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ぼくらの七日間戦争

  • posted at:2007-01-13
  • written by:砂月(すなつき)
角川春樹事務所
配給:東宝
製作年:1988年
公開日:1988年8月13日 併映「花のあすか組」
監督:菅原比呂志
製作:角川春樹
プロデューサー:青木勝彦
プロデューサー補:稲葉一広 松井美左
原作:宗田理
脚本:前田順之介 菅原比呂志
撮影:河崎敏
音楽:小室哲哉
音楽プロデューサー:石川光
主題歌:「SEVEN DAYS WAR」TM NETWORK
挿入歌:「GIRL FRIEND」TM NETWORK
美術:小澤秀高
照明:長谷博
録音:辻井一郎
編集:板垣恵一
助監督:鹿島勤
製作主任:杉崎隆行
製作協力:株式会社角川書店 大王製紙株式会社 株式会社東北新社
出演:宮沢りえ 五十嵐美穂 安孫子里香 菊池健一郎 鍋島利匡
アメリカンビスタ カラー 94分

ある晩、美浜市立青葉中学校1年A組の男子8人は忽然と姿を消した。彼らは大蔵省関東財務局が管理する自衛隊の廃工場を秘密基地にして立てこもったのだ。きっかけは八代先生による持ち物調査だった。生徒たちが朝礼で教室を空けている間に抜き打ちで行ったのだ。厳しい校則や教師による一方的な授業方法に嫌気が差した8人は彼らなりの抵抗を試みたのだった。翌日、心配した母親たちは校長室に押し寄せたが、何の手掛かりも掴めない学校側はただただ謝るばかりだった。学校の指導方針に何か問題が合ったのではないかという菊地英治の母・詩乃の問いに対し、野沢先生は生徒個人か親のしつけに問題があると言った。言い争う両者の間に入った榎本校長は、むやみに騒ぎ立てないようにと釘を刺した。

榎本にとって今回の件が教育委員会に知られることは具合が悪かった。そこでA組の英語の授業を担当している西脇先生からそれとなく聞き出そうとしたが、心当たりがないし彼らはもう子供ではないと言った。すると榎本は、先生は子供たちのことが心配じゃないのかと語りかけるように言って重圧を掛けた。

通報の電話で生徒たちの居場所を知った先生と母親たちは、敷地に乗り込んで説得を試みた。しかし生徒たちは聞く耳を持たず、逆に口撃で理性を失った。八代先生と酒井先生は強行突破を図ったが、彼らの作戦は巧妙で、撤退せざるを得なかった。敵を撃退して士気の上がった生徒たちは、次なる作戦に取り掛かった。弾幕に使用するためのセメント袋が倉庫に大量にあることがわかると中尾和人は奥に進んで行った。ところが足を滑らしてしまい彼は下に落ちてしまった。立ち上がろうとした和人が柱に手を掛けたとき、誤ってボタンを押してしまった。そのとき心配して集まった生徒たちを乗せた巨大なエレベーターが下降を始めたのだ。真っ暗闇の中、彼らが懐中電灯を照らした先には、鈍く輝く物体があった。それは第二次世界大戦に使用された61式戦車だった。

屋台的映画館
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ホワイトアウト

  • posted at:2006-02-23
  • written by:砂月(すなつき)
ほわいとあうと
ホワイトアウト・パートナーズ(日本ヘラルド映画=フジテレビジョン=東宝=日本ビクター=電通=アイ・エヌ・ビー=デスティニー)
配給:東宝
製作年:2000年
公開日:2000年8月19日
監督:若松節朗
製作:坂上直行 宮内正喜 岸田卓郎 高井英幸
企画:塩原徹 河村雄太郎 島谷能成 永田芳男
プロデューサー:小滝祥平 遠谷信幸 石原隆 臼井裕詞
アソシエイトプロデューサー:野口照彦 千野毅彦 佐倉寛二郎 前島良行
原作:真保裕一
脚本:真保裕一 長谷川康夫 飯田健三郎
撮影:山本英夫
音楽:住友紀人 ケンイシイ
照明:本橋義一
録音:小野寺修
美術:小川富美夫
編集:深沢佳文
監督補:森谷晁育
助監督:谷口正行
製作担当:藪下隆 田中盛広
出演:織田裕二 松嶋菜々子 佐藤浩市 石黒賢 中村嘉葎雄
アメリカンビスタ カラー 129分

極寒の12月、日本最大の貯水量を誇る新潟県奥遠和ダム付近で人影が確認された。天候は大荒れだったためダムの運転員たちは説得したが、富樫輝男と同僚の吉岡和志は制止を振り切って遭難者の救出に向かった。猛吹雪の中、富樫たちは遭難者を発見したが二人とも意識を失っていたため背負って帰ることにした。ところが、一人が意識を取り戻して暴れ出し、吉岡はその遭難者とともに転落してしまった。富樫は吉岡を助けに行ったが、彼は右足を負傷して動けなくなっていた。富樫はビパークして吹雪をやり過ごそうとしたが、遭難者の命が明日までもたないと考えていた吉岡は、ダムに戻って救助を呼んで来いと言った。自信がないのかと言われて向きになった富樫はダムを目指したが、ホワイトアウト現象に巻き込まれて無視覚状態に陥ってしまった。翌日、富樫は救助隊に助けられたが、遭難者をかばった吉岡は帰らぬ人となった。

事故から2ヶ月後、吉岡の婚約者だった平川千晶は、彼の仕事に関心を持ち奥遠和を訪れた。出迎えたダム職員の岩崎吉光は車を運転しながら案内をしていたが、猛スピードの白いキャブオーバー車に追い抜かれて思わずあぶないなあと呟いた。車は新潟中央テレビの中継車だった。岩崎の車が最後のトンネルを通過しようとしたとき、停まっているSUV車を発見した。近寄った岩崎は立ち入り禁止であることを忠告したが、銃で撃たれて絶命した。驚きの光景を目撃した千晶は座席の陰に隠れて息を潜めた。その頃、ダムの周辺では不審な人影が目撃されていた。雪の多い季節だというのに大きな荷物を引っ張って登山しているのだ。富樫と村瀬勇治はリフトで接近することにした。村瀬は建物の屋根に上る男たちに呼びかけたが、いきなり発砲された。驚いた富樫は転がるようにして逃げた。

奥遠和ダムはテロリスト集団・赤い月によって占拠された。そしてプログラムが変更されたことで9つの発電所も彼らのものとなった。ボス・宇津木弘貴は、ダムも人質も自分たちの手中にあることを長見警察署に無線で知らせると、それが事実であることを証明するために電力を遮断して見せた。これにより供給地域は停電した。赤い月は24時間以内に不揃いの札で50億円を用意することを要求した。そして要求が聞き入れない場合は人質の殺害とダムの爆破を予告した。仮にダムが爆破で決壊することになれば、6億立方メートルの水が下流域の住民20万世帯を飲み込んでしまうのだ。ダムに通じる唯一のシルバーラインは犯人グループが爆破し、他の県道は雪に埋もれていた。奥遠和ダムは今や雪に守られた要塞と化していた。

人質となった千晶と運転員たちは別室で後ろ手に縛られていた。ガラス越しに監視モニターを見た千晶は、そこに映る微かな人影を目撃した。その話を聞いた職員たちは、皆それが富樫だと口々に言った。責任感が強い彼が生き延びているのなら必ず警察を連れ来ると信じていたのだ。しかし吉岡を見捨てたと思い込んでいた千晶だけは違った。あの人なら逃げるだけよと言い放った。

屋台的映画館

プロフィール

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砂月(すなつき)
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ブログ主はインドア派大分トリニータサポーター

 

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