がんばれろぼこん
NET=東映
配給:東映
製作年:1975年
公開日:1975年3月21日 併映「グレートマジンガー対ゲッターロボ」「仮面ライダーアマゾン」「アンデルセン童話 にんぎょ姫」「これがUFOだ!空飛ぶ円盤」「魔女っ子メグちゃん 月よりの使者」
監督:奥中惇夫
プロデューサー:小沢英輔 平山亨 鈴木武幸
原作:石森章太郎
脚本:藤川桂介
音楽:菊池俊輔
音楽制作:あんだんて
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
録音:佐藤修一
効果:阿部作二
美術:宮国登
編集:松谷正雄
記録:宮瀬淳子
計測:松井由守
助監督:加島忠義
進行主任:穂鷹一興
装置:紀和美建
現像:東映化学
主題歌:「がんばれ!!ロボコン」水木一郎 山上満智子とコロムビアゆりかご会
・・・:「ロボコン・ロボット世界一」水木一郎 コロムビアゆりかご会
出演:大野しげひさ 加藤みどり 佐久間真由美 山田芳一 島田歌穂
アメリカンビスタ カラー 25分
お手伝いロボットとして大山家に住み込むことになったロボコン。赤いボディーのロボコンは一生懸命さが持ち味だが、時にそれが仇となり周囲の人々は振り回された。ある日、大山家の長女のみどりが学校の帰りにもらってきた鳥かごを大事に家まで運んでいると、ロボット学校の不良番長ロボット・ロボワルが現れた。中には青色の小鳥が入っており、見せろとロボワルが乱暴に取り上げると蓋が開いた。小鳥は逃げ出すがロボワルは悪びれた様子も見せずその場から去って行った。みどりが悲しくて泣いているとその声を聞いたロボコンが駆けつけた。みどりが事情を説明するとロボコンは怒り、走行形態になって後を追った。そしてロボワルの姿を見つけるとガンツ先生の言い付けを引用しロボットは人間の役に立たなくちゃいけないんだぞと注意した。ところがロボワルは反省どころかイジワルの方がおもしろいと言う始末。頭から煙を吹いて怒ったロボコンは100馬力パンチを放つが、逆に200馬力パンチを返されて吹っ飛び民家のブロック塀を破壊してしまった。
おいらがやっつけてやると言ったものの約束を守れなかったロボコンはみどりに嫌われてしまった。しょんぼりして家に帰ると、みどりの兄のはじめが女の子は強い男の子が好きだからみどりががっかりするのも無理ないよと言った。どうしたら強くなれるか考えていると母の初江がやってきて、悪いイタズラをして小鳥を逃がしたあなたのお友達に今度会ったら注意してねと言った。するとロボコンは、あいつはロボット仲間の名折れだから必ずやっつけてやるよと約束した。
その夜、みどりはあの小鳥が何処へ行ってしまったんだろうと考えながら眠りについた。夢でロボコンと森の中を捜し回っていた彼女は疲れて諦めようとした。すると元はおいらの友達が悪いんだし、みどりちゃんの寂しそうな姿も見ていたら悲しくなるからもう少し捜してみようとロボコンが言った。そこに青い小鳥が横切り木の枝に止まった。そっとロボコンが近づきついに青い鳥を捕まえた。ところがかごの中の鳥は見る見る白くなり、驚いた拍子にかごを落としたことで小鳥はまた逃げて行った。みどりは泣きながら目覚めた。
屋台的映画館
PR