ねっけつごるふくらぶ
イメージファクトリー・アイエム
配給:パル企画
製作年:1994年
公開日:1994年7月2日
監督:児玉高志
製作総指揮:市村将之
製作:井手正義
プロデューサー:江木俊夫 松川充雄
プロデューサー補:半澤高弘
原作:鏡丈二 石井さだよし
脚本:前川洋一
企画:半沢浩
撮影:福沢正典
選曲:金成謙二
挿入歌:「Runaway」有馬勤彦
美術:山浦克己
照明:加藤松作
録音:西岡正己
編集:島村泰司
記録:熊野熙子
ゴルフ監修:貝島幸一
助監督:須藤一樹
製作担当:森幸想
製作プロダクション:フィルム・シティ
出演:木村一八 水野美紀 高知東急 武田久美子 田口浩正
スタンダード カラー 90分
KCカントリークラブでは高山商事・営業部のゴルフコンペが行われていた。優勝候補の一課・芝原貴範は、コースを回る途中でボールを見失ってしまった。彼には一打のペナルティが与えられたが、そのボールがコンペの幹事補佐である葛西弘二の鞄の中から見つかり、騒動になった。芝原は、葛西が開発課の野々山辰平に勝たせようとして意図的にボールを隠したと主張した。芝原と辰平はその時点で同スコアだったのだ。芝原に開発課は高山商事のゴミタメだと言われ発奮した辰平だったが、プレッシャーに勝てずに惜敗した。翌日、ゴルフの練習に入れ込みすぎて会社に遅刻した辰平は、入り口で会った結城慎一郎本部長にゴルフに誘ってくれるようにお願いした。結城は売れ残った輸入家庭雑貨の半分を売ることを条件に了承した。
パソコンおたくやイケイケギャルなど個性的な面々が揃う開発課に総務から自称ネクラの須田直子がやってきた。高山商事の倉庫にはバブル絶頂期に買い込んだ圧力鍋が山のように積まれていた。辰平はこの在庫を処分するために葛西と直子の力を借りた。公園で実演販売を行い、二人をサクラとして配置したのだ。辰平の作戦は成功し、ノルマ分は完売した。
事業部では静岡県にゴルフ場を建設する計画が進んでいた。高山ヒルズカントリークラブは周囲の環境を壊さずに自然の地形をそのまま生かす理想のゴルフ場で、それは結城の夢だった。この壮大なプロジェクトは事業部だけでは到底賄いきれないため、各部に協力し合い特別チームを編成することになっていた。そこで辰平は、もしゴルフで結城に勝つことが出来たらそのチームに入れて欲しいと願い出たのだった。
屋台的映画館
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