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秘録怪猫伝

  • posted at:2010-04-27
  • written by:砂月(すなつき)
ひろくかいびょうでん
大映
配給:大映
製作年:1969年
公開日:1969年12月20日 併映「眠狂四郎卍斬り」
企画:勝呂敦彦
監督:田中徳三
脚本:浅井昭三郎
音楽:渡辺宙明
撮影:今井ひろし
録音:海原幸夫
照明:美間博
美術:太田誠一
編集:山田弘
音響効果:倉嶋暢
擬斗:楠本栄一
助監督:遠藤力雄
製作主任:村井昭彦
語り手:木村元
現像:東洋現像所
出演:本郷功次郎 小林直美 亀井光代 戸浦六宏 上野山功一
アメリカンビスタ カラー 83分

享保十四年、八代将軍吉宗の頃。九州佐賀三十七万石鍋島丹後守の城中で世にも信じられぬ一つの怪異が起こった。丹後守は、野点で見かけた竜造寺又七郎の妹・小夜の美しさに心を奪われ、側室として迎えるために近習頭の小森半左衛門を又七郎の屋敷へ向かわせた。半左衛門は又七郎の兄妹と幼友達だったこともあり、小夜の心を考えずに無理強いすることだけは避けたいと考えていた。竜造寺家は三代前までは佐賀の領主だったが、些細なことで皇太后の勘気を被り、領主を家臣筆頭の鍋島に取って代わられた。今ではお情けで生かされているが、いかに落剥しているとはいえ妹を側室に差し出す気など又七郎には毛頭なかった。彼はこの話を断わったときの半左衛門の立場を心配した。そこで「妹は不調法者ゆえとても殿のお相手など叶わぬ」と伝えて欲しいと言った。家老矢淵刑部は言い出したら一歩も引かない丹後守の性格を知り尽くしていた。今までは刑部の妹であるお豊の方に執心していたが、小夜に心変わりすれば自分に対する威信の失墜もありうるからだ。そこで彼は半左衛門が帰るのを待ち、又七郎の返事を聞きだして殿に取り次いだのだった。一方的に断わったと刑部が伝えたことで丹後守の怒りは心頭に発した。

絹糸のような雨が降る夜、丹後守から碁の相手をせよとの申し出があり、気が進まないのなら止めた方がいいと小夜は言ったが又七郎は受けることにした。又七郎が迎えの駕籠に乗ろうとしたところ、いつもなら彼のそばにいるはずの愛猫のタマが先回りして威嚇するのだ。何故そんなに機嫌が悪いのだろうかと不思議に思いながら又七郎はタマを抱きかかえ小夜に渡した。盤上の勝負は明々白々、盲目の又七郎の方が丹後守より一枚も二枚も上手だった。そこで丹後守は気を逸らすために小夜のことを考え直さぬかと切り出した。だが又七郎は動じずに、小森殿に伝えた通り妹は不調法なゆえ殿のお相手などと答え、碁の続きを促した。苛立ちを見せた丹後守は益々形勢が悪くなる石を打ち、それに気付くと慌ててしばし待てと言った。だが又七郎は、盤上の争いは真剣の立会いと同じことと殿はいつも申されているではありませぬかと聞く耳を持たなかった。さらに又七郎の補助としてついていた刑部が石を誤魔化して置いたことまで指摘し、一時の勝ち負けにこだわって下賎匹夫の振る舞いをなされてはなりませぬぞと言った。その言葉に丹後守は立腹し刀を抜いたのだった。

夜が明けても又七郎は帰ってこなかったため、小夜は半左衛門に相談した。だが何の手掛かりも得ることが出来ず彼女は不安になるばかりだった。その夜、戸の開く音が聞こえ、小夜は兄が帰ってきたものとばかり思っていた。だが薄暗い部屋にはタマが持ち込んだ血のついた衣類の一部が置かれているだけだった。そのとき部屋に荒々しく入ってきた目付役郷田甚左衛門は、鍋島家からの温厚を台無しにした竜造寺家の知行召上げ並びに場外への追放を言い渡したのだった。
絶望に追い込まれた小夜は決心した。人の生血を吸った猫は魔性となり通力を持つという噂を信じ、愛猫に復讐を託したのだった。小夜は腹を切り、苦しみの中でタマに語り掛けた。「早く私の生血を吸って魔性となり、鍋島家に祟るのじゃ」。タマは小夜のそばに近寄ると赤い血を舐め始めた。そして彼女の最後を見届けると暗闇に消えて行った。

屋台的映画館
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恐怖のカービン銃

  • posted at:2010-04-16
  • written by:砂月(すなつき)
きょうふのかーびんじゅう
蟻プロダクション
配給:新東宝
製作年:1954年
公開日:1954年8月3日 併映「娘ごころは恥づかしうれし」
監督:田口哲 浅野辰雄
脚本:浅野辰雄
音楽:伊藤宣二
撮影:井上莞
照明:沼倉良夫
美術:吉山雅治
録音:井上俊彦
編集:西條賢一
監督補佐:島和彦
進行担当:小林文子
出演:天知茂 三原葉子 村山京司 加藤章 三砂亘
スタンダード モノクロ 46分

昭和29年の梅雨は長かった。一説によるとビキニの灰が日本の上空を去らないからだという。国際的な不安が梅雨空となって被さっているその下では、連日血生臭い殺人や一家心中が続出した。ある日、白昼の日比谷の交差点で事件が発生した。カービン銃を持ったギャングが保安庁技術研究所の経理課長夫妻を四日三晩監禁して千数百万円にのぼる小切手、支払通知書などを奪ったが、夫の佐多は犯人の隙を見て逃亡、交差点を横切って向かいの交番へ駆け込んだのだった。佐多を追い掛けていたギャングたちは途中で追跡を止め、車で逃走した。

日本に氾濫する自動車。その裏には無数の自動車ブローカーが存在した。かつて自動車ブローカーはドル箱の商売だったが、好調だった自動車販売業界に陰りが見え始め、やがて下火となった。そこで彼らは盗品に色を塗り替えたり、中古のエンジンを載せた車を新品に見せかけて販売するなど悪質な手口で金をせしめた。しかし不景気によって車を手放すものは増えても買おうとするものは次第にいなくなり、彼らは別の荒稼ぎを考えなくてはならなくなった。それはブローカーの一人でカービン銃ギャングの太津健一も同じだった。太津の犯罪計画の参謀役は獄中で知り合った円山で、同志を募ると同じブローカー仲間の山元と鷹田が応じた。太津たちが白羽の矢を立てたのは、保安庁技術研究所の経理係長・佐多だった。三日前、佐多が家を欲しがっていることを知った太津は自分の兄の家を見せて90万円を騙し取ろうとしたが、佐多には手持ちの資金がなく作戦は失敗に終わった。だがその間の経緯で大金のにおいを感じ取った太津は、佐多をしつこく付け狙った。

太津は上京すると保安隊に入ったが、生まれつきの見栄っ張りだった彼は元主計少尉と偽っていたことがばれクビになった。だが彼は保安隊を相手に一儲けしようと出入りを止めず、そのときのどさくさでカービン銃を手に入れた。ギャングたちは親戚を見舞って病院から出て来た佐多夫妻を拉致した。彼らは佐多の家に上がり込むと妻を後ろ手に縛って押入れに押し込んだ。そして佐多に銃を突きつけ、保安庁の金庫を職員の出勤前に開させようと脅した。

屋台的映画館

長靴をはいた猫 80日間世界一周

  • posted at:2010-04-13
  • written by:砂月(すなつき)
ながぐつをはいたねこはちじゅうにちかんせかいいっしゅう
東映動画
配給:東映
製作年:1976年
公開日:1976年3月20日 併映「UFOロボグレンダイザー対グレートマジンガー」「秘密戦隊ゴレンジャー 真っ赤な猛進撃!」「ロボコンの大冒険」「一休さん」
監督:設楽博
製作:今田智憲
企画:有賀健 横山賢二
脚本:城悠輔 山崎忠昭
音楽:宇野誠一郎
主題歌:なべおさみ こおろぎ’73 増山江威子
原画:奥山玲子 阿部隆 金山通弘 森英樹 木野達児 的場茂夫 小川明弘 広田全 荒木伸吾 小松原一男 友永和秀 葛岡博 山口泰弘 石黒育
動画:板野隆雄 小林敏明 服部照夫 石山毬緒 薄田嘉信 草間真之介 山田みよ 長沼寿美子 上梨壱也 田村晴夫 布告文 高島鉄男 長崎重信 後藤紀子
トレース:五十嵐令子 奥西紀美子 入江三帆子
彩色:山田純子 鈴木玲子 吉村和子 佐藤道代
ゼログラフ:酒井日出子 高橋啓子
特殊効果:林富喜江 堰合昇
仕上検査:森田博 小椋正豊
仕上進行:平賀豊彦
背景:松本健治 海老沢一男 遠藤重義 原田謙一
美術進行:鳥本武
演出助手:遠藤勇二
進行主任:岸本松司
撮影:高梨洋一 片山幸男
編集:千蔵豊
録音:波多野勲
音響効果:石田サウンド 加藤昭二
記録:大橋千加子
録音スタジオ:タバック
現像:東映化学
製作担当:白根徳重
声の出演:なべおさみ 滝口順平 大塚周夫 富田耕生 水森亜土
アメリカンビスタ カラー 69分

ネズミを助けたことで猫の国を追い出されたペロ。三匹の殺し屋から命を狙われているペロは今、ドンドン街の食堂でウェイターとして働いている。ある日、街の実力者である豚のグルーモンがいつものようにやってきて、いつものように専用テーブルに座った。そしてわしの専用の料理を持って来いとペロに怒鳴りつけたのだった。コックでカバのカーターは、注文書を見るなりこんな難しい料理は出来ないよとつぶやいた。僕が手伝うよと言うが早いか、ペロはあっという間に調理してしまった。腹を減らしてイライラしているグルーモンは接客で大忙しのペロを引きとめ、金ならいくらでもあるから早くしろと言ったが、贔屓せずにまた接客に戻った。業を煮やしたグルーモンは隣で楽しく食事をする市長たちのテーブルを苦々しく眺め嫌味を言った。市長は彼の怒りを静めようとして、新聞に載っていたクエズ運河開通の話題を口にした。これでわずか150日間で世界一周が出来ることになったと告げるが、3年前に三度目の世界一周をしてきたがたっぷり1年は掛かったのに、たった150日で回れるはずがないと一笑に付したのだ。市長と一緒に食事していたドンドンタイムズ社の社長は反論したが、グルーモンはわしが嘘と言ったら嘘だと一歩も引こうとはしなかった。そこに料理を持って現れたペロは、僕なら150日どころか80日あれば世界一周出来ますと自信たっぷりに答えた。するとグルーモンは、周れない方に全財産を賭けようと言った。周れないときはおまえを一生奴隷としてこき使ってやるという横柄なグルーモンの鼻を明かすために、ペロはこの無謀な賭けに挑むことにした。

賭けの勝利となる条件は、80日後の正午の鐘が鳴り終わるまでに時計塔のてっぺんに立つことだった。旅の証人となるのは世界の新聞社だったため、ズルは許されなかった。長い旅は正午の鐘とともに始まり、ペロとカーター、そしてネズミの親子を乗せた船は港を出航した。日頃グルーモンに迷惑している街の人々はペロに声援を送った。各国の名所、旧跡を巡りながらの旅は順調に進んでいたが、厄介なのは三匹の殺し屋が追いかけてきたことだった。おかげでクエズ運河に差し掛かったときには計画よりも大幅に遅れていた。それを取り戻すべくガラビア砂漠で車を飛ばしたが、あまりの暑さにヘトヘトになった。なんとか給水所にたどり着いたものの、何者かによって爆破されてしまった。旅の妨害を企てたのはグルーモンが派遣したオオカミのガリガリ博士で、彼は殺し屋たちに特殊車を提供すると静かに様子を窺うのだった。

屋台的映画館

草の上の仕事

  • posted at:2010-04-06
  • written by:砂月(すなつき)
くさのうえのしごと
ピクチャーズ・アップ
配給:ぴあ
製作年:1993年
公開日:1993年11月20日
監督:篠原哲雄
企画製作:篠原哲雄 菅原明美 上野彰吾
製作コーディネイト:竹平時夫
原案:新藤朝子
脚本:篠原哲雄
音楽:村上浩之
撮影:上野彰吾
録音:田中靖志
編集:西岡容子
衣裳:菅原明美
美粧:竹川のり子
助監督:清水明 小林宏治 谷口正晃
美粧協力:馮啓孝 渡辺克宏
制作協力:板屋ひとみ 松永光代 井原利昌 清水明美
草刈指導:都雲工業 石井杉郎 高橋克典 佐野元
ロケ協力:吉川喜代晴
協力:J・V・D
現像:東映化学
タイミング:安斉公一
オプチカル:根岸誠
ネガ編集:金子尚樹
録音スタジオ:シネマンブレイン
録音オペレイター:臼井勝
編集協力:J.K.S編集室
タイトル:道川昭
製作タイトル:石川美奈子
タイトルイラスト:大賀葉子
特別協力:N・K特機 長栄商店 細谷隆広
出演:後藤直樹 太田光
スタンダード カラー 42分

セミの鳴く夏の日、一台の作業用トラックが高原を走っていた。乗っていたのは草刈り職人とアルバイトの青年二人。現場についてもアルバイトは助手席で居眠りしたまま起きないため、職人は早く降りろよと促した。刈払機を担いだ二人は草の生い茂る場所へ。職人は一面の緑を見渡すとエンジンを始動させた。回転鋸が小気味のいい音で草を刈って行く中、アルバイトは刈払機を担いだまま職人の様子を眺めていた。一向に作業に移ろうとしないことに腹を立てた職人は、何やってんだと怒鳴った。するとようやく肩から下ろし不器用にエンジンを始動した。それを確認した職人は再び作業を始めたが、アルバイトは刈ることなく中断してしまった。職人はアルバイトに近づき、やる気あるのかと再び怒鳴ると、彼はエンジンを始動し作業を始めた。ところが草に隠れていた岩に刃が当たり、危険を感じた職人は無理矢理止めた。刈払機を使ったことがないことを知った職人が説明会で教えたはずだと問いただすと、アルバイトは出席しなかったことを白状した。扱いに慣れているものだと思い込んでいた職人は、早く言えばいいのにと使い方の説明を始めた。機械の使い方はうまくなったものの、アルバイトは度々止めて休んだ。それに気づいた職人が訳を聞くと、機械の震動がきつくてたまらないと言った。すぐに慣れるからガマンしろと言った直後にアルバイトは刈払機の切っ先を宙で振った。親切に教えているのも拘わらず刃先を自分に向けられたことで職人が怒鳴ると、アルバイトは命令口調を止めてくださいと言った。だが非があることを素直に認め作業に戻った。

職人は休憩をとることにした。特に話題が見つからなかったため、彼は草を刈るときのアドバイスをアルバイトにした。コツは、何があるかわからない刃先に神経を集中すると、腰の力が抜けて体全体の力が刃先でひとつになりうまく刈れる、と。作業を再開すると、アルバイトの動きは休憩前よりの幾分良くなった。そこで職人は並行で行っていた作業を単独で任せることにした。順調に行っていた矢先、アルバイトはまた機械を停止させた。岩に刃先を当ててしまったのだ。刃が欠けたことを確認した職人は、車に戻ると工具箱を取り出し回転鋸を取り外した。その代わりに取り付けたのは、「ヒゲ」と呼ばれるナイロン製の紐=ナイロンカッターだった。

屋台的映画館

魔界転生(1981年)

  • posted at:2010-03-28
  • written by:砂月(すなつき)
まかいてんしょう
東映=角川春樹事務所
配給:東映
製作年:1981年
公開日:1981年6月6日
監督:深作欣二
製作:角川春樹
プロデューサー:佐藤雅夫 本田達男 稲葉清治
原作:山田風太郎
脚本:野上龍雄 石川孝人 深作欣二
企画:角川春樹事務所
撮影:長谷川清
音楽:山本邦山 菅野光亮
美術:井川徳道 佐野義和
照明:増田悦章
録音:中山茂二
編集:市田勇
擬斗:菅原俊夫
衣装アドバイス:辻村ジュサブロー
出演: 千葉真一 沢田研二 佳那晃子 緒形拳 室田日出男
アメリカンビスタ カラー 122分

徳川幕府のキリスト教徒弾圧に端を発した島原の乱は、九十四日間の死闘の後、戦いの幕を閉じた。十二万の幕府軍将兵は一揆勢三万七千人をことごとく惨殺、しかもその戦禍を誇大に伝えるために一つの首を二つに断ち割って四万五千個の首を得たと称し勝利の酒に酔った。将兵たちは宴を張り勝利を祝っていたが、突然の落雷に遭った。そのとき、彷徨える魂がこの世に転生した。天草四郎時貞は、苦しみながら死んでいった者たちの恨みを晴らすために神を捨て、慈愛の心をかなぐり捨てた。そして魔界の神を呼び寄せると体内へ受け入れ、復讐の旅に出立した。

肥後之国へ来た四郎は、キリシタンとして数奇な運命を辿った細川ガラシャを甦らせ、阿蘇では未練を残して最後のときを迎えていた宮本武蔵に柳生但馬守宗矩、そして柳生十兵衞三厳と戦う力を与えた。次に奈良へ渡ると、煩悩に打ち勝てずに自害した十文字鎌槍の創始者・宝蔵院胤舜に命を与えた。伊賀之国は甲賀の襲撃に遭い、隠れ里の住民は皆殺しにされた。そのことを知らずにやってきた十兵衞は惨憺たる光景に唖然とした。馬で走り去る一行に出くわし身の危険を感じて木の上に逃げた十兵衞は、その中に隠れ里の霧丸がいることに気付いた。霧丸は以前、柳生家に奉公していた。

四郎は将軍家綱の東照宮参詣に乗じ、ガラシャを巫女として潜り込ませた。松平伊豆守信綱の懐刀であり、伊賀の里襲撃の中心人物である甲賀玄十郎には霧丸をぶつけた。そして島原の乱で陣頭指揮を執った信綱には自らが刃を抜いた。家綱はお玉の方の愛欲に溺れ、次第に狂気じみていった。

十兵衞からの知らせが耳に入ったとき、柳生宗矩は妖刀・村正の手入れをしていた。宗矩は東照宮の変や大奥の乱れはお玉の方から端を発していると考えていた。そこで彼は息子の左門友矩を呼び、乱心を装ってお玉の方を斬るという大胆な計略を話した。

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