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えいがくれよんしんちゃんばくはつおんせんわくわくだいけっせん
シンエイ動画=テレビ朝日=ASATSU
配給:東宝
製作年:1999年
公開日:1999年4月17日 併映「クレしんパラダイス! メイド・イン・埼玉」
監督:原恵一
プロデューサー:茂木仁史 太田賢司 堀内孝
原作:臼井儀人
脚本:原恵一
キャラクターデザイン:原勝徳
作画監督:原勝徳 堤のりゆき 間々田益男
美術監督:高野正道 天水勝
撮影監督:梅田俊之
ねんどアニメ:石井卓也
音楽:荒川敏行 浜口史郎
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
演出:水島努
絵コンテ:原恵一 水島努
オープニング曲:「とべとべおねいさん」のはらしんのすけ&アクション仮面
・・・:「いい湯だな」野原一家&わくわく温泉‘99
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 小川真司
アメリカンビスタ カラー 98分

ふたば幼稚園の先生たちは職員旅行で埼玉県の奥秩父にある温泉旅館に泊まっていた。夕食後、よしなが先生、まつざか先生、上尾先生の三人は静かな露天風呂に浸かってリラックスしていたが、大抵このメンバーが集まると誰かの口から出るのは愚痴だった。埼玉にいい温泉があるのは認めるが何故旅行の行き先が職場と同じ埼玉なのかとまつざか先生が言うと、よしなが先生は幼稚園の経営が苦しいのだから仕方がないのではと諭した。それでも納得が行かないまつざか先生に上尾先生は同意を求められたが、私は埼玉が好きなので満足ですと小声で答えた。そんな会話を聞くともなしに聞いていたのは男湯の園長先生だった。その時、小さな揺れが何度も繰り返して起きた。最初は地震かと思ったが、それは足音のようなものとともに徐々に近づいてきたのだ。そして巨大な足らしき物が目の前で停まると同時に顔のような物がこちらを向いたことから、皆驚いて風呂から飛び出したのだった。先生たちは警察に通報するが巨大な怪物は確認されなかった。

翌日、野原家では先生たちがインタビューを受けるテレビを見ながら朝の支度をしていた。ひろしが出勤しようとしたところ、幼稚園が休園するというご近所からの知らせを妻のみさえが伝えた。その理由はどうやら騒動で先生たちが帰って来られないかららしい。それを聞いて大喜びするしんのすけは、ひまわりを連れて買い物に出掛けるみさえから留守番を言いつけられたにもかかわらず浮かれて遊びに出掛けた。すると湯桶を抱える怪しげな男と出会い、成り行きで野原家の風呂に一緒に入ることになった。湯船でくつろぐ男は、風呂は体だけじゃなくて心の汚れも落としてくれることを覚えておけよと言った。しんのすけがいい気分になって眠気に襲われている間に男は姿を消した。

数日後、ペンデュラムやダウジングロッドといったダウジング占いに使う道具を持ったスーツ姿の男たちが春日部にやってきた。彼らが不思議な力によって導かれた先には野原家の一軒家があった。そのすぐ後に二人の警官がやってきた。近所で不発弾が見つかり処理が完了するまで一時的に避難して欲しいというのだ。手荷物をまとめたみさえがひまわりを抱いて家を出るとパトカーが待っていた。愛犬のシロを連れたしんのすけは初めてのパトカーに大興奮。隔離された後部座席と知らずに座ると催眠ガスが発射され三人と一匹は気を失った。しんのすけたちが目覚めた場所はまるで温泉旅館だった。そこは全国の温泉を密かに管理、維持する政府機関「温泉Gメン」の秘密基地なのだ。指を浸けただけで何処の温泉かわかる絶対温泉感覚の持ち主の温泉Gメン隊長の草津によると、首領のドクター・アカマミレ率いる風呂嫌いテロ組織「YUZAME」が地球規模の破壊活動を起こそうとしていることがわかったが、それを阻止するには「金の魂の湯」の力が必要だった。その伝説の温泉は野原家の地下に眠っているのだ。それを聞いたみさえはどう答えていいかわからなかった。

屋台的映画館
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虎影

  • posted at:2016-05-17
  • written by:砂月(すなつき)
とらかげ
「忍者 虎影」製作委員会
配給:ファントム・フィルム
製作年:2015年
公開日:2015年6月20日
監督:西村喜廣
製作総指揮:高橋正
プロデューサー:鈴木宏美 服巻泰三
原作:西村喜廣
脚本:西村喜廣 継田淳
音楽:中川孝
撮影:Shun G. 百瀬
照明:太田博
美術:佐々木記貴
録音:中川究矢
編集:西村喜廣 大永昌弘
VFXスーパーバイザー:鹿角剛
特殊造型・残酷効果:下畑和秀
アクション監督:匠馬敏郎
衣裳:中村絢 村島恵子
ヘアメイク:清水ちえこ
刺青:彫政統 彫成
助監督:塩崎遵
制作担当:伊東祐之
脚本協力:水井真希
整音:岩丸恒
音響効果:渋谷圭介
挿入歌:「水神のための鎮魂歌」松浦りょう
・・・:「爆弾マンボ」壺女
・・・:「拷問部屋の壺おんな」壺女
・・・:「虎影マーチ」トリッピーズ
制作プロダクション:西村映造
出演:斎藤工 芳賀優里亜 しいなえいひ 石川樹 鳥居みゆき
アメリカンビスタ カラー 94分

血も涙もない女として恐れられるホムラ衆の首領の東雲幻斎は忍者の獅子影にソガ国リョウコク寺の地下蔵から二つの巻物を盗んでくるよう命じた。傷を負いながらも戻ってきた獅子影が銀の巻物を差し出すと、それを検めた羅厄は本物だと認めた。すると幻斎がもう一本はどうしたと尋ねた。巻物は金と銀とで一組となっており、獅子影は同じ巻物を狙う者たちと奪い合いになったのだ。任務が遂行出来なかったことを知った幻斎が死を命じると獅子影は命乞いをした。だが夜馬によってその望みは絶たれた。幻斎は夜馬に虎影を連れてくるように言った。

かつてホムラ衆いちの忍者と呼ばれた虎影は六年前にその道を捨て、今は妻の月影や一人息子の孤月と畑を耕しながら静かな生活を送っていた。ある日、夜馬が接触してきたが、今はただの百姓だからお前らとは関係がないと断った。するとその夜に孤月がさらわれ、屋敷に連れて来られた虎影と月影は幻斎から任務を与えられた。その任務とは金の巻物を奪うことだった。ヤゲン藩に古くから続く邪教のヤゲン教は秘密裏に南蛮渡来の武器や黄金に装飾品等々を集めていた。かつてその指導者たちは財宝を何処かに持ち去り隠し場所を二本の巻物に記した。本来は金と銀の巻物を組み合わせることで真の隠し場所がわかる仕組みとなっているのだが、金の巻物は今のヤゲン藩藩主板東リクリの城にあるのだ。ホムラ衆の勢力拡大にはヤゲン藩の隠し財宝が不可欠であり、天下分け目の戦が近いと噂される今、一刻の猶予もないと幻斎は焦っていたのだ。幻斎は孤月を助けたければ二日の間に金の巻物をここへ持って来いと虎影たちに命じた。虎影には勝算があった。以前の任務でヤゲン城に忍び込んだことがあるため城の間取りを知っていたのだ。ヤゲンの村は毎年のように川の氾濫に苦しめられたが、ヤゲン教の衆にとって水は大切な物だった。リクリは城の堀に巨大な水瓶を造り信者や子供たちを借り出して昼夜を問わず石垣を補強していた。噂ではリクリは信者のお布施で膨大な富を得ているらしいが村の田畑はほったらかしになっており、飢えた百姓たちは飢餓で人を食ったらしい。人柱となって死んだ者の着物で村人に変装した二人は儀式で騒然としている城下に侵入し門番を倒すと天守に入った。警備は手薄で、壁を伝って易々と最上階に到達するとからくり仕掛けの宝物庫を開け巻物を見つけた。夜が明けるのを待ち雑踏に紛れて逃げ出そうとしたのだが、彼らの行く手を阻んだのは侍忍者の鬼卍だった。

屋台的映画館

俗物図鑑

  • posted at:2016-05-08
  • written by:砂月(すなつき)
ぞくぶつずかん
-
配給:-
製作年:1982年
公開日:1982年11月8日
監督:内藤誠
企画:桂千穂 内藤誠
製作:束田成太郎 春田克典 藤井寛隆
原作:筒井康隆
脚本:桂千穂 内藤誠
撮影:阪本善尚
音楽:ヒカシュー
美術協力:今村力
タイトル・イラスト:山藤章二
録音:宗方弘好
編集:戸田健夫
記録:高津省子
照明:渡辺昭夫
装飾:上原光雄
美粧:奥村弘子
助監督:中村明
ミス入江の衣裳:大林恭子
8ミリ映画監督:大林千茱萸
スチール:滝本淳助
製作担当:清水一夫
製作主任:橋本寛
進行:森崎紀男
出演:平岡正明 巻上公一 南伸坊 入江若葉 栗林由美子
スタンダード カラー 75分

おかしな評論家の巣窟「梁山泊プロダクション」。そこで何やらおもしろそうなパーティーがあると聞き、てっきり乱交パーティーだと思った風巻機工社長で盗聴評論家の風巻扇太郎は服を脱いで部屋に入った。だがそこにいたのは接待評論家の雷門享介、贈答評論家の平松礼子、横領評論家の本橋浪夫、火事評論家の杉沢亜香など奇妙な連中が天井裏に潜む男をいぶりだそうとしていたのだ。女の喘ぎ声に興奮し足を踏み外して落ちてきたのは管理人で覗きのプロの城亀吉で、享介たちに取り囲まれた彼は出歯亀と罵られた。その後、出歯亀評論家として所属した亀吉はテレビ番組「昼下がりレディズショウ」に出演することになり、社会の敵として俗悪番組追放婦人同盟代表や主婦連代表、全国PTA協議会代表と激論を交わすことになったが、罵倒を受けるその番組は評論家としての登竜門だった。

梁山泊プロダクションで代表を務める享介は水滸伝に出てくる梁山泊のような優れた人物たちが集まる場所を作ろうと考えていた。ところが今いるのは108人に遠く及ばない9人だった。ある日、そこにやってきたのは全身皮膚病の芥山虫右衛門だった。享介は出て行けと叫ぶが息子に追い出されてきたばかりだから帰るところはないと言った。困った享介は帰ってくださいと語気を弱めて治療代の札束を差し出すが、虫右衛門は皮膚病を単に悪い物と決めつけるなんてけしからんと叱った。彼はありとあらゆる皮膚病を肌で感じて本質に触れ思想にまで高めており、評論家になれば住まわせてもらえると聞いてやってきたのだった。

テレビ番組「ミッドナイトショウ」で反吐評論家の片桐考太郎と万引評論家の沼田峰子が俺たちと一緒にするなと主張する片目の文芸評論家と討論をしていた。君たちが一体何を評論するのかと文芸評論家が問うと、考太郎は口先だけではないことを証明すると言った。1年前のある晩、
妻と高校3年の息子を抱えて嫌々ながら会社の接待役として働いていた享介と飲み歩いていた彼は道の端に吐瀉物を見つけた。その見た目や臭い、味からその人物が酔った振りをするために遊び歩く35、6歳の男で、座ったままで仕事をする職業であることを考察した。そしてその後、職業が文芸評論家で身体的特徴が片目であることまで突き止めたのだった。そんなことはありえないと文芸評論家が馬鹿にすると、司会者はスタジオである実験を行うと発表した。それは反吐の鑑定でスタッフや観覧者も含めたスタジオ内にいる人物を特定するというものだった。

屋台的映画館
にんぷうせんたいはりけんじゃーしゅしゅっとざむーびー
「忍風戦隊ハリケンジャー シュシュっと THE MOVIE」製作委員会(東映=東映アニメーション=テレビ朝日=東映ビデオ=アサツー ディ・ケイ=東映エージエンシー=バンダイ)
配給:東映
製作年:2002年
公開日:2002年8月17日 併映「劇場版 仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」
監督:渡辺勝也
製作:福湯通夫 泊懋 早河洋
企画:鈴木武幸 木村純一 石井徹 東聡 河内進 福中脩
プロデューサー:日笠淳 塚田英明 松田佐栄子 矢田晃一
原作:八手三郎
脚本:宮下隼一
音楽:三宅一徳
撮影:菊池亘
美術:山下宏
照明:武田勝三
編集:洲崎千恵子
助監督:中澤祥次郎
進行主任:谷口正洋
録音:渡辺典夫
記録:たなかなつき
音響効果:阿部作二
選曲:みやばかつゆき
装飾:山口康孝 高津装飾美術
装置:紀和美建
操演:船越幹雄
カースタント:タケシレーシング
ダンス指導:豊田典子
美粧:小林裕恵
衣裳:星野裕美 宮本友紀子
キャラクターデザイン:さとうけいいち
企画協力:企画者104
デザイン協力:プレックス
資料担当:葛西おと
造型:前澤範 蟻川昌宏 山本誠一 浅野桂
視覚効果:沖満
デジタル合成:柳原嘉宣 豊直康 上田茂 越智裕司 吉岡直生 道木伸隆 照井一宏
モニターグラフィックス:小林真吾
特殊撮影・撮影:(株)特撮研究所 中根伸治 高橋政千 鈴木啓造 大城真輔 藤浪良平
特殊撮影・照明:(株)特撮研究所 安藤和也 池尾利夫 泉谷しげる
特殊撮影・操演:(株)特撮研究所 鈴木昶 中山亨 花谷充泰
特殊撮影・美術:(株)特撮研究所 松浦芳 梶政幸 山崎功嗣
特殊撮影・デジタル合成:(株)特撮研究所 足立亨 捻橋尚文
装飾協力:アキレス
音楽制作協力:東映音楽出版
エンディング曲:「ハリケンジャー参上!~シュシュっと銀幕バージョン~」高取ヒデアキとハリケンオールスターズ
技術協力:東映化学
宣伝:大西弘行 磯部武志 笹田文代 月岡敏彦
プロデューサー補:宇都宮孝明
製作デスク:荒井成介
製作担当:岩永恭一郎
製作協力:東映テレビ・プロダクション
アクション監督:竹田道弘
特撮監督:佛田洋
出演:塩谷瞬 長澤奈央 山本康平 白川裕二郎 姜暢雄
アメリカンビスタ カラー 30分

ある日、飛行モードの天空神を操縦していた天空忍者シュリケンジャーが謎の飛行体に追跡された。それを知った疾風流忍者学校・忍風館の日向無限斎館長は椎名鷹介 、野乃七海、尾藤吼太に出動を命じた。忍風戦隊ハリケンジャーに変身した3人が助けに向かう中、シュリケンジャーは旋回すると相手の背後を取って攻撃した。飛行体は爆発飛散したかに見えたが、再結集すると翼で反撃した。その一撃で天空神はコントロールを失い地面に叩きつけられたが、飛行体の方も何故かバランスを崩して山に墜落したのだった。

飛行体の謎を解明するために山へ向かったハリケンジャーだったが、墜落したと思われる場所には何もなかった。手分けして探すことになり鷹介が森深く進んで行くと一人の少女が現れ「お前、強いか?」と言った。突然の質問に面食らっていると、ハリケンブルーとハリケンイエローが何者かに攻撃されていた。その相手は宇宙猿忍ザール一族のヒザールとブリザールだった。鷹介がハリケンレッドに変身し2体を蹴散らすと、彼の強さを認めた少女は「お前に私を守らせてやる」と言った。その言葉に皆が混乱している間にヒザールは彼女が身に着けていたペンダントを奪ったが、このままでは少女に危険が及ぶためハリケンジャーは一旦身を引くことにした。

忍風館に連れ帰ると鷹介のことが気に入った少女はアストラム星のプリンセス・ライーナだと名乗り、お腹がすいたから食事を作れだの肩を揉めだのと命令した。その横柄な態度を鷹介が叱ると少女は腹を立てて部屋を出て行った。その時に手裏剣型のアクセサリーを落として行ったが、それは従者ロボットのナックルだった。ナックルはライーナが宇宙一綺麗だといわれるアストラム第4惑星の宇宙一じゃじゃ馬な本物のプリンセスだと言った。彼女は3日前にヒザールたちに捕まり、その後邪悪な宇宙忍者の集団・宇宙忍群ジャカンジャのところへ連れて行かることになった。その時にシュリケンジャーと遭遇したのだが、ライーナは閉じ込められていた袋から抜け出して操縦の邪魔をしたため飛行体が墜落したのだ。ナックルはライーナのことをいろいろと話したが、ある秘密だけは明かさなかった。

屋台的映画館
えいがくれよんしんちゃんでんげきぶたのひづめだいさくせん
シンエイ動画=テレビ朝日=ASATSU
配給:東宝
製作年:1998年
公開日:1998年4月18日
監督:原恵一
プロデューサー:茂木仁史 太田賢司 堀内孝
原作:臼井儀人
脚本:原恵一
キャラクターデザイン:原勝徳
作画監督:原勝徳 堤のりゆき
美術監督:川井憲 古賀徹
設定デザイン:湯浅政明
撮影監督:梅田俊之
ねんどアニメ:石井卓也
音楽:荒川敏行 宮崎慎二
録音監督:大熊昭
編集:岡安肇
演出:水島努
絵コンテ:原恵一
オープニング曲:「とべとべおねいさん」のはらしんのすけ&アクション仮面
主題歌:「PURENESS」SHAZNA
声の出演:矢島晶子 ならはしみき 藤原啓治 こおろぎさとみ 三石琴乃
アメリカンビスタ カラー 99分

福引で屋形船の食事券を当てたふたば幼稚園の園長先生は園児と先生たちを招待した。お台場周遊コースは夜景を見ながら食事が出来ることを売りにしていたが、園児たちはそんなことお構いなしで食事に夢中だった。園児の手前、酒は頼まないことにしていたのだが、刺身にジュースなんてとまつざか先生が呟いたことから園長は気を使ってビールを一本だけ頼むことにした。ところが一本が二本と増えて行き、悪酔いしたまつざか先生は失恋したことを思い出してカラオケで「ひとり上手」を熱唱した。その鬼気迫る表情に先生たちは啞然とし園児たちは怯えた。よしなが先生が無理矢理マイクを取り上げようとしていると、海から一人の女性が船に這い上がってきた。その女性は余程腹が減っていたのか目の前にある食事にがっついたのだった。突然の珍客に戸惑う園長が声を掛けると、女性は世界の平和を守る秘密組織「SML」に所属するコードネーム「お色気」だと言った。

お色気に極秘ディスクを盗まれた悪の秘密結社「ブタのヒヅメ」は彼女を追跡し屋形船の中にいることを突き止めた。そして巨大な飛行船で鷲掴みにした屋形船ごと連れ去ろうとすると、園長先生たちは手分けをして園児を船外に誘導した。だがホッとしたのもつかの間、よしなが先生はしんのすけたち5人がいないことに気づいたのだった。案の定、しんのすけはトイレに個室に籠ったままで、心配した風間くんたちが早く逃げようと促している最中だった。気づいた時には屋形船は上空を飛んでおり逃げることが出来なかった。その頃、女子用の個室では腹一杯になった「お色気」がうたた寝をしていた。

屋形船の残骸が見つかったというニュースを見た野原家は悲しみに暮れていた。父・ひろしは現場でしんのすけを捜そうとするが、母・みさえは悲観的に考えていた。そこに現れた大男は「息子さんは生きている」と断言した。それを聞いてひろしたちは一時的に喜ぶが、得体の知れない大男の言うことなど信用出来なかった。すると彼は「SML」のコードネーム「筋肉」だと名乗り詳細を説明し始めた。「ブタのヒヅメ」が強力な兵器を開発したという情報を得た「SML」はエージェントを送り込んだ。そのエージェントが兵器の核となるパーツを盗み出したが彼と接触する前に捕らえられたのだ。「筋肉」の任務はそのエージェントを救出しパーツを本部に持ち帰ることだった。連れ去られた屋形船にはエージェントとともに5人の園児が乗っていると説明すると、ひろしたちはそれが本当ならば自分たちを連れて行けと言った。

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