じた。 その頃、大西洋から遠く離れた日本の漁村に緑色の髪の元気な少年がいた。彼の名はトリトン。13年前、漁師の一平じいさんが猪の首岬の洞窟で赤ん坊を見つけた。赤ん坊の側に置かれていた書付でこの子の名がトリトンであることを知った一平は、運命を感じ育てることにした。友人は誰ともしれない子を育てるのは止めた方がいいと忠告したが、海からの授かりものなら尚更、大事にしなければならんと一平は決意した。それ以来、仲間たちからの冷たい視線に耐えながらトリトンの面倒を見た。

トリトンは海に潜る能力が大人よりも優れていた。その日、彼はいつもよりも深く潜ろうとしたのだが、何処からかそれを止めようとする優しい声が聞こえてきた。その声の主は白いイルカのルカーだった。ルカーはトリトンを猪の首岬の洞窟へ連れて行き、彼がトリトン族の忘れ形見であることを話した。13年前にトリトン族がポセイドン族に襲われたとき、両親から預かって洞窟に連れて来たのだ。一平の子だと信じて疑わないトリトンに、髪の色が人と違うこと、そして書付と一緒に置いて行った短剣と衣装が証拠だとルカーは言った。ひどく驚いたトリトンは家に帰って探し、高いところに置かれた行李の中から短剣を見つけた。運命に翻弄されるトリトンは一平が呼び止めるのも聞かずに家を飛び出した。猪の首岬の途中で泣き崩れるトリトンは怪物の咆哮に驚いた。浜に現れたのはポセイドンの手下である巨大なサラマンドラだった。ルカーはトリトンに早く剣と衣装を取るように言った。家に戻ったトリトンは、一平が衣装一式を整えてくれていたことに心を打たれた。ルカーから促されて衣装を身にまとったトリトンは颯爽と家を飛び出した。そしてイルカの背に飛び乗るとサラマンドラを連れ出すために沖へ出た。トリトンはサラマンドラを海深く引き込むことに成功したが、彼の体は水圧に悲鳴をあげた。

屋台的映画館
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さよならジュピター

  • posted at:2010-01-24
  • written by:砂月(すなつき)
さよならじゅぴたー
東宝映画=イオ
配給:東宝
製作年:1983年
公開日:1984年3月17日
総監督:小松左京
監督:橋本幸治
製作:田中友幸 小松左京
製作協力:田中文雄 藤原四郎
原作:小松左京
脚本:小松左京
撮影:原一民
音楽:羽田健太郎
主題歌:「ボイジャー」松任谷由美
・・・:「青い船で」松任谷由美
劇中歌:「さよならジュピター」杉田二郎
・・・:「地球の四季」杉田二郎
美術:竹中和雄
録音:吉田庄太郎
照明:小島真二
編集:小川信夫
衣装デザイナー:志村雅久
助監督:三好邦夫
製作担当:森知貴秀
模型デザイン:宮武一貴
製作協力:東宝映像
特殊技術・特技監督:川北紘一
特殊技術・撮影:江口憲一
特殊技術・照明:三上鴻平
特殊技術・美術:寒竹恒雄
特殊技術・合成:宮西武史
特殊技術・操演:松本光司
特殊技術・特殊効果:渡辺忠昭
特殊技術・助監督:浅田英一
特殊技術・製作担当:池田雅行
出演:三浦友和 ディアンヌ・ダンジェリー 小野みゆき 平田昭彦 森繁久彌
アメリカンビスタ カラー 129分

22世紀前半、地球人口は180億、太陽系宇宙空間の人口は5億に達していた。宇宙空間に住む人々は、困難な環境のもとに新しい資源とエネルギーを開発し、太陽系を超える時代の準備を進めていた。2125年。火星では水資源確保のために氷を融解する作業が進行していた。作戦は成功しダムには大量の水が流れ込んだ。ところが水が引いた地表からは、南米・ペルーにあるナスカの地上絵と同パターンの巨大な図が無数発見されたのだ。この世紀の大発見は火星第一衛星・フォボスにいるモシから宇宙言語学者=ミリセント・ウィレム博士に伝えられた。

地球を出発した長距離貨客宇宙船・トーキョー3は75日間をかけて木星軌道上のミネルヴァ基地に到着したが、その途中のフォボスでミリセントを乗せた。彼女はJS計画調査主任の本田英二に会い計画の一時中止を申し入れた。火星の地表に出現した地上絵は人類発生以前にやってきた宇宙人が残したメッセージであることがわかり、ナスカの地上絵の一部や月の裏側の大図形を合わせて解読した結果、木星の大赤斑の周囲に謎を解く重要な鍵があることがわかったのだ。宇宙人が木星周辺へやってきたのが10万年前、火星へ移ったのが5万年前と推測出来た。だからといって人類悲願の壮大な計画をそう簡単に止めることは出来なかった。

JS計画とは木星太陽化計画のことで、地球連邦大統領府直属の太陽開発機構(SSDO)が推進しているプロジェクトのひとつである。この計画が提唱されたのは2100年で達成目標年度は2140年となっている。太陽系空間には5億人の人々が住んでいるが、彼らは地球上の人口の増加を解消する手段として故郷を離れて行った人々だ。外惑星地域にはエネルギー問題で決定的なハンディキャップがあり、木星で得られる太陽エネルギーは地球上の27分の1にしかならないことから木星以遠では専ら核融合に頼っている。割高になるコストを考えた場合、太陽系最大の惑星である木星を第二の太陽にしてはどうかというアイデアが生まれたのだ。そしてミネルヴァ基地はその拠点となっていた。

英二は地球連邦議会調査団にJS計画の説明を行ったが、トーキョー3には議員だけでなく自然保護団体・ジュピター教団も乗り合わせていた。彼らは木星を守れとシュプレヒコールをあげ、施設の破壊活動を行った。その中には英二の幼なじみであるマリア・ベースハートの姿もあった。

屋台的映画館

電柱小僧の冒険

  • posted at:2010-01-19
  • written by:砂月(すなつき)
でんちゅうこぞうのぼうけん
海獣シアター
配給:海獣シアター
製作年:1987年
公開日:1995年10月21日
監督:塚本晋也
製作:塚本晋也
脚本:塚本晋也
撮影:塚本晋也
音楽:はちかぶり
美術:塚本晋也
照明:塚本晋也
特殊効果:塚本晋也
道具:塚本晋也
イラスト:塚本晋也
編集:塚本晋也
出演:仙波成明 藤原京 叶岡伸 田口トモロヲ 塚本晋也
スタンダード カラー 45分

気弱な学生=ヒカリ・カガヤの背中には生まれつき電柱が生えていたため、小さなころから電柱小僧と呼ばれてからかわれていた。その日も電柱小僧は、公園で三人の同級生からいじめを受けていたが、男勝りな幼なじみのモモコに助けられた。電柱小僧は、自分を助けてくれたお礼として大事に抱えていたタイムマシンを渡そうとした。その機械はあまりにも怪しげな形をしていたため、モモコは受け取りを拒否した。電柱小僧は、試しに機械を作動させて見せると、どこかへ消えてしまった。

暴走したタイムマシンは、25年先の未来に辿り着いた。そこで出会った女教師・サリバは、何故か彼のことを知っていた。現れることを知っていたかのように。彼女はこれまでに起こったことを話してくれた。その世界は10年前に現れた新選組という吸血鬼集団が夜の底から侵出し、アダムジュニア爆弾を破裂させた。空は黒雲に覆われ、太陽の光はさえぎられた。家畜となった人類は、街を逃げ回った。しかしその爆弾の威力には限界があったため、吸血鬼はさらに強力な爆弾の開発を急いでいたのだ。サリバに懇願された電柱小僧は、しぶしぶ吸血鬼退治に出かけた。

屋台的映画館

仮面ライダー THE NEXT

  • posted at:2010-01-14
  • written by:砂月(すなつき)
かめんらいだーざねくすと
「仮面ライダー THE NEXT」製作委員会(東映ビデオ=東映=東映チャンネル=東映エージェンシー)
配給:東映
製作年:2005年
公開日:2005年11月5日
監督:田﨑竜太
製作:石井徹 中曽根千治 古玉國彦 福中脩
エグゼクティブプロデューサー:鈴木武幸
プロデュース:加藤和夫 矢田晃一 白倉伸一郎 武部直美
企画:日達長夫 吉田順 金子建 松田英史
スーパーバイザー:小野寺章
原作:石ノ森章太郎
脚本:井上敏樹
撮影:田中一成
音楽:安川午朗
主題歌:「CHOSEN SOLDIER」ISSA
挿入歌:「Platinum Smile」小坂りゆ
美術:和田洋
キャラクターリファインデザイン:出渕裕
編集:大畑英亮
キャスティングプロデューサー:福岡康裕
ラインプロデューサー:木次谷良助
助監督:高橋浩
制作主任:小沢禎二 石川貴博
制作プロダクション:東映東京撮影所
出演:黄川田将也 高野八誠 加藤和樹 石田未来 森絵梨佳
アメリカンビスタ カラー 90分

巷では顔面を切り裂かれる事件が続発していたが、同時に奇妙な噂が広まっていた。それは超人気アイドル・Chiharuの「プラチナム・スマイル」という曲を聞くと誰かに殺されるというものだった。その都市伝説が世間を騒がせている頃、本郷猛は城南大学付属高等学校の教壇に新米の生物教師として立っていた。真面目過ぎるが故に生徒たちからバカにされるお人好しな彼の正体は、世界を裏で操る秘密結社「ショッカー」の改造人間だった。彼はあることをきっかけにして自我に目覚めると復讐を開始し、刺客として送り込んできた一文字隼人をも巻き込んで戦うことになったのだ。ショッカーを裏切ってから2年が経ったある日、クラスの問題児である菊間琴美の家庭訪問を抜き打ちで行うことにした。彼女はクラスメイトとコミュニケーションを取ることが苦手なため度々授業を休むことがあるのだ。授業が終わると猛は彼女が住むアパートに向かったが、それよりも遅く帰った琴美は関係ねえだろうと捨て台詞を吐くと素通りして戸を閉めた。困った猛は入り口に放置してある段ボールの雑誌をゴミ集積所に出してあげようとしたが、出掛けるために着替えてきた琴美に余計なことをするなよと怒鳴られた。

琴美の唯一の親友はChiharuだった。仕事が忙しくなってからも交流は続いていたが、ある日突然連絡が途絶えた。心配になり連絡ルートを模索した結果、思いついたのはファンクラブの会長・岡村と接触することだった。その夜、琴美は岡村と会う約束しレストランで待ち合わせをしていると窓の外に車の中から手を振る彼の姿が見えた。その後、駐車場へ向かう岡村だったが琴美にChiharuのことを伝えることなく車中で殺された。そのことを知らない琴美は、しばらく待っても彼が店に入ってこないため心配になり迎えに行くことにした。すると見覚えがある車が道路に放置してあり、不思議に思いながら近づいて行くと岡村が顔面を切り裂かれて死んでいた。その惨たらしい様子を見て気絶する琴美に近づいてきたのは猛だった。

猛は琴美をアパートまで運び看病することにしたが、彼女とChiharuが仲良く寄り添う写真立てに手を伸ばそうとしたときに目を覚ました。感謝する琴美は、両親が昨年離婚し既に再婚したことでわずかながらの仕送りで一人暮らししていること、急に連絡が取れなくなったChiharuが最後に泣きながら死にたいと電話してきたことを話した。彼女の身に何かあったとしか考えられないと琴美が言うと猛は協力すると約束したが、日頃から学生たちにバカにされている彼の言葉は信用されなかった。

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黒い十人の女

  • posted at:2010-01-10
  • written by:砂月(すなつき)
くろいじゅうにんのおんな
大映(東京撮影所)
配給:大映
製作年:1961年
公開日:1961年5月3日 併映「おてもやん」
監督:市川崑
製作:永田雅一
企画:藤井浩明
シナリオ:和田夏十
撮影:小林節雄
音楽:芥川也寸志
録音:西井憲一
照明:伊藤幸夫
美術:下河原友雄
特殊撮影:築地米三郎
助監督:中村倍也
編集:中静達治
製作主任:中島実
出演:山本富士子 宮城まり子 中村玉緒 岸田今日子 船越英二 
シネマスコープ モノクロ 103分

テレビ局VTVの番組プロデューサー・風松吉は誰にでも優しく、そして何処か掴みどころのない雰囲気を持っていることが女性たちの母性本能をくすぐった。彼は女優の石ノ下市子、演出家の後藤五夜子、印刷所の三岸三輪子、コマーシャルガールの四村塩など局内の仕事に関わる九人の女性と関係していた。ある日、レストランを訪れた美輪子は風の妻・双葉に離婚して欲しいといきなり切り出した。だが双葉は驚くどころか全てを承知していた。次から次へと愛人を作る夫に愛想を尽かした双葉は離婚しようとも考えたが、結局はしてもしなくても同じだという結論に至った。気にしなければいいのだ。そこで夫のことを考える暇がないようにレストランの経営を始めたのだった。責任を感じないのかという美輪子の問いに、誰かが殺してくれればいいのよと双葉は答えた。

双葉が友人のように親しくしている市子が重要な話を持って来た。それは風を殺害する計画だった。その方法を話し合ううちに、いつしか本題から外れて行った。不思議と子供が産まれないのと市子が疑問を口にすると、双葉は二人の間で起きた出来事を話し始めた。双葉は最初の子供を死産し子供が産めない体になった。すると責任を感じた風も子供を作れない体にしたのだった。あの人を完全に自分のものに出来る人が現れたならあげたっていい、双葉は心からそう思っていた。

美輪子は風に結婚してくださいと頭を下げた。夫に先立たれ、中学生の息子と路頭に迷うのではないかと不安に思っていたときに美輪子は風と出会い、彼の力添えでテレビ局の仕事を請け負うことになった。その結果、会社は存続することになり経営も軌道に乗ったのだ。そのときに受けた恩義を美輪子は片時も忘れたことがなかった。いきなりの告白に風がうろたえていると、そうしないと殺されますよと言った。市子たちの殺害計画を聞いた風は、単なる嫌がらせなのだから深刻に考えることはないと美輪子を諭したのだった。だがその中に双葉がいることを知ると風の顔色が変わった。根が気弱な風は、何故自分が殺されようとしているのか理解が出来なかった。

不安の中で仕事を終えた風が相談相手に選んだのは双葉だった。冗談だと思っていたことも、十人から命を狙われているとなると話は別だ。十人で力を合わせれば完全犯罪も可能だと主張する双葉の話を聞いた風は、女たちから殺されるところを想像した。そしてその十人のうち九人が今まで関係を持った女たちだとを知った風はその人たちと縁を切るから殺すのは止めて欲しいと言った。だが双葉は彼が仕事に忙殺されているうちは態度を変える気はなかった。それが俺を殺す理由か。仕事を辞めれば女たちとも縁が切れると考えた風は、芝居を打って全てを水に流す提案をした。

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