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ときめきメモリアル

  • posted at:2008-01-25
  • written by:砂月(すなつき)
ときめきめもりある
フジテレビジョン=東映=コナミ
配給:東映
製作年:1997年
公開日:1997年8月9日 併映「デボラがライバル」
監督:菅原浩志
エグゼクティブプロデューサー:松下千秋 佐藤信彦 永田昭彦
プロジェクトプロデューサー:宅間秋史 中曽根千治
プロデューサー:臼井裕詞 関口大輔 手塚治 河瀬光
脚本:岡田惠和
企画:重村一 久板順一朗
撮影監督:高間賢治
音楽プロデューサー:広瀬香美
編曲:佐藤俊彦
主題歌:「セピア色のフォトグラフ」吹石一恵
挿入歌:「誰もいない海」広瀬香美
挿入歌:「働くキリギリス」広瀬香美
美術:和田洋
照明:上保正道
録音:本田孜
編集:只野信也
スクリプター:作間清子
キャメラオペレーター:戸澤潤一
装飾:大庭信正
衣裳コーディネーター:佐藤ミサキ
助監督: 井原真治
進行主任:木次谷良助
宣伝プロデューサー:遠藤茂行
製作協力:東映東京撮影所
出演:岡田義徳 榎本加奈子 中山エミリ 矢田亜希子 山口紗弥加
アメリカンビスタ カラー 91分

瀬戸内海の小さな島に住む高校生・鈴木明彦は、高校最後の夏休みを目の前にして猛烈な恋をしていた。誰にということではなく、恋に恋していた。高校生活が残り少ないにも関わらずこれといって特徴のない時間を過ごしてきた明彦に、親友の村木幸男が「思い出を作ろう」と話しかけてきた。彼が提案する思い出作りとは、女子更衣室に忍び込むことだった。二人は無人の更衣室に入ったが、幸男はビデオカメラを忘れたと言って出て行った。それと入れ替わりにテニスの練習を終えた女子生徒たちが入ってきた。追い詰められた明彦は、ロッカーの中で息を潜めて様子を窺っていた。そこで学園の4大美少女として知られる西村小麦、遠野波絵、原田夏海、横山美潮が海の家でアルバイトをするということを知った明彦は、早速リゾートホテルの柏木を訪ね、レアなスニーカーを交換条件にして参加することになった。海の家は毎年小麦たち四人と佐川浩介の決まったメンバーで運営されているため、経験に乏しい明彦に対する彼女たちの態度は冷たかった。スタッフが開店の準備に追われる中、明彦は早く溶け込もうと努力するが、失敗を繰り返してみんなに顰蹙を買った。準備期間の5日はあっという間に過ぎ、ついに海の家「MANBOW CAFE」はオープンした。

海の家は連日大賑わいで、明彦は忙しい日々を送っていた。そんな中、彼はふと疑問に思った。彼女たちは一生懸命バイトして何にお金を使うのだろう、そして四人と浩介の関係って何だろう、と。

屋台的映画館
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友子の場合

  • posted at:2008-01-22
  • written by:砂月(すなつき)
ともこのばあい
フジテレビ
配給:東映
製作年:1996年
公開日:1996年8月10日 併映「That’s カンニング! 史上最大の作戦?」
監督:本広克行
エグゼクティブプロデューサー:松下千秋 中山和記
プロジェクトプロデューサー:宅間秋史
プロデューサー:小牧次郎 重岡由美子 岩田祐二
原作:藤野美奈子
脚本:青柳祐美子
企画:重村一 久板順一朗
撮影:福田紳一郎
音楽:大島ミチル
主題歌:「くしゃみ」ともさかりえ
技術製作:杉野有光
技術プロデュース:堀田満之
美術プロデュース:板村一彦
ハイビジョンバイザー:皆川慶助
照明:澤田篤宏 加瀬弘行
録音:松永英一
映像:大西幸二
VTR:細野健志
美術デザイン:柳川和央
編集:田口拓也
音響効果:志田博英
スクリプター:佐藤由子
助監督:都築淳一
製作担当:堀井健一
製作協力:共同テレビジョン
出演:ともさかりえ 木村剛 小木茂光 美保純 藤村ちか
アメリカンビスタ カラー 61分

北大宮高校2年B組の田村友子は、教室に弁当箱を忘れたことを思い出した。食べ切れなかったフライが腐っていないか心配でたまらなかった友子は真っ暗な学校に侵入したが、誰もいないはずの教室でコックリさんをする同じクラスの高木美江、五十嵐理沙、嶋田咲子に呼び止められた。いつもは仲の良い四人だが、ヤバいことに関わりたくない友子は理由を付けて逃げようとした。しかし断わり切れずに仲間に入ってしまった。友子たちはこの夏最後の自由な時間を使って小林太郎、岡田時雄、小笠原誠、山田慎二の男子四人と一泊二日の温泉旅行に行くことになっていたが、気になるのは「誰と誰がくっつくか」だった。三人は男子に興味がないという友子を占ってみることにした。その結果、巨漢の「まこと」という答えが出たが、不服な友子は「うそ」と強引にコインを動かし、さらにクラスで一番人気の「たろう」と動かした。咲子たちは友子の行動を疑ったが、彼女はコックリさんのお告げだと言い張った。咲子が気掛かりだったのは、旅行の出発日が13日の金曜日だということだった。そこで咲子は旅の安全を尋ねてみた。するとコックリさんはこう答えを出した。「のろわれる」。

快晴の中、旅行は順調に始まったが、不幸は突然やってきた。電車の中では昼食をどうするかという話題で持ちきりだった。お腹を空かせた太郎にいいところを見せようとした友子は、橋田駅に下車してみんなの分の駅弁を買い込んだ。あとは電車に乗り込むだけ、という状態だったが、名物・たこばしらを売るおばさんの声に呼び止められてしまった。売店に立ち寄った友子は、たこばしらの焼きタイプ、生タイプ、半生タイプを試食するうちにどれにするか迷ってしまい、電車に乗り遅れてしまった。絶望のあまり座り込んでしまう友子だったが、彼女の不幸はまだ序章に過ぎなかった。

屋台的映画館

億万長者(1954年)

  • posted at:2008-01-16
  • written by:砂月(すなつき)
おくまんちょうじゃ
青年俳優クラブ
配給:新東宝
製作年:1954年
公開日:1954年11月22日 併映「最後の女達」
監督:市川崑
企画:本田延三郎
脚本:市川崑
脚本協力:安部公房 横山泰三 長谷部慶次 和田夏十
音楽:団伊玖磨
撮影:伊藤武夫
美術:平川透徹
録音:安恵重遠
照明:平田光治
編集:河野秋和
助監督:小林大平
製作主任:浅野正孝
出演:木村功 久我美子 山田五十鈴 伊藤雄之助 信欣三
スタンダード モノクロ 83分

日本の新名所・数寄屋橋付近の交差点では、少女・鏡すてがか弱き平和を守るためには原爆を作らなければならないと民衆に訴えていた。その頃、小菅刑務所の牢屋の中では、汚職事件で逮捕された与党議員・団海老蔵が新聞に名前が載ることの意義を同罪で捕まった同僚や野党議員に向かって高らかに語っていた。同じ頃、赤坂料亭では芸者・花熊が他の芸者集の前で心得を長々と説いていた。一方、羽田飛行場では海外視察という名目で3ヶ月間の観光旅行を行うアルマイト会社社長・東太賀吉が家族や社員たちに見送られていた。銀座にある日本一正確な時計台の時計はまもなく25時を指そうとしていた。白昼であるにも関わらず。時計が狂っているのだろうか。それとも人間の方が狂っているのだろうか。

K区税務署徴収課に勤務する正直で無口で小心者の舘香六は、鶴亀葬儀社の二階に間借りしている。毎日同じように電車に揺られて出勤する舘は、いつものように税金の徴収に出掛けた。彼が向かった先は、通夜が行われているアルマイト工場だった。社長の東太賀吉が乗った旅客機は欧州に向かって飛行していたが、ヒマラヤ山脈に衝突し墜落したのだ。航空会社の社員が危険な遭難現場から持ち帰ったひしゃげたスプーンを妻・山子は遺骨代わりにして大切にした。それは東が見本として持ち歩いていたスプーンだった。舘は霊前に手を合わせると、山子に昨年度の税金が納められていないから困っていると切り出した。すると山子は困っているのはこっちだと反論した。派手好きの社長は万事宣伝の世の中だと言って借金してまで旅行を計画した。傷害保険がもらえることになっていたが、借金返済や十八人の子供の生活費、そして工場を運営するには到底足りないと主張した。舘は、それでは僕が困るし署長も困ると言った。彼は税金が使われる仕組みを山子にゆっくりと説明した。

舘が次に向かった先は国会議事堂の近くにある贋家だった。妻・はんは舘から受け取った名刺を見るなり大声で笑った。ここでも税金を徴収することが無理だとわかった舘は、自宅から持ってきた手弁当を食べながら夫婦の話を聞くことにした。主の贋十二は三年前まで写真所を経営していたが、その収入だけでは十八人の子供を養うことは出来なくなった。そこで店を手放して収入の多い仕事を手当たり次第に始めたがうまく行かなかった。贋家には家族の他に下宿人の鏡すてが住んでいた。二階を間借りしてるすては一年半程前から家賃を払っていなかったが、かわいそうな境遇に置かれていたことを知っていたため追い出すことが出来なかった。彼女は材料や薬品を持ち込んでは研究に没頭していた。はんは、それが原爆であることを舘に話すと、驚いた彼は放射能の及ばないとされる東京から123.5キロ離れた沼津まで走って逃げた。

屋台的映画館

変態家族 兄貴の嫁さん

  • posted at:2008-01-12
  • written by:砂月(すなつき)
へんたいかぞくあにきのよめさん
国映
配給:新東宝
製作年:1984年
公開日:1984年6月
監督:周防正行
脚本:周防正行
企画:朝倉大介
撮影:長田勇市 滝彰志
音楽:周防義和
演奏:TOJA2
音楽録音:大坂正雄
美術:種田陽平 矢島周平
録音:ニューメグロスタジオ
効果:小針誠一
照明:長田達也 豊見山明長
編集:菊池純一
監督助手:井上潔 富樫森
タイトル:斎藤浩一
現像:東映化学
製作担当:磯村一路
出演:風かおる 山地美貴 麻生うさぎ 大杉漣 下元史朗 
アメリカンビスタ カラー 62分

長男・幸一の結婚式が終わり、新妻の百合子が加わった間宮家では新たな生活が始まろうとしていた。満足げな父・周吉は、いつものようにスナックちゃばんへ出かけていった。周吉はちゃばんのママが亡き妻に似ているという理由で通い詰めていたのだ。兄の結婚式に出席した秋子は、結婚に対する不安を弟の和夫にぶつけた。「このまましばらくOLやって、誰かいい人みつけて結婚したらそれでおしまいなんて、悲しいじゃない、なんだかとっても悲しいじゃない」。

春の穏やかな土手を百合子と周吉は散歩した。百合子は周吉から「あいつの母親にそっくりじゃ」と言われたことがとてもうれしかった。幸一が帰宅すると早速その話をしたが、いちいち真に受けていたら大変だと言われ、悲しい表情をした。百合子は幸一の胸元から覗く無数の傷や火傷に気付いた。「かわいそうに」百合子はそう言ってシャツを脱がすと、傷にキスをした。

今後の生き方に疑問を感じていた秋子はOLを辞め、ソープランド嬢に転身した。しかも最初の客が兄の幸一だったのだ。その幸一はというと、百合子に隠れてちゃばんに通っていた。閉店後はママと二人でSMプレイに明け暮れていたのだ。周吉が度々ママが母親に似ている言っていたことから、秋子は幸一を誘ってちゃばんへ行った。それ以来、幸一はママの虜になっていた。

幸一が家に帰らなくなってから一週間が経った頃、受験に失敗したストレスから和夫が万引きをした。警察署に呼び出された百合子は、和夫を連れ帰ると理由を尋ねた。「なんだかムシャクシャして、スカッとしたくて」。その返答を聞いた百合子は「スカッとしましょ」と誘った。

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シュート!

  • posted at:2008-01-05
  • written by:砂月(すなつき)
しゅーと
松竹
配給:松竹
製作年:1994年
公開日:1994年3月12日
監督:大森一樹
製作:櫻井洋三 ジャニー喜多川
プロデューサー:田沢連二 椿宜和
原作:大島司
脚本:橋本以蔵
撮影監督:高間賢治
音楽:土方隆行
エンディングテーマ:「泣きたい気持ち」SMAP
挿入歌:「心の鏡」SMAP
挿入歌:「真夜中のMERRY-GO-ROUND」SMAP
挿入歌:「負けるなBaby!~Never give up」SMAP
挿入歌:「Hey Hey おおきに毎度あり」SMAP
挿入歌:「MR.LONELY」木村拓哉
録音:橋本泰夫
照明:上保正道
美術:金田克美
編集:池田美千子
助監督:藤嘉行 田村浩太朗
スペシャル・サッカーアドバイザー:ラモス瑠偉
製作協力:ジャニーズ事務所
出演:中居正広 木村拓哉 稲垣吾郎 草彅剛 香取慎吾
アメリカンビスタ カラー 104分

掛川高校一年の田仲俊彦=トシは、東京に転勤が決まった両親に逆らって静岡に残り、サッカーを続ける道を選んだ。彼は中学時代、白石健二、平松和広との掛西中トリオで全国大会のベスト4に勝ち残った。そんな彼らが掛川高校に進学した理由は、久保嘉晴という存在があったからだ。彼らの憧れの先輩である久保は中学時代をドイツで過ごした。帰国後、新設校の掛川高校に進学した久保はキャプテンとして一年生ばかりのチームを引っ張り、静岡県大会で準々決勝に進むという快挙を成し遂げた。この試合を観たトシたちは、久保のレベルの高い技術に魅了された。

期待に胸を膨らませてサッカー部に入ったトシたちだったが、新入部員は雑用ばかりでサッカーの練習をさせてもらえなかった。そのころ憧れの久保は体の不調を訴えて入院し、サッカーへの情熱を失った白石と平松はそれぞれの道を選んだ。ある日、トシが放った右足のシュートに魅せられた同級生の遠藤一美が部室に押しかけ、無理矢理マネージャーに納まった。毎日雑用を押し付けられ不満を漏らす一年生部員に業を煮やした一美は、トシの名で部室の壁に貼り紙をした。それは、インターハイのレギュラーの座とトシの退部を賭けた上級生との試合の挑戦状だった。一美の企みは成功し、日曜日に試合が行われることになったが、一番驚いたのはトシだった。副キャプテンの神谷篤司が率いる二年生チームは、県大会でベスト4の実力を持っていた。試合が始まり、序盤は幸先良く一年生チームが先制した。ところが試合が進むにつれ実力の差は明確になっていった。トシの退部を心配した一美は、白石と平松を呼びに行ったが二人の居場所はわからなかった。がっかりして戻ってきた一美は、グラウンドの様子がおかしいことに気付いた。試合の噂を聞いて心配になった二人が駆けつけてきたのだ。白石と平松は、神谷に入部すると告げるとすぐに試合に参加した。勢いを取り戻した一年生は1点差まで詰め寄ったが、3-4で惜敗した。しかしトシたちの力を認めた神谷は、インターハイのレギュラーを一年生からも選ぶことを約束した。

試合の翌日、ついに久保が戻ってきた。彼は実践をしながらチームメイトの欠点を見抜き、アドバイスしていった。久保はトシが左足でシュートを打つときに軸足が開くことを指摘した。そして弱点を克服出来れば、掛高のエースストライカーはお前だ、と言った。トシはあまりのうれしさに言葉を失った。去ろうとした久保は、振り返って聞いた。「トシ、サッカー好きか?」。

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